2012.10.16 10月16日(火)第4ブロック主催、第2・第7ブロック協賛 「第7回社会見学ツアー」開催

資生堂鎌倉工場・横須賀軍港巡り・海洋研究開発機構

絶好の秋日和に恵まれ、48名の参加者を乗せたバスは7時半に阿佐ヶ谷駅前を出発、大人気の資生堂鎌倉工場に向かう。快調に走り予定より30分早く到着したが、資生堂OBの4ブロック世話人が予約の貸切コースだったのでスタートを繰り上げてくれ、ゆったりと見学できた。最初にレセプションルームでVTRによる工場の説明。いよいよ工場見学、驚いたのは衛生管理の徹底。靴にカバーを着け、白衣と帽子を着用、集塵機で服の埃を吸い取り、最後にクリーンルームを通過する。この過程でもはや気持ちは高揚する。この工場では資生堂国内販売の化粧水や口紅の大半を製造しており、素敵なガイドさんの案内で工程を見て回る。近代的な工場なのでコンベアーラインは装備されていたが、意外なのは手作業が多い点。ガイドによると、高級化粧品は多品種少量生産が多く、容器への充填や包装は手作業の方が効率良いとのことで納得。見学後はレセプションルームに戻り、資生堂オリジナルの健康ドリンクをいただく。最後は化粧水→乳液の順で皮膚への浸透実験。スポイトなどを使用したので数十年振りに理科の実験をしているようで楽しかった。男女別のお土産をもらい男性陣には未知との遭遇であった資生堂を後にする。

次に横須賀に向かい、メルキュールホテル横須賀の港を眼下に見渡す18階の宴会場で名物の海軍カレーを賞味する。昼食後、在日米海軍や海上自衛隊の軍艦がある横須賀港の軍港巡り。45分のクルーズ、好天気で潮風が肌に心地よい。残念ながら米軍の空母は停泊していなかったが、イージス艦・潜水艦・自衛隊のヘリ空母など沢山の日米軍艦を間近に見ることができた。ガイドの説明が面白く船体番号による船の見分け方を知るなど、いっぱしの軍艦通になったような気分。
最後に海底の資源や活断層の調査で最近注目を集めている海洋研究開発機構を訪れ、ガイドの案内で見学。前回が筑波宇宙センターだったので、社会見学ツアーも宇宙から深海までとバラエティーに富む。興味深い展示物は多数あったが、ここでの目玉は6500メートルまで潜水できる世界一の有人調査艇「しんかい6500」。模型ではあるが実物大の展示があり、乗船した。操縦士・研究員3名が長時間乗り込むのだが、あまりの狭さに驚く。 今回も工場見学・名物料理・クルージング・最新鋭の研究施設見学と盛り沢山。また、会の趣旨にのっとり横須賀や海軍カレーの歴史など肩のこらないお勉強コーナーも用意されていた。
帰路は横浜ベイブリッジとレインボーブリッジを経由して夜景の美しい湾岸を走るコース。車内では多めに用意したお酒がほとんどなくなる程に、皆さんはよく飲まれ会話もはずんだ。高井戸と荻窪で一時停車し7時45分に阿佐ヶ谷駅前に到着。楽しかったツアーは解散となった。

【参加者48名:ブロック(以下Bと略記)別申込順:敬称略】
(1B)明石玲子(2B)山下早苗、竹田隆雄、早川敏清、石村誠人、千葉明義、塩脇宏、塩脇昌子、名取義久、松本甫、桐生孝、青島衞、内田直彦、坂治彦(3B)松木一彌、馬場一義、馬場禎子(4B)水野健樹、水野幸子、永山俊雄、牛山洋一、定金京子、栗原正彦、服部文夫、百地健、西野正浩、井口昌彦、佐藤文夫、田村純利、森村恒夫、柄谷隆宏、前坂靖弘、久保昭、安本匡剛、栗山欣三、平田律子、時園とき江(5B)石田順康(6B)加藤健、浅妻暉雄(7B)秋山一郎、秋山寿子、八巻昭、林厚彦、松倉静江、山口昌夫、向井幸光(ブロック外)矢島敏正

【文/柄谷隆宏、写真/西野正浩】

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