2016.09.13 9月20日(火) 杉並稲門会 クラシック音楽愛好会第73回例会開催
~2人のピアニストの生誕100年記念及び今年亡くなった指揮者のコンサート~
先月に続いて今月も台風が近づく中、クラシック音楽を愛する会員が13名も集まり、名ピアニストの演奏と、作曲家・指揮者の指揮する演奏を楽しみました。
初めに、今年の1月5日に亡くなった、作曲家・指揮者のピエール・ブーレーズの指揮で①シェーンベルクの「淨夜」のオーケストラ版。次は生誕100年となる、ソ連・ロシアの名ピアニスト、エミール・ギレリスによる②チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番の1,2楽章/カレル・アンチェル指揮チェコフィルの1954年ライブ。1955年アメリカでの衝撃的デビューの前の演奏。③第3楽章は映像で1969年12月25日の演奏(指揮A.ウォーレンスタイン)。同じく映像で④モーツァルト:ピアノソナタK.310の第1楽章。
ギレリスと同じく生誕100年となる英国のピアニスト、モーラ・リンパニーの演奏は、⑤ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番と、映像で⑥リスト:3つの演奏会用練習曲(S144/R5)第3曲「ため息」を聴きました。
作曲家・指揮者、ブーレーズの話題になった録音では、発売された際に世界で最も遅いと言われた、⑦ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」1,2楽章を聴き、最後に第25回思想・芸術部門で京都賞を受賞した際の、ブーレーズのインタビュー映像を観てお開きとなりました。(LP/CD/映像提供:荻田、根本、山本、杉並中央図書館)
【参加者13名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、荻田清志、神田育子、後藤武司、篠 嘉子、月坂奎一郎、根本坦、早川敏清、堀口哲夫、前田研二、安井久子、山本廣資、 台風の為、今月も2次会はなしとなりました。 (文責:山本廣資、写真:今回省略)
今後の予定
10月18日(火) <第2回オペラの会>モーツアルト:歌劇「魔笛」(ムーティ指揮ザルツブルク音楽祭予定)
11月28日(月) <クラシック音楽愛好会発足6周年記念ミニコンサート付親睦会> 於:杉並公会堂グランサロン
12月20日(火) <ジュスマイヤー(モーツアルトの弟子)生誕150周年杵> モーツアルト:レクイエム他
その他、10月と11月の間が空いているので、11月9日(水)に、臨時例会を行います。
会場は確保してありますので、特別な企画がありましたらご申し出ください。