2015.01.10 1月10日(土) 第172回カラオケ部会開催

第172回カラオケ部会、定例の第2土曜日の10日開催。於、クラブ・イン荻窪。23名参加、A室、B室が各8名、C室が7名。歌唱曲数はA、B室が各々6~7曲、C室が約8曲。
[話題1] 
本年1回目の参加者は昨年同月比で4名増の23名。歌唱曲は発売直後の新曲から懐かしの名曲に至るまでの延べ全160曲。会員各位の歌に対する熱い心意気がひしひしと伝わってくるようで幸先のよいスタートとなった。
[話題2]
全160曲中、人気の高い歌手のベスト5は①五木ひろし10回、②石原裕次郎7回、③森進一5回、④唱歌4回、⑤鳥羽一郎、石原詢子が各3回の順。第一位の五木ひろしは前坂靖弘さんが「渡月橋」「追憶」「絆」など5曲、松本甫さんが「風の子守唄」など3曲、松木一彌さんが「傘ん中」など2曲。
[話題3]
石原裕次郎は、尾上孝さんが「夜霧の慕情」など3曲、森村恒夫さんが「港町涙町別れ町」など2曲、川口浩司さんが「夜霧よ今夜もありがとう」、増子邦雄さんが「北の旅人」。森進一は、小川啓介さんが「襟裳岬」、栗山欣二さんが「港町ブルース」、名取義久さんが「たずねて小樽」、牧野國義さんが「冬の旅」、森典秋さんが「おふくろさん」を思い入れたっぷりに歌唱された。
[話題4]
石村誠人さんは郷愁をそそる懐かしの唱歌「冬景色」「花」「荒城の月」の3曲を披露した。森さんの「かあさんの唄」も唱歌だが、吉幾三「かあさんへ」、鳥羽一郎「俺の親父とコップ酒」など7曲すべてが両親や兄弟、家族への思いが切々と伝わる家族愛が選曲のコンセプトになっていた。
[話題5]
毎回テーマ設定で選曲する元祖が牧野國義さん、今月は1月という季節柄か「冬」。小金沢昇司「冬の旅人」、因幡晃「忍冬(スイカズラ)」、花咲ゆき美「冬の蛍」など全7曲をしっとりとした喉で魅了した。

RoomA

RoomB

RoomC

新曲派の雄、竹田隆雄さんは何と1月7日発売の3曲、北川大介「波止場酒」、北川裕二「なみだ百年」、秋岡秀治「花板」はじめ、渥美二郎「奥の細道」、松永ひとみ「港じょんがら帰る船」は12月発売という徹底ぶりである。新曲に対する並々ならぬ研究心、こだわりがほとばしっていた。

《参加者》敬称略・室別50音順
A室:尾上孝 勝島敏明 川口浩司 名取義久 福岡陽代 前坂靖弘 松木一彌 森典秋
B室:小川啓介 栗山欣二 竹田隆雄 中村昌代 藤田敦士 藤橋和浩 牧野国義 山本新太郎
C室:石村誠人 小林容子 志柿元敬 角皆與一 増子邦雄 松本甫 森村恒夫

次回2月は定例第2土曜日14日、16時から20時まで。於・クラブ・イン荻窪。   入会申込みは、前坂・名取まで。

[文/藤橋・写真/前坂]

2014.12.20 12月20日(土) 第171回カラオケ部会開催

第171回カラオケ部会、定例の第2土曜日から1週間遅れの20日午後5時開催。於、クラブ・イン荻窪。22名参加、A室、B室が各々8名、C室6名。歌唱曲数はA室が6曲、B室が6〜7曲、C室が8曲。

[話題1]
2014年1月から12月までの1年間に渡る当部会への参加者数は延べ272人、歌唱曲数は延べ1,850曲に上った。これはひと月当たりの参加者が22.7 名、歌唱曲数が154.2曲、一人当たり6.8曲である。現会員数が32名なので毎月の参加率が70.9 %に達した。1月の例会で部会長の前坂靖弘さんから皆勤賞8名、精勤賞(1回欠席)7名が発表される(氏名は次号に掲載)。
[話題2]
2014年の1年間に歌唱されたベスト10の第一位は美川憲一「新潟ブルース」で11回。歌唱者は勝島敏明さん(5回)、高田豊昭さん(2回)、増子邦雄(2回)さん、名取義久さん、森典秋さんの5名。第二位は佳山明生「氷雨」で10回。歌唱者は川口浩司さん(5回)、森さん(2回)、勝島さん、栗山欣二さん、竹田隆雄さんの5名。第三位は9回で3曲が並んだ。大川栄策「さざんかの宿」を勝島さん(5回)、森さん(2回)、川口さん、増子さんの4名。五木ひろし「細雪」を川口さん(4回)、勝島さん(3回)、増子さん(2回)の3名。加藤登紀子「知床旅情」を中村昌代さん(7回)、岩堀律子さん、小林容子さんの3名。
[話題3]
第六位は8回で2曲。石川さゆり「津軽海峡冬景色」を村上禮三さん(3回)はじめ4名。都はるみ「好きになった人」を中村さん(7回)、尾上孝さんの2名。第八位は7回で8曲が並んだが歌唱者が3名以上に絞って紹介すると北島三郎「北の漁場」(森村恒夫さん他)、五木ひろし「長良川艶歌」、美川憲一「柳ケ瀬ブルース」となり、スタンダードナンバーがトップ10を占めた。
[話題4]
新曲では4月発売の大月みやこ「ひとり越前」を竹田さんが5月に披露、志柿元啓さん、藤田敦士さんら4名で6回、6月発売の秋元順子「愛鍵」を同月に井口昌彦さんが熱唱、7月に松木一彌さんが続き5名で6回のノミネート。曲名から早稲田の香りが漂う半田浩二「三ノ輪橋」は4月発売で5月に井口さん、竹田さんが挑戦し、11月の小川啓介さんで5名、5回に到達した。

《参加者》敬称略・室別50音順
A室:小川啓介 笠原美子 栗山欣二 名取義久 藤橋和浩 増子邦雄 松木一彌 村上禮三
B室:尾上孝 勝島敏明 小林容子 高田豊昭 前坂靖弘 松本甫 森典秋 森村恒夫
C室:岩堀律子 川口浩司 志柿元敬 竹田隆雄 山崎武正 山本新太郎

次回1月は第2土曜日10日、16時から20時まで。於・クラブ・イン荻窪。 入会申込みは、前坂・名取・井口まで。

[文責/前坂、文案/藤橋・写真/前坂]

Room A

Room B

Room C

2014.11.08 11月8日(土) 第170回カラオケ部会開催

第170回カラオケ部会、定例の第2土曜日の8日開催。於、クラブ・イン荻窪。24名参加、A室9名、B室8名、C室7名。歌唱曲数はA、B室が各々6曲、C室が7〜8曲。

[話題1] 
本会初出にして発売が10月22日という新曲が山本譲二「北の孤愁」。人気の高い作曲家・弦哲也による、どこか淋しくて、せつなくなるような3連のバラード演歌を井口昌彦さん、竹田隆雄さん、松木一彌さんの3名が自慢の喉で披露した。なつこ「シリアスにロマンスを」という同じく3連のバラード歌謡曲を志柿元啓さんが大人のおしゃれな甘いムードで歌い上げた。
[話題2]
毎回、戦前から戦中・戦後の間もない時期の古典的名曲を披露する角皆與一さんはディック・ミネ「旅姿三人男」(1939年発売)から菊池章子「春の舞妓」(1954年)までの15年間の6曲を時代順に歌唱した。勝島敏明さんが歌唱した若山彰「喜びも悲しみも幾歳月」も1957年発売。まさに名曲は年を取らない。
[話題3]
今月も見目麗しい女性陣が5名参加した。美空ひばり「津軽のふるさと」を唱歌の女王・岩堀律子さん、秋川雅史「美幌峠」を風流歌人風の笠原美子さん、田川寿美「一期一会」を超元気印の小林容子さん、松浦ゆみ「涙のラブバラード」を十八番の宝石箱・畠山萬里さん、秋元順子「マディソン郡の恋」を上質なテイストの福岡陽代さんが各々の美声で披露した。
[話題4]
先月は6曲すべてを杉本眞人オンパレードで貫徹した前坂靖弘さんが今月も杉本眞人「銀座のトンビ」を熱唱。ラストの「ワッショイ」には一段と力が入り室内の空気を一変させた。特にラスト3番では「ワッショイ」のリフレインが18回もあり、これは「都の西北」の7回より11回も多い。人生の最終コーナーに入った男のエレジーに対する心情が沁みてくる。
[話題5]
毎回テーマ設定で選曲する牧野國義さん、今月は「夢」。テレサ・テン「東京夜景」、都はるみ「東京セレナーデ」、キム・ヨンジャ「東京の夜は短くて」など全8曲を披露した。

《参加者》敬称略・室別50音順
A室:岩堀律子 栗山欣二 角皆與一 名取義久 畠山萬里 藤橋和浩 前坂靖弘  松木一彌 村上禮三
B室:井口昌彦 尾上孝 笠原美子 小林容子 竹田隆雄 藤田敦士 増子邦雄 森典秋
C室:小川啓介 勝島敏明 志柿元敬 福岡陽代 牧野国義 松本甫 森村恒夫

次回12月は第3土曜日20日、17時から21時まで。於・クラブ・イン荻窪。   入会申込みは、前坂・名取まで。

[文責/前坂、文案/藤橋・写真/前坂]     川口浩司 高田豊昭

2014.10.11 10月11日(土) 第169回カラオケ部会開催

169回カラオケ部会、定例の第2土曜日の11日開催。於、クラブイン荻窪。25名参加、A&B室各9名、C室7名。歌唱曲数はA&B室各6曲、C室8曲。

[話題1]
今年の10月は、東京オリンピックが開催されて50周年を迎えるため、“東京”を冠した曲名が数多く歌唱された。その筆頭は牧野国義さんでアローナイツ「東京の雨を札幌で」、テレサ・テン「東京夜景」、都はるみ「東京セレナーデ」など全8曲。角皆與一さんも淡谷のり子「東京ブルース」、藤山一郎「東京娘」、灰田勝彦「東京の屋根の下」など全7曲。その他、志柿元啓さんが知里(ちさと)「東京恋歌」、竹田隆雄さんが岡晴夫「東京の花売り娘」、森典秋さんがロス・プリモス「ラブユー東京」を6年後の東京オリンピック開催への期待を込めて歌い上げた。
[話題2]
アニバーサリー曲といえば、9月6日に死去された山口洋子さんは花の東京・銀座高級クラブのママにして直木賞作家、そして作詞家としても数々の名曲を世に送り出した。そんな彼女の作詞した代表曲である石原裕次郎「北の旅人」「ブランデーグラス」、中条きよし「うそ」の3曲を森典秋さん、五木ひろし「よこはまたそがれ」を藤橋和浩さんが歌唱し、彼女のご冥福を祈った。
[話題3]
歌謡界の新しいトレンドをいち早く紹介したいとする使命感に燃える新曲派のバトルも見逃せない。松平健「札幌哀愁」を井口昌彦さん、松木一彌さん、三門忠司「人生一勝二敗」と大月みやこ「霧笛の宿」を竹田隆雄さん、藤田敦士さん。蒼彦太「八重洲の酒場」を竹田隆雄さん、松木一彌さん。
[話題4]
今月の「早稲田」関連曲は畠山萬里さんが哀感たっぷりの音色で奏でた藤原浩ヴァージョンの「早稲田松竹」。作曲家・大谷明裕(歌手としては大谷めいゆう)が作詞家・円香乃に学生時代の想い出を語り聞かせ、あがった歌詞に何度も手直しを依頼して完成させ自ら作曲したもの。もっとも大谷の愛妻によると「元カノの歌ね」と軽く一蹴されたという。
[話題5]
私小説風の歌詞を手がける作曲家兼歌手として活躍している杉本真人の歌ばかり集め、新曲「銀座のトンビ」他5曲を前坂靖弘さんが披露した。

《参加者》敬称略・室別50音順
A室:小川啓介 尾上孝 笠原美子 小林容子 高田豊昭 名取義久 前坂靖弘  松木一彌 松本甫
B室:井口昌彦 岩堀律子 勝島敏明 川口浩司 栗山欣二 福岡陽代 藤田敦士 藤橋和浩 森典秋
C室:志柿元啓 竹田隆雄 角皆與一 畠山萬里 牧野国義 村上禮三 森村恒夫

次回11月は定例第2土曜日8日、16時から20時まで。於・クラブイン荻窪。
入会申込みは、前坂・名取・井口まで。[文責/井口・文案/藤橋 写真/前坂]

2014.09.13 9月13日(土) 第168回カラオケ部会開催

第168回カラオケ部会、定例の第2土曜日の13日開催。於・クラブイン荻窪。22名参加、A室8名、B室7名、C室7名。歌唱曲数はA室が6〜7曲、B室が7〜8曲、C室が7〜8曲(途中参加除く)。
[話題1]
今回リクエストされた曲名は延べ157曲。最も多く歌唱されたアーティストは香西かおりの6曲。それも前坂靖弘さん一人で当会初出の「風恋歌」「人形」や十八番の「早稲田通り」など6曲を熱唱。ちなみに8月は畠山萬里さんの「一夜宿」はじめ2曲。
[話題2]
香西かおりに次いで人気が高いのは五木ひろしとテレサ・テンの5曲。五木ひろしは松本甫さんが「愛のバラードを…となりで」「流れのままに」の2曲、勝島敏明さんが「細雪」、竹田隆雄さんが「人生かくれんぼ」、村上禮三さんが「契」。テレサ・テンは森村恒夫さんが「空港」「愛人」「何日君再来(ホァルーチンツァイライ)」の3曲、川口浩司さんが「時の流れに身をまかせ」、牧野国義さんが「白夜」。以下4曲が美空ひばり、小林旭、3曲が冠二郎、細川たかし、由紀さおり、2曲は22名、1曲は78名のアーティスト。
[話題3]
新曲へのこだわりや進取の精神が旺盛なのも当会の伝統。冠二郎「どうせこの世は成り行きまかせ」を井口昌彦さん、竹田隆雄さん。山本あき「砂の橋」を志柿元啓さん、藤田敦士さん。鏡五郎「なみだ月」を竹田隆雄さん、松木一彌さんがチャレンジした。
[話題4]
牧野国義さん、恒例のテーマ設定、9月は「夜」。ペギー葉山「夜明けのメロディ」、ちあきなおみ「夜間飛行」、秋元順子「哀愁の夜想曲」など全8曲。他に志柿元啓さんが角川博「夜泣き鳥」、松本甫さんが舟木一夫「哀愁の夜」。歴史は夜つくられるように、歌も夜つくられ、歌い継がれる。
[話題5]
石村誠人さんは「唱歌」とともに人生の応援歌が持ち味。今回は「人生劇場」を台詞入で熱唱。また2番、3番を替え歌で披露した。人生劇場4番は知られているが、5番は幻の歌詞といわれていたが、早大社学の歴史学者・木村時夫名誉教授(没)がその存在を証明し、在りし日は盟友の奥島孝康・元総長とともに全国の校友会総会で歌いまくっていた逸話があり、B室で石村さんによって再現された。

《参加者》敬称略・室別50音順
A室:尾上孝 川口浩司 栗山欣三 名取義久 前坂靖弘 増子邦雄 松木一彌 村上禮三
B室:井口昌彦 石村誠人 勝島敏明 藤田敦士 藤橋和浩 牧野国義 松本甫
C室:笠原美子 志柿元敬 竹田隆雄 角皆與一 中村昌代 森典秋 森村恒夫

次回10月は定例第2土曜日11日、16時から20時まで。於・クラブイン荻窪。
入会申込みは、前坂・名取・井口まで。

[文責/井口、文案/藤橋、写真/井口]