2016.04.09 4月9日(土) 第187回カラオケ部会開催

第187回カラオケ部会、定例の第2土曜日の9日午後4時開催。於、クラブ・イン荻窪。24名参加。A室が9名、B室が8名、C室が7名。歌唱曲数はA室が6曲、B室が6~7曲、C室が7曲。
[話題1] 
桜吹雪の舞い始めた今回の参加者は24名、歌唱曲総数は158曲に及んだ。季節柄、桜や桃色、春を感じさせる選曲が目立った。とりわけ神田育子さんは松任谷由実「春よ、来い」、森山直太郎「さくら」など6曲も選曲して春の喜びを胸いっぱいに表現。名取義久さんは川中美幸「思い桜」、松木一彌さんは小金沢昇司「春はもうすぐ」、山本新太郎さんは高橋真梨子「桃色吐息」、志柿元啓さんは柳ジュン「さくら恋綴り」を披露、春爛漫を演出した。
[話題2]
今月は全曲とも同一歌手、またはテーマ設定で臨んだ会員が多かった。石村誠人さんは「船方さんよ」はじめオール三波春夫。尾上孝さんは「純子」までオール小林旭。百地健さんは「群青」などオール谷村新司。昨年10月入会の徳富健一さんは11月から「ハロウィン・ナイト」などのAKB48に特化した曲を6ヶ月間43曲連続という快記録を達成。テーマ設定では〈こころ〉の前坂靖弘さんがチューリップ「心の旅」など6曲、〈青春〉の牧野国義さんがカーペンターズ「青春の輝き」など6曲オールのこだわりの選曲。また、北海道新幹線が函館まで開業したことを祝して森典秋さんが北島三郎「函館の女」を軽快に轟かせた。
[話題3] 
新曲派の雄・竹田隆雄さんが新曲にまぎらせて挿入した異色の一曲は坂本志美子「嗚々!八甲田」。八甲田といえば作家・新田次郎の『八甲田山 死の彷徨』が有名で、この小説を原作にして高倉健主演で映画化されたのが1977年。その基になったのが1902年1月に発生した八甲田山での雪中行軍遭難事件。竹田さんは八甲田山方面を旅行された折に地元のガイドから事件の詳細を伺ってから強い関心を抱いていたところに、とあるカラオケ仲間から今回歌唱された曲のテープと楽譜を手渡されたことで歌心に炎が点火され、魂魄を永久にとどめん! との祈りを込めた絶唱となった。 [話題4] 新会員の緑川正人さんは1977年理工卒。工業経営学科で学んだため、社会科学系の講座も多く、その分だけ文系学生のような時間的余裕もあり、雀荘通いで麻雀の腕を磨いた模様。就職は履修科目の影響なのか、今でいう金融工学に目覚めて金融機関に就職、企業年金に携わった。趣味はもちろん麻雀はじめ将棋、サッカー、室内テニス、社交ダンス、それにエレクトーン演奏を少々、と実に多彩。特に将棋は免状だけは5段の腕前。カラオケは今回歌唱した井上陽水「ジェラシー」などのニューミュージック系を得意とするが、フォークも演歌もこなせるという幅の広さが身上。

《参加者》敬称略・室別50音順 A室:石村誠人 小川啓介 尾上孝 竹田隆雄 名取義久 前坂靖弘 牧野国義 松木一彌 山本新太郎  B室:笠原美子 勝島敏明 栗山欣二 藤橋和浩 緑川正人 村上禮三 百地健 森典秋     C室:川口浩司 神田育子 志柿元啓 徳富健一 松本甫 森村恒夫 山口和夫

次回5月は第2土曜日14日、16時から20時まで。於・クラブ・イン荻窪。   入会申込みは前坂・名取・志柿・尾上まで。

[文責/藤橋・写真/前坂]

RoomA

RoomB

RoomC

2016.03.12 3月12日(土)第186回カラオケ部会開催

第186回カラオケ部会、定例の第2土曜日の12日午後4時開催。於、クラブ・イン荻窪。23名参加。
A、B室が各々8名、C室が7名。歌唱曲数はA、B室が各々6~7曲、C室が8曲。
[話題1] 
今月の参加者は前月と同数の23名に達し、活況を呈した。3月の歌唱曲総数は165曲。各会員ともに選曲にはこだわりが感じられた。特にこの日は5年前の3.11東日本大震災の翌日ということもあり、森典秋さんは陸前高田市に残った“奇跡の一本松”をモチーフにした千昌夫「いっぽんの松」を熱唱し、被災地の復興を願った。千昌夫は壊滅状態に陥った陸前高田市の出身だが、代表曲「北国の春」を石村誠人さんがコブシ咲く三陸への望郷の念を込めてコブシを効かせた。
[話題2] 
山口和夫さんの選曲のコンセプトは<職業>。鶴田浩二「街のサンドイッチマン」、コロンビア・ローズ「東京のバスガール」はじめ警察官、役者、漁師など8つの職業の夢や現実、悲哀を歌に乗せて披露した。前坂靖弘さんは全7曲ともにビリー・バンバン。「白いブランコ」や「君の詩」などを通じて青春のノスタルジーへと誘う。ミスターAKBこと徳富健一さんは今月もAKB48への愛が全開。「ラブラドール・レトリバー」から「初日」までの全7曲を踊り付きでパフォーマンス。テーマ設定の元祖・牧野国義さんは<空港>。川野夏美「女の空港」、山内惠介「釧路空港」など全7曲を、透き通った声で歌唱し、空の旅の果てに広がる情熱のドラマへと想いをはせた。
[話題3] 
新会員の神田育子さんは慶応女子高を経て早稲田の門をくぐったという“びっくりぽん”の経歴。法卒後、91年に大学院法研修士課程修了。入学時のカルチャーショックは大きく、なんという開放感、エネルギー、そして素朴さに魅了されたとのこと。学生時代に打ち込んだのは陸上競技。法律の勉強の気分転換に「早稲田大学陸上競技同好会」に入会。主な種目は800m以上で、当時は女子の参加者も少なかったため、参加すれば何らかに受賞したという強運の持ち主。カラオケ会は今月から満を持しての出場で、歌い始めは加藤登紀子の名曲「知床旅情」からカラオケの人生劇場、いざ序幕。

Room A

Room B

room C

皆勤賞を受賞した前坂靖弘さんは当部会長として、さらには杉並稲門会副会長の要職として母校との“きずな”に日夜奮闘。2015年の歌唱回数は83回。エントリー歌手は総勢38名(男25、女13)、アイテムは71曲で3回歌唱は五木ひろし「そして…めぐり逢い」の1曲だけで、2回歌唱は吉幾三「秋風」など10曲。その他の60曲は1回だけの披露で、演歌を中心にニューミュージックから民謡まで幅広いジャンルをこなす。特筆すべきは難易度の高い曲や、新曲のエルアルド「母きずな」にもいち早くチャレンジするなど、当会のムードメーカーとしても大きな存在感を示している。

《参加者》敬称略・室別50音順
A室:井口昌彦 石村誠人 尾上孝 笠原美子 川口浩司 名取義久 前坂靖弘 百地健
B室:神田育子 竹田隆雄 徳富健一 藤橋和浩 松木一彌 松本甫 森典秋 山本新太郎
C室:小川啓介 勝島敏明 志柿元啓 高田豊昭 牧野国義 森村恒夫 山口和夫

次回3月は第2土曜日9日、16時から20時まで。於・クラブ・イン荻窪。   入会申込みは前坂・名取・志柿・尾上まで。

[文責/藤橋・写真/前坂]

2016.02.27 2月13日(土)第185回カラオケ部会開催

第185回カラオケ部会、定例の第2土曜日の13日午後4時開催。於、クラブ・イン荻窪。23名参加、A、B室が各々8名、C室が7名、歌唱曲数はA室が6曲、B室が約7曲、C室が約8曲。
[話題1]
この日の東京都心の気温は21.8度まで上昇して5月上旬並みとなり、四国では春一番を記録(関東地方は翌日)した。定例会の参加者も対前年同月比で6名増と2ヶ月連続で記録を更新した。今月の総歌唱曲数は157曲。愛唱されることの多い人気歌手は常連の五木ひろしで5名の会員が9曲ノミネート。中でも笠原美子さんが「千曲川」「ふりむけば日本海」など4曲、小川啓介さんも「千曲川」と新曲「夕陽燦燦」を熱唱した。
[話題2]
新曲では同一曲を複数の会員がノミネートされたが同部屋でカチ合うことなく、短期間での練習の成果を披露した。伍代夏子「花つむぎ」は松木一彌さん、藤田敦士さん、森村恒夫さん。増位山太志郎「男のコップ酒」は松木さん、藤田さん、竹田隆雄さん。松尾雄史「メルボルン特急」は松木さん、井口昌彦さん。新曲派の元祖・井口さんはNHK朝ドラ「あさが来た」のテーマ曲、AKB48「365日の紙飛行機」を、別室のミスターAKB48の徳富健一さんに先駆けて初飛行した。
[話話3]
テーマ設定がコンセプトの牧野国義さんの2月は「港」。石原詢子「港ひとり」、あさみちゆき「港のカラス」など全7曲を品格のある歌い方で会員を魅了した。前坂靖弘さんは2月らしい「雪」で、北島三郎「風雪流れ旅」、アダモ「雪が降る」など全7曲を哀愁感を漂わせながら詩情豊かに表現した。百地健さんは永遠のテーマの「愛」。越路吹雪「愛の讃歌」、秋元順子「愛のままで」など全8曲を魂を込めて高唱した。
[話題4] 
皆勤賞を受賞した松木一彌さんは名門グリークラブ出身だけに選曲や歌唱法、マナー等のいずれにも確固とした信念、哲学を有している。昨年1年間で通算83回もの歌唱に達したが、選曲は多彩で演歌、ブルース、ムード歌謡、ポップスから唱歌に至る。松木さんが一度マイクを握ると、新曲でも名曲でも詩の世界が鮮やかに再現され、思わず引き込まれずにはいられない。ノミネートした歌手は総勢59名、うち女性は水森かおりの新曲「大和路の恋」など3名3アイテムなため、男唄が95%を占める。同一歌手の同一曲は冠二郎の新曲「酒ものがたり」など3名3アイテムなため実に80アイテムを歌唱したことになる。新曲にもチャレンジしようとする旺盛な進取の精神は早稻田マンそのものである。

《参加者》敬称略・室別50音順
A室:石村誠人 小川啓介 尾上孝 名取義久 畠山萬里 松木一彌 村上禮三 山本新太郎
B室:井口昌彦 笠原美子 栗山欣二 藤田敦士 藤橋和浩 前坂靖弘 牧野国義 山口和夫
C室:川口浩司 志柿元啓 竹田隆雄 徳富健一 松本甫 百地健 森村恒夫

次回3月は第2土曜日12日、16時から20時まで。於・クラブ・イン荻窪。
入会申込みは前坂・名取・志柿・尾上まで

[文責/藤橋・写真/前坂]

Room A

Room B

Room C

2016.01.09 1月9日(土)第184回カラオケ部会開催

第184回カラオケ部会、定例の第2土曜日の9日午後4時開催。於、クラブ・イン荻窪。25名参加、A、B室が各々9名、C室が7名、歌唱曲数はA室が5曲、B室が5〜6曲、C室が7曲。
[話題1] 
新春第1回目の定例会は参加者が25名にも達し、昨年7月以来の数字を記録した。対前年同月比でも3名増。開催前に昨年1年間の皆勤賞(12回参加)、精勤賞(11回参加)受賞者を世話人の名取義久さんより発表があり、会長の前坂靖弘さんから労いの言葉があった。皆勤賞は尾上孝、志柿元啓、名取義久、藤橋和浩、前坂靖弘、松木一彌、松本甫の7名。精勤賞は栗山欣二、牧野国義、森村恒夫の3名(以上50音順;敬称略)。
[話題2]
1月の歌唱曲総数は146曲。今年も新曲でガンガン飛ばしそうな竹田隆雄さんは藤原浩「越前つばき」という、まさに演歌のど真ん中をいきそうな選曲で歌い始め。昨年5月から復活を果たした井口昌彦さんは上沼恵美子「あかんたれ」はじめパンチの聞いた浪花調から、しみじみとしたテイストの歌謡曲まで幅広い歌唱力をアピール。松木一彌さんは心に染み入る松木節でファンが多いが、今回は新沼謙治「酒とふたりづれ」はじめ名曲に絞った選曲。東京ロマンチカ「小樽のひとよ」は1月に聞くと、季節柄によるものか「しばれる」実感もひしひしと伝わってくる。この名曲は山口和夫さん、百地建さんも選曲。
[話話3] 
毎回、尽きることのないテーマ設定で挑む牧野国義さんの1月は、控えめの「小」さい歌い始め。島倉千代子「私の小さな幸せの花」からロス・プリモス「小雨のアムール」まで全6曲。山口和夫さんはマヒナスターズ「泣かないで」などムードコーラスグループの歌謡歌から4曲を選曲。小樽、東京、長崎へと空間移動の疑似体験を提供してくれた。
[話題4] 
皆勤賞を受賞した松本甫さんの歌い初めは、新年らしく五木ひろし「ゆめかぜ」。松本さんは昨年1年間で86回歌唱。うち五木ひろしが32回で新曲「桜貝」は3回、「山河」は2回、それ以外は27タイトルの曲を1回ずつ熱唱。張りとキレのあるノドで五木ワールドへと誘う。男唄を身上とし、前川清は12回、山本譲二と長渕剛は各々10回、以下に山川豊、谷村新司、因幡晃、細川たかし、吉幾三など都合12名の歌手をエントリー。唯一の女性歌手は6月に歌唱された、あさみちゆき「井の頭線」であるが、松本さんにとってはご当地ソングによる選曲だったかもしれない。

《参加者》敬称略・室別50音順
A室:井口昌彦 尾上孝 笠原美子 川口浩司 竹田隆雄 名取義久 前坂靖弘 松本甫 山口和夫
B室:小川啓介 徳富健一 畠山萬里 藤田敦士 藤橋和浩 牧野国義 松木一彌 森村恒夫 山本新太郎
C室:石村誠人 勝島敏明 栗山欣二 志柿元啓 村上禮三 百地健 森典秋

次回1月は第2土曜日9日、16時から20時まで。於・クラブ・イン荻窪。   入会申込みは前坂・名取・志柿・尾上まで。[文責/藤橋・写真/前坂]

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2015.12.12 12月12日 (土)第183回カラオケ部会開催

第183回カラオケ部会、定例の第2土曜日の12日午後4時開催。於、クラブ・イン荻窪。22名参加、A室8名、B、C室が各々7名、歌唱曲数はA室が約7曲、B室が約8曲、C室が7曲。
[話題1] 
12月12日は野球にちなんだ「バッテリーの日」。歌心に燃える会員がマイクとバッテリーを組んで歌唱した曲の総数は154曲となった。今月の人気歌手(複数の会員によって愛唱)のトップは水森かおりが11曲。山崎武正さんが「伊勢めぐり」はじめ7曲、百地健さんが「大和路の恋」など、5名が歌唱。続いて森進一が8曲。松木一彌さんが名曲「北の蛍」はじめ5曲、森典秋さんが「おふくろさん」など、3名が熱唱。菅原洋一は、渡辺とも子とのデュエット「離別(イビョル)」(小川啓介さんが選曲)を含めて8曲で、笠原美子さんが「今日でお別れ」など4曲、森村恒夫さんが「愛のフィナーレ」など3曲。トップの常連・五木ひろしは4番手の4曲。松本甫さんが久しぶりに「芙美子」など3曲を高唱。小林旭も4曲で尾上孝さんが「さすらい」など3曲。参考記録はAKB48の5曲。徳富健一さんお一人で「心のプラカード」などをパフォーマンス。
[話題2] 
12月らしい季節感のある選曲は、名取義久さんが新沼謙治「雪の川」などタイトルに“雪”の入った4曲。イルカ「なごり雪」は村上禮三さんと百地健さん。クリスマスにちなんで畠山萬里さんと森村恒夫さんがビング・クロスビー「ホワイトクリスマス」、百地健さんが山下達郎「クリスマスイブ」。紅葉から落葉の風情が見事な千年の都“京都”で選曲したのは牧野国義さん。しいの乙吉「京都…恋哀しい」などオール京都で7曲。石村誠人さんは石原裕次郎「北の旅人」など“北”の入った6曲。山口和夫さんは青江三奈「長崎ブルース」など8曲すべてが“ブルース”づくし。
[話話3] 
今月も新曲が続々と紹介された。元祖・井口昌彦さんは何と12月2日発売の戸川よし乃「十勝望郷歌」。その飽くなき研究心に感嘆の声が上がった。前坂靖弘さんはブラジル出身の演歌歌手、エドアルド「母きずな」を情感たっぷりに熱唱。エドアルドは11月17日放送のNHK歌謡コンサートでも日本から1万8、000キロも離れたサンパウロから母を会場に呼び寄せて熱唱、聞く母の目にもうっすらと涙…。まさに演歌の真骨頂、演歌は国境を超える。市川由紀乃「命咲かせて」は息の長い新曲で畠山萬里さん。たくみ稜「一人静」はプロオケの達人・志柿元啓さん、水田竜子「霧島の宿」は藤田敦士さんの新曲への愛が伝わってくる一曲。
[話題4]
2015年1月から12月までの1年間に渡る当部会への参加者数は36名、延べで258人、歌唱曲数は延べ1,843曲に上った。これはひと月当たりの参加者が21.5名、歌唱曲数が153.6曲、一人当たり7.1曲である。現会員数が33 名なので毎月の参加率が65.2 %である。2月の例会で部会長の前坂靖弘さんから皆勤賞7名、精勤賞(1回欠席)3名が発表される(氏名は3月に掲載)。

《参加者》敬称略・室別50音順
A室:小川啓介 尾上孝 勝島敏明 徳富健一 名取義久 畠山萬里 前坂靖弘 松木一彌
B室:井口昌彦 笠原美子 藤田敦士 藤橋和浩 村上禮三 百地健 山口和夫
C室:石村誠人 志柿元啓 牧野国義 松本甫 森典秋 森村恒夫 山崎武正

次回1月は第2土曜日9日、16時から20時まで。於・クラブ・イン荻窪。   入会申込みは前坂・名取・志柿・尾上まで。[文責/藤橋・写真/前坂]

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