190319 3月19日(火) クラシック音楽愛好会第103回例会開催

~ホロヴィッツ没後30年、ラローチャ没後10年コンサート~
この日は当初の予定を変更して、没後30年のホロヴィッツ、没後10年のラローチャの二人のピアニストの演奏を聴く(観る)こととした。
始めに、「ホロヴィッツ・リサイタル・イン・ウィーン(1987/3)」より以下の曲(時間の都合で下記の曲より選択)
① モーツアルト/ロンドK485、
② シューベルト/即興曲D899-3
③ シューベルト・リスト/ウィーンの夜会第6番
④ ショパン/マズルカOp.33-4
⑤ ショパン/ポロネーズ第6番Op.57「英雄」
やはりショパンは上手い。80台の爺さまの演奏とは思えない。

次は「ホロヴィッツ・ドキュメンタリー(1987/3)」から、
⑥ モーツアルト/ピアノ協奏曲・第23番K408(録音風景)
[C.M.ジュリーニ指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団]
つぎに、CDで
⑦ チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番第1楽章/ワルター指揮 NYフィル。
1948年のLIVE第。1楽章が終ると大きな拍手が入る豪快な演奏。
ラローチは以下の曲を聴いた。
⑧ グラナドス/スパニッシュダンスNo.1とNo.6。
⑨ ショパン/舟歌とバラード田尾3番
⑩ フェデリコ・モンポウ/「内なる印象」より「哀歌1~4)(LP)
大変盛りだくさんな内容であった。 二次会は、荻窪駅南口の「魚屋道場」で歓談した。

(LP/CD、映像提供:山本、根本)

【参加者16名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、大竹孝平、小澤昭彦、篠嘉子、月坂奎一郎、土屋洋一、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、根本坦、前田研二、矢島章、安井久子、山本廣資、山本富士雄(武蔵野)

(文責:山本廣資)

190219 2月19日(火) クラシック音楽愛好会第102回例会開催

~昨年亡くなった演奏家のコンサート~

毎年2月の例会は、前の年に亡くなった音楽家(演奏)の追悼コンサートである。
今月は下記の音楽家の演奏を取り上げた。LP/CDPを持っていなかったり探したが見つからなかった方々の演奏は、会員の根本氏に映像を探していただいた。
・クラウディオ・シモーネ(指揮) :ヴィヴァルディ/「調和の霊感」、「ラ・チェトラ」より(LP)・・・・会場設営時から事前にBGMとして流した。
・W.ウィウコミルスカ(ヴァイオリン):シマノフスキ/ヴァイオリン協奏曲第1番(映像) ・・・・初めて聴く曲である。第1楽章だけにするつもりであったのであるが、全曲1楽章であったので区切りがつかず、結局最後まで聴いた。やや現代音楽であったが、映像であったので最後まで聴けた(観れた?)。
・J.ロペス-.コボス(指揮):アリアーガ:交響曲第2番(第1楽章)(映像) ・・・・アリアーガはモーツアルトの生誕50年後の同じ日に生まれ、スペインのモーツァルトと言われた音楽家である。残念ながらパリ音楽院に在学中に20代半ばで夭折した。僕が持っている残された作品はなかなか良い。この曲も聴きやすく全曲聴きたかった。コポス氏の指揮も良かった。
・ヘルマン・クレバース(ヴァイオリン):ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲  ・・・・やはりLPの音はよい。コンツエルトヘボウのコンサートマスターの演奏を楽しんだ。
・G.ロジェンストヴェンスキー(指揮):チャイコフスキー/交響曲第4番(レニングラード・フィルのライブ)
この方のLP/CDは持っていると思っていたが手持ちのLPはプロコフィエフの交響曲第4,6番。CDはシューマンの交響曲全集。これではロジェヴァンの良さは分からない。 根本氏が映像を探してくれたので、上記の映像を楽しんだ。ロンドンでのライヴあったが、ロジェヴェン節満開。終了後の聴衆の拍手は大変な盛り上がり方であった。

例会参加者は14人。終了後は、荻窪駅前の「魚屋道場」で2次会。 大変楽しい例会であった。

(LP/CD、映像提供:山本、根本)

【参加者14名:敬称略・50音順】 井口昌彦、石田順康、大竹孝平、神田育子、定金京子、篠嘉子、月坂奎一郎、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、根本坦、前田研二、安井久子、山本廣資、

(文責:山本廣資)

190115 1月15日(火) クラシック音楽愛好会 第101回例会(CD/LPコンサート及び新年懇親会)のお知らせ

皆様開けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 クラシック音楽愛好会も9度目の新年となりました。皆様のおかげで、昨年の例会もほぼ盛会でした。 今年の新年の例会も、いろいろ楽しい曲を聴く(聞く?)ニューイヤーコンサートとしますが、昨年同様簡単な新年懇親会も兼ねたいと思います。
お正月の会は、定番のウインナワルツのほか、生誕200年のJ.オッフェンバック、F.スッペ、さらにポピュラー名曲や小品で構成される会ですので、いつもの例会より気楽な会になります。 皆さんと一緒に聴きたい、又は聞かせたい・見せたいCD/LP/映像ソフトをお持ち下さい。

≪CD/LPコンサート≫

  1. 日 時:平成31年1月15日(火) 18時30分~21時頃まで
  2. 会 場:「with 遊」ジョイントホール (167-0051 杉並区荻窪3-46-13-101、ホームページ:http://cafewithyou.web.fc2.com/)
  3. 会 費:2,000円+α(会場費、飲み物、つまみ及びその他。新年会につき若干グレードアップします)
  4. 内 容:①連絡と報告・・・新年なので、今年の例会予定の連絡、及び昨年の会計報告他を行います。 ②クラシックの小品名曲によるニューイヤーコンサート及び新年懇親会

    ≪2次会≫飲み足りない方は、いつもの「龍 記」で行います。(状況により変更の可能性があります。)

世話人代表 山本廣資 (携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

181218 12月18日(火) クラシック音楽愛好会 発会8周年記念及び例会100回記念ミニコンサート付懇親会開催

会の発足記念の親睦会は、毎年11月に行っていたが、今年は例会100回と重なるので、今月の開催となった。
会場はいつもの、With遊。演奏者2人を入れて26人が参加した。
今日の演奏はヴァイオリニストの芥川さんだけで、没後100年を記念して、 第1部はドビュッシーのヴァイオリン・ソナタ(伴奏は芥川さんの先生の飛松先生)と イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番から「バラード」。 普段あまり聴く曲ではないが、芥川さんの熱演を楽しんだ。 凄かったのは、アンコール、「独奏ヴァイオリンのための第9変奏曲」(名前は筆者が勝手につけた)であった。
第4楽章の始まりから合唱に入るまでを上手に編曲、経過句を入れてフィナーレに。 ヴァイオリンからオーケストラ全奏に至るまでの歓喜の歌のメロディーをヴァイオリン独奏にまとめた演奏もよかったが、フィナーレが特に迫力があって良かった。 作曲者を訊いたら、芥川さんの編曲との事。こちらの才能も垣間見たことである。

第2部はパーティー。おいしい料理で盛り上がった。 年末であるので、校歌の前に第9の合唱。飛松先生の伴奏で芥川さんはソプラノ。他は合唱団で活躍しているメンバーも夫々のパートを歌って盛り上がった。締めはもちろん校歌。 2次会は荻窪駅南口の魚屋道場。芥川さんと、飛松先生も参加して、いろいろな話で盛り上がった。

【演奏者】芥川愛子(ヴァイオリン)、飛松利子(ピアノ)
【参加者24名:敬称略・50音順】 芥川正子(芥川さん母上)、井口昌彦、石田順康、大竹孝平、小澤昭彦、後藤武司、坂治彦、篠嘉子、月坂奎一郎、鶴田俊正,根崎健一、根本坦、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、前田研二、矢島章、安井久子、山下早苗、山中治樹、山中正子,山本廣資、山本和子、山本富士雄(武蔵野稲門会)、杠一義

(文責:山本廣資)

 

180918 9月18日(火) 杉並稲門会クラシック音楽愛好会第97回例会開催

~室内楽特集~

当会では、室内楽は年1回は取り上げることにしている。 プログラムの選定には、著名な音楽家が亡くなった際の追悼では、代表的な又は記念碑的な曲を選べばよいし、アニバーサリーイヤーノ作曲家も同様である。 室内楽は曲で選ぶので、名曲は沢山あって、どれにしようか迷う。ジャンルもいろいろある。 根本さんに連絡し、映像を選んでもらった。
開会前の、支度の段階でのBGMは、モーツアルトのVSK.305,306. 後は以下の曲を聴いた。
①ベートーヴェン/ヴァイオリンソナタ第6番(グリミオー、ハスキル)
②シューベルト/ピアノ三重奏曲第1番第1楽章(ルービンシュタイン、ハイフェッツ、ピアゴルスキー)(映像)
③スメタナ弦楽四重奏団引退公園より、ハイドン/「ひばり」(映像)
④ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」(イスラエル弦楽四重奏・映像)
⑤モーツアルト/クラリネット五重奏曲(うらっは、バリリ)

2次会はいつもの優紀で、平賀さんと山本2人。平賀さんががフルトヴェングラーファンであることが分かった。

(CD・LP・映像提供:山本、根本)

【参加者13名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、大竹孝平、坂治彦、篠嘉子、月坂奎一郎、土屋洋一、根本坦、早川敏清、平賀英彦、前田研二、安井久子、山本廣資

(文責:山本廣資)