2013.06.13 6月18日(火) クラシック音楽愛好会 第34回例会開催
~良い音を楽しむために 厚東健彦~
6月18日(火) 厚東健彦さんから、「良い音とは何か、自宅でよい音を楽しむためには」というテーマでお話ししていただきました。
厚東さんは昭和33年に第一理工学部電気通信学科を卒業され(専門は計測工学)、東芝に入社。その後会社から早稲田に派遣され、伊藤毅教授のもとで音響工学を学ばれました。昭和42年には伊藤教授等音響工学のエンジニアの皆さんと一カ月半米欧の視察をされました。
筆者にとっては東芝のオーレックスブランドでは、プリアンプのΛ88とパワーアンプΛ99がいい音で鳴っておるのを聴いたことがあります。
人間の耳の特性に始まり、よい音を楽しむには、よい音とは、再生系に必要なことという基本的なお話から、演奏会場としての必要事項、演奏家にとって演奏しやすいホールと聴衆にとって聴きやすいホール、自宅で音楽を楽しむための装置などなど、豊富な経験に裏付けられたお話は大変楽しい参考になるものでした。質問も沢山あり、お話の内容はここには書ききれないので省略します。
6月例会用の厚東さんのレジュメがありますので、ほしい方は、山本までメールでお申し込みください)
聴いた曲は、①伊藤毅名誉教授作曲!のピアノ・ソナタ第2番、②ヘンデル/シャコンヌHWV435、③バッハ/ライプチッヒの聖トーマス教会のオルガン曲、④モーツァルト/ピアノソナタ((P)リリー・クラウス)、⑤モーツアルト/ピアノ協奏曲第21番((P)遠山慶子)でした。(CD/LP,提供:厚東、山本) 2次会は、例によって中華料理店「龍 記」にて行いました。 次回は7月16日(火)の予定です。
【参加者17名:敬称略・50音順】
井口昌彦、池田芳昭、石田順康、井村楊子、荻田清志、小澤昭彦、加藤尚志、川口和宏、厚東健彦、後藤武司、坂治彦、佐治恵子、篠紘弥、篠夫人、柴山三明、松本甫、山本廣資。
(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp)