2016.11.25 11月25日(金)「国際ジャーナリスト千野境子氏講演会」 開催

千野境子氏(国際ジャーナリスト)を講師に、母校中野国際コミュニティプラザ1階会議室にて講演会を開催。会員71名、同伴者8名、近隣稲門会16名、計95名の参加。
午後1時半、萩原企画委員長より開会挨拶。続いて久保田会長の挨拶。田口委員から旧知ならではの講師紹介があり、いよいよ<アジアを土俵に考える―日本の来し方・行く末>と題する講演が、基本的には配布レジュメをもとに始まった。かの米国大統領選挙結果に所謂「戦後レジーム」の終焉を感じたという氏。産経新聞社時代の米国留学やNY支局長経験から今後の展望を論じて下さる。韓国や比国の将来像、露文卒(‘67年)に因み露国との関係性へも言及された。メディアの見識へ苦言も呈され、国際関係ではおもてなしの前にお付き合い法をこそ重視すべきと強調された。
質疑応答後、萩原委員長の閉会挨拶。実に時宜を得た内容の充実した2時間であった。

【嗣永 典子、写真/前坂 靖弘】

受付

千野境子氏を囲んで

田口さんによる講師紹介

千野境子氏

2016.11.05 11月5日(土)秋季ブロック世話人会&懇親会 開催

秋季ブロック世話人会&懇親会を開催しました。因みにブロック世話人会は 春秋2回開催しています。
① 日時:2016年11月5日(土)15:30~16:30
② 場所:荻窪駅南口「ナタラジ」(インド料理レストラン)
③ 出席:世話人=29名、趣味の部会代表世話人=2名、幹事=23名(合計54名)
④ 議題:
(1)「稲門祭」記念グッズ売上報告&お礼
(2)事務局事務量軽減化の報告
(3)2018年(平成30年)会員増強運動に向けてのお願い
(4)新趣味の部会の紹介
(5)役員会の各委員会(組織・企画・広報)の報告
(6)各ブロック報告
(7)質疑応答
⑤ 議事:
(1)「稲門祭」記念グッズは、44万円の売上【目標額:35万円】がありました。 23区稲門会ではトップの売上でした。
ブロック世話人の皆様の販売努力に 感謝いたします。
(2)事務局の事務量軽減化に関しては、1年半に亘って討議を重ねてきましたが、漸く軽減化策が決まりましたことを報告
しました。【参照:11月役員会便り】
(3)大友組織委員長より、2018年春から開始予定の会員増強運動でのブロック世話人のご協力をお願いしました。
(4)新趣味の部会・美術クラブ「稲美会」の栗原正彦代表世話人から、「活動報告」を して頂きました。
(5)尾上企画副委員長より、11月25日(金)開催「講演会(千野境子氏)」への参加呼び掛けと、来年1月28日(土)開催
「新年会」のお知らせを報告しました。
石松広報委員長より、「会報第36号」の発行(12月初旬)と、「会員名簿」の発行(会報と一緒に発行)のお知らせを
報告しました。
(6)各ブロック代表世話人(副代表世話人)から、ブロック活動の近況報告をして 頂きました。 また、「囲碁部会」の山口治夫
代表世話人、並に「クラシック音楽愛好会」の山本廣資代表世話人から、それぞれ部会の近況報告をして頂きました。

ブロック世話人会が無事終了して、「懇親会」を16時半から18時まで開催しました。 最後は名取世話人(第2B)の指揮で校歌を歌って散会となりました。

【加藤 健、写真/石松 浩一郎】

2016.11.03 11月3日(木/ 祝日) 中野稲門会主催「秋川渓谷で芋煮会とバーベキュー」に参加

秋晴れとなった11月3日(文化の日)、毎年恒例の中野稲門会主催「秋川渓谷で芋煮会と バーベキュー」に杉並稲門会から下記10名の皆さんが参加しました。
今回で3回目となるこの行事は、お孫さん達を含めて、近隣稲門会(練馬・北・武蔵野)からの参加者 も含めて総勢約60名の大パーティーとなりました。杉並稲門会にも毎年中野稲門会からお声を掛けて 頂きまして、我々も美味しい「芋煮」と「バーベキュー」に舌鼓を打ち楽しい秋の一日を過ごして来ました。

参加者10名(敬称略・順不同): 前坂靖弘、石松浩一郎、竹田隆雄、松倉崇、渡井弘、中村昌代、明石玲子、大田忠雄、原宏、加藤健

芋煮ナベを仕込み中の石松さん

杉並稲門会10名勢揃い

出来立ての「芋煮」を頬張る杉並稲門会の皆さん

バーベキューの仕込み中の石松さん

芋煮ナベを囲んで(杉並稲門会+中野稲門会)

中野稲門会撮影

2016.10.01 10月1日(土)「杉並・わがまちクリーン大作戦」に参加

今回で14回目の参加となります「杉並区」主催の環境運動「杉並わがまちクリーン大作戦」 は、曇天の中、参加者28名を得て、集合場所の「あんさぶる荻窪」前より環状8号線を 南に五日市街道交差点までの約2キロの歩道両側を清掃しました。
毎年、ゴミは少なくなっていますが、相変わらず「ぽい捨て煙草」が多く、喫煙マナーの欠如 が目立ちました。また、善福寺川沿いに在る「駐在所」前のゴミを清掃していた参加者の 野村さんと中村さんが、『ご苦労さまです。お掃除ありがとうございます』と、駐在所のお巡りさん から声を掛けられたとの報告がありました。『掃除をやって良かった』と、ご両人から感想がありました。
清掃後に、お寿司屋で懇親ランチを食べて散会しました。

【参加者28名(順不同・敬称略)】
久保田貞雄、中村昌代、萩原和之、尾崎政雄、荻野慶人、菊池俊夫、山口治夫、野村修、板垣伸夫、 林正、尾上孝、久留島正和、前田研二、大友和男、松尾清、石松浩一郎、加藤尚志、神田育子、 藤本源次、小澤昭彦、竹田隆雄、名取義久、明石玲子、山口博正、前坂靖弘、柄谷隆宏、伊藤公紀、 加藤健

「あんさぶる荻窪」前で、明石さんと中村さん

「あんさぶる荻窪」前で記念写真

久留島さん、前田さん、石松さん、中村さん、板垣さん、柄谷さん

初参加の萩原さん

前坂さん、久保田さん(中央)、藤本さん

野村さんと中村さん【後方に駐在所が見えます】

2015.12.12 12月12日(土)杉並稲門会主催 講演会 「大隈重信と小野梓」開催

12月12日(土)、早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階会議室において、「杉並稲門会」(以下「杉稲会」)主催講演会「大隈重信と小野梓ー早稲田を創った男 小野梓の誕生と活動」が、近隣稲門会会員をも含め87名(うち留学入寮学生6名)の参加を得て開催された。
講師は大日方純夫・早稲田大学文学学術院教授(大学史資料センター所長兼任)。日本近代史(政治史・警察史・社会史)がご専門の先生なればこそ、草創期の母校を取り巻くお話と来れば、必然的に聴講者の熱い期待感が会場を包む。
午後12時30分より受付開始。定刻の午後1時、本講演会講師の紹介者でもある萩原和之「杉稲会」企画委員長より開会挨拶ならびに講師紹介。そして久保田貞雄「杉稲会」会長より講師ならびに近隣稲門会会員への歓迎と感謝の挨拶があった。
ここでいよいよ講演へ。先生には、図版も多く取り入れられた10ページにわたるレジュメをご用意していただき、またパワー・ポイントをも用いられてのご懇切なるお話である。
小野梓という御方は、生来病弱でありつつも勉学に勤しみ、後年は官僚として財務会計や法務に携わって活躍する一方、〃前髪麗しき頃〃には戊辰戦争へ参加するなど青嵐の気概に満ちておられたようである。 大隈侯との出会いは、同郷人であり恩人であり後に義兄となった小野義真(当時大蔵省に勤務し侯の配下であった)なる御方の紹介であったとか。その後は侯のブレーンとして「3大事業」たる「政党」・「学校」・「書店」の実現へ侯と共に邁進していくことになる。このうち「政党」については「立憲改進党」の結成へ、「書店」については「東洋館書店」の開業へ、そして「学校」については云わずと知れた「東京専門学校」の開校へ、それぞれ結実して行く。
また『国憲汎論』(全3巻)を著し日本国憲法について日本語で日本歴史を踏まえて論述したり、『民法之骨』(上巻のみ)では社会情勢や権利関係への関心を示したりしたものの、斯く七面六臂の活躍真っ只中において、33歳10ヶ月という若さで肺結核のため死去した。
小野梓という御方は、とにかく博覧強記であったようである。また若いころから視野が広かったようである。あの時代の若者なら当然のことなのかも知れぬが、若干18歳で「救民論」(1870)を著し自主自由と世界平和とを論じ〃一大合衆政府の建設〃を提言するなど、やはり只者ではない。当時の社会情勢の要請もあったであろうが、<教養を持つ社会を創ること、そのためには先ず脚下からこそ・・・!>というのが、一貫した彼の一大テーマであったように思われる。だからこそ、官僚としては日本歴史を大切にした国民意識の底上げを図る近代化を進め、在野にては日本語での基本的な教育を重視した基盤作りを進めたのであろう。国威発揚のあるべき根本的姿勢のような気がしてならず、目先だけの上っ面のみの安易なる変化が絶えぬ現代へ大いに通ずる警鐘とも感じられた次第である。 豊富な資料と中身の濃いお話を前に挙手も無いまま、萩原委員長による閉会挨拶を以て、本講演会は恙無く終了した。

(文/嗣永典子 写真/前坂靖弘)

(杉並稲門会)
田口 佐紀子、若菜 茂、加藤 尚志、久保田 貞雄、中村 昌代、厚東 健彦、桝田 嘉生、浅海 延広、千葉 明義、山下 早苗、藤本 源次、名取 義久、和田 紘正、和田 則子、松本 甫、柿澤 好治、田中 保、中路 正治、吉村 孝雄、長谷川 将、長谷川 哲夫、松倉 崇、尾崎 政雄、馬場 一義、松尾 清、小林 幸司、大田 忠雄、水野 健樹、前田 研二、服部 文夫、中村 京子、柄谷 隆宏、西野 正浩、前坂 靖弘、栗原 正彦、井口 昌彦、田村 純利、中村 正代、嗣永 典子、金澤 陳樹、下地 正彦、萩原 和之、桜井 孝男、常松 貞夫、後藤 正志、山田 實、鎗田 徳、川口 久仁男、田中 重、加藤 健、荻野 慶人、林 義徳、秋山 一郎、尾上 孝、西郷 洋平、高橋 達見、板垣 伸夫、柴田 亜矢子、中谷 聡

(中野稲門会)
岩井 信、小柴 雅人、遠藤 恭一、笹田 裕、鈴木 伊津美、三木としお、武田 洋、入交 顕、佐藤 義士、橋本 睦子、降旗 正道、高田 宣美、岡本 孝子

(世田谷稲門会)
横田 吉明、土倉 享一、麻生 卓司、鈴木 宏治、戸田 昇

(武蔵野稲門会)
諸江 昭雄、片岡 冬里

早稲田学報1名 WISH学生 6名

講演会受付

萩原MC

久保田会長

大日方講師

講義

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