2013.06.28 6月28日(金)「第23回食べ歩きの会」開催

6月28日(金)青葉にそよぐ風が優しく頬をなぜて過ぎて行く、 そんな穏やかな良い日に恵まれました。今日は、代官山にある「メゾン ポール ボキューズ」と言うフラン ス料理のお店での会食です。本店は、リヨン郊外のコロンジュ モン ドール村、小高い丘の上 に建つお城のような門構えのレストランで、     48年にわたり 三ッ星に輝き続けてきた名店中の名店「ポール ボキューズ」です。ボ キューズ氏が60年以上 にわたり世界に説いてきた、フランス料理と言う文化の真髄を日本の 皆様にもお伝えしたい、との強い思いで作られたのが、日本に おける総本店「メゾン ポール ボキューズ」なのだそうです。当店も 本店が貫いてきた、おもてなしの心を受け継ぎ、真心を込めた サービスをとても大切にしていらっしゃるとの事でした。シックな色調のお部屋に入りますと左手に立派なグランドピアノ、 とても広々としたスペースにゆったりと大きな丸テーブルが配さ れ、奥には何面ものステンドグラスが飾られ、その華麗なオーラがお部屋全体を満たしている様に感じました。皆様がお揃いになり、会のスタートです。  

1:名取当会会長のご挨拶:皆様とご一緒のこの掛けがいの無い一 時、どうぞごゆっくりとお楽しみ下さい。
2:久保田杉並稲門会会長ご挨拶:皆さん、飲み過ぎないよう!楽 しくやりましょう。
3:乾杯の音頭 西原元総長:此のようなお洒落な所でお目に掛れ る幸せと皆様のご健勝を祈って、乾杯!  乾杯が終わりますといち早くお料理が運ばれて参りました。 

メニュー
アミューズーブーシュ(先付けの様な物)
牛頬肉とフォアグラ のクリステイヤン サラダ添え
サーモンのスフレ グリーン・アスパラガスのリゾット ほうれん草のムース リーヌソースと共に
ハーブのクルートを纏った鶏胸肉の ロースト そのジュソース 季節野菜のエチュベ添え
マンゴーとココ ナッツのムースのデユエット エキゾチックフルーツとそのクーリー
コーヒー
小菓子、でした。   

ボキューズ氏は、1975年フランスの最高勲章レジオン・ド ヌール勲章を料理人として史上始めて授勲された方ですが、氏が深く心がける料理の基本は「良い素材、良い火加 減、良い味付けで、あくまで基本に忠実に、奇を衒うことなく、素材の味を生かしたシンプルで、安心感を与え てくれる料理です」とおっしゃる通り、どのお料理をとりま しても、その洗練されたお味は際立っておりました。3番目に出されま した、リゾットも小高く盛りつけられ、サーモンのスフレや グリーン・アスパラを美しく身に纏う様に置かれ、更にほうれん草の ムースリーヌソースが色を添えて、リゾットをこんなにも美 しくも美味しい一品に変身させたシェフの技量に心から感動 致しました。
次のハーブのクルートを纏った鶏胸肉のローストも「此れは牛肉 である」と、おっしゃるお声が聞こえてくる程美味しいお料理で御座いました。 デザートも季節とお料理に 合ったとても爽やかな物で御座いました。
頃合いを見計らい、初参加の方々のご紹介です。田村純利・初恵様ご夫妻ー純利様コメント:私は本来、外でお食事 をするのが好きではありません。何故かと申しますと,妻の手料理が大変美味しく一番だか らです。(田村さんとても真面目なお顔でおっしゃって頂きました。)でも今回はミ シュランガイドに毎年掲載され ているフランス料理の名店と言う事で出席させて頂きました。久しぶり に妻と二人、本格的なフランス料理を大いに楽しませて頂きました。西原春夫名誉教授(第12代早稲田大学総長、杉並の住人になら れ,既に6月には杉並稲門会のために「人類の近未来と日中関係」と 言うタイトルでご講演をして頂きました。コメントは:料理とはあらためて、 かくなる物かと、大変美味しく頂いた。次回も参加させて頂きたい。と言うコメントを初参加の方々より頂きました。
会は増すます佳境に入り、美味しいワインや、お好みのリッカーを 片手にお話は尽きませんでした。さすが三ッ星レス トラン、格調のあるお部屋から醸し出される雰囲気、素晴らしいお料理 の数々、お客に対する心のこもった対応、の全てが一体となって三ッ星は得られるものと納 得させて頂きました。会員の皆様にも口々にお褒めの言葉を頂 き、名取当会会長、松本副会長始め世話役一同大変嬉しく、何よりの励 みとさせて頂きました。お名残惜しくもお別れの時間となり、山口顧問より「美味しいお料 理に、お酒もたっぷり呑ませて頂き、明日への活力を得た思い です。皆様どうぞ気をつけてお帰り下さい。」と言う閉会のお言葉を頂 き、無事散会とさせて頂きました。有り難う御座いました。  

出席者名(41名)
浅妻暉雄、東美紗子、井口昌彦、石田順康,石村誠人、岩堀律子、 牛山洋一、内田直彦、大澤洋子、太田允康、尾崎政雄、小澤昭彦、笠原美子、勝島敏明、加藤健、久保田貞雄, 佐治恵子、宿谷直樹、田村純利、田村初枝、千葉明義、中川修一、中村正代、名取義久、西原春夫、長谷川哲 夫、早川敏清、藤田敦士、藤本源次、堀厚子、前坂靖弘、松木一弥、松本 甫、水野健樹,水野幸子、森淳、山口治夫、山口博正、山口 昌夫、山田實、山田明子。                                    

(文:笠原美子/写真:前坂靖弘)

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2013.03.22 3月22日(金)「第22回食べ歩きの会」開催

3月22日(金)雲一つない晴天に恵まれました。今日は22回目の[食べ歩きの会」です。
一昨日の夜ロスより戻りましたばかりの私は、時差ぼけのまっただ中、早朝にお目覚めです。せっつかくですので早めに出かける事に決めました。雷門に着きました時は開始時間の12時までに未だ1時間以上も有りましたので、暫し仲見世道りの散策を楽しみました。桜は今日を盛りと咲き誇り、空を仰ぎますと、何処迄も高い青空にスカイツリーが優雅に聳え立ち、何とその横には空の青に、今にもとけ込みそうな、淡い白の残月が寄り添っておりました。おそらく2度と此の同じ景色は見られないものと、立ち去りがたく、じーと眺めておりますと、一台の飛行船がよぎり、更に、一線の白い飛行機雲を残しながら、飛行機が飛び去って行きました。私は此の瞬間、此の光景に出会えた幸せを心に刻みました。と同時に[食べ歩きの会」がこんなにも素晴らしい日に開催出来ました事は、お店をご紹介くださいました山田實会長ご夫妻や、お店との交渉、開催日時の設定等に、御奔走頂いた当会名取会長、松本副会長に心から感謝申し上げます。
今回は明治20年創業の老舗、浅草[大黒家天麩羅」別館での開催です。4代目社長の丸山真司さんは異色の経営者で、先代のお父上に始まり、奥様はプロのバイオリニスト、丸山社長ご自身も、上野浅草室内管弦楽団を、台東区の教育委員会と共に創立され、ご自身も木管楽器の一種ファゴットを担当し、年2回、定期演奏会をなさっつていらっつしゃると言う、まさに音楽一家。さらに数々の公職を歴任、特に地域振興には並々ならぬ尽力をしておられる、誠実さとエネルギッシュな情熱を併せ持つ方とお見受け致しました。そして何と言っても、社長自らが先頭に立つてお顔の汗を拭いながら、一生懸命に、私達杉並稲門会のために、調理場に立たれているお姿に感銘を受けました。お味をクリエイトするセンスと、音をクリエイトする センスには共通なものが有ると思いますので、天麩羅大好きの私は心が弾む思いで御座いました。
いよいよ会のスタートです。当会副会長の松本さんの司会により、開会のご挨拶は、
(1)当会会長 名取義久さん「皆様のご支持のお陰で、毎回平均40名という多くの方々にご出席頂いております、此の会をより楽しくするために、世話人一同更に務めて参りますので、これからも宜しくお願い致します。」とのご挨拶でございました。
2) > 杉並稲門会会長 山田實さん 「此所の天麩羅は兎に角美味しい、安い天丼でも同じに美味しい、皆で、美味しい天麩羅を食べて、又稲門会を楽しく盛り上げて行きましょう。幹事の皆さん何時も有り難う。」と暖かいコメントを頂きました。
(3)乾杯の音頭 水野健樹さん  何時も若々しくダンデイな水野さん、本日の最長老と言う事で、突然のご指名に、暫し首を傾けていらっしゃいましたが、「皆さんで仲良く。稲門のご活躍を祈って!」と乾杯の音頭をおとり頂きま > した。乾杯が終わると直ぐに一斉にお料理が運ばれて参りました。
本日のメニューは:先付・刺身・酢の物・煮物・しぎやき・天丼又は天麩羅ご飯・デザートです。先付は「木の芽和え」此の季節の爽やかな木の芽の香りが口いっぱいに広がり、とても幸せな気分になりました.周りからも「美味しいねー」「いいお味だね」と言う声がしきりでした。「お刺身」は普通の2倍以上の厚さのマグロでしたが、新鮮さと相まって思わず目尻が下がる程の美味しさでした。どのお料理を取りましても、お味に個性があり、老舗の心意気を感じさせて頂きました。特にメインの「天麩羅」は、一口頂きますと、「え!何これ、天麩羅なのに油を感じない、でも、とても美味しい、何故?」と自問してしまいました。デザートは大ぶりの新鮮な苺がたっぷりと盛り込まれた物でした。天麩羅の後には健康面、美味しさ共に最高でした。皆さん天麩羅を頂きながら、程よくお酒も入り、いい気分で、お話し合いも弾んで参りましたが、頃合いを見て初参加のお3人のご紹介です。
加藤健さん:皆様ご存じの様に、杉並稲門会の幹事長、実務面の要を担って下さっている方です。最近道子奥様が残して下さったレシピーをもとに、ご馳走作りにも挑戦していらっしゃると伺いました。
高田豊昭さん:カラオケ部の会員さんで、時折美声をお聞かせ頂いております。
菊澤光江さん:多摩からのご参加です。当会も多摩の方迄轟いているとは!と驚きましたが、影井さんのご紹介でした。次回も是非ご参加くださいませ。
次は会員の田中保さんの詩吟です。詩吟は滅多にお聞きするチャンスが御座いませんので、良いお勉強をさせていただきました。その後も、さしつ、さされつ、楽しいご歓談の時は続きましたが、無情な時にtime limitを告げられ、久保田貞雄副会長に「とても美味しく天麩羅をいただき、この春爛漫の良き日に、皆さんと楽しい時を過ごせました事、有り難う御座いました」と、締めのお言葉を頂き、散会となりました。
今回も41名という大勢の皆様のご出席を頂き、お楽しみ頂けました事、心から嬉しく、世話人一同また次回への大きな活力を得た思いで御座います。有り難う御座いました。
出席者:41名 氏名 :秋山一郎、秋山寿子、浅妻暉雄、東美紗子、井口昌彦、石田順康、石村誠人、岩堀律子、牛山洋一、内田直彦、太田允康、尾崎政雄、小澤昭彦、影井恭子、加藤健、川口浩二、菊澤光江、久保田貞雄、熊倉邦彦、佐藤正之、宿谷直樹、宿谷和子、高田豊昭、田中保、中川修一、名取義久、長谷川哲夫、早川敏清、前坂靖弘、松木一弥、松本甫、水野健樹、水野幸子、森淳、安本匡剛、山口博正、山口昌夫、山田實、山田明子、明石玲子、笠原美子。            

(文:笠原美子 写真:前坂 > 靖弘)   

2012.12.13 12月13日(木)「第21回食べ歩きの会」開催

12月13日(木)素晴らしい晴天に恵まれました。師走に入り一段とお寒くなりましたが、このキーンとした空気は身の引き締まるよ > うな清々しさを感じました。車窓から眺めた銀杏並木が、コバルトブルーの高い空をバックに、光を受けて黄金に輝く様は、あまりにも美しく、息を呑む程の感動を覚えました。
落葉寸前のほんの一時の命の輝きに出会えた喜びを思いながら、加賀料理 青山浅田へと向かいました。今回は当会会員の増子さんの奥様のご紹介と伺いました。建物の入り口には、何時もながら杉並稲門会の旗を持った名取当会会長や松本副会長、幹事の内田さんが、皆さ んが行き過ぎてしまわないよう、誘導して下さっておりました。晴天と はいえ、長いこと吹きさらしの道路に立ってくださり、お寒かった事と心から感謝いたしました。素敵なアプローチを通って、中に入りますと、ゆとりある空間の随所に、アレンジされた大振りの生け花が置かれ、そこに目が行きました瞬間、心に和みと華やぎを感じさせて頂きました。そして此所では時さえもゆっくりと流れているような、気分になりました。
店内の設計は、数寄屋造りの第一人者、今里隆氏によるものとの事でした。幹事の小澤、岩堀さん、名コンビの会計の関所を通り、参加者全員が、お席に着かれた所でいよいよ会のスタートです。
先ず杉並稲門会、山田實会長のご挨拶を頂きました。「皆さん、元気で、美味しい物を食べる幸せに感謝しましょう。」とご自身、とてもお元気に、張りのある美声でのコメントで御座いました。私も思わず大きく頷いてしまいました。本当に、お元気な皆様のお顔を見ながら、美味しいお料理いただき、お話合いの出来る幸せを、世話役一同心から感謝致しておりましたので。
乾杯の音頭は、カラオケ部会のおしどりご夫妻、とても愛妻家の田村さんにお取り頂きました。乾杯が済み、お料理が一斉に運ばれて参りました。

御献立
前菜:鰤蕪寿司・蟹小袖寿司・河豚煮凍り・胡桃佃煮・天豆白和え
お椀:蕪すり流し
お造り:鮪・鯛
焼き物:鰆幽庵焼き
炊き合せ:赤鷄治部煮
お食事:加賀手打ち蕎麦
水菓子:柚子ゼリー・苺・柿

南天の葉をあしらい、美しく盛りつけられた前菜は、一口サイズながら一皿に5個も載っており、その一個一個にお味の個性とリズムを感じる大変美味しい物でございました。次に出てくるお料理への期待も膨らみましたが、期待に違わずどのお料理も、大変なお手間と愛情をかけて造つて下さっている事に感動致しました。お椀の中の白子豆腐など今も私の舌に蘇っております。皆様もにこにこと、一品一品お味を楽しんで下さっているご様子に、世話人一同も安堵と喜びを感じさせて頂きました。
今回も41名という大勢の方々の御参加を頂きました。内、女性は山田實会長夫人明子さん、初参加の村上洋子さん始め10名のご参加となりました。平成24年の締めくくりに相応しい会に出来ました事、心から感謝申し上げますと共に、皆様の増々のご健勝をお祈り申し上げます。

参加者:41名
青島衛、秋山一郎、秋山寿子、浅妻暉雄、東美紗子、井口昌彦、石田順康、石村誠人、岩堀律子、牛山洋一、内田直彦、大澤洋子、尾崎政雄、小澤昭彦、笠原美子、久保田貞雄、佐治恵子、佐藤良三、清水雅明、宿谷直樹、田中素之、田村輝雄、田村栄子、千葉明義、中川修一、中村正代、名取義久、長谷川哲夫、早川敏清、藤本源次、前坂靖弘、増子邦雄、桝田嘉生、松木一彌、松本甫、村上洋子、森 淳、山口博正、山口昌夫、山田實、山田明子

(文 笠原美子:写真 前坂靖弘)

2012.09.11 9月11日(火)「第20回食べ歩きの会」開催

9月11日(火)、残暑とは申せ朝からかなりのお暑さでした。でも、今日は「食べ歩きの会」20回目と言う節目の会と言う事で、私も一寸改まった気持ちで、箱の中に眠っていた、白ばらをあしらった黒のパナマ帽等かぶり、うきうきと会場へと向かいました。
今回は名取当会会長の推薦で、南青山にある「リヴァ デリ エトウルスキ」と言うイタリアンレストランでの開催でした。店名は「エトルリア人の丘」と言う意味で、トスカーナ地方の歴史ある文化と香りを日本に伝えたいと言う思いと、トスカーナ出身の2人のシェフの故郷にちなんで名付けたと言う事でした。1996年に青山の地で開業して、翌年にはイタリア政府により、国外のレストランの中から、たった20数店舗のみ厳選されて、“真のイタリアレストラン”として、ローマの大統領官邸で当時のスカファロ大統領より直接「認定証」を授与されているという、イタリア政府お墨付きの名店です。お2人のシェフはイタリアを代表するフィレンツェの「エノテカ ピンキオーリ」で、長年地元の食通の舌をうならせてきた方々で、季節の新鮮な食材を使う事は勿論、お客様の健康も考え、理にかなった食材の組み合わせをシェフの美意識で丁寧に包み、出来上がったお料理をイタリアらしい空間と時間の中で召し上がって頂く、と言う事をとても大切にして来ています、とのコメントが御座いました。
さて、皆様お揃いになりましたところで、杉並稲門会 山田会長よりご挨拶と労いのお言葉をいただきました。乾杯の音頭 片岡さんがお休みでしたので、何時も若々しい岡田さんに、皆様のご健康を願って乾杯の音頭をおとり頂きました。 いよいよお料理のスタートです。「杉並稲門会御一行様 スペ シャルメニュー」しかもフリードリンク付き、特にワインでは定評のあるお店です。

○メニュー :海老とモッツアレラ、レタスのプレアと共に。帆立貝のパンチェッタ巻き、アスパラガスのグラタン、トマトのヴィネグレット。自家製ショートパスタ、ソプラッサータのラグー。牛肉のロースト、カボチャのクレマとカンゾウを添えて。苺のババレーゼ、エスプレッソ。 以上どのお料理を取りましても、先ず見た目に美しく、美味しく、健康的な食材のアレンジと、シェフの心意気に感動いたしました。前菜の、帆立貝のパンチェッタ巻き(パンチェッタとは生ハムの事)も、お口の中で2つの食材が混じり合い、帆立だけでは味わえない、とてもリッチな美味しさでした。 美味しいお料理に合わせたワインも、同テーブルのワインにはお詳しい女性方から「これは美味しいワインね、香りもいいわ」などの言葉が飛び交っておりました。
今回も38名という大勢の方々のご出席を頂きました。また今回は山田会長夫人を筆頭に12名もの女性のご参加を頂き、心浮き立つような、華やいだお食事会にさせて頂きました事は、図らずも記念すべき20回目の「食べ歩きの会」に素晴らしい花を添えて頂けました。 名取会長、松本副会長始め幹事一同心から感謝申し上げます。そして当会が会を追うごとに、ご支持をえて会員を増し、20回も続けて参りましたのも皆様のご支持のお陰と、重ねてお礼申し上げます。次回は又一同心を新たに、皆様にお喜び頂けます様頑張って参ります。有り難うございました。

◆世話人:会長名取義久、副会長松本甫、幹事:笠原美子、内田直彦、小澤昭彦、 岩堀律子  

【参加者38名(敬称略・順不同)】
明石玲子、浅妻暉雄、東美紗子、石田順康、石村誠人、岩堀律子、牛山洋一、内田直彦、 大澤洋子、岡田徳太郎、小澤昭彦、影井恭子、笠原美子、勝島敏明、川口浩司、 久保田貞雄、佐治恵子、宿谷直樹、宿谷和子、田中素之、田村輝雄、田村栄子、千葉明義、 中川修一、中村正代、名取義久、長谷川哲夫、早川敏清、藤本源次、前坂靖弘、松木一彌、 松本甫、松本信子、山口治夫、山口博正、山口昌夫、山田實、山田明子

【笠原 美子、写真/前坂 靖弘】

2012.06.21 6月21日(木)「第19回食べ歩きの会」開催

6月21日(木)、当会は、原宿駅(竹下口)より3分という好 立地に建つ「ジャルダン・ド・ルセーヌ」で開催されました。
当店の副 社長、斉藤一久氏が、第4ブロックの中川修一氏と同級生でいらっしゃ います事から、同氏よりご推薦を頂きました。 久しぶりの竹下通りは、入り口の所から、中学生位かと思えるヤング も含めて、とにかく大勢の若者達でいっぱいでした。私はここでは異星人か な!なんて思いながら、肩を斜めにすり抜ける様に歩き、右折して小径 に入り、直ぐ左折すると、其所にはもう竹下通りの喧噪はまったく無 く、ブラームスの小径と呼ばれるこの通りは、花と緑に包まれるように シックな家並みが続いていた。この小径のやや中間にある「ジャルダ ン・ド・ルセーヌ」は、白亜の優美なたたずまいの1号館と、路を挟ん で、あたかもヨーロッパのカフェの雰囲気をかもす2号館で構成されて おり、私達が通されたのは、2号館の玄関を入って直ぐのグランサロ ン・ドウ・ルセーヌと言うお部屋でした。驚いたことに、そのお部屋は 18~19世紀頃の美しいヨーロッパのアンテックで満たされていたこ とでした。ミューラーのシャンデリア、フロアスタンド、(アー ルヌーボー期)の美しい装飾をこらした鏡、英国クレデンザの鏡の上に ついていた大きな大理石の浮き彫りの彫刻(レリーフ)等、ご紹介しき れない程のコレクションでした。
アンテックに見ほれている間に全員が揃い、いよいよ会が始まりまし た。例によって山田杉並稲門会会長にご挨拶を頂き「美味しいものを食 べて元気に頑張りましょう」と明るい励ましのお言葉を頂きました。
引 き続き片岡先輩に乾杯の音頭をおとり頂き、いよいよお料理のスタート です。杉並稲門会用シェフ スペシャル メニューです。全5品にコー ヒー、それぞれに新鮮な素材を更に美味しく頂くための、素材とソース のハーモニーはさすがでした。また前菜の、季節野菜の鶏スープゼリー 固め香草風味 トマトのヴィネグレットは見た目にも爽やかで、喉ごし も美味しく、最初の一口を~おおこの季節にぴったり~と感動をもって頂きました。
切りの良い所で、初参加下さいました5名の方々(全員女性~とても 嬉しい事です)や斉藤副社長にも初参加と言う事でご挨拶を頂きました。 お食事後にはサプライズ のアトラクションとして、音楽に合わせリ ズム良くオレンジの皮をナイフで剥いて、その身も少しついた皮を、熱 したパンの中に絞り入れ、更にコーヒーポットを高く掲げてパンの中に 注ぎ、仕上げにクワントロを入れると言う、パーホマンスをして頂き、 大いに盛り上がりました。その、ほのかにオレンジの香り漂う珍しい コーヒーの試飲もさせて頂き、皆様大変お楽しみくださったご様子でし た。

メニュー
季節野菜の鶏スープ ゼリー固め香草風味 トマトの ヴィネグレット
ビシソワーズスープ
市場から届く鮮魚 ポンムピューレ胡爪和え エシャレッ トのソース
三元豚のロースをローストにして、そのジュをソースに
紅茶とレモンのヴェリーヌ  フランボワーズのシャーベットを添えて
コーヒー

今回も沢山の方々にご参加を頂き、名取会長、松本副会長始め幹事一 同心から感謝申し上げます、東北の大震災以来、「絆」と言う事がとて も大切に見直されております。当会も会員同士の「絆」を此れからも大 切に、より良い会に、より楽しい会にして行ければと一同、切に願って おります。有り難う御座いました。

東美紗子、井口昌彦、石田順康、石村誠人、岩堀律子、牛山洋一、内田直彦、大澤洋子、岡田徳太郎、小澤昭彦、笠原美子、 片岡重高、川口浩司、久保田貞雄、斉藤一久、佐藤良三、宿谷直樹、宿谷夫人、田鹿裕美、時園とき江、都築浩子、中川修一、中村正代、名取義久、服部文夫、早川敏清、藤田敦士、 藤本源次、堀厚子、前坂靖弘、増子邦雄、増子夫人、松木一彌、松本甫、水野幸子、山口博正、山口治夫、山田實

【笠原美子、写真/前坂靖弘】