180220 2月20日(火) 杉並稲門会クラシック音楽愛好会第90回例会開催

~バーンスタイン生誕100年記念コンサート~

例年2月は,前の年に亡くなった音楽家の追悼コンサートであるが、適当な音源が見つからなかったので、今回は「バーンスタイン生誕100年記念コンサートとした。作曲家、指揮者、ピアニストのそれぞれの側面を楽しむことにした。始めにピアノ作品を聴いた。①SEVEN ANNIVERSARIES(1942~1943)と、②FOUR ANNIVERSARIES(1948)、それなりの出来の(失礼!)小品集である。尚、彼のソロピアノ用作品は商品ばかりでLP1枚分である。もっと作曲しておいてほしかったと思った。作曲家の側面はもう一つ、③ウエストサイド物語。演奏は勿論自身の指揮でニューヨークph0の演奏。
ピアニスト側面は④ガーシュインのラプソディー・イン・ブルーの弾き振りで楽しんだ。指揮者バーンスタインについては、たくさんのLP/CDがあるが、⑤DVD「Best of Bernstein 」のコンサート編からいろいろな有名曲のサワリを聴いた他に、レクチュアー編で、「ベートーヴェンの交響曲第5番」、「JAZZの世界」、「指揮法」、などを観た。短時間であるが特にレクチュアが良かった。全部聞きたいと思った。教育者という側面も大きいことが分かった。
尚、ベートーヴェンの交響曲第5番については、昔青少年者向きのテレヴィ番組での、≪第5番交響曲の誕生≫というレクチュアが有名である。(このレコードは持っている)この日風邪で欠席したNe氏に、この映像があるか電話したら、放送されたものをお持ちとの事。臨時例会その他で是非見たい。

(LP/CD/映像提供:山本、井口)

【参加者12名:敬称略・50音順】 井口昌彦、石田順康、神田育子、篠嘉子、定金京子、月坂奎一郎、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、前田研二、安井久子、山本廣資、 (文責:山本廣資、写真:平賀英彦)

2次会はいつもの、「龍記」で行いなましたが。 次回、来年の3月20日(火)は、昨年亡くなった音楽家の特集です。

180208 2月8日 (木)  杉並稲門会クラシック音楽愛好会臨時例会開催

~SPレコードを聴く会~

今年初めの杉並稲門会クラシック音楽愛好会の臨時例会は昨年と同じく「SPレコードを聴く会」である。ウィークデイの午後のひと時の集まりである。はじめにシュヴァイツァー博士の演奏による、バッハのトッカータとフーガを聴いた。 ①ニ短調、②ハ長調、③ト短調(小フーガ)。SPであるが、結構オルガンらしい響きであった。
次は、カペー弦楽四重奏団による、④ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第五番。録音の所為か、盤質の所為かは不明であるが若干貧弱な音であった。以前の持ち主が聴き込んですり減っていたのかもしれない。
びっくりしたのは、⑤ベートーヴェン:交響曲第8番。ワインがルトナー指揮ウィーンフィルの名盤。最新のLP/CDと比較しても引けを取らないほどの迫力ある素晴らしい音!日本コロムビアのレコードである。コルトーの演奏による、⑥ショパンの練習曲Op.25もいい音で、皆さん大いに満足した。

(SP提供:山本)

【参加者7名:敬称略・50音順】 明石玲子、荻田清志、神田育子、月坂奎一郎、早川敏清、山本廣資、肥沼キヨ(山本知人)

臨時例会の後は、荻窪の鳥元で歓談しました。(文責:山本廣資)

171219 12月19日(火)  杉並稲門会クラシック音楽愛好会第88回例会開催

~トスカニーニ特集~

根本さんの企画で、今月は、今年生誕150年、没後60年となる、大指揮者トスカニーニを特集として聴くことにしました。併せて、久しぶりに、ベートーヴェンの第9を取り上げてもらいました。 今回は下記のプログラムを、映像を楽しみました。

1)ドキュメンタリー「トスカニーニの生涯」(1985年)
2)ワーグナー/歌劇「ローエングリン」第1幕への前奏曲(1951年12月29日、 カーネギーホール)
3)映画「YOUNG TOSCANINI」一部(1988年アメリカ映画)
4)ヴェルディ/歌劇「アイーダ」第2幕抜粋(1943年3月22日、NBC 8Hスタジオ)
5)ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱」第3,4楽章(1948年4月3日、NBC8Hスタジオ)
6)チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番第1楽章(ホロヴィッツ(P)(初めの部分のみ)
*演奏はいずれもNBC交響楽団。 (映像提供:根本)

参加者は18名【参加者18名:敬称略・50音順、病気の関係で長期欠席の方や、最近しばらく出てこられない方が見えたのは大変良かった】

井口昌彦、石田順康、大竹孝平、小澤昭彦、後藤武司、篠嘉子、定金京子、月坂奎一郎、土屋洋一、根本坦、根崎健一、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、前田研二、矢島章、安井久子、山本廣資
(文責:山本廣資、写真:平賀英彦)

2次会はいつもの、「龍記」で行いなしたが、寒さの成果参加者は少なかった。
次回、来年の1月17日(火)は、ニュー・イヤーコンサートです。

171121 11月21日(火) 杉並稲門会クラシック音楽愛好会発会7周年記念懇親会開催

今年のミニコンサート付の懇親会は、いつもの例会場「with 遊」で開催されました。杉並稲門会久保田会長、前坂副会長、中野稲門会高田会長はじめ約30名の皆さんが参加されました。
昨年と同様、はじめにコンサート、その後に親睦パーティーが行われました。
第1部コンサート。昨年はモーツァルトを聴いた二で、今年はバッハを、それも無伴奏の作品を聴く会とし、下記のプログラムでピアノ、フルート、ヴァイオリンの演奏を楽しみました。
J.S.バッハ:クラヴィーア練習曲第1巻、パルティータ第6番より「トッカータ」
:平均律ピアノ曲集より第2番プレリュード、フーガ。 (P) 藤川雛子さん
:無伴奏フルートソナタ イ短調 BWV.1013 (Fl)加藤千里さん
:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第1番 BWV.1001   (Vn)芥川愛子さん

第2部親睦パーティーも、会場が狭い分皆さん賑やかで和やかな集まりを楽しみました。普段来られない方も、来ていただいたのは良かったです。 校歌斉唱は昨年同様、ピアノ、ヴァイオン、フルートの伴奏でを行いました。   2次会はいつもの優記で行いましたが、演奏者二人も参加したので話が盛り上がりました。

【参加者27名:敬称略・50音順/演奏者4名:上記参照】
出演者:芥川愛子、加藤千里、藤川雛子
会 員:井口昌彦、石田順康、大田忠雄、大竹孝平、小澤昭彦、加藤尚志、厚東健彦、篠嘉子、田口佐紀子、月坂奎一郎、土屋洋一、鶴田俊正、根本坦、長谷川副会長、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、前田研二、松本甫、矢島章、安井久子、山本富士雄、山本廣資、山本和子、杠一義、

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

12月19日の例会は、トスカニーニ特集とします。

170919 9月19日(火) クラシック音楽愛好会 第85回例会開催

~3人の音楽家の追悼コンサート~
今月も先月に続いて今月も先月に続いて追悼コンサートとなった。
はじめに取り上げたのは、富田勲(1932.4.22~ 2016.5.5)作曲の、子供のための交響詩「ジャングル大帝」。演奏は石丸寛指揮日本フィルの演奏で、日本コロンビアのLP。 曲は聴きやすいいい曲である。
次に、ネヴィル・マリナー(1924.4.15~- 2016.10.2)の指揮で、ハイドン作曲の交響曲のなかから、あまり聴いたことのない第43番「水星」。 映像で、会員の根本氏が持ってきてくれた中から選んだのは、モーツアルトのピアノ協奏曲第20番。ピアニストの名前がないのでおかしいなといっていたら、提示部のみで終了であった。
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ―(1923.10.3~2017.2.21)は、日本でも活躍しておられるので、読響の演奏で、ウエーバーの「魔弾の射手」序曲と、チャイコフスキーの「悲愴」。久々の名曲の登場で皆さん静かに目を閉じて聴いておられ、昔の名曲喫茶の雰囲気となった。

(LP、CD、映像提供:山本、根本)

【参加者15名:敬称略・50音順】
明石玲子、井口昌彦、石田順康、大竹孝平、小澤昭彦、神田育子、定金京子(新入会、4B)月坂奎一郎、土屋洋一、根本坦、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、安井久子、山本廣資
(文責:山本廣資、写真:平賀英彦)

次回、10月17日(火)は、歌劇「トスカ」を映像で観ます。