2010.03.07 第7回「天沼寄席」開催

3月7日(日)午後1時、既にお馴染みになった早稲田の学生落語を聞く「天沼寄席」が開かれた。
今回で7回目。この日も冷たい雨が神社の木々をぬらしている。そう、この集いは雨や霙の陰気な日が多い。しかし一歩お座敷に上がるや熱気はムンムン。ズラリと並ぶ一升瓶やツノ酒、お菓子等の差し入れが出番待ちしている。
今回の演目と噺家は①「初音の鼓」・心乱亭狐猫(男性)、政経2年、②「十徳」・高円寺住職(男性)、政経2年、③「ちりとてちん」・温州亭みかん(女性)、文学部アジア史コース2年、④「佐々木裁き」・あんこ亭きなこ(女性)、政経2年、⑤「饅頭こわい」・金城庵婦人(男性)、文学部4年の計5名。大トリは予定の方が風邪でダウン、ピンチヒッターである。終演後は今回初めて学生の噺家さんを交え、蕎麦屋・春木屋で超満員の打ち上げとなった。

【参加者48名(敬称略・順不同)】
赤松弘之、岩堀律子、井口昌彦、植田輝雄、牛山洋一、内田直彦、宇都木光一、小川啓介、 荻野慶人、荻野芙美子、大沢洋子、笠原美子、加藤健、加藤道子、加藤尚志、栗原正彦、 栗山欣三、小谷田安啓、近藤洋子、古望高芳、芝間弘樹、芝間由美子、石村誠人、久保昭、 名取義久、長谷川将、関口梢、馬場一義、馬場禎子、星靖男、堀川皓之助、前坂靖弘、 前田勲、前田栄、松原俊夫、松本甫、松木一彌、増子邦雄、村上明、村上洋子、望月衛、安本匡剛、山口治夫、山田實、山本大介、松尾清、中野哲朗、青柳邦雄(杉並三田会)

【村上 洋子、写真/前坂 靖弘】

2009.08.09 「第4回映画を楽しむ会」のご案内 ―納涼「映画を楽しむ会」―開催

平成21年8月9日(日)午後、第3ブロック主催で「第4回映画を楽しむ会」 (於:キャピタル モータース3階)を開催しました。
当日は大変な暑さの中、山田實会長をはじめ会員の皆さん26名の参加をいただきました。
馬場一義世話人ご挨拶のあと、1983年NHK特集で放映され好評を博した“井伏鱒二の世界「荻窪風土記」から”を懐かしく鑑賞し、荻窪が持つ文化的魅力を再確認しました。続いて、小津安二郎監督の不朽の名作“東京物語”(1953年松竹)をじっくりと堪能。笠智衆、東山千栄子、杉村春子、山村聡ら今は亡き名優の演技とともに、何と言っても戦死した次男昌二の未亡人紀子を演じる 『原節子』の美貌と天女の如く慈悲に溢れた演技に涙する会員も多く見受けられました。
鑑賞会後、場所を変えて荻窪駅前「かっこ」で21名の懇親会は映画談義に花が咲き盛会の内に第4回「映画を楽しむ会」を終了することができました。

【参加者26名(敬称略・順不同)】
山田實、秋山一郎、浅海延広、池田芳昭、石松浩一郎、石村誠人、宇津木光一、 大友和男、笠原美子、河田武雄、久保田貞雄、桑山雄三、小谷田安啓、佐藤良三、 中路正治、長谷川将、馬場一義、星靖男、小澤昭彦、松木一弥、松永謙、松本甫、 水野健樹、村上明、松尾清、古望高芳

【文・写真 古望 高芳】

2009.03.29 第6回「天沼寄席」開催

3月29日(日)、荻窪駅に近い「天沼八幡神社」のお座敷で母校の「落語研究会」の噺を聞く「天沼寄席」が開かれた。
この催しは平成15年9月に始まり今度で6回目。客席は9割が杉並稲門会のご常連だが、今回は新宿稲門会や慶応三田会からも出席があり嬉しいことである。学生の噺家さんは5人、以下の演目で登場した。
【温州亭みかん(女性):文学部2年、うなぎ】、【川柳亭遊呂:文学部4年、そこつ長屋】、【中田中田中:政経2年、ハンドタオル】、【楽枝亭北也(女性):文学部4年、やかん】、【順風亭まん丸:文学部4年、鮫講釈】。

客席は街の寄席と違って、ちょっとおぼつかない人にはハラハラしながらより熱い声援が強まり、ベテランには「ほう、やるナ」と感動の拍手が沸く。そこには約半世紀をへだてた先輩と後輩のほのぼのとしたものが流れている。会場には終演後の合評会?反省会?用に一升瓶、つの樽、にごり酒、お菓子など種々の差し入れ品が景気よくずらりと並んでいる。落語が終わり小休止の後、学生さん達は和服を普段の服に替え、ほっとした表情で、先輩たちの待つ席にやって来る。自然といくつかのグループに分かれ、差し入れの品々を中に、噺を褒めたり、専攻は何?などの質問があったり、批評があったりの交流が小一時間ほど続き、午後4時過ぎのお開きとなった。  かなり賑やかなのを神社さんが大目に見て下さるのは、世話役の一人が古くからの氏子である縁だからだと思う。神社と世話役さん双方に深く感謝します。

【参加者44名(敬称略・順不同)】
秋山一郎、青柳邦雄、赤松弘之、井口昌彦、岩堀律子、植田輝雄、内田直彦、宇都木光一、 榎本幸子、荻野慶人、小澤昭彦、大友和男、大友雄子、笠原美子、加藤健、加藤道子、加藤尚志、菊池重夫、久保田貞雄、近藤洋子、坂治彦、竹田隆雄、田口佐紀子、名取義久、服部文雄、 馬場一義、馬場禎子、長谷川将、長谷川八重、長谷川梢、星靖男、松木一弥、松永謙、松本甫、前坂靖弘、見里朝規、水野健樹、村上明、村上洋子、山口治夫、山田實、松尾清、 小林泰子(新宿稲門会)、高村潔(杉並三田会)

【村上 洋子、写真/前坂 靖弘】

2008.12.07 「第3回映画を楽しむ会」と「忘年会」 開催

平成20年12月7日(日)、「第3回映画を楽しむ会」と「忘年会」を開催した。
稲門会では圧倒的にスポーツ系の集まりが多く人数も多い。しかし映画好きも多く、このほど第3回映画鑑賞会が午後2時から開かれた。大作「ベン・ハー」(1959年・W・ワイラー監督・チャールトン・へストン主演)である。場所は今回も㈱キャピタルモーターズさんの大会議場を借用、お陰で大スクリーンにて見ることができ、臨場感たっぷり。映画もCGではないので、話題になった馬車の戦いなどは本当に砂埃をモロにかぶったような心地になれる。約3時間半の作品を2時間半に短縮して鑑賞。この作業では長谷川さんが悪戦苦闘だった。
映画の後は午後5時から今川一丁目の割烹「弥栄」で忘年会。すでに忘年会のみ出席の数名は、今や遅しと料理を前に待ち構えていた。今回の催しの連絡はメールの繋がる方を中心にかなり多数に送信したが、生憎ラグビー早明戦とぶつかり、参加者は呼びかけ数の割りには少なかった。その代わりいつもとは違う顔ぶれの方々とも一緒になれ、第3ブロックでは初のカラオケも現れた。ちょっと順序が逆になったが、映画の前に「早稲田125周年記念音楽祭」というVTRが上映された。TVで放映されたものだそうだが、大隈講堂で演奏した記録。懐メロもありこれが感動もので大好評であった。

【参加者21名(敬称略・順不同)】
秋山一郎、石村誠人、笠原美子、久保田貞雄、佐藤良三、永田直人、中野哲朗、中路正治、 長谷川将、星靖男、松木一弥、松本甫、水野健樹、村上洋子、松尾清、 (映画のみ参加) 山田實、(忘年会のみ参加)宇都木光一、小澤昭彦、長谷川哲夫、馬場一義、 村上明。

「映画を楽しむ会・幹事 長谷川将、松尾清」

【村上 洋子、写真/長谷川 将】

『ベン・ハー』を鑑賞中の皆さん【(株)キャピタルモーターズにて】

忘年会【割烹「弥栄」】

「カラオケ」大会?も飛び出した「忘年会」

 

2008.07.26 ラストゲーム最後の早慶戦」の試写会&対話会に参加

7月26日(土)東京都杉並区スポーツ振興財団主催の上記映画試写会と対話会がセシオン杉並に於いて、一般区民・スポーツ青少年を対象に開催され、杉並稲門会並びに杉並在住の早慶OB も多数参加した。
映画は65年前の戦時下、敵性スポーツとして政府から弾圧を受ける中、学徒出陣を前にした学生達へ、‘出陣学徒壮行早慶戦’の実現に向けてさまざまな壁を乗り越えて学生達を力強く支援する飛田穂洲先生、慶応側小泉信三塾長の姿が画かれていて感銘を受けた。
試写会のあと同早慶戦の生き証人である慶応野球部OB松尾俊治氏から当時のお話を聴くことができ又、飛田先生から直接薫陶を受けられた元早大野球部監督石井連蔵氏からは、飛田先生が身を挺して「野球の灯を消さない」と学生達へのはなむけに、この早慶戦の実現にこぎつけ、彼等に送った「生きてホーム(国)を踏む」願いが戦後の学生野球へと連がり、どれほど多くの感動と生きる喜びを与えたかの話を紹介していただき感動した。
多くの野球少年がこの映画を観て対話会に参加していた。自由な恵まれた環境で野球に打ち込める自分達が幸せだとコメントする姿には感心もした。
イベント終了後、同じく杉並区から参加された三田会の皆さんとの懇親会では先輩諸氏の昔の絆にあやかり熱いエールを交換できた。

【杉並三田会との懇親会/杉並稲門会参加者(敬称略・順不同)】
山田實、山口治夫、久保田貞雄、前坂靖弘、加藤健、秋山一郎、大友和男、小澤昭彦、 森典秋、岩堀律子、中島武、村上明、村上洋子、松尾清、長谷川将

【長谷川 将、写真/前坂 靖弘】