2015.11.14  11月14日 (土)第182回カラオケ部会開催

第182回カラオケ部会が定例の第2土曜日の14日開催。於、クラブ・イン荻窪。22名参加。A、C室が7名、B室が8名。歌唱曲数はA、B室が7曲、C室が8曲。
[話題1]
紅葉の本格化する11月は会員の歌心も彩り鮮やかであり、歌唱曲総数は延べ151曲の百花繚乱となった。今月は会員に愛唱される人気歌手に異変をきたし、何とAKB48が7曲でトップに躍り出た。これは先月に入会された徳富健一さんがお一人でAKB48の「ロマンスかくれんぼ」「泣きながら微笑んで」などを踊りのパフォーマンスを交えて歌唱されたためで、C室の会員からはミスターAKBの称号が授与された。続いて6曲の北島三郎も意外だが、新曲派の雄・竹田隆雄さんが花咲ゆき美「海鳥哀歌」など女唄4曲が続いたため、お口直しに北島三郎のド演歌「山」「竹」「川」の三連打になった模様。森村恒夫さんも「北の大地」などお得意の元祖3連打で応えた。
[話題2]
ベスト3はトップの常連・五木ひろしの5曲。男唄の松本甫さんが「男の帰り道」「おまえとふたり」、名曲「ふりむけば日本海」は小川啓介さんがお得意の五木節で、笠原美子さんが声楽の達人としての本領を発揮されるなど4名の会員によって。同じくテレサ・テンも4名の会員がノミネート。中でも川口浩司さんは「時の流れに身をまかせ」「つぐない」を没後20年の彼女の魂に届けとばかりに熱唱された。
[話題3]
今月は外国曲を外国語で歌唱される会員が目立った。パヴァロッティばりの声量を誇る片岡泰彦さんはレイ・チャールズ「わが心のジョージア」など5曲、フォークソングの雄・栗山欣二さんがアンディ・ウィリアムス「ムーン・リバー」など4曲、シャンソンの名人・森村恒夫さんがチョン・フニ「アンゲ」など3曲を朝鮮語で披露した。新曲では志柿元啓さんが西田あい「涙割り」をしっとりとしたテイストで、松木一彌さんと竹田隆雄さんが歌唱された黒川真一朗「落ち葉舟」も注目曲である。
[話題4]
毎回、季節に合わせてテーマを設定され、入念な準備をされて例会に臨まれる牧野国義さん。今月は「星」。宇宙のチリとガスから出来ていると言ってしまえば即物的だが、ヒトは星に夢とロマンを求める。坂本九の永遠の名曲「見上げてごらん夜の星を」、“ウォン・チュー”で盛り上がる敏いとうとハッピー&ブルー「星降る街角」、締めは荒木一郎「空に星があるように」まで全8曲に及んだ。山口和夫さんは全8曲とも古賀政男メロディーに統一した選曲。藤山一郎「影を慕いて」に始まり、早稲田の第二の校歌ともいわれる村田英雄「人生劇場」、近江俊郎「湯の町エレジー」など懐しの、心の芯まで響くような見事な歌いっぷりだった。

《参加者》敬称略・室別50音順
A室:井口昌彦 尾上孝 笠原美子 川口浩司 名取義久 前坂靖弘 松本甫
B室:岩堀律子 小川啓介 栗山欣二 藤橋和浩 松木一彌 百地健 森典秋 森村恒夫
C室:片岡泰彦 志柿元啓 竹田隆雄 徳富健一 牧野国義 村上禮三 山口和夫

次回12月は定例の第2土曜日の12日、16時から20時まで。於・クラブ・イン荻窪。入会申込みは、前坂・名取まで。

[文・藤橋/写真・前坂]

RoomA

RoomB

RoomC

2015.10.10 10月10日(土) 第181回カラオケ部会開催

第181回カラオケ部会が定例の第2土曜日の10日開催。於、クラブ・イン荻窪。20名参加。A、B室が7名、C室が6名。歌唱曲数はA室が5〜8曲、B、C室が8曲。
[話題1] 
10月10日は日本の一番美しい秋の日。しのぎやすいカラオケ日和に20名の大台に乗って開催。今月の歌唱曲総数は155曲。愛唱回数の多い人気歌手のトップ5は、五木ひろしの12曲がぶっちぎりの1位、続いて谷村新司、石原裕次郎が7曲、テレサ・テンが5曲、山本譲二、山川豊が4曲である。五木ひろしは松木一彌さんが新曲「夕陽燦燦」をしみじみとした松木節で、松本甫さんは「明日の愛」をハリのある喉で、いずれも1曲目に披露。前坂靖弘さんは魂を込めて「暖簾」「ふるさと」など4曲。川口浩司さんは「千曲川」で郷愁感を誘う、など都合7名の会員に愛唱された。
[話題2] 
谷村新司は百地健さんが「北陸ロマン」「三都物語」など6曲に及んだが、特に「群青」は鬼気迫るものがあった。石村誠人さんは「昴」を昂然と高張る胸で。石原裕次郎は森典秋さんがお一人で「赤いハンカチ」から「夜霧よ今夜もありがとう」までを7曲連続で裕次郎ムードたっぷりに披露。5曲のテレサ・テンは今年が没後20年に当たるアニバーサリーイヤー。村上禮三さんが代表曲「つぐない」「時の流れに身をまかせ」、栗山欣二さんが「別れの予感」、志柿元啓さんが「夜のフェリーポート」を、プロオケ王子が“アジアの歌姫”になりきって切々と歌い上げた。
[話題3]
同じ曲を複数の会員によって愛唱される歌には名曲が多い。名取義久さんが発掘されてから歌い継がれている名曲に北原謙治「ふるさとのはなしをしよう」がある。山本譲二のカバー曲で今月は小川啓介さん、笠原美子さん。八代亜紀「愛の終着駅」も根強い人気を誇り笠原美子さん、藤田敦士さん。戦国の雄・武田信玄を謳った三橋美智也「武田節」を石村誠人さん、森村恒夫さんが詩吟を効かせた名調子で。
[話題4] 
注目の新曲は、竹田隆雄さんが秋岡秀治「威風堂々」、藤田敦士さんが黒川真一朗「落ち葉舟」、志柿元啓さんがキム・ヨンジャ「こころ花」などを披露。毎回、テーマを設定して望む牧野国義さんの10月は季節感のある「月」。抒情歌「月の砂漠」からAndy Williams「Moon River」まで全8曲。唱歌、演歌、ムード歌謡と幅広くカバー。 [話題5] 新会員として、今月から徳富健一さんがデビュー。1981年理工卒。在学中はフォークダンスクラブで活躍しただけに、AKB48の「希望的リフレイン」「ハロウィン・ナイト」「高値の林檎」などを踊りや振り付きを交えて熱唱。演歌が主流のなか爽やかな風が心地よく響き渡った。

《参加者》敬称略・室別50音順 A室:尾上孝 笠原美子 名取義久 前坂靖弘 松木一彌 松本甫 百地健  B室:小川啓介 竹田隆雄 徳富健一 藤田敦士 藤橋和浩 森典秋 森村恒夫  C室:石村誠人 川口浩司 栗山欣二 志柿元啓 牧野国義 村上禮三

次回11月は定例の第2土曜日の14日、16時から20時まで。於・クラブ・イン荻窪。入会申込みは、前坂・名取まで。

[文・藤橋/写真・前坂]

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2015.09.12 9月12日(土) 第180回カラオケ部会開催

第180回カラオケ部会が定例の第2土曜日の12日開催。於、クラブ・イン荻窪。21名参加、A、B、C室とも各7名。歌唱曲数はA室が7曲、B室が8曲、C室が7〜8曲。

9月に入ったとはいえ依然として残暑の厳しい折、前月より1名増での開催。今月の歌唱曲総数は159曲。愛唱された回数の多い人気歌手のトップは五木ひろしが6曲、続いてテレサ・テンが5曲、森進一、美川憲一、吉幾三が4曲で続いた。五木ひろしは、たかたかしの詩に自らが作曲した新曲「夕陽燦燦」を竹田隆雄さん、藤田敦士さんが情感たっぷりに披露。松本甫さんの「凍て鶴」「浜昼顔」の2曲はじめ延べ6曲を、都合5名の会員によって愛唱された。
[話題2] 
テレサ・テンは、畠山萬里さんのジャマイカバージョン「時の流れに身をまかせ」を含めての5曲。同曲は川口浩司さんが正調で、さらに「つぐない」も。「赤坂たそがれ」「黄昏」の2曲は牧野国義さん。4曲の森進一は名曲「北の蛍」を井口昌彦さん、「おんなの挽歌」を名取義久さん、「港町ブルース」を百地健さん。美川憲一はご当地ソングの定番「新潟ブルース」を勝島敏明さん、「湯沢の女」を森村恒夫さん、吉幾三は前坂靖弘さんが「とも子」など3曲をしみじみと歌い上げた。
[話題3] 
選曲のコンセプトをテーマで設定する牧野さんの今月は「黄昏」。あさみちゆき「黄昏シネマ」、ロス・プリモス「たそがれの銀座」など8曲を披露。山口和夫さんのテーマは「長崎」。藤山一郎「長崎の鐘」、瀬川瑛子「長崎の夜はむらさき」など8曲を熱唱。今月の歌唱曲一覧で目についたのは「花」。岡光夫「紅い花」を森典秋さん、岡本敦郎「白い花の咲く頃」を中村昌代さん、こおり健太「山吹の花」とキム・ヨンジャ「こころ花」を井口昌彦さん、藤あや子「花のワルツ」を名取義久さん、氷川きよし「男花」を松本一彌さん、沖田真早美「落花繚乱」を藤田敦士さんの6名で7曲に及んだ。
[話題4] 
今月も話題の新曲が続々と紹介された。竹田隆雄さんは北川裕二「命まるごと」から小林旭「風の守唄」までの8曲すべてが新曲という徹底ぶりで、男唄の山本譲二「夜桜哀歌」から女唄のハン・ジナ「どうせ捨て猫」までのオールラウンド。松木一彌さんは先月の名曲派から本来の新曲派に回帰し、パク・ジュニョン「河口湖」などを切々とした哀愁感の漂う松木節で歌唱された。藤田敦士さんは華かほり「忍び恋」(吉幾三が作詩・作曲)、多岐川舞子「七尾しぐれ」などディープな選曲で唸らせた。井口昌彦さんは健康もすっかり回復、チェウニ「2時間だけのルージュ」などで新曲派の元祖をアピールした。

《参加者》敬称略・室別50音順
A室:尾上孝 勝島敏明 名取義久 前坂靖弘 松木一彌 松本甫 森村恒夫
B室:井口昌彦 片岡泰彦 栗山欣二 畠山萬里 藤田敦士 藤橋和浩 山口和夫
C室:川口浩司 志柿元啓 竹田隆雄 中村昌代 牧野国義 百地健 森典秋

次回10月は定例の第2土曜日の10日、16時から20時まで。於・クラブ・イン荻窪。入会申込みは、前坂・名取まで。

[文・藤橋/写真・前坂]

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2015.08.01 8月1日(土) 第179回カラオケ部会開催

第179回カラオケ部会、8月はお盆を避けて1週早め、第1土曜日の1日開催。於、クラブ・イン荻窪。20名参加、A室、B室が7名、C室が6名。歌唱曲数はA室が約7曲、B室が8曲、C室が9〜10曲。
[話題1] 
今年の日本列島は熱帯諸国並みにとにかく熱い。東京都心の猛暑日は8月20日現在で11日にも達しており、8月1日も猛暑日なため、カラオケ環境としては臨界点を超えたのか、対前月比で5名減の20人で何とか3室開催にこぎつけた。そのため、例月よりも会員の歌唱曲数が1~2曲増えるという思わぬ特典にあずかった。特にC室では一人10曲に達したのが小川啓介さん(10曲目が美空ひばり「みだれ髪」)、勝島敏明さん(10曲目が三浦洸一「踊子」)、牧野国義さん(10曲目がサザンオ-ルスターズ「チャコの海岸物語」)の3名にも上った。
[話題2] 
今月の歌唱曲総数は157曲。その中で多くの会員に愛唱された歌手のトップは3か月ぶりに五木ひろしが返り咲いて7曲、続いて美空ひばりが6曲、吉幾三が5曲で演歌が上位を独占。五木ひろし、といえば松本甫さんで「夜汽車の女」「待っている女」など3曲、松本一彌さんは「浜昼顔」、山口和夫さんは「よこはま・たそがれ」など一曲入魂で。美空ひばりは尾上孝さんが「カチューシャの唄」、畠山萬里さんが「ひばりの佐渡情話」などをしっとりと。吉幾三は前坂靖弘さんがお一人で「ありがとうを言いたくて」、「その昔」など4曲、ニューミュージック派の栗山欣二さんが暑気払いを兼ねたかのように「雪国」を熱唱された。
[話題3]
避暑を求め、せめて歌の舞台だけでも涼しい北海道へ…、まずは道南から名取義久さんがキム・ヨンジャ「函館発・最終便」、川口浩司さんが北島三郎「函館の女」、井口昌彦さんが松坂慶子&浜圭介「哀愁の札幌」、笠原美子さんが秋川雅史「美幌峠」、そして中村昌代さんが加藤登紀子「知床旅情」へとナビゲート。そして北の大地で待っているのは「恋」…。村上禮三さんが小林明子「恋におちて〜Fall in Love」、ピンキーとキラーズ「恋の季節」、百地健さんが坂本冬美「また君に恋してる」 、志柿元啓さんが原田悠里「悲恋」、最後に尾上さんが八代亜紀「なみだ恋」となった。
[話題4] 
歌謡曲の最新情報ウオッチャーの異名を誇る竹田隆雄さんは今月も新曲オンリーのエントリー。西方裕之「港やど」、大月みやこ「愛のかけろう」に始まり、しんがりの8曲目は「宗右衛門町ブルース」で一世を風靡した平和勝治が40年ぶりにリリースした「百歳音頭」までを、詩の世界の奥深さを感じさせる見事な歌いっぷり。その他の新曲では井口さんと志柿さんが秋元順子「ROSE」、内田あかり「アドロ~熱愛」を手堅くカバー。なお、テーマ設定で選曲する牧野さんは夏を意識されて「海」。中島みゆき「海鳴り」、イルカ「海岸通り」はじめ全10曲に及んだ。

《参加者》敬称略・室別50音順 A室:井口昌彦 尾上孝 名取義久 畠山萬里 前坂靖弘 松本甫 山口和夫  B室:笠原美子 川口浩司 栗山欣二 竹田隆雄 藤橋和浩 松木一彌 百地健  C室:小川啓介 勝島敏明 志柿元啓 中村昌代 牧野国義 村上禮三

次回9月は定例の第2土曜日の12日、16時から20時まで。於・クラブ・イン荻窪。入会申込みは、前坂・名取まで。

[文責/藤橋・写真/前坂]

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2015.07.11 7月11日(土) 第178回カラオケ部会開催

第178回カラオケ部会、定例の第2土曜日の11日開催。於:クラブ・イン荻窪。25名参加、A室、B室が9名、C室が7名。歌唱曲数はA室、B室が6曲、C室が約8曲。
[話題1]
前日までの肌寒い雨模様が一変して早朝から気温はぐんぐん上昇し、30度をはるかに突破して猛暑日となった当日は、会員の歌心も燃えるかのように今年一番の参加者数25名を記録した。対前年同月比でも3名の増である。ちなみに今年1〜7月までの参加者は延べ153名だが、対前年同期比では3名減。これは主にゲストの減少によるが、今年に入って新会員が4名も増加しているので年間でのトータルでは前年並みが見込まれる。
[話題2]
7月の歌唱曲総数は161曲。その中で多くの会員に愛唱された歌手のトップは先月に引き続き石原裕次郎が9曲(延べ;以下同様)、五木ひろしと岩崎宏美が6曲で続いた。石原裕次郎は山口和夫さんが「夜霧よ今夜もありがとう」から「赤いハンカチ」に至る6曲すべてが裕次郎づくし。中村昌代さんは「東京ナイトクラブ」など2曲、意外なのは新曲派の松木一彌さんが「王将・夫婦駒」を披露。五木ひろしは小川啓介さんが「千曲川」など3曲、松本甫さんが「高瀬舟」など2曲を各々魂を込めて熱唱。岩崎宏美は山本新太郎さんお一人で「ロマンス」から「小さな旅」までの6曲すべての“かため唄い”となった。
[話題3] 
しょせんこの世は女と男…、というわけで今月は「女」「男」を冠した曲名が7曲に及んだ。名取義久さんは冠二郎「男の山河」、藤あや子「女のまごころ」とバランス感覚が抜群の選曲。小川さんは五木ひろし「渚の女」(2015年版)、松木さんは大江裕「おんなの嘘」、森村恒夫さんは大月みやこ「女の港」、勝島敏明さんは春日八郎「長崎の女」、そして藤田敦士さんは大川栄策「男の桟橋」であるが、作詞家に男が多いためなのか、女に分がありそうである。女心を切々と歌った都はるみ「大阪しぐれ」は一番人気で尾上孝さん、川口浩二さん、森典秋さんの3名に上った。
[話題4]
今月も発売後間もない新曲が続々と紹介された。竹田隆雄さんは千葉一夫「紫陽花しぐれ」から池田輝郎「ひとりにしないで」まで6曲ともオール新曲の徹底ぶり。藤田さんは椎名佐千子「哀愁…日本海」、桜井くみ子「海宿」など、井口昌彦さんは成世昌平「雪の宿」、香西かおり「とまり木夢灯り」など、松木さんは小田純平「百夜月」、前川清「夢の隣り」などを熱唱され、これから多くの会員によって歌い継がれよう。

《参加者》敬称略・室別50音順
A室:小川啓介 尾上孝 笠原美子 栗山欣二 名取義久 前坂靖弘 松木一彌 松本甫 森村恒夫
B室:井口昌彦 片岡泰彦 川口浩司 竹田隆雄 畠山萬里 藤田敦士 藤橋和浩 山口和夫 山本新太郎
C室:石村誠人 勝島敏明 志柿元敬 中村昌代 村上禮三 百地健 森典秋

次回8月はお盆を避けて1週早め、第1土曜日の1日、16時〜20時まで。於:クラブ・イン荻窪。入会申込みは、前坂・名取まで。

[文責/藤橋・写真/前坂]

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