2017.03.21 3月21日(火)クラシック音楽愛好会 第79回例会(CD/LPコンサート)開催

~昨年亡くなった演奏家を偲ぶ会~

今月は、没後65年以上経って録音は古くなっても、その演奏が「レコード芸術」誌の名曲・名盤○○選に度々取り上げられている、夭折の天才、ディヌ・リパッティの生誕100年1917年3月19日~1950年 12月2日)を記念して、そのピアノ演奏を楽しむこととしました。
聴いた曲は①ショパン:ワルツ(全曲)(独Dacapo)、②、バッハ:コラール前奏曲BWV639(ブゾーニ編、英SP)、③パルティータ第1番(英Col.SP)、④モーツアルト:ピアノソナタK310(ブザンソン、独Dacapo)、⑤グリーグ:ピアノ協奏曲(英HMV Tresury)であった。 リパッティのSP(山本友人三木氏(品川)の持参)を聴けたのは大変良かった。SPらしい良い雰囲気であった。又LPも50年以上前に買って聴き込んだ日本コロンビア盤でなく、買いなおした外盤で聴いたせいか、良い音で聞こえた。 ShureのカートリッジM-47は、この時代の録音との相性がよい様である。
雨天にもかかわらず参加者16人と盛会でした。 二次会はいつもの「優紀」で行いました。
(LP、SP提供:山本、三木)

【参加者16名:敬称略・50音順】 明石玲子、井口昌彦、石田順康、小澤昭彦、大竹孝平(新入会、4B、S.38理工)、神田育子、月坂奎一郎、玉木雅治(日野)、土屋洋一、根本坦、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、三木茂(山本友人・品川)、安井久子、山本廣資、 (文責:山本廣資)   次回、4月18日は、オペラ「カルメン」を映像で楽しむ予定です。

世話人代表 山本廣資 (携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2017.02.21 2月21日(火)杉並稲門会クラシック音楽愛好会第78回例会開催

毎年2月は、昨年亡くなった演奏家を偲ぶ会としております。
今年は、昨年亡くなった演奏家の中から「中村紘子」と「ゾルタン・コチシュ」の二人ピアノ演奏を聴くこととしました。 初めにNHKの中村紘子女史の追悼番組から、N響の初めてのヨーロッパ演奏旅行で、振り袖姿で弾いた①ショパンのピアノ協奏曲を聴きました。
その後②ショパン:英雄ポロネーズ、N響と共演の、③チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番第1楽章、④ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番第1楽章、ソロで⑤バッハ:パルティータ第2番で、往年の活躍を偲びました。 ハンガリーのピアニスト「ゾルタン・コチシュ」は、同世代のシフやラーンキと共に「ハンガリーの三羽烏」と呼ばれたが、晩年には指揮者として活動した。はじめに、⑥ラベル:神聖な舞曲と世俗的な舞曲の指揮と、⑦モーツアルト:幻想曲K475を映像で、⑧モーツアルト:ピアノ協奏曲第23番をCDで楽しんだ。
この日は小平稲門会名曲を聴く会の小川浩史代表も参加され、2次会にも出席いただいて盛り上がりました。
二次会はいつもの「優紀」で行いました。

(映像、CD提供:根本、堀口)
【参加者15名:敬称略・50音順】
明石玲子、井口昌彦、小澤昭彦、小川浩史(小平)、後藤武司、篠 嘉子、月坂奎一郎、田中マリ、根本坦、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、前田研二、安井久子、山本廣資、 (文責:山本廣資) 来月3月21日(火)は、生誕100年を記念して、若くして亡くなった天才ピアニスト、ディヌ・リパッティの演奏を聴く会とします。

2017.01.17 1月17日(火)クラシック音楽愛好会第77回例会及び新年懇親会開催

~ニューイヤーコンサート~

当会の新年会は、年最初の例会の後二次会場である「龍記」で行っておりましたが、時間が遅くなって集まりが悪いので、今年のニューイヤーコンサート(NYCと略)は新年会を兼ねることとしました。
初めに昨年同様①宮城英雄のお琴で「さくら変奏曲」その他と②ルネ・シュメーのヴァイオリン共演での「春の海」をバックに、昨年度の活動報告と本年度の方針を報告しました。昨年度から始まったオペラの会は4月に「カルメン」を取上げます(10月未定)。
なお7周年記念は、11月21日(火)に例会場のwith有で行うこととしました。
はじめはアーサーフィードラー/ボストンポップスの演奏で③ペルシャの市場、④狂詩曲「スペイン」、⑤「アイーダ」大行進曲、⑥ワルツ「金と銀」。根本さんがお持ちの映像でジェンキンス女史の「人間の声の奇跡」から⑦「夜の女王のアリア」。最初ニューイヤーコンサートでも聴いたのですが、新しい会員も多く映像付きなので再度登場。皆さん抱腹絶倒の歌でした。昨年聴かなかったウインナワルツはカルロス・クライバーのウィーンのNYCの映像で⑧「美しく青きドナウ」と⑨「こうもり」序曲。C.クラウス指揮VPOの演奏で➉「アンネン・ポルカ」と⑪「芸術家の生活」。続いてウィーン歌劇場管弦楽団の演奏で、⑫工程円舞曲、⑬トリッチ・トラッチ・ポルカ、⑭春の声(指揮者略)。最後は宮谷美香さんのピアノでショパンのワルツ⑮作品64-1と⑯作品34-2を聴いてお開きとなった。

二次会はいつもの「優紀」で行いました。

(LP、CD、映像提供:井口、根本、山本)

【参加者17名:敬称略・50音順】
明石玲子、井口昌彦、石田順康、小澤昭彦、神田育子、後藤武司、篠 嘉子、田中マリ、鶴田俊正、根本坦、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、前田研二、、山本廣資、山本和子、矢島 章(文責:山本廣資)

来月2月21日は、中村紘子氏はじめ、昨年亡くなった音楽家の演奏を聴く予定です。

2016.12.20 12月20日(火) クラシック音楽愛好会第76回例会開催

~F.X.ジュスマイヤー生誕250年記念 「モーツアルト:レクイエム」~

今年はモーツアルト生誕260年ということもあってか、期せずして年末の3回連続でモーツアルトを聴くこととなりました。(10月・歌劇「魔笛」、11月・ヴァイオリン・ソナタ他、今月レクイエム)。 今月レクイエムを取り上げたのは、未完のまま世を去ったモーツアルトに代わり、この曲を完成させた、弟子のF.X.ジュスマイヤーの生誕250年ということもあります。
はじめに、モーツアルト僕後200年の命日に、ウィーンシュテファン大聖堂で行われたモーツアルトの追悼演奏会(ショルティ指揮ウィーンPho.他の演奏)の映像を観ました。①The Story of Requiem(レクイエム作曲のいきさつ)。②司式、司祭団入場、追悼式と、「第1曲/入祭文」迄。(このLDで演奏されているのはランドン版) 二人の聴き比べという事で、アヴェ・ベルム・コルプスを③モーツアルト作曲版、④ジュースマイヤー作曲版を。次に、ジュースマイヤーの作品から、根本さんにU-チューブで探していただいた、⑤Vn、Vla、Vc、オーボエ、ギターの5重奏曲という珍しい曲の第1、2楽章を聴きました。 メインプログラムのレクイエムは、今年3月5日に86歳で亡くなったアーノンクールを追悼して、⑥彼の指揮によるコンツェトゥス・ムジクス・ウィーンのNHKホールでの来日公演をラクリモーサまで映像で聴き、最後にモーツアルトの作品で⑦聖体の祝日のためのリタニア 変ホ長調 K.243を聴いて今年の例会を締めくくりました。
例会のタイトルを~F.X.ジュースマイヤー生誕250年記念~としたためか、参加者がいつもより少なかった。

【映像/CD/LP提供:根本、山本】
【参加者9名:敬称略・50音順】
明石玲子、石田順康、田中マリ、月坂奎一郎、根本坦、早川敏清、矢島章、安井久子、山本廣資、(芥川愛子:2次会のみ) 2次会は忘年会を兼ねていつもの「龍記」で行いましたが、芥川さんも参加して盛り上がりました。 (文責:山本廣資、写真:今回省略)

今後の予定 平成29年1月17日(火) ニューイヤーコンサート

2016.11.28 11月28日(月) 発会6周年記念懇親会開催

今年のミニコンサート付の懇親会も、昨年と同じ杉並公会堂地下2階の「グランサロン」で開催されました。
杉並稲門会久保田会長、前迫副会長、中野稲門会高田会長はじめ約40名の皆さんが参加されました。 会の進行は昨年と同様で、当会代表世話人山本、久保田会長、高田会長の挨拶の後、はじめにコンサート、その後に親睦パーティーが行われました。総合司会は石田順康さんにお願いしました。
第1部コンサート 今回は、芥川さんの希望曲がモーツアルトのヴァイオリン・ソナタでしたので、モーツアルトの作品を選んでいただきました。 ・W.A.モーツアルト:フルート協奏曲第2番 K314 /(Fl)加藤千里さん(P)荒井美沙樹さん :ヴァイオリンソナタ第26番K.378 /(Vn)芥川愛子さん、(P)飛松利子先生 :「ああ、お母さん、お話したいの」の主題による12の変奏曲 K265 (きらきら星変奏曲 K265)/(P) 荒井美沙樹さん  それぞれの皆さんの熱演で、モーツアルトの名曲を堪能しました。 曲の解説はそれぞれの演奏者の方に行っていただきました。
第2部親睦パーティーは杉並稲門会前迫副会長の乾杯で始まり、大勢の方の参加で賑やかな交流となって盛り上がりました。途中で、早稲田大学交響楽団の野島大誠さん(商学部3年チェロ)による、12月9日スギナも公会堂でのコンサートのPRをしていただき、当会会場の「With遊」のご主人田辺恵一さんの挨拶もありました。 昨年は、早稲田大学校歌の斉唱の際に、使用時間外となってピアノ伴奏ができなかったので、今年は使用時間をずらして、ピアノ、ヴァイオリン、フルートの伴奏で校歌斉唱を行い、松本甫さんの中締めで楽しかった会も終了となりました。 会場の設営や片付けには前田さんをはじめ、会員皆さんのお世話になりました。小林幸司さんは会の参加には間に合わなかったのですが、片づけにお手伝いいただきました。

次回12月20日(火)は、 モーツアルトの弟子ジュースマイヤの生誕250年記念として、彼の補作による、モーツアルのレクイエムその他他を聴きます。

【参加者38名:敬称略・50音順/演奏者4名:上記参照】
明石玲子、井口昌彦、石田順康、石田英子(石田氏夫人)、大田忠雄、小澤昭彦、神田育子、久保田貞雄熊沢明(中野)、厚東健彦、後藤武司、坂治彦、篠嘉子、田口佐紀子、田中マリ、田辺恵一(「With遊」主人)、高田宜美(中野稲門会会長)、高橋美保、月坂奎一郎、土屋洋一、鶴田俊正、根崎健一、根本坦、野島大誠(早稲田大学交響楽団チェロ、商学部3年)、早川敏清、馬場一義、平賀英彦、堀口哲夫、前田研二、前坂靖弘、松本甫、矢島章、若林光(矢島氏友人)、安井久子、山本廣資、山本和子、杠一義、若菜茂

文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

写真/久保田貞雄、、井口昌彦