2023.04.18(火)第28回「映画を楽しむ会」開催

今回上映したのは、「感動映画ベスト100」、「好きな映画ベスト10」などのランキングでは必ず上位にランクインするとされる『ニュー・シネマ・パラダイス』。

撮影当時33歳という若さだった監督ジュゼッペ・トルナトーレの手腕に、巨匠エンニオ・モリコーネの音楽。そしてあまりにも有名なラストシーンなど、ありあまる要素が盛り込まれた作品です。「愛のテーマ」をBGMに映写技師アルフレードと映写室に入り浸るトト(後に映画監督となるサルヴァトーレの幼名)との心暖まる交流の物語に思わず引き込まれて行きます。美しく展開するイタリアの自然や街角の風景にも心奪われ、鑑賞後の会場は名画を満喫した余韻に満たされました。

映画鑑賞後は、有志による懇親会が春木家本店にて開催され、美味しい酒と肴を口に運びつつ、思い思いの話題に花を咲かせる楽しいひと時となりました。

参加者19名(敬称略・五十音順)明石玲子・板垣伸夫・宇都木光一・大田忠雄・加藤 健

北川原宣夫・久留島正和・近藤洋子・田中マリ・長谷川 将・馬場一義/奥様・松尾 清

水野健樹・矢島 章・山本廣資/奥様・渡井 弘

古望髙芳【文/写真】

2022.12.20(火)第27回「映画を楽しむ会」開催

12月20日(火)、2020年1月以来約3年振りに「映画を楽しむ会」を開催しました。上映したのは『早稲田大学』。尾崎士郎『早稲田大学』を映画化した作品。

大学名がそのまま映画の題名になっているのは世界でも本作品だけだそうです。

政府の弾圧を乗り越えて大学を発展させていく大隈重信翁が中心の物語。下宿三盛館に住む学生源一を中心に学長を巡る争いで混乱する大学の物語、源一の長男圭吉の物語の三部構成になっており、開学期からの早稲田の歴史を平和な現代と照らし合わせながら大変感慨深く視聴する貴重な機会となりました。

視聴後は、希望者による忘年会を「春木家本店」春木家本店」で開催し、一年を振り返る話題や来年に期待する話などで盛り上がり、早稲田大学校歌が流れる中での散会となりました。

参加者20名(敬称略・五十音順):明石玲子・池田芳昭・石村誠人・宇都木光一・大田忠雄

・加藤 健・久保田貞雄・竹田隆雄・田中康資・千葉明義・長谷川 将

・馬場一義・奥様・福原 毅・松尾 清・松本光博・水野健樹・矢島 章・山本廣資

古望髙芳【文/写真】

2022.12.20(火)第27回「映画を楽しむ会」予告

3年ぶりに「映画を楽しむ会」を開催いたします。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

  • 開催要領:

日 時:12月20日(火) 14:30~17:00

場 所:フェニックス杉並(ウェルファーム杉並隣り バス停「ウェルファーム杉並」降りてすぐ)

 ※ コロナ感染防止のため、40名までとさせていただきます。

映画:「早稲田大学」(1953年 東映作品)・・・下記のチラシをご参照ください・・・

参加費:500円

スケジュール:14:00~受付開始 14:30~16:30  16:30~17:00 後片付け 17:30~ 忘年会(春木家本店 希望者のみ)

 参加ご希望の方は、下記までご連絡ください。

メールアドレス:cu4-komo1215@nifty.com  電 話 :090-1433-7020(古望携帯)

皆様の奮ってのご参加を心からお待ち申し上げております! \(^0^)

2020.01.26(日)第26回「映画を楽しむ会」開催

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26回目を迎える「映画を楽しむ会」が、キャピタルモータース㈱にて開催されました。
今回の鑑賞作品は、作家グレアム・グリーンとキャロル・リード監督が組んだ二作目の映画『第三の男』。本作品は、グリーンの原作を映画化したものではなく、映画のためにグリーンが書き下ろした一作となっています。
作品の全編を通じて流れるアントン・カラスの憂いを帯びたチターの音色が哀愁を誘います。余情溢れるラストシーンは、作家グリーンと監督リードの間に議論があり、最終的には監督リードの巧妙な演出とアントン・カラスのチター演奏が決め手になったということですが、その他にも観覧車での会話や地下水道での追跡シーンはこの映画を名作として深く印象付けるに十分な光彩を放っていると感じました。
映画鑑賞の後は、「ジョナサン」に場所を変えて楽しい新春懇親会の場となりました。

参加者(敬称略):                       明石玲子・赤松弘之・浅見源司郎・井口福彦・宇都木光一・大田忠雄 大友和男・金子直美・木村達夫・田口佐紀子・田中マリ・竹田隆雄
月坂奎一郎・中路正浩・服部文夫・長谷川 将・林 正・深見武彦   星 靖男・細野 滋・本田逸郎・水野健樹・渡井 弘・松尾 清・古望髙芳(計25名)(文・写真:古望髙芳)

2019.6.9(日)第25回「映画を楽しむ会」開催

6月9日(日)、杉並稲門会 久保田名誉会長・長谷川会長をはじめ、杉並稲門会各ブロックより21名の皆様をお迎えし、キャピタル・モータース㈱を会場として、第25回「映画を楽しむ会」を開催した。
今回の鑑賞作品は、『オリンピア』(レニ・リーフェンシュタール監督・1938年公開。日本では『民族の祭典』として公開)と『東京オリンピック』(市川 昆監督・1965年公開)の2作品を、昼食と休憩を挟みながら一気に観賞した。
『オリンピア』は、映像美と斬新さが世界中から絶賛を受け、ヴェネツィア国際映画祭で最高賞(ムッソリーニ杯)を獲得し、日本でもキネマ旬報1940年外国ベストテン1位を獲得、戦前の観客動員記録を樹立するなど大ヒットを記録した映画である。
一方『東京オリンピック』は、カラー映像であることや、ほとんどのオリンピック競技が紹介されているといった点で白黒映像と陸上競技を中心に記録・撮影されている『オリンピア』とは対照的な作品であった。私事で恐縮であるが、私の父は生前陸上自衛隊に勤務し、東京オリンピック当時は、オリンピック支援部隊の一員としてその任に当たっていた。当時の様々なエピソードを父から伝え聞いていた私は、東京オリンピック開会式の映像を観るや父に纏わる様々な記憶が脳裏を去来し、思わず胸詰まる思いをした次第である。
来年は、いよいよ2020東京オリンピックの開幕を迎える。また、こうした素晴しいオリンピック映画が公開され、
「第○○回映画を楽しむ会」で観賞する日も来るのかなぁ‥などと夢想しつつ、次回の集まりを約しての散会となった。

【参加者21名(敬称略・順不同)】    明石玲子・赤松弘之 ・浅海延広・石田順康・宇都木光一・小川啓介・久保田貞雄・田口佐紀子・田中マリ・月坂奎一郎・中路正浩・馬場一義・長谷川 将・深見武彦・星 靖男・細野 滋・松尾 清・水野健樹・矢島 章・山口博正・古望髙芳
【文・写真/古望髙芳】