2013.03.19 3月19日(火) クラシック音楽愛好会第31回例会(CD/LPコンサート)開催

初めに、①バッハのカンタータBWV148を聴きました。石田さんがスイスにスキーに行ったのち立ち寄った、ライプチッヒで聴いたセントトーマス協会の合唱団の演奏でした。その後は昨年亡くなった音楽家の演奏の続きとして、井本さんがお持ちの諏訪根自子のバッハ無伴奏ヴァイオリン曲集のLPから、②パルティータ第2番。キングのLPでいい音の演奏をじっくり楽しみました。厚東さんからはからは、「良いLPですね。大切にお楽しみください」と、お宝に認定されたようでした。フィンランドの指揮者パーヴォ・ベルグンドを聴くならやはり③シベリウス、聴きなれた交響曲第2番が大変いい演奏で、全曲聴いてしまいました。
この日の聴き物は最近話題の④佐村河内守作曲(2003年)の大作、交響曲第1番「HIROSHIMA」!全曲80分の大曲なので第1楽章、第2楽章は途中までとし、第3楽章は最後まで聴いて、30分の延長となりましたが、皆さん今世紀!の邦人!作品の出来映えを十分堪能できました。「生で聴きたい」が皆さんの意見でしたが、全曲聴く機会を例会と別にもう一度持ちたいと思います。 被爆2世で聴覚障害のある佐村河内氏については、3月31日夜にもNHKテレビで特集されました。
来月は、生誕140年、没後70年に当たるラフマニノフ(1873-1943)の作品を取り上げる予定です。 5月はヴェルディを井口さんに、6月はオーディオ開発のお話を厚東さんにお願いしております。
(LP,CD,提供:石田、井村、荻田、松本)
2次会は、例によって中華料理店「龍 記」にて行いました。

【参加者10名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、井村楊子、荻田清志、小澤昭彦、厚東健彦、後藤坂治彦、佐治恵子、佐野伸江、篠紘弥、篠夫人、鶴田俊正、増子邦雄、松本甫、山本廣資。この他4Bの安井夫人(?)が最初だけ参加されました。

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2013.02.28 2月28日(木)早稲田大学交響楽団創立100周年記念演奏会クラシック音楽愛好会参加

早稲田大学交響楽団は創立100周年を迎え、述べ5回に亘って記念演奏会を行っている。
2月28日(木)その第4回目にあたる今回は、R.シュトラウスのアルプス交響曲と交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」がサントリーホールで演奏された。
杉並稲門会宛に招待の申し出があったので、クラシック音楽愛好会のメンバー11人が参加した。めったに聴けない曲もあって、参加者は大いに満足した。アマチュアオケでこんな難しい曲をよく演奏したな、というのがみんなの偽らざる感想であった。こんな演奏を無料で聞かせていただいては申し訳ないと、皆さんで些少ながら寄付をさせていただき、喜ばれた。

【参加者11名:敬称略・50音順】
井村楊子、小澤昭彦、小澤婦人、加藤健、熊澤明(中野稲門会)、坂治彦、松本甫、同弟氏、山本廣資、山本和子、杠一義

(文責:世話人代表 山本廣資)

2013.02.19 2月19日(火)クラシック音楽愛好会第30回例会(CD/LPコンサート)開催

今年も例年同様、2月のコンサートは昨年亡くなられた音楽家を偲ぶ会としました。先月紹介した方々の中から、以下の方々の演奏を取り上げました。
・ドヴィ・エルリ(1928.11.05~2012.02.07、83歳、仏・ヴァイオリニスト、1955ロン・ティボー国際音楽コンクール第1位):①パガニーニ/カプリース第1番、第4番、⑥ラロ/スペイン交響曲

・ミッシェル・シュヴァルベ(1919.10.27~2012.10.09、92歳、ポーランド出身の仏・ヴァイオリニスト、カラヤン時代のベルリン・フィルの第一コンサートマスター):②メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲

・ルッジェーロ・リッチ(1918.07.24~2012.08.06、94歳、米・ヴァイオリニスト、録音多数、代表盤はパガニーニの《カプリース》全曲:③ウィニアフスキー/ポロネーズニ長調、Obertass Mazurkaマズルカ風に、Kuyawiak、スケルッツォ・タランテラ、④サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン

・フランス・クリダ(1932.11.29~2012.5.17、79歳、仏・ピアニスト、F・リスト・ピアノ作品集LP24枚(68~72)が国際F・リスト賞を受賞):⑤リスト/巡礼の年第2年イタリアから2曲

・ラヴィ・シャンカール(19~2012.12.11、92歳、インド・シタール奏者):⑦ラガートゥーリ 最後の曲⑦は、遅れて出席された芥川さんが、I・PADで受信し、オーディオ装置につないで鳴らしたもので、こんなことも出来るんだと年配者一同大いに感心した。

今回は、先日の新年会での申し込みなど新入会の方々が多く参加され、例会では始まって以来の18人の参加となりました。

(LP,CD,DVD提供:井口、荻田、山本) 2次会はいつもの「龍記」で行いました。

【参加者18名:敬称略・50音順】
芥川愛子、井口昌彦、井村楊子、荻田清志、小澤昭彦、厚東健彦、後藤武司、佐治恵子、佐野伸江(3B、新)、篠紘弥、篠夫人、柴山三明(2B、新)、高橋美保、根崎健一、松本甫、山本友(7B、新)、山本達子(7B、新)、山本廣資

2013.01.15 1月15日(火)クラシック音楽愛好会第29回例会(CD/LPコンサート)及び新年懇親会開催

発足以来3回目のニューイヤーコンサートでしたが、前日来の大雪のため、「足元が危ないので・・・」とか「雪かきで腰を痛めた」とか、「滑って腰を痛めた」など稲門会の平均年齢にふさわしい障害で常連の方々が不参加でしたが、8名の参加者で新しい年のコンサートを迎えました。
はじめに、新年にふさわしく①「春の海」、②「みだれ」/(尺八)山本邦山、(琴)沢井忠夫、からはじめ、③スケーターワルツ(ピアノ版)の後、⑤ 年前の小沢征爾指揮のニュー・イヤー・コンサートを映像で数曲楽しみました。その後シェーンベルク編曲の⑥南国のバラ、⑦皇帝円舞曲、⑧ケテルビー:修道院の庭にて、⑨ヘンデル:ハープ協奏曲のあとは、カラヤン指揮で「ラデツキー行進曲」でお開きとなりました。

(LP,CD,DVD提供:井口、荻田、坂、増子、山本)

新年会は、例によって中華料理店「龍 記」にて行いました。

【参加者10名:敬称略・50音順】
井口昌彦、池田芳昭、荻田清志、厚東健彦、坂治彦、佐治恵子、増子邦雄、山本廣資、 尚、

  • 本年度の例会案として、以下のようなプログラムを考えております。
    昨年亡くなった演奏家を偲ぶコンサート
  • 今年が、生誕または没後記念となる作曲家・演奏家のコンサート
    ダウランド(1563年-1626)生誕450年/ヴェルディ (1813-1901) 生誕200年/ヴァーグナー (1813-1883) 生誕200年/アルカン(1813年-1888年)生誕200年/マスカーニ (1863-1945)   生誕150年/ブリテン (1913-1976) 生誕100年/ルトスワフスキ(1913-1994)生誕100年/ヒンデミット(1895-1963)没後50年/プーランク (1899-1963) 没後50年 ラフマニノフ(1873-1943)生誕140年、没後70年/プロコフィエフ(1891-1953)没後60年
  • 特にヴェルディ、ワグナーは映像で観る会としたい。⇒ 愛好者を探す
  • 話題となった、演奏、CDの紹介 ・  「私の一枚」の紹介・・・会員の発表会(約1時間) ・有名作曲家の特集・・バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン等々を取り上げる。

    (文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp)

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2012.12.18 12月18日(水)クラシック音楽愛好会 第28回例会(CD/LPコンサート)開催

今月は『百年祭の巨匠たち』を取り上げました。1912年には以下の名指揮者が誕生し、「レコード芸術」誌12月号の特集でも取り上げられました。

  • ギュンター・ヴァント(1912.1.7~2002.2.14)
  • エーリッヒ・ラインスドルフ((1912.2.4~1993.9.11)
  • フェルディナント・ライトナー(1912.3.4~1996.6.3)
  • フェリックス・プロハスカ(1912.5.16~1987.3.29)
  • セルジュ・チェリビダッケ(1912.6.28~1996.8.14)
  • イーゴル・マルケヴィッチ(1912.7.27~1983.3.7)
  • クルト・ザンデルリンク(1912.9.19~2011.9.18)
  • 山田一雄(1912.10.19~1991.8.13)
  • ゲオルグ・ショルティ(1912.10.21~1997.9.5)

今回は、以下の曲を聴きました。まずはチェリビダッケの若き日の演奏で、モーツアルト/交響曲第25番(1948年ロンドンPho)。次に同じくモーツァルトの交響曲第37番!LP初期にラインスドルフが録音したモーツァルト交響曲全集の中の1曲。この曲はM.ハイドンの曲の冒頭部にモーツァルトが加筆したものと分かり、最近はあまり演奏されることはなく、CDもわずかしかありません。珍しい曲なので取り上げました。なかなかいい曲でした。ショルティはLONDON STEREO LABORATORYシリーズのLPから、幻想交響曲の第1楽章。イーゴル・マルケビッチは度々来日しており、日本フィル指揮のDVDが残されています。新入会の川口和宏さん(日フィル事業部長)提供のDVDで、1965年4月15日の第98回定期演奏会(上野文化会館)での、ラベル/ダフニスとクローエ演奏の映像を楽しみました。最後にドヴォルザーク:チェロ協奏曲を、名手)ジャックリーヌ・デュ・プレ!!のチェロと、チェリビダッケの指揮(スウェーデン放送so(LIVE))をじっくり聴いて本年の例会の聞き納めとしました。(DVD、CO,LP提供:川口、山本)

2次会は、「龍記」で忘年会となりました。 今回は、松本甫さん、厚東健彦さん、川口和宏さんが初参加で、オブザーバーとして井口福彦さんが参加され、常連の欠席にもかかわらず14人の参加者でした。井口さんはJAZZがお好きなので、JAZZの愛好会を立ち上げたらと、先日の第3Bの忘年会で小生に言われて会場の様子を見に来たものです。 当会に鶴田さんや矢島さんなどJAZZがお好きな方もおられます。3B新入会の長尾唱さんはライブをされているそうです。そのうちに新しい愛好会が出来るでしょう。 JAZZ愛好会があったら参加したい、または愛好会を立ち上げたいと思われる方は、とりあえず山本まで連絡ください。
来年は、1月15日(火)で、ニュー・イヤー・コンサートとします。 本年もいろいろお世話になりました。 皆様、よいお年をお迎えください。

【参加者10名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、井村楊子、荻田清志、小澤昭彦、川口和宏(新入会)、厚東健彦(初参加)、佐治恵子、篠紘弥、篠夫人、松本甫(新入会)、山本廣資、杠一義、井口福彦(オブザーバー)

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

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