180618 6月18日(火) 杉並稲門会クラシック音楽愛好会第94回例会開催
~モーツァルトのピアノ協奏曲特集~
今月の例会は、昨年亡くなった音楽家の演奏を聴く会の第2回目 で、対象は指揮者ジェフリー・テイトである。テイト氏が有名になったのが、内田光子とのモーツアルトのピアノ協奏曲全集の録音であるからこれを聴かないわけにはいかない。昨年亡くなったバーンスタインにも、モーツアルトの10番台のピアノ協奏曲の演奏がある。ということで、今月はモーツアルトのピアノ協奏曲特集となった。 聴いたのは、
①ピアノ協奏曲第15番/(P・指揮)バーンスタイン
②1987年3月6日のサントリーホールのライブ演奏から、ピアノ協奏曲第27番/(P)内田光子、(指揮)J.テイト。サントリーホールが出来て間もなくの演奏。お二人とも若若しく良い演奏。NHKの放映録画であるから、初めに内田光子氏のお話があったが、これも面白かった
③同じ日の演奏で、交響曲第41番ジュピター。指揮者の演奏を偲ぶ会に、伴奏指揮だけでは失礼である。例会用に図書館で借りたCDでは、それほど特徴ある演奏ではなかったようであるが、ライブは十分満足させてくれた。最後は、
④ピアノ協奏曲第21番k.467
今年3月に亡くなられた、「浅見光彦シリーズ」の著者、内田康夫氏が療養中に詠まれた「いつの日か 終れる生命(いのち)の いとしくて 耳かたむける ケッヘル467」に一寸なんで取上げた。演奏は、もちろん上記の組み合わせ。 モーツァルトの素晴らしさを堪能した例会となった。 杉並稲門会への新入会の方2人が初参加され、サッカーワ-ルドカップの日本戦初日にもかかわらず、「サッカーよりモーツアルト」という方々が、16人の出席であった。2次会も、盛り上がった。
(映像・CD・LP提供:根本、山本)
【参加者16名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、大竹孝平、緒方正敏(新入会、1966法、6B)、神田育子、篠嘉子、月坂奎一郎、土屋洋一、鶴田俊正、根本坦、根崎健一、早川敏清、前田研二、松尾亨(新入会、1972政経,1B)、安井久子、山本廣資、 (文責:山本廣資)
7月は、F.クープランの曲とルージチコヴァの演奏を聴きます。