160510 5月10日(火) 第4ブロック主催「第14回社会見学ツアー」開催

恒例の社会見学ツアーは14回目を迎え41名の参加で開催された。阿佐ヶ谷駅前を早朝に出発し、まずは最初の目的地「江川邸」を目指す。歴代・江川太郎左衛門と名乗った韮山代官の「江川邸」では、現地ガイドより幕末の黒船来航に危機感を持ち、反射炉の建設・お台場の築造・民兵の採用など日本の海防に心血を注いだ第36代当主「江川英龍」の話を中心に解説を受け、屋敷を見学した。次が「韮山反射炉」。ここでの現地ガイドの話がすこぶる面白く、文系の者でも反射炉の原理が良く理解できた。また、オランダの書物を参考に手探りで作り上げた「反射炉」の製造技術が明治の文明開化に貢献し、世界遺産の認定につながった話は興味深かった。
昼食は「中伊豆ワイナリー」。久保田会長の発声で名物のワインで乾杯し、伊豆の美味を味わう。食後にワインの製造工程を見学し試飲も楽しむ。最後の見学地は「沼津御用邸」。残念ながら富士山は望めなかったが、駿河湾を見渡す庭園を散歩した後で邸内を巡った。豪華なヨーロッパの離宮とは対照的な質素な部屋に驚く。最後に沼津インター付近で買い物を楽しんで帰路につく。車内では加藤幹事長の総会を中心とした本部報告や西野4B世話人代表のお礼の挨拶があり、また当然ながらドリンク類も豊富にサービスされた。連休明けで渋滞もなく高井戸・荻窪・南阿佐谷を経由して7時に阿佐ヶ谷駅前で散会となった。
今回も杉並郷土史会の新村会長(1B)から現地ガイドとは違う観点の解説が車内であり、心配された天候も持ち直し、「楽しかった」とのお声をいただいたツアーとなった。

参加者:(1B)明石玲子、笠原美子、久保田貞雄、新村康敏、中村昌代、森 淳(2B)桐生孝、竹田隆雄、千葉明義、藤本源次(3B)宇都木光一、林直矩(4B)小豆澤照男、井口昌彦、上西悦夫、大田忠雄、太田允康、小原理一郎、柄谷隆宏、川村剛、栗原正彦、小林紀雄、定金京子、篠嘉子、島田文雄、田中素之、田村純利、中島峰広、西野正浩、平田律子、前坂靖弘、前田研二、百地健、森村恒夫、安井久子、山路晴巳(5B)石田順康、石田英子(6B)加藤健(7B)秋山一郎(区外)板垣伸夫 ※敬称略

(写真;西野正浩、文責;柄谷隆宏)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です