2012.08.29 8月29日(水)~30日(木)東京都23区支部/東日本大震災被災地訪問(第2回)  

東京都23区支部幹事会有志22名は8月29日~30日第2回訪問先の岩手県宮古市、釜石市、大船渡市及び陸前高田市を訪問した。杉並稲門会から秋山一郎、森 淳、久保田貞雄の3名が参加した。
8月29日(水)朝東京駅より東北新幹線「はやて」にて盛岡に到着、まず盛岡市内の岩手日報社にて三浦社長(早稲会田OB)より生々しい被災状況を伺い、早速被災地宮古市に向かった。日本のチベットといわれる深い山間をバスで2時間、途中は先輩で宮古出身の元農水大臣玉澤先生の詳しいお話を聞きながら宮古市に入り、被害の大きかった田老地区を見て回った。陸中海岸国立公園はさが津波で無残に変わり果てた状況に愕然とした思いだった。

夜は市内のホテルで陸中稲門会の皆様と和やかな交流会で盛り上がり東北の人々の温かさを感じた。 8月30日(木)はバスで国道45号線を南下し釜石市に向かい、赤崎市会議員(早稲田ラグビーOB)のお話を伺い、2千億円もかけた防潮堤が簡単に破られた津波の恐ろしさに 驚愕した。昼食後大船渡市を通り一本松が残った陸前高田市で県立高田病院石木院長 (早稲田OB)から、奥様を亡くされながら震災後いち早く被災者医療に立ち上がったご苦労に大変感動した。 帰路は陸前高田から一ノ関経由「はやて」で夕刻東京に向かった。
今回の訪問で、いろいろな困難な問題を抱えながら、一歩一歩着実に復興に向かっている姿を目の当たりにして安堵した旅であった。

(文・写真 久保田貞雄)

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