2018.04.22 4月22日(日)第22回「映画を楽しむ会」開催
4月22(日)、杉並稲門会長谷川副会長をはじめ、杉並稲門会各ブロックより19名の皆様をお迎えし、 キャピタル・モータース㈱を会場として、第22回「映画を楽しむ会」を開催した。
今回の鑑賞作品は、『フォレスト・ガンプ/一期一会』。1994年公開の米映画で、第67回アカデミー賞作品賞、 第52回ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞を受賞した名作である。 人より知能指数は劣るが、純真な心と周囲の人々の協力を受けながら数々の成功を収めていく主人公フォレスト の半生を、アメリカの1950~80年代の歴史を交えながら描いたヒューマンドラマであった。 今年の平昌パラリンピックは、日本選手の活躍に大きく盛り上がった大会であったが、ハンディキャップを抱えつつも それを懸命に乗り越え、一途に努力する姿に人々は心を揺さぶられ感動し、涙する。 愚直に純粋に生きようとする主人公フォレストの姿はそうしたアスリートたちの姿と重なり合い、その生き様を心から 応援したくなる作品で、会場には何か心を洗われたようなほのぼのとした余韻が漂った。 鑑賞後、出席者全員で記念写真を撮影し、次回の集まりを約して散会となった。
【参加者19名(敬称略・順不同)】 明石玲子・赤松弘之・浅見源司郎・浅海延広・池田芳昭・荻田清志・笠原美子・田口佐紀子・中路正浩 野口誠之・長谷川 将・服部文夫・林 正・星 靖男・松尾 清・松倉 崇・水野健樹・山口博正・古望高芳
【文・写真/古望高芳】
2017.09.10 9月10日(日) 第20回の「映画を楽しむ会」 開催
第20回の「映画を楽しむ会」をキャピタルモータース(株)会議室で9月10日(日)に 開催した。
あの二枚目で世界を魅了したアランドロンが現役を引退するという。 彼の数ある主演作品の中からフランス映画名作「冒険者たち:1967年公開」 を選んで26名の会員の皆様に鑑賞いただいた。
主役は3名。 主役の一人は184㎝ハンサムの代名詞だったアランドロン、「太陽がいっぱい」で 日本中の女性を虜にした男である。もう一人の男優は腹が出た中年男の リノ・バンチュラであり、フランスでは青春と見かけや年齢は関係ないらしい。今一人の清楚で可憐な美女ジョアンナ・シムカスが心を寄せるのはドロンではなくバンチュラである。 またドロンも彼女も不幸にして劇中、あっけなく死んでしまう。メインメロデイを口笛でやっていてこの海洋冒険活劇は大半がハッピーエンドに終わるアメリカ映画との違いを感じる作品である。それにしても現役引退のアランドロンの引き際は見事である。往年の二枚目は本年82歳とのこと。次回はアメリカ映画のアカデミー賞作品から皆さんの希望で選ぶ予定である。
参加者氏名、敬称/名省略
赤松、明石、浅見、井口(福彦)池田、石田、宇津木、 荻田、小川、久保田、柿澤、古新、田口、田中マリ、中路、野口、服部文夫、馬場、水野 村上洋子、森敦、矢島、渡辺祥子、松尾、長谷川 文:長谷川
2017.04.23 4月23日(日) 第19回 映画を楽しむ会開催
4月23日(日)、杉並稲門会 久保田会長・長谷川副会長をはじめ、第1・2・3・4・6Bおよび三田会より27名の皆様をお迎えし、「キャピタルモータース」を会場として、第19回 『映画を楽しむ会』を開催した。
今回は、当部会で初めてとなる音楽映画 『5つの銅貨(Five Pennies)』を鑑賞した。『5つの銅貨』は、1959年に製作されたアメリカ映画で、実在のコルネット奏者レッド・ニコルズの半生を描いた作品である。名優ダニー・ケイがレッド・ニコルズを見事に演じ切り、またルイ・アームストロングとのジャズセッションは、圧巻の見応えであった。レッドが結成したディキシーランド・ジャズ・バンド「ファイブ・ペニーズ楽団」の活動は順調であったが、好事魔多し。愛娘ドロシーを一人寄宿舎に残しての巡業は、彼女の心に大きな孤独感を巣作っていった。その結果、雨の中、両親を待ち侘びるドロシーを小児麻痺という病魔が襲うことになったのである。その後の紆余曲折を経て、再び場末のステージに復帰するレッドであるが、客席はがら空き。落胆するレッド。その時、突然ルイ・アームストロングが、かつての「ファイブ・ペニーズ楽団」のメンバーと共に、多くの観客を引き連れて入場してきたのである。そして、ラストシーン。小児麻痺に苦しんだ愛娘ドロシーが、レッドの目の前で、何と自分の足で歩いてみせたのである。その光景を見るレッドの表情、レッドの目‥。信じられない事実を、夢にまで見た光景を、今ここで目の当たりするレッド。映画を見る側も、思わず感情移入せずにはおられない名場面に、何度もハンカチが瞼を行き交った次第である。「いやぁ~、映画って本当に良いもんですね!」と締め括る水野治郎の名文句を彷彿とさせる「映画を楽しむ会」であった。
【参加者27名(敬称略・順不同)】 赤松弘之 ・井上雅臣(三田会)・池田芳昭・井口福彦・宇都木光一・大野 誠(三田会) ・荻田清志・荻野慶人笠原美子・久保田貞雄・竹田隆雄・田口佐紀子・中路正浩・野口誠之・長谷川 将・服部文夫・馬場一義林 正・星 靖男・松尾 清・松倉 崇・水野健樹・村上洋子・百地 健・森 淳・矢島 章・古望高芳【文・写真/古望高芳】
2017.01.08 1月8日(日) 新春初笑い 「映画を楽しむ会」開催
1月8日(日)、杉並稲門会久保田会長・長谷川副会長をはじめ、杉並稲門会全ブロックより27名の 皆様をお迎えし、ジョイントホール「With遊」を会場として、『新春映画を楽しむ会』を開催した。
今回は、午前と午後の2部構成とし、『黄金狂時代』と『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』を鑑賞。 『黄金狂時代』は、喜劇王チャップリンの作品の中でも特に傑作と呼ばれている作品であると共に 、映画芸術の 到達点のひとつとして、今も燦然と輝く作品である。おなじみの『寅さんシリーズ』は、浅丘ルリ子演じるリリーがマ ドンナとして登場する3つの作品の映像を使って描かれ、改めて、“結婚とはなんだろう‥” “男と女とはなんだろ う‥” “人間関係とはなんだろう‥” 等々、笑いの中にも寅さん映画特有のペーソスを存分に感じる作品であった。
鑑賞後は、久保田会長に乾杯のご発声をいただき、同じく『With遊』内で、参加メンバーの懇親を深めた。
【参加者27名(敬称略・順不同)】
明石玲子・赤松弘之・浅見源司郎・浅海延広・池田芳昭・大友和男・萩野慶人・影井恭子・国本順子 久保田貞雄・笹原美子・田口佐紀子・中路正浩・野口誠之・長谷川 将・服部文夫・馬場一義・林 義徳 原 宏・藤本源次・星 靖男・松尾 清・水野建樹・百地 健・矢島 章・山口博正・古望高芳
【文・写真/古望高芳】
2016.09.18 9月18日(日) 第17回 「映画を楽しむ会」開催
「第17回映画を楽しむ会」が9月18日(日)午後1時より、キャピタルモータース会議室で開催された。
今回は、欧州映画の2本立て、一作目は、イヴ・モンタン主演の「恐怖の報酬」、その日暮らしの4人の男が 高報酬目当てに危険なニトロを目的地の火災現場迄運搬する場面、悪路に次ぐ悪路、積荷のニトロを使い、難所 を爆破、通過するなど3時間近くの長編にも拘らず緊張感、満足感に浸った。
休憩後は、ソフィア・ローレン、 マルチェロ・マストロヤンニ、主演のコメデイ3話構成「昨日・今日・明日」、長時間の上映のため、3話中2話 で打ち切り終演としました。いずれも1964年の作品で、稲門会員の青春時代を思い起こした名画鑑賞でした。
次回開催は、新春公演とし、29年1月を予定します、皆さんのご希望作品をお寄せください。
参加者:佐藤良三、原 宏、赤松弘之、矢島章、北川原宣夫、服部文夫、馬場一義、石田順康、池田芳昭、林 正、 久保田貞雄、笠原美子、明石玲子、藤本源次、山口博正、浅海延広、長谷川将、浅見源司郎、柿澤好治、野口誠之、 中路正浩、星靖男、宇都木光一、大友和男、小澤昭彦、本田逸朗、松尾清、(27名)
映画を楽しむ会事務局、松尾清