2016,11.09 11月9日(水) 杉並稲門会 クラシック音楽愛好会 11月臨時例会のお知らせ

10月例会と、11月のミニコンサート(28日(月))の間隔が空いているので、 臨時例会を行うこととしました。 昼間の時間にじっくり聴く会とします。 荻田さんから以下の企画の提案がありましたので、ご連絡します。

日時: 11月9日(水) 13:30 ~ 15:30 (時間にご注意)
場所: WITH 遊
会費: 500円 (会場費のみ、ノンアルコール)
内容: 「ロザリオのソナタ」ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644~1704)作曲    バッハの約40年前にオーストリアのザルツブルクで活躍したバロック期の作曲家でヴァイオリニスト。 宮廷楽団の宮廷楽長となって活躍しました。 ミサ曲やレクイエムなどもありますが、ヴァイオリンの技巧にすぐれていて、様々なヴァイオリンソナタも作曲しました。 なかでも「ロザリオのソナタ」はもっとも有名です。 彼のヴァイオリンの作品には当時としてはかなり高度な技術を必要とするものも多く、 この「ロザリオのソナタ」もスコルダトゥーラという調弦を変えて演奏する技巧を多用しました。 「ロザリオのソナタ」は、オルガンやテオルボの伴奏による15のヴァイオリンソナタ集とヴァイオリン独奏によるパッサカリアの16曲集からなり、 イエス・キリストの生涯を「受胎告知」、「受難」、「復活」、「戴冠」までの4部に分けて淡々と進められ、 その美しさといい、純粋さといい、本当に心打たれるすばらしい音楽です。 今回はこの曲集を、美しい絵画を各場面ごとにスライドとして投影しながら聴いていただきます。
また、最近はこの曲集に挑戦する演奏家も多く、CDもいろいろとありますので、今回は3人の演奏を聞き比べていただきます。 約2時間近くかかりますが、必ず満足していただけると思います。

(責任者:荻田 清志)

山本 廣資 kankyo_setubi@mbr.nifty.com

 

2016.10.18 10月18日(火) 杉並稲門会 クラシック音楽愛好会第74回例会のお知らせ

今年から始まった、オペラを見る会の第2回です。第1回目の4月にはプッチーニの歌劇「トゥーランドット」を楽しみましたが、with遊の100インチのスクリーンによる映像は好評でした。今月は「魔笛」です。石田さんから下記のレジュメをいただきました。モーツアルトの傑作!楽しみですね。ぜひおいでください。

  • ≪映像によるオペラ≫
    日 時:平成28年10月18日(火) 18時30分~21時頃まで(時間延長します)
  • 会 場:「with 遊」ジョイントホール(167-0051 杉並区荻窪3-46-13-101、ホームページ:http://cafewithyou.web.fc2.com/
  • 会 費:1500円(会場費、飲み物及び乾き物のつまみ付)
  • 曲 目:2幕のドイツオペラ「魔笛」 Die Zauberflote 作曲:W.A.モーツアルト作曲年代:1791年台本:E.シカネーダ初演:ウイーン(アウフ・デア・ヴィーデン劇場) あらすじ古代エジプト。魔法の笛に導かれた王子タミーノが、数々の試練を乗り越えて夜の女王の娘パミーナと結ばれるまで。 王子タミーノは、夜の女王の娘パミーナの肖像を一目みて恋に落ち、僧ザラストロに囚われているパミーナを救い出したら2人を結婚させるという女王の言葉を信じて、魔法の笛と鳥刺しパパゲーノをお供に、ザラストロの神殿へと向かう。神殿の入り口にたどりついたタミーノの前に、弁者が現れ、ザラストロが実は高徳の僧であり、夜の女王こそ悪であると告げる。 タミーノの吹く笛の音を聞きつけ、パミーナとパパゲーノが登場。ザラストロはタミーノとパミーナの愛を認めるが、その成就のためにはいくつもの試練を乗り越えなければならないと告げる。2人は魔法の笛の力を頼りに、無言の行、火と水の行などに耐え抜き、人々の祝福のうちに結ばれ、一方パパゲーノは愛らしいパパゲーナと一緒になる。 夜の女王はザラストロに復讐しようと神殿に忍び込むが、稲妻に打たれて地獄に落ちる。夜の闇が消え去り、太陽の輝くなか、一同は歓びと感謝を歌いあげる。 DVD                            2006年7月ザルツブルク音楽祭ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団  指揮:リッカルド・ムーティ演出:ピエール・オーディ 舞台装置:カレル・アぺル 振付:田中泯 ザラストロ:R.パーペ(B) タミーノ:P.グローブス(T) パミーナ:G.キューマイア(S)パパゲーノ:C.ゲアハーア(B) 夜の女王:D.ラムラウ(S) 3人の少年:ウイーン少年合唱団メンバー 今回は、時間を延長して、21時までとなります。
  • 2次会は、いつもの「龍 記」(167-0032 杉並区天沼2-4-1 T/F:03-3391-8568で行います。
    遅くなりますが、前回、前々回と台風で流れたので一応近くの方でも集まりましょう。
  • 世話人代表 山本廣資(携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2016.10.18 10月18日(火) 杉並稲門会 クラシック音楽愛好会第74回例会開催

~映像によるオペラを観る会第2回~ <歌劇 「魔笛」>

オペラを観る会の第2回目は、モーツアルトの「魔笛」を取り上げました。たくさんある映像の中から、オペラの会の方々が選んだのは、2006年7月のザルツブルク音楽祭の映像。現代風の衣装に、おとぎ話的な雰囲気の目新しい学芸会的な演出で(振付は日本人の田中泯氏)、モーツアルトの傑作をみなさんで楽しみました。
井口さんからはモーツアルトに関する資料を提供いただきました。21時まで時間延長しましたが、第1幕の一部をカットしました。

◆当日鑑賞のDVD  2006年7月ザルツブルク音楽祭 ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団  指揮:リッカルド・ムーティ 演出:ピエール・オーディ 舞台装置:カレル・アぺル 振付:田中泯! 配役:ザラストロ/R.パーペ(B)、タミーノ/P.グローブス(T)、 パミーナ/G.キューマイア(S)、パパゲーノ/C.ゲアハーア(B)、 夜の女王/:D.ラムラウ(S)、3人の少年/ウイーン少年合唱団メンバー (解説:石田、LP/CD/映像提供:根本)

【参加者18名:敬称略・50音順】
明石玲子、芥川愛子、井口昌彦、石田順康、井林伸介、神田育子、坂 治彦、篠 嘉子、田中マリ、月坂奎一郎、土屋洋一、根本坦、早川敏清、平賀英彦、前田研二、安井久子、山本廣資、杠一義 台風の為、2カ月連続で2次会がなかったので、時間は遅かったのですがいつもの「龍記」で行いました。

(文責:山本廣資、写真:今回省略)

今後の予定
11月 9日(水)  臨時例会  ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644~1704)作曲 「ロザリオのソナタ」
11月28日(月!! ) <クラシック音楽愛好会発足6周年記念ミニコンサート付親睦会>  於:杉並公会堂グランサロン
12月20日(火)  <ジュスマイヤー(モーツアルトの弟子)生誕150周年杵> モーツアルト:レクイエム他

2016.09.13 9月20日(火) 杉並稲門会 クラシック音楽愛好会第73回例会開催

~2人のピアニストの生誕100年記念及び今年亡くなった指揮者のコンサート~

先月に続いて今月も台風が近づく中、クラシック音楽を愛する会員が13名も集まり、名ピアニストの演奏と、作曲家・指揮者の指揮する演奏を楽しみました。
初めに、今年の1月5日に亡くなった、作曲家・指揮者のピエール・ブーレーズの指揮で①シェーンベルクの「淨夜」のオーケストラ版。次は生誕100年となる、ソ連・ロシアの名ピアニスト、エミール・ギレリスによる②チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番の1,2楽章/カレル・アンチェル指揮チェコフィルの1954年ライブ。1955年アメリカでの衝撃的デビューの前の演奏。③第3楽章は映像で1969年12月25日の演奏(指揮A.ウォーレンスタイン)。同じく映像で④モーツァルト:ピアノソナタK.310の第1楽章。
ギレリスと同じく生誕100年となる英国のピアニスト、モーラ・リンパニーの演奏は、⑤ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番と、映像で⑥リスト:3つの演奏会用練習曲(S144/R5)第3曲「ため息」を聴きました。
作曲家・指揮者、ブーレーズの話題になった録音では、発売された際に世界で最も遅いと言われた、⑦ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」1,2楽章を聴き、最後に第25回思想・芸術部門で京都賞を受賞した際の、ブーレーズのインタビュー映像を観てお開きとなりました。(LP/CD/映像提供:荻田、根本、山本、杉並中央図書館)

【参加者13名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、荻田清志、神田育子、後藤武司、篠 嘉子、月坂奎一郎、根本坦、早川敏清、堀口哲夫、前田研二、安井久子、山本廣資、 台風の為、今月も2次会はなしとなりました。 (文責:山本廣資、写真:今回省略)

今後の予定
10月18日(火) <第2回オペラの会>モーツアルト:歌劇「魔笛」(ムーティ指揮ザルツブルク音楽祭予定)
11月28日() <クラシック音楽愛好会発足6周年記念ミニコンサート付親睦会>  於:杉並公会堂グランサロン
12月20日(火) <ジュスマイヤー(モーツアルトの弟子)生誕150周年杵> モーツアルト:レクイエム他
その他、10月と11月の間が空いているので、11月9日(水)に、臨時例会を行います。
会場は確保してありますので、特別な企画がありましたらご申し出ください。

2016.08.18 8月16日(火) 第72回例会(CD/LPコンサート)開催

「真夏の夜のクラシック/ポピュラー名曲フェスティバル」

毎年夏の例会はクラシック以外のポピュラー曲を楽しむ会としています。今年は会員の矢島さんに「JAZZ」のお話をしていただきました。なお、タンゴのお好きな村上洋子さん(第3ブロック)にお話していただく予定でしたが、台風接近とのことで、タンゴのCDをお借りするだけとしました。
初めに生誕150年となるエリック・サティの曲から、ピアノ曲①ピカデリー。オナジクサティで、聴く機会の少ない歌曲から、②ジュ・デュ・ヴー、③医者の所で、④いいとも、ショショットを聴きました。次に、ジャックルーシェトリオの演奏で⑤バッハ:イタリア組曲(1,2mov.)を聴き、タンゴは初めにピアソラの曲。リベルタンゴを、⑥ピアソラのバンドネオン演奏と、⑦ヨーヨーマのチェロ及び⑧マリオ・ラスキン、オスカール・ミラーにのチェンバロで聴き、次にアルゼンチンタンゴから、⑨ラ・クンパルシータ(フランティーニ=ポンティエール楽団)、➉El Huracan(台風)(アルフレド・でアンジェリス)を聴きました。
クラシックだけでなくジャズのお好きな矢島さんは、10曲を選定し資料として曲名、解説。編成、制作と表にまとめてこられました。曲名と演奏者をあげますが、楽団名は長いので分かりやすいように省略しました。普段あまり聞くことのないJAZZの名曲、⑪Softly As In A Morning Sunrise (朝日のようにさわやかに)(The Modern Jazz Quaetet)、⑫What A Wonderful World!(Louis Armstrong)、⑬Bags’ Groove(Miles Davis)、⑭Let’s Dance~ Sing, Sing, Sing(With a Swing)(Benny Goodman)、⑮ Goodbye(Benny Goodman)、⑯4.My Funny Valentine(The Miles Davis Quintet)、⑰Tea for Two(Thelonious Monk Trio)、⑱Moannin’( Art Brakey & Jazz Messengers)、⑲Left Alone(Jackie McLean(As)+Trio、⑳ケルン・コンサート(Keith Jarrett(p))の10曲を矢島さんの解説で、台風の近づく中集まった17人の皆さんで楽しみました。

2次会は、台風接近のため中止としました。
(LP/CD提供:荻田、村上(3B)、矢島、山本)

【参加者17名:敬称略・50音順】
井口昌彦、荻田清志、清水 實、篠 嘉子、田中マリ、月坂奎一郎、土屋洋一、鶴田俊正、根本坦、平賀英彦、堀口哲夫、前田研二、松本 輔、矢島章、安井久子、山本廣資、山本和子
(文:山本廣資/写真:平賀英彦)