2016.10.30 10月30日(日) 第3ブロック第13回「天沼寄席」開催
今回で13回目を迎える「天沼寄席」は、七五三の装いに身を包んだ家族の姿を境内 に見ながら、10月30日(日)午後1時より、天沼八幡神社社務所大広間にて開催された。
第3ブロック松倉 崇代表世話人の挨拶の後、古望高芳第3ブロック世話人がバトンを 受けて司会進行。今年の落研演者は、三年連続の登場となる如琴亭小はく(演目:「悋気の独楽」)を 筆頭に、今日庵綾鷹(同:「一目上がり」)、鼓家小たぬき(同:「猫の災難」)の3名が なんと女性噺家。 早稲田の杜の落研も、いよいよ女性上位の到来か?と思わせる寄席であったが、 如琴亭小はくの一席は“真打ちも夢じゃぁない!?”と思わせる出色の出来であった。
一方、男性噺家 白黒亭波ん太(同:「うなぎ屋」)は元気の良さを、朝早太郎(同・ 「寄合酒」)は繊細な個性を前面に打ち出し、男の意地を見せる高座となった。 「お仲入り」では、差し入れで頂戴した茶菓やビール、お神酒の清酒が配られると、会場は一段と和気藹々の雰囲気となり、あっという間の楽しい3時間であった。
終演後は、寄席会場にて落研生を囲んでの交流で労をねぎらい、その後「春木家本店」に舞台を移し、有志による2次会で大いに盛り上がり、次回に繋ぐ散会となった。
参加者:明石玲子・赤松弘之・浅見源司郎・青柳邦夫(三田会)・宇都木光一・石井 徹・荻野慶人・北川原宣夫・久保田貞雄・栗原正彦・近藤洋子・坂 治彦・庄司玉緒・田口佐紀子・月坂奎一郎・萩原和之・服部文夫・原 宏・長谷川哲夫・藤崎美穂・星 靖男・本田逸郎松木一彌・松本 甫・前田研二・水野健樹・矢島 章・山形喜代志・松尾 清 ・松倉 崇・古望高芳(計31名)
(文・写真:古望高芳)