2012.03.17 3月17 日(土) 南相馬市支援チャリティバザー開催

東日本大震災から1年が過ぎた3月17日(土)、杉並稲門会は昨年秋口から少しでも早い復興を願って、杉並区と提携関係にある南相馬市支援のバザーを企画、開催致しました。
バザー実行委員会を新たに設け、月に2~3回充実した会議を重ね、会員各家庭の断捨離を意識目標に掲げ、まずバザー販売用の寄贈物品の募集期間を3月9日までと致しました。募集品目を17 分類に分け、1~7ブロックのバザー受付担当者を3~5人配置しました。各担当者にはチラシ配りや声かけ、会員や友人知人に働きかけて戴き心身ともに大変な尽力の結果、当初のご寄贈不足の懸念も軽くクリアし、4,200 点余の大量の品物が集荷場に集まりました。 集荷場はいつも杉稲会の会議場に提供して戴いている根本特殊化学(株)さんのガレージを使用させて戴き、3/12~16 の5 日間は値付け作業に当てました。日頃の買い物上手な会員の奥様方や女性会員に手際よく値付けして戴き、終わった品物を手早く男性会員が段ボール箱に詰め、品目別にまた積み上げる作業が割り当てられた午前組と午後組に別れ、チームワークよろしく毎日の作業予定が想像以上に効率よくはかどり、値付け作業最終日の16 日は半日で終了できる結果となりました。
山田会長は自ら翌日の午前中の会場への搬入の大変さを配慮して自家用のワゴン車に積み荷のまま帰宅され、朝一で会場に来車搬入された判断の良さと行動力には驚かされました。 開催日17 日の当日、予報通り朝から降雨。特別に開場時間を30 分前倒し8:30 から搬入開始。予めスタッフのデザインによるバザー会場のレイアウトに準じ品目別の売り場ごとに買い求めやすいように商品陳列。荷下しから会場オープンまで僅か4時間半。それぞれの担当者が生き生きと楽しく明るく声掛け合い、創意工夫しながら最大限の協力のもと、開場の正午となる。
雨にも関わらず、正午から4時まで、ご来客はおかげさまで引っ切り無しの大入り満員。締めて総売上金は68 万 3,502 円。経費を引くと51 万6,214 円。 義援金箱への受け入額7 万9,773 円。総合計59 万5,987 円。この浄財を杉並区役所を通して南相馬市にお贈りしました。想像を超える被災者のご苦労が今後も相当長く続きます。バザーの労苦に比べれば比較にならない被災地の方々の労苦に思いを馳せるとき、 少しでも早い復興への励みになればと心から祈るのみです。
最後に杉並稲門会会員各位、各ブロック、各部会の皆様に、この事業に惜しみないご協力とご支援を戴きました事に厚く御礼申し上げます。

【文・写真/前坂靖弘】

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