2012.03.28 3月28日(水)「第18回食べ歩きの会」開催
3月28日(水)、今日は夕方 から雨という予報でしたが、信じられないような爽やかな朝でした。
今 回は、皇太子ご夫妻や内外の著名人が集う、フランス料理の名店として 有名な「シェ松尾 青山サロン」で開催されました。当店の代表取締役 であり総料理長の松尾幸造氏は、十余年のヨーロッパでの経験から、当 時日本にはほとんどなかったハウスレストランと呼ばれるようなフラン ス料理店は、日本でも必ず成功するものと信じて、1980年に開店を されたそうです。そして松尾氏は、お客様の全てに「期待を超える満足 感」を持ってお帰り頂けることを信条として守り続けていると伺いまし た。あくまでお客様には優しく,自分には信条を課して努力なさっつて いらしったことが、ご成功の鍵かと、心から感銘を受けました。
さてエントランスの両側に置かれた二頭の黒豹のお出迎えで中に入り ますと、ゆったりとしたロビーの奥に見事な生花が、美しいシャンデリ アの光を受けて幻想的な迄の輝きを放っておりました。左手にはピアノ ラウンジが広がり、ステージの上には1898年製スタインウエイ アートピアノが!このピアノはスタインウエイ社が90,000台目の 製造を記念し、ニューヨークの銀行家グールド氏のために、可能な限り の贅をつくして特別に作られたもので、当時トスカニーニ、ラフマニノ フ、ルビンシュタインなど、多くの著名な音楽家達がこのピアノを弾い ていたそうです。圧倒的な華麗さと気品を併せ持つそのピアノが、世紀 を越えて今私達の目の前にある!夢ではないかとかと思う程の感動と、 歴史のロマンを感じ、暫しピアノの前に立ち尽くしました。 右手には、今日私達がお食事をいただくバンケットルームがあり、茶 とベージュを基調としたシックな佇まいの中に美しく輝くシャンデリア が、既にセッテング終えたテーブルに柔らかい光を投げかけておりまし た。 皆様続々とお集まりになり、会はとどこうり無く始まりましたが、ド アの外で受付のお手伝いをしていた私は、山田会長さん、その他の方々 のお話を伺えませんで、残念で御座いました。 いよいよお飲物とお料理が運ばれて参りました。最初のお料理は、ま るでお皿に描き込まれた絵のように美しく、しかも品の良いその味わい は、表現が難しい程美味しいものでした。高級素材の持つ美味しさを更 に進化させ、洗練されたフランス料理に変身させたそのお味は、とても 優しく上品な味わいで、特別メニュー全6品いずれも、正に期待以上の 美味しさを味わわせて頂きました。その上フリードリンクという事で、 皆さんワインその他のお好きなお飲物を充分にお楽しみ頂けました事と 思います。さすがウエイターさん方の気配りも素晴らしく,絶えず皆さ んのグラスを満たして下さいました。
今回も山田会長、前坂副会長にもご出席頂き、また明子会長夫人始め ご同伴の奥様方も増えまして、和気藹々で華やかな昼食会にさせて頂き ました事、世話役一同心から感謝申し上げます。
特別メニュー
★スモークサーモンのお菓子見立てとレモンのクリームオレンジのネグレットソース
★ジャガイモのスープ バルマンティエ風
★本日入荷の白身魚のポアレ サフランソース
★秋田八幡平「四元豚」ロース肉の真空調理 季節の野菜とベルシーソース
★特製杏仁のブランマンジェ 旬のフルーツのジュレと共に
★小菓子と珈琲
出席者数:48名
青島衛、明石玲子、秋山一郎、秋山夫人、浅妻暉雄、東美紗子、井口昌彦、石田順康、石原慶子、 石村誠人、岩堀律子、内田直彦、太田允康、大友和男、大友夫人、岡田徳太郎、尾崎政雄、笠原美子、 川口浩司、坂治彦、佐藤良三、佐藤正之、宿谷直樹、宿谷夫人、田口佐紀子、田村輝雄、田村夫人、 千葉明義、中川修一、中村正代、名取義久、長谷川将、長谷川哲夫、早川敏清、福原毅、藤田敦士、 藤本源次、前坂靖弘、松木一彌、松本甫、水野健樹、森敦、山口博正、山口夫人、山口昌夫、 安本匡剛、山田實、山田夫人
【笠原美子、写真/前坂靖弘】 

2011.12.26 12月26日(月)「第17回食べ歩きの会」開催
12月26日(月)、此の時期はやっぱり、暖かいふぐ鍋にひれ酒は最高で しょう。と言うリクエストもあり、今,17回は2008年2月 26日以来約4年振りに、再び「つきじ天竹」で開催の運びとなりまし た。
「天竹」と言えば、勝鬨橋のたもとの、ふぐのお店として親しまれて 半世紀以上。厳しく吟味をした仕入れ、素材の旨味を引き出す調理法の 工夫、心を込めた接客に至る迄、全てお客様にご満足頂けることを「天 竹」のコンセプトとして、厳しく守り続け、現在に至っているとうかが いました。「五十にて ふぐとの味を 知る夜かな 小林一茶」たった 17文字のこの句の中に、一般の人の「ふぐ」に対する思いが全て込め られていると、あらためて一茶の奥深さに思いをいたしました。 全員揃いました所で、「食べ歩きの会」会長名取さんの御挨拶に続き 田村先輩の御発声で、乾杯の音頭をおとり頂き、とどこうり無く宴は始 まりました。一斉にお料理が運び込まれ、皆さん、どなたもにこにこに こにこ、前席の松本さんも素晴らしい笑顔で「これ味の素が入っている みたいに旨いね」なんてご冗談を言って周りを笑わせておいででした。 本当に、特に同窓の親しい方々とご一緒と言う事もありましょうが、美 味しい物を皆さんでいただくと言う事は、こんなにも皆さんのお心に、 和みと幸せを感じていただけるものと、認識を新たにさせて頂きました。
お料理は:ふぐの酢の物、トラふぐさしみ、ふぐちり、ふぐ唐揚げ、 ふぐサラダ、雑炊セット。 ふぐずくしの贅沢なお料理は、どれも本当に美味しく、残さず頂いて おりましたら、ふぐ、やお野菜の旨味いっぱいの雑炊を頂く頃には、も うお腹がいっぱいで、ほんの少ししか頂けなかったのが残念でした。 途中、海外にお住まいの田村ご夫妻のご子息様のお話を伺ったり、美 味しいひれ酒にほろ酔いの皆様の、和気藹々のご歓談は尽きませんでし たが,無事会を終了出来ました事に世話役一同心から感謝申し上げます。
【参加者34名(敬称略・50音順)】
秋山一郎、東美紗子、井口昌彦、石田順康、石村誠人、岩堀律子、牛山洋一、内田直彦、 大澤洋子、太田允康、大友和男、小澤昭彦、笠原美子、久保田貞雄、田中保、田中素之、 田中美秀、田村輝雄、田村栄子、田村栄治、中川修一、中村正代、名取義久、長谷川哲夫、 藤田敦士、前坂靖弘、桝田嘉生、松木一彌、松本甫、森敦、山口治夫、山口博正、山田實、 山田明子
【笠原美子、写真/前坂靖弘】

2011.09.28 9月28日(水)「第16回食べ歩きの会」開催
9月28日(水)昼、快晴に恵まれ、繊細で華麗な深紅の曼珠沙華が門を飾る道すがらを楽しみながら、本日の会場、「六本木 中国飯店」に到着しました。「中国飯店」と言えば、現在都内7個所にそれぞれ個性を持たせたお店を展開する上海料理の有名店です。毎日本場から空輸される数々の食材を、経験豊かなスタッフと料理人が、その知識と腕と情熱をかけて食材を意のままに操り、お客様にご満足頂けるお料理をお出しすると言う事が、我々一同の真情です、と六本木店マネージャー吉田さんのコメントでした。こちらには大小9つの個室がおありとの事ですが、私達が通されましたのは白いカーテンのドレープが優雅な、明るく落ち着いた雰囲気のお部屋でした。定刻には皆様お席に着かれましたので、いよいよ会のスタートです。
始めに山田實会長のご挨拶、「何時も美味しいお料理を有り難う」と言う、優しいねぎらいのお言葉を頂き、当会の名取会長、松本副会長、始め幹事一同、とても嬉しく感激させて頂きました。山田会長、今回は奥様もご同伴下さり、花を添えて頂きました事、明子夫人や他のご同伴の奥様方に心から感謝申し上げます。乾杯の音頭は、珍しくお休みの片岡先輩に変わって岡田徳太郎相談役にお願いし、お元気に乾杯のご発声をして頂きました。タイミングを合わせてお料理が運ばれて参りました。全9品目、何れを取っても、それぞれの素材を生かし、味を絡ませ、素材を更に美味しく仕上げてゆく技は、やはり家庭ではなかなか真似られるものではないと思いました。「エビのチリソース」も此れだけの美味しさは、素材が新鮮で火加減の技が無ければ出来ないものと、感心致しながら頂きました。
こうしたお料理に合わせて、お飲物もビールに始まり赤、白ワイン、紹興酒と出そろい、皆様の幸せそうなお顔に、私達も思わず顔を見合わせうなずき合いました(良かったね、のサインです)。特に本場から吟味の上送られた紹興酒は格別の美味しさとのことで、各テーブルごとにボトルでのお替わりをして楽しんで下さいました。今回も37名もの多くの方々にご出席を頂き、名取会長、松本副会長、幹事一同、心から感謝申し上げます。
○メニュー:冷菜の盛り合わせ、 芝エビのチリソース、生貝柱と椎茸の炒め、鴨のロースト、野菜炒め、五目おこげ、上海風やきそば、ゴマ付き揚げ団子、マンゴータピオカ。
【参加者37名(敬称略・50音順)】
秋山一郎、秋山寿子、東美紗子、石田順康、石村誠人、岩堀律子、牛山洋一、内田直彦、太田允康、岡田徳太郎、尾崎政雄、小澤昭彦、笠原美子、勝島敏明、川口浩司、 久保田貞雄、佐藤良三、佐藤正之、田中素之、田中美秀、中村正代、名取義久、服部文夫、 藤田敦士、藤本源次、堀厚子、前坂靖弘、桝田嘉生、松木一彌、松本甫、森淳、安本匡剛、 山口博正、山口昌夫、山田實、山田明子、山本新太郎
【笠原美子、写真/前坂靖弘】
2011.06.23 6月23日(木)「 「第15回食べ歩きの会」開催
6月23日(木)、今回は15回と言う節目の会、名取会長、松本副会長の特段のお計らいにより幾つか上げられた候補店の中から、イタリア料理の巨匠のお一人、日高良実氏がオーナーシェフの「リストランテアクアパッツア」で開催されました。
例によってお2人がお店に出向き交渉の結果、下記の素晴らしいメニューの他に、大地と太陽の恵み一杯の至極のイタリアワインを飲み放題、全店貸切り、という又とないような「食べ歩きの会」が実現の運びとなりました。当日「広尾」駅に着きますと小雨の中、出口に浅妻様が幟旗を持ってお立ち下さり、次の曲がり角では松本様が誘導して下さいましたので、迷う事無くお店に着く事が出来ました。心から感謝申し上げます。お店は地下1階にありましたが、ドアを開けると全面ガラス窓の向こうに、吹き抜けのパテオがあり,涼やかな若葉の緑、テーブルは真っ白いクロスに一輪のお花が飾られ、全てが私達を清々しく迎えてくれている様で御座いました。日高良実オーナーシェフは、フランス料理修業の後イタリアンに転身、’86年に渡伊、エノテカ・ピンキオーリ他、有名店等、北から南迄14の店で修業され、’90年帰国し「西麻布店」を経て’01年に本店を現在の「広尾店」に移され、1階にはマンマの家庭料理とイタリアワインが楽しめる「アクアヴィーノ」、横須賀には海の見える美術館レストラン「アクアマーレ」をオープン。現在は東京を拠点として、日本の食材を活かしたイタリアンを提案されていらっしゃる有名な方です。
会員の皆様お揃いになりました所で、山田實会長よりご挨拶のお言葉を頂き、引き続き片岡様の青年のような若々しいお声での乾杯の音頭で会はスタート致しました。お料理に合わせたワインを頂きながらのデッシはどれも最高に美味しく,最初の、まるでオブジェのように美しく盛られた生野菜の特製デップ添えから、最後のドルチェ盛り合わせまでしっかりと神経が行き届いたお料理に感激し、それを作って下さった方がたのお姿が目に浮かび、感謝の気持ちが心からわき上がって参りました。日高シェフ自ら各テーブルを廻られ、お料理の説明をして下さいましたり、先頭にたってのお働き振りに、隣席の尾崎氏、感心しきりで御座いました。素晴らしいイタリアワインに美味しいお料理、頬が綻ばぬはずが御座いませんね。皆様、ニコニコとお話しに花を咲かせ、「美味しかったね。素晴らしかった」を連発して下さいました。お席を移動してのお話し合いも続きましたが、お時間となり、山口治夫副会長の締めのご挨拶で、超Happy as a lark.の散会とさせて頂く事が出来ました。因に記念写真には、日高シェフもお入り頂いております。御陰様で今回は過去最多の47名様と言う、ご出席者数で御座いました。これも一重に会員の皆様が「食べ歩きの会」を愛し、とても楽しみしていて下さる故の事と存じ、更に皆様のお心に添えますよう、名取会長、松本副会長、世話役一同、心を新たに此れからも尚一層励んで参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。有り難う御座いました。
○メニュー:美味しいお野菜のバーニャカウダ * 前菜の盛合せ~とうもろこしの冷製スープ 生ウニを浮かべて。タスマニア産サーモンのハーブマネリ アボガドとクリームチーズのソースで。 タコのテリーヌ レモンオイルの香り。和歌山県産 黒あわび茸のピクルスハーブ豚バラ肉のマッシュポテト添え~ * パスタ料理~石川県産麦イカとルーコラのスパゲッティーニ~ * メイン料理~北海道産ホエー豚ロース肉のロースト 野菜のトマト煮とバジリコ添え~ * Dolce e Caffe~彩りドルチェ盛合せ&カフェ~
【参加者47名(敬称略・順不同)】
秋山一郎、秋山寿子、東美沙子、井口昌彦、石田順康、石村誠人、岩堀律子、牛山洋一、内田直彦、大澤洋子、尾崎政雄、片岡重高、勝島敏明、川口浩司、佐藤正之、佐藤節子、佐藤良三、田口佐紀子、田中保、田中素之、田中美秀、田村輝雄、田村栄子、千葉明義、中村正代、名取義久、長谷川将、長谷川哲夫、早川敏清、福原毅、藤田敦士、藤本源次、堀厚子、前坂靖弘、桝田嘉生、松木一彌、松本甫、水野健樹、森淳、山口治夫、 山口博正、山口昌夫、山田實、山本新太郎、若菜茂、若菜真知子、笠原美子
【笠原美子、写真/前坂靖弘】

2011.03.10 3月10日(木)食べ歩きの会 「第14回食べ歩きの会」開催
3月10日(木)快晴なれど、風はとても冷たい。でも今日は楽しい『食べ歩きの会』、冷たい風など何のその恵比寿駅へと向った。西口を出ると内田様が道を教えて下さり、次の曲がり角には、ひときわ目立つのぼり旗を持った名取会長が、皆様を誘導していらっしゃった。お2人共、この寒空に何時から立っていて下さったのだろうと、感謝の気持ちで胸が一杯になってしまった。
さて今回は第4ブロックの福原様のご紹介で、本会としては始めてのフランス料理を「ドウ・ロアンヌ」で頂いた。ミシュランガイドにも掲載されたフレンチの名店「シェ・イノ」の姉妹店との事。オーナーシェフの井上旭様は21歳で渡欧、スイス・ドイツ・ベルギー・フランス等で研鑽を積まれ、‘72年にご帰国後は、数々の歴史的なイベントの料理を担当し、大成功を納めフランス農相より『農事功労賞』、日本では『現代の名工』を受賞されておられる方である。私たちの頂きましたお料理も、その名に恥じず、どのお料理も優しい深い味わいながら、サッパリとした美味しさで、皆様『美味しい、美味しい』の連発だった。特にマッシュルーム・スープの口の中に広がる香りとまろやかさは絶品!チコリのババロアはCoffeeそっくりのお味で驚かされた。今回も山田会長ご夫妻を始め山口副会長、久保田幹事長、前坂副幹事長のご出席も頂き、総勢41名と言う盛会とさせて頂きました事をご報告申し上げます。有り難う御座いました。
■メニュー:人参のムース、サーモンのミキュイ、サラダ添え、マッシュルーム・スープ、 ビーフ・ストロガノフ、チコリのババロア、ケーキ盛合せ、コーヒー
【参加者41名(敬称略・順不同)】
秋山一郎、秋山寿子、浅妻暉雄、東美沙子、井口昌彦、石田順康、石村誠人、岩堀律子、牛山洋一、内田直彦、小澤昭彦、片岡重高、川口浩司、久保田貞雄、佐藤良三、田中保、田中素之、田中美秀、田村輝雄、田村栄子、中村正代、名取義久、長谷川将、早川敏清、福原毅、藤田敦士、藤本源次、堀厚子、前坂靖弘、桝田嘉生、松木一彌、松本甫、森淳、山口治夫、山口博正、山口昌夫、山田實、山田明子、山本新太郎、長谷川哲夫、笠原美子
■世話人:会長・名取義久、副会長・松本甫 幹事・笠原美子、内田直彦、小澤昭彦、岩堀律子
【笠原美子、写真/前坂靖弘】




