2014.09.16 9月16日(火) クラシック音楽愛好会 第49回例会(CD/LPコンサート)開催

9月16日(火)第49回例会は、当会発足以来の最高の20名の参加者(記念ミニコンサートを除く)でした。皆さんがたくさんのCDを持ってこられたので、予定プログラムは最初と最後だけで、あとは室内楽名曲シリーズとなりました。
取上げた曲を上げると、
①モーツアルト:フルート四重奏曲、
②同:ピアノ三重奏曲K.496、1st,2ndmov、
③同:セレナード第11番1st,2ndmov、
④メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲1stmov、
⑤ブラームス:弦楽6重奏曲第1番、1st,2ndmov、
⑥チャイコフスキー:「アンダンテ・カンタービレ」、
⑦同:弦楽6重奏曲「フィレンツェの思い出」1stmov、
⑧ベルク:弦楽四重奏曲第1番1stmov、
⑨ボロディン:「ノクターン」、
⑩シューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」(全曲)、と大変盛りだくさんでした。「死と乙女」は、ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団による、米ウエストミンスターのモノラル盤でしたが、いい音で鳴っていました。 3重奏曲以上が多く、二重奏曲がありませんでしたが、次回には取り上げたいと思います。
二次会は、いつもの「優記」で行いました。   (CD・LP提供:井口、荻田、保坂、堀口、山本)

【参加者20名:敬称略・50音順】 明石玲子、池田芳昭、井口昌彦、石田順康、井村楊子、岩堀律子(見学参加:1968文、1B)小澤昭彦、厚東健彦、後藤武司、坂 治彦、佐治恵子、篠嘉子、保坂幸寛、堀口哲夫、増子邦雄、前田幸男、松本甫、山本廣資、渡辺祥子、杠一義

今後の予定他
10月21日(火)、カルロ・マリア・ジュリーニ生誕100周年記念。
11月18日(火)は、4周年記念例会として例年通り芥川さんその他の方々によるミニ・サロン・コンサートの予定です。
12月16日(火)リヒアルト・シュトラウス生誕150周年コンサート。

世話人代表 山本廣資 (携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2014.08.19 8月19日(火)クラシック音楽愛好会 第48回例会(CD/LPコンサート)開催

会員の平均年齢が高い当会なので、暑さのために出席を見合わせる方もおられましたが、先月、先々月新入会の方々の出席もあって、14人のメンバーが、「真夏の夜のクラシック/ポピュラー名曲フェスティバル」を楽しみました。たくさん聞いたので曲名だけ上げます。
はじめは、①舘野泉のピアノで、「愛情物語」、「サバの女王」その他。②OK牧場の決闘などTVウェスタン・メドレー。③スーパー・ギター・トリオ (ジョン・マクラフリン、アル・ディメオラ、パコ・デ・ルシア)による、「アスパン」と、「オリエント・ブルー組曲」。 ④ローリンド・アルメイダのクラシック・ギターを中心とした、ジャズ・カルテット、LA4による「家路」とギターの響きを楽しんだ後は、懐メロで、⑤パーシ―フェイスの「シンシアのワルツ」。本日集まったメンバーの御歳にふさわしい懐メロは、川田正子、孝子愛唱歌集より⑥「みかんの花咲く丘」「蛙の笛」「里の秋」「はなかげ」(川田正子)、「月の砂漠」(川田孝子)。昭和20年代後半の録音ですが、皆さんの耳に残っているNHKラジオ放送の音は大変懐かしいものでした。with遊のご主人の推薦で、⑦ポール・アンカの大阪城フェスティバルホールでのライブから<ポール・アンカ・ヒットメロディー>これも懐メロでした。新しい曲では、⑧<アナと雪の女王>から、松たか子の歌う「ありのままで Let it go 」。タンゴも聴きたいと⑨アルフレッド・ハウゼの「ラ・クンパルシータ」と「エル・チョクロ」。⑩イ・ムジチとホリガーによる<日本の四季>から、「早春譜」、「城ケ島の雨」。⑪フランス民謡≪オーベルニュの歌≫から、「バイレロ」と「3つのブーレ」。ネタニア・ダヴラツのソプラノが大変綺麗に響いたCDでした。⑫最後はメキシコの作曲家レブエルタスの作品<マヤ族の夜>から、「魔術の夜」でお開きとなりました。
例年と同様いろいろなジャンルの曲を聴いて楽しい例会でしたが、③、④、⑫などはもっとじっくり聞きたいなというのが感想でした。 芥川さんも出席されて、11月の4周年コンサートのきれいなパンフレット(案)を持ってこられました。後日決定版を送ります。
また、3年ぶりに渡辺祥子さんが来られました。 二次会は、いつもの「龍記」で行いました。 (CD・LP提供:井口、荻田、堀口、山本)

【参加者14名:敬称略・50音順】
明石玲子、芥川愛子、井口昌彦、荻田清志、小澤昭彦、厚東健彦、後藤武司、佐治恵子 、篠嘉子、堀口哲夫、前田幸男、安井久子、山本廣資、渡辺祥子

(文責:世話人代表 山本廣資(携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp))

(写真は集合写真でなくスナップ写真としましたので、映っていない方もいます)

今後の予定他 :
次回の9月16日(火)は、室内楽を聴く会を予定しています。
10月21日(火)、カルロ・マリア・ジュリーニ生誕100周年記念。
11月18日(火)は、4周年記念例会として例年通り芥川さんその他の方々によるミニコンサートの予定です。
12月16日(火)リヒアルト・シュトラウス生誕150周年コンサート。

2014.07.15 7月15 日(火)クラシック音楽愛好会 第47回例会(CD/LPコンサート)開催

7月15日(火) 先月はアニバーサリーイヤーの指揮者の演奏を楽しみましたが、今月は生誕100年記念のピアニスト(ホルヘ・ボレット(スペイン)、アニー・フィッシャー(ハンガリー)、ロザリン・トゥーレック(米)と、没後50年記念のピアニスト(ヘンリーク・シュトンプカ(ポーランド、)の演奏を楽しみました。
はじめに、グレングールドが影響を受けたピアニストとして有名なトゥーレックの演奏で
①バッハ:平均律ピアノ曲集第1番
②パルティータ第1,3番
アニー・フィッシャーの演奏で
③モーツアルト:ピアノ協奏曲第20番K.466.このCDでは弟子フンメルのカデンツァを聴きました。
1927年第1回ショパンコンクールにてマズルカ賞受賞のシュトンプカの演奏は勿論
④ショパンのマズルカから、珠玉の第20番から25番を選びました。
スペインの名ピアニスト、ボレットの演奏は小品集で、
⑤リスト編曲のワグナー/タンホイザー序曲と
⑥モシュコフスキー/女道化師(幻想曲集より)
⑦ルビンシュテイン/エチュードよりスタッカート
⑧ラフマニノフ編曲リムスキーコルサコフ/くまん蜂の飛行
⑨ラフマニノフ編曲クライスラー/愛の悲しみ等を楽しみました。 ギレリス、リヒテルなどの大先生であるハインリッヒ・ネイガウス(ロシア)と、スペインのチェリスト、ガスパール・カサド夫人の原智恵子(日本)の演奏が聴けなかったのが残念でした。(LP/CD提供:山本)

2次会はいつもの龍記で行いました。

【参加者14名:敬称略・50音順】
明石玲子、井口昌彦、石田順康、井村楊子、荻田清志、小澤昭彦、坂治彦、佐治恵子、篠夫人、保坂幸寛、増子邦雄、前田研二 (新入会:1969 商 4B)安井久子、山本廣資

(文責:世話人代表 山本廣資(携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp))

2014.06.17 6月17日 (火) クラシック音楽愛好会 第46回例会(CD/LPコンサート)開催

100年前の1914年は、1912年と同様、指揮者、ピアニストの当たり年でした。
指揮者では、カルロ・マリア・ジュリーニ(2005歿)、ラファエル・クーベリック(1996歿)、キリル・コンドラシン(1981)、ヴィトルト・ロヴィツキ (1989)、フェレンツ・フリッチャイ(1963) が生誕100年でした。今回は、このうちから、クーベリックとフリッチャイを聴くこととしました。チェコの指揮者クーベリックは晩年はバイエルン放送交響楽団の首席指揮者として、マーラー交響曲全集の録音が知られています。筆者の若いころは、何と言ってもウィーンフィルを指揮した新世界交響曲で知られていました。初めは①マーラーの交響曲第8番を途中まで聴きました。新世界は上記のLPで、②第1、第2楽章を、③第3楽章はベルリンフィルを指揮したCDで聴き、④第4楽章は同じオケのLPで聴きました。期せずしてCD/LPの聴き比べとなりましたが、④は皆が吃驚するほどいい音でした。CDもいい音ですが、聴き比べるとやはりLPが、実感されました。その後井口さんのDVDで、1991年プラハでのコンサートライブ映像から、⑤モーツアルトの交響曲第38番「プラハ」の第1楽章と、⑥新世界交響曲の第2,4楽章を映像で楽しみました。 フリッチャイの時間が無くなり、⑦クララ・ハスキルの共演の名演、モーツアルトのピアノ協奏曲第27番の第1、第2楽章を聴きました。締めは⑧スメタナのモルダウで、クーベリック/バイエルンの演奏でした。
フリッチャイの前に、小生のお気に入りの、⑥`ターリッヒ指揮新世界の第一楽章を入れさせてもらいました。2次会はいつもの龍記で行いました。 (LP/CD/DVD)提供:井口、荻田、松本、山本)

【参加者17名:敬称略・50音順】
明石玲子、井口昌彦、池田芳昭、石田順康、井村楊子、荻田清志、小澤昭彦、加藤尚志、後藤武司、坂治彦、佐治恵子、篠夫人、堀口哲夫(新入会:S62理工卒、4B)増子邦雄、松本甫、安井久子、山本廣資

(文責:世話人代表 山本廣資(携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp))

今後の予定
7月15日(火) 生誕100年・没後50年記念のピアニストたち  (ネイガウス、シュトンプカ、ボレット、アニー・フィッシャー、 原智恵子、ロザリン・トゥーレック)
8月19日(火) 第4回ポピュラーコンサート 9月16日(火) 室内楽特集
10月21日(火)4周年記念ミニコンサート
11月18日(火)生誕100年記念の指揮者(ジュリーニ他)(松本さん)
12月16日(火)リヒアルトシュトラウス特集(ばらの騎士他(石田さん)
(9,10,11月は入れ替わる可能性もあります)

2014.05.20 5月20日 (火) クラシック音楽愛好会 第45回例会(CD/LPコンサート)開催

5月20日 (火) 今月の前半は、今年がアニヴァーサリーイヤーとなるロシアの2人の作曲家の作品を取り上げました。
初めに生誕175周年となる、ムソルグスキーの作品から、アバド指揮のCDでバス・バリトン・児童合唱とオーケストラのための珍しい編曲版による①「はげ山の一夜」と②歌劇「ホヴァンシチーナ」前奏曲、「蚤の唄」。没後100年リヤードフからは、④交響詩「ババ・ヤガー」と⑤「8つのロシア民謡」(いずれもアンセルメ/スイスロマンド管)。⑥「展覧会の絵」は前半リヒテルのピアノで、⑦後半はメータ/NYphoで聴き、⑧<キエフの大門>をスタンリー・ブラック/ロンドン・フェスティバルoで締めました。後半は、先月話題になった、モーツアルト:ピアノソナタK331の聴き比べを行いました。 はじめに、⑨ラフマニノフ(1Mov)、⑩内田光子(3,1Mov)、⑪グレン・グールド(3,1Mov)、⑫ファジル・サイ(1Mov)、⑬ホロヴィッツ、⑭グルダと聴いて時間切れになりました。それぞれ甲乙はつけがたい演奏でしたが、この中で皆さんに1番評判が悪かったのがグールドの演奏でした。
井口さんからは、インターネット上での、多数のK331の演奏評のコピーをいただきました。(LP/CD提供:井口、荻田、増子、山本)

2次会はいつもの龍記で行いました。   6月の例会は、生誕100年記念の指揮者の演奏を楽しみたいと思います。 1914年も指揮者の当たり年で、クーベリック、コンドラシン、ジュリーニ、フリッチャイ、ヤンソンスと錚々たるメンバーです。

【参加者13名:敬称略・50音順】
井口昌彦、池田芳昭、井村楊子、荻田清志、後藤武司、坂治彦、佐治恵子、根崎健一、篠夫人、保坂幸寛、増子邦雄、松本甫、山本廣資

(文責:世話人代表 山本廣資(携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp))

 

早稲田大学交響楽団  Early Summer Concert2014

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