2025.11.08(土)「杉並稲門会 創立記念講演会」報告
『創立記念講演会』報告
2025年11月8日(土)、高井戸地域区民センター第1・第2集会室にて開催(参加者/35名)。此度は趣向を変え、「演芸会」として【講談と落語で楽しむ、ひとつき早い忠臣蔵】と銘打ち、講談、クイズ、落語、という番組立てとなりました。司会(報告者)の開会宣言、若菜茂会長の挨拶後、いよいよ開演。講談は「二度目の清書」。演者は幸紳・社会人講談師。山下早苗副会長と同年次(1978年次稲門会)のご縁で此度の招聘です。迫力満点の朗々たる名調子!落語は「中村仲蔵」。演者は都家西北・師匠。云わずと知れた、杉稲会が誇るアマチュア落語界の大御所です。丁寧な情景描写のなかで、定九郎の凄みある姿が薄暗がりに浮かび、イノシシ撃ちの火薬の匂いまでも漂ってくるようでした。幕間前の「忠臣蔵あれこれクイズ」も、作成者の幸紳氏による愉しい解説付きで大いに盛り上がりました。加藤健副会長による御礼挨拶を以て、恙無く千穐楽となりました。
【嗣永典子・写真/髙橋達見】
2025.5.17(土)「杉並稲門会 2025年度 定期総会&懇親会」開催報告
2025年5月17日(土)、杉並会館・孔雀の間にて開催。参加者87名(含ご来賓)。午前11時、司会(報告者)より開会宣言。物故会員12名への黙祷後、長谷川將会長より挨拶(退任を控えられての謝辞)。引き続く議事(議長/会長)においては、昨年度の活動&収支決算報告(中谷聡副幹事長)・会計監査報告(安藤政明監事)、今年度の活動&収支予算案&役員改選案提起(尾上孝幹事長)すべてが承認されました。新体制の発足にあたり、長谷川前会長は退任挨拶を、新会長として若菜茂・前副会長は就任挨拶を、それぞれ披露されました。ご来賓を代表し、大学本部からの萬代晃様(杉稲会会員/第4ブロック)と校友会からの伊藤三郎様より、それぞれご挨拶を賜りました。第2ブロック・坂治彦会員(1954 政経)の何とも力強きご発声による乾杯後、懇親会へ。新会員(7名)の登壇紹介、応援部OBの第1ブロック・清水一平会員による漲るリードのもと校歌斉唱(1番&3番。エール有)。山下早苗副会長によるサプライズ(長谷川前会長=名誉会長への、ご丹精のバラ一輪贈呈)入り閉会の辞を以て、盛会裡にお開きとなりました。稲門祭記念品即売会も賑々しく、此度もまたそこかしこで愉しい語らいの尽きせぬ昼下がりでした。
【来賓】萬代晃/早稲田大学常任理事・早稲田大学校友会代表幹事、木村俊明/早稲田大学東京都23区地域担当部長、伊藤三郎/早稲田大学校友会東京都23区支部副支部長、旭正勝/世田谷稲門会会長、石綿保幸/中野稲門会会長、原田豊/練馬稲門会幹事長、山中賢一/武蔵野稲門会会長 (敬称略)
【嗣永典子・写真/髙橋達見】
2025.10.18(土)第4ブロック社会見学ツアー ~「べらぼう」の吉原と樋口一葉の世界~
好天に恵まれ18名の参加者が1時に三ノ輪駅に集合しました。冒頭に1Bの新村さんが江戸時代の古地図を示しながら樋口一葉と吉原について解説していただきました。まず2万人もの遊女が埋葬されている、通称「投げ込み寺」こと浄閑寺を訪れました。これより江戸の五色不動の一つ「目黄不動尊」、名作「たけくらべ」の舞台となった「千束稲荷神社」、一葉の許婚が早稲田の学生だったなどの逸話を含めて「一葉記念館」、一葉が荒物屋兼駄菓子屋を営んでいた「旧居跡」、航空や宇宙関連から信仰のある「飛不動尊」、酉の市で有名な「鷲神社」、吉原の守り神だった「吉原弁財天」と「吉原神社」と廻りました。
いよいよ遊郭ゾーンに入りメインストリートの「中の町通り」を歩いて「吉原大門」「蔦谷重三郎・耕書堂」「お歯黒ドブ跡」「見返り柳」などを訪れました。これで解散しましたが、希望者は浅草で開催している「べらぼう 大河ドラマ館」を見学しました。

【参加者(敬称略】新村康敏(1B)、桐生孝(2B)、田中康資(3B)、木村信彦、高倉義憲、高津たみえ、田村純利、田村初枝、中村正代、西野正浩、新田恵理親子、平田律子、福原毅、前田研二、山内章弘、柄谷隆宏(4B)、平澤光郎(7B)、板垣信夫(区外)
(文:柄谷隆宏、写真:西野正浩)
2025 05 19 (月) 第4ブロック 社会見学ツアー 「荻窪3庭園の散策」
今にも降り出しそうな怪しい天候の中、18名の参加者が朝10時に荻窪南口に集合し、講師を務めて頂いた小島智氏の案内で「荻窪3庭園の散策」はスタート。
最初は、旧中田家の長屋門と明治天皇の荻窪御小休止所として知られる「長屋門」、続いて 「西郊ロッヂング」、荻窪体育館にある「オーロラ碑」、読書の森公園の「ガンジー像」と、小島氏の丁寧な解説を交え散策は続き、そこから児童文学作家、石井桃子の自宅跡に開設された「かつら文庫」を通り、「大田黒公園に」、そこで解説や池を巡る散策、小休止で30分余りを費やし、次は「角川庭園」、そして本日のハイライトである、近衛文麿の旧宅「荻外荘」に向かう。最初に南側の庭園にて小島氏の解説を受けた後、専属のボランティアガイドさんの案内で邸内を廻る。荻窪会談や、対米和戦の重大会議、荻外荘会談が開かれた部屋など、ご参加の皆さんもそれぞれ興味津々、気が付けばあっと言う間の一時間。
これにて散策は終了となり、荻窪駅方面に歩を進め、最後は駅南口に近いイタリアンでの会食で空腹を癒し解散となった。
講師の小島氏には、事前の下見から丁寧なレジメまでご用意頂き感謝、感謝
ご参加の皆さまからも、「身近な荻窪にこれだけ歴史に彩られた名所があることを改めて認識した」等ご満足の声を頂く。
【参加者(敬称略):明石玲子、伊藤年一、大西恵、小原理一郎、加藤健、柄谷隆宏、桐生孝、久留島正和、高津たみえ、田中康資、田村純利、平澤光郎、萬代晃ご夫妻、水野健樹、山内章弘、脇坂達也、渡井弘、小林紀雄】
(文、写真:小林紀雄)

2025 03 09(日)第4ブロック 第60回「一金会」の開催
第4ブロック恒例の「一金会」が、いつもの阿佐ヶ谷駅南口・川端通り商店街の「旬菜 はな日」において、第4ブロック及び他ブロック計16名の会員の方々にご参加いただき、開催されました。
当日は、当ブロック会員で、石油資源開発関係にお勤めされていた木村信彦氏(1985年法学)を講師として、「石油・天然ガス開発を巡る事業環境の激変について~四十年の会社人生を振り返って~」という演題でパワーポイントを使った講演を行いました。講演では、石油等の埋蔵量の将来推計や世界における潜在的な開発可能性、「カーボンニュートラル」社会に向けた取組みなどについての興味深い話題に参加者一同が認識を新たにしました。その後の懇親会では、和気あいあいの雰囲気の中であっという間に2時間半が過ぎ、無事に散会いたしました。
第4ブロックでは、杉並稲門会各会員との親睦・交流を図るべく、今後とも一金会の開催のほか、社会見学ツアーなども企画していく予定としておりますので、会員皆様のご参加・ご支援をお願い申し上げます。
(文:髙倉、写真:岡本)
2024 12 08(日) 第4ブロック 第59回「一金会」開催
回を重ね59回目となる第4ブロック恒例の〔一金会〕が、いつもお世話になっている阿佐谷駅南口 川端商店街の「旬菜 はな日」にて21名の会員の方々にご参加をいただき開催されました。
当日は、我が第4ブロック会員で、昨年入会された磯田直道弁護士から「法律クイズ」というテーマで「遺産相続のこと」・「不貞(不倫)のこと」・「電動キックボード事故の事」・「刑事事件の小話」につきパワーポイントのスライドショーにて説明・解説をいただきました。
その後の懇親会の席上にては、現在お困りのことなどを磯田弁護士に相談される方もおられ、和気あいあいの中での2時間半があっという間に過ぎ、無事終了いたしました。
今後も当該〔一金会〕をはじめ、社会見学ツアー・時期ごとの懇親会
などを実施のうえ、4ブロックに限らず杉並稲門会各会員の方々との親睦を図ってまいる予定です。
皆さま、ご支援願えればと存じます。
(写真:岡本、文:山内)
2024 10 31 (木)第4ブロック 第25回社会見学ツアー
早稲田祭を二日後に控え活気あふれる早稲田大学に21名の参加者が集合しました。まず、ガウディ風の建物「ドラード早稲田」、須崎優衣選手金メダル記念の黄金の郵便ポストと大学周辺を廻り、校内では大隈講堂の建設秘話、坪内逍遥先生の銅像、初代大隈重信候の銅像(現在の像は2代目)、杉原千畝の記念碑を柄谷が解説しました。
最初の目的地は「木組み博物館」。日本伝統の木組みの技術を手で触れて学びました。次が「早稲田大学スポーツミュージアム」。早稲田スポーツの歴史に圧倒されました。三番目は東京専門学校で講師をしたこともある夏目漱石の終焉の地に建てられた「漱石山房記念館」。最後に世界的アーティストの「草間彌生美術館」を訪れました。秋晴れの好天に恵まれ、早稲田大学から徒歩圏内の四つの施設を楽しく見学し、希望者で懇親会もしました。
【参加者】明石玲子、新村康敏(1B)、桐生孝、竹田隆雄(2B)、大西惠、金井俊夫、柄谷隆宏、木場一輔、小林紀雄、高津たみえ、竹入啓子、田村純利、中村正代、西野正浩、平田律子、前田研二、山内章弘、山田厚二、脇坂達也(4B)、加藤健(6B)、末吉正信(7B) ※敬称略
【柄谷隆宏・写真/西野正浩】














