田口佐紀子氏の「第二回潮アジア・太平洋ノンフィクション賞」受賞を祝って

先に(2012年)「毛沢東 大躍進秘録:楊継縄著」という共産中国の最大悲劇の歴史書 の翻訳と編集に携われた田口佐紀子氏(早大商議員、杉並稲門会幹事、企画委員長)が、このたび潮出版の「第二回潮アジア・太平洋ノンフィクション賞」を受賞されたとの記事を毎日新聞で見て、その原稿を読ませていただいた。
当節、話題の多い中国に関する著書は多い。その大半は学者・評論家先生方の過去の見聞,専門的な解説書が多い中で、本書「隣居(リンジュイ)―お隣さん」は、共産党政権発足の1949年にはじまり、文革から天安門事件を経て現在に至る一般の中国市民生活の変遷を、著者が北京「外国語出版社」に勤務した当時の中国人同僚に取材して綴られている。この点で多くの解説書とは違う読み物であろう。
9月5日発売の雑誌『潮』10月号に選考事由と本の抜粋が紹介され、単行本は今年11月に潮出版社から発売される予定と聞いた。我が稲門会仲間の力作を、この秋の読書プランの一冊に加えられることをお薦めしたい。

杉並稲門会副会長(渉外管掌) 長谷川 将

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