190413 4月13日(土) 第23回「料理を楽しむ会」 開催

フランス料理 講師 マキシム・ラセルダさん

「料理を楽しむ会」は、目下、≪杉並区在住の外国人からお国の家庭料理を習う≫シリーズを行っているが、5回目の今回は講師にフランス人男性、マキシム・ラセルダさん(32歳)をお招きした。日時は4月13日(土)14時から、場所は井草地域区民センター調理室で、18名が参加した。
ボルドー出身のマキシムさんは来日3年目、現在は幼稚園の先生をしながら、旅行業を目指している。大学では日本語を専攻、日本のアニメの大ファンでもある。
この日のメニューはキッシュにクレープにオニオンスープ。 キッシュは極めて一般的なフランスの家庭料理とのことで、深めの耐熱皿にパイ生地を伸ばし、その中に牛乳、生クリーム、卵、ベーコン、キノコ、ホウレンソウ、チーズなどを合わせて入れ、オーブンで焼く。クレープはフライパンで皮を薄く焼き上げるのかコツだが、皆さんなかなかの腕前で、バナナ、イチゴ、はちみつと一緒にデザートとした。オニオンスープは玉ねぎをあめ色になるまで炒めるのだが、こちらは世話人の一人、渡辺祥子さんが特別講師となり厳しく指導、その甲斐あってか各班とも失敗なく出来上がった。
差し入れの高級フランスワインと購入したお安いチリワインーと一緒にボリュームたっぷりの午餐となったが、ワインは値段の違いほどにアジの違いは問題にならなかったようである。

(文・田口佐紀子)

181213 12月13日(木) 第22回「料理を楽しむ会」 開催

12月13日(木) 、井草地域区民センターで第22回「料理を楽しむ会」を開催、 16名の会員が参加した。 「杉並区在住外国人から教わるお国料理」も4回目となり、今回の講師は韓国人の蔡芝那(チエ ジナ)さん。2年前に来日され、ご主人は現在早稲田大學で働いている。
日本語が達者なチエさんの指導の下、ミヨックッ:(祝いの日に欠かせないワカメスープ)、チャプチエ(韓国の春雨―ダンメンを使った炒め物)、ヘルムパジョン(海鮮チジミ)とサンゾク(牛肉、キノコ等を使った串焼きチジミ)の4種の料理に挑戦した。 普段、韓国料理として親しんでいるクッパ、ユッケ、ビビンパ、焼き肉等とは違って、慣れない香辛料や薬味にやや手間取ったが、出来上がりは日本人の口に合い、皆で自画自賛しながら賞味した。
チエさんお手製のキムチも配られ、東洋人らしい気配りで会を盛り立ててくれた。次回はどこの国の料理になるか楽しみである。

文:長谷川 将

参加者名:水野健樹、林義徳、前田研二、太田允康、大竹孝平、萩原和之、原宏、渡井弘、渡井夫人、庄司玉緒、坂治彦、長谷川哲夫、加藤尚志、渡辺祥子、田鹿裕美、長谷川将 +講師のチェ ジナ

180731 7月31日(火) 第21回「料理を楽しむ会」 開催

12号台風一過、暑い日が続く、7月31日(火)に第21回となる「料理を楽しむ会」を いつもの井草地域区民センターで開催しました。
昨年から杉並在住の外国人を招いて お国自慢の料理教えてもらいながら、その国の食文化にも触れる趣向で、スリランカ、 イタリアに続き今回はアジアの赤道直下マレーシアの料理にチャレンジしました。 講師は天沼陸橋近くでマレーシア料理店「馬来風光美食」を経営する在日18年の 陽気なエレンさんとそのアシスタント(日本人)にお願いし、レシピは世話人一同で選んだ 次の3品を採り上げて楽しみました。
「ナレシマ」マレーシアの国民食、「ジンジャーチキン」カシューナッツと香菜で味を引き立てた鶏肉のショウガ焼き、「ブブチャチャ」赤里芋とサツマイモを使うマレーシア風お汁粉。用意した材料と香味料から凝ったソースや下ごしらえに想定外に時間がかかったが、エレンさんと助手のご指導よろしきを得て夏に相応しい料理を作り味わい、最後にビールで乾杯となりました。

参加者(敬称略)前田研二、栗原正彦、水野健樹、内田直彦、竹田隆雄、長谷川哲夫、 坂治彦、大竹孝平、高橋美保、中山絵里香、梅津弘章、加藤尚志、渡辺祥子、田鹿裕美 長谷川将(文):加藤尚志(写真)15名+講師2名

180310 3月10日(土) 第20回「料理を楽しむ会」 開催

「杉並区在住の外国人からお国料理を学ぶ」企画の第2弾はイタリアン。
3月10日(土)井草地域区民センターで開催されました。 講師は太陽のように明るく元気なラウラ・グロッセッレさん。イタリアで知り合った日本人男性と恋に落ちて結婚ーーご当人はアクシデントと表現しましたーー日本での生活は6年になるそうです。流暢な日本語でわたしたちにもおなじみのボロネーゼのラザーニア、ティラミス、そして地中海野菜のパン粉炒めを教えてくれました。
食べるときはいとも簡単なラザーニアも作るとなると手間のかかるもの、野菜をきざみひき肉と炒め、ホワイトソースを作り、それらをパスタ、モッツアレラチーズと共に三層に重ねオーブンで焼きます。ティラミスは卵白と卵黄を別々に泡立てるという難行・・・クリームチーズを入れ忘れた班もありましたが、出来上がればお味は上々、問題なし!
バンダナ姿もかいがいしく立ち働いた20人の生徒たちは、wine付きの試食に舌鼓を打ってご満悦。快活な講師の指導のもと、あっと言う間の楽しい3時間でした。 次回は7月、マレーシア料理を予定しています。

参加者:  栗原正彦、水野健樹、前田研二、萩原和之、原 宏、内田直彦、坂 治彦、長谷川哲夫、金澤陳樹、神田育子、松尾 清、太田允康、庄司玉緒、馬場一義夫人、 斎藤純子、梅津弘章、加藤尚志、田鹿裕美、渡辺祥子、田口佐紀子

文・田口佐紀子

171125 11月25日 (土)第19回「料理を楽しむ会」 開催

年3回の割合で開催している「料理を楽しむ会」は、今回から趣向を変え、杉並区在住の外国人から「お国料理」を習うことになり、11月25日、高井戸区民センターで開催した。
杉並交流協会推薦による第1回目の講師はスリランカ人のプラバート・サミンダラ・ウィーラワルダナさん。
東大大学院で電子工学を専攻した35歳の独身男性。参加した20名の会員に対し、まずは美しいスリランカについての紹介と観光のお薦めがあり、続いてレンズ豆カレーとチキンカレー、ナスと小魚・玉ねぎ・トマトの不思議なサラダのような付け合わせを料理した。スリランカ料理で重要なのはスパイスとココナッツミルクとライス。スパイスの多くはプラバートさんが大久保の店で購入してくれ、バースマテイ―というインド米は普通の米屋にはなくネットで購入した(日本米よりかなり高価で2キロで2200円)。細長いいわゆる外米だが香りがよく、「外米がまずいと言うのは炊くときの水が少ないせい」とのこと。スパイスの種類の多さや入れるタイミングが難しく、一回だけでは覚えるところまではいかなかったが、辛さを抑えたチキンとレンズ豆のカレーはサラリとしていてコクがあり、インド米にとても良くあった。スパイスのクセや辛さを心配したがしつこさはな、全員が完食、おいしかったと評判であった。また揚げた小魚とナスの食感がカレーの付け合わせとしてよく合い、新しい味覚発見であった。 次回はどこの国の料理になるのだろうーー楽しみです。 田口佐紀子記

参加者名 勝島敏明、梅津弘章、石村誠人、林 義徳、竹田隆雄、中山絵里香、田村純利、田村初枝、内田直彦、中村正代、大竹孝平、長谷川哲夫,坂 治彦、松尾 清 萩原和之、西郷洋平、長谷川将、加藤尚志、田鹿裕美、田口佐紀子