2014.06.17 6月17日 (火) クラシック音楽愛好会 第46回例会(CD/LPコンサート)開催

100年前の1914年は、1912年と同様、指揮者、ピアニストの当たり年でした。
指揮者では、カルロ・マリア・ジュリーニ(2005歿)、ラファエル・クーベリック(1996歿)、キリル・コンドラシン(1981)、ヴィトルト・ロヴィツキ (1989)、フェレンツ・フリッチャイ(1963) が生誕100年でした。今回は、このうちから、クーベリックとフリッチャイを聴くこととしました。チェコの指揮者クーベリックは晩年はバイエルン放送交響楽団の首席指揮者として、マーラー交響曲全集の録音が知られています。筆者の若いころは、何と言ってもウィーンフィルを指揮した新世界交響曲で知られていました。初めは①マーラーの交響曲第8番を途中まで聴きました。新世界は上記のLPで、②第1、第2楽章を、③第3楽章はベルリンフィルを指揮したCDで聴き、④第4楽章は同じオケのLPで聴きました。期せずしてCD/LPの聴き比べとなりましたが、④は皆が吃驚するほどいい音でした。CDもいい音ですが、聴き比べるとやはりLPが、実感されました。その後井口さんのDVDで、1991年プラハでのコンサートライブ映像から、⑤モーツアルトの交響曲第38番「プラハ」の第1楽章と、⑥新世界交響曲の第2,4楽章を映像で楽しみました。 フリッチャイの時間が無くなり、⑦クララ・ハスキルの共演の名演、モーツアルトのピアノ協奏曲第27番の第1、第2楽章を聴きました。締めは⑧スメタナのモルダウで、クーベリック/バイエルンの演奏でした。
フリッチャイの前に、小生のお気に入りの、⑥`ターリッヒ指揮新世界の第一楽章を入れさせてもらいました。2次会はいつもの龍記で行いました。 (LP/CD/DVD)提供:井口、荻田、松本、山本)

【参加者17名:敬称略・50音順】
明石玲子、井口昌彦、池田芳昭、石田順康、井村楊子、荻田清志、小澤昭彦、加藤尚志、後藤武司、坂治彦、佐治恵子、篠夫人、堀口哲夫(新入会:S62理工卒、4B)増子邦雄、松本甫、安井久子、山本廣資

(文責:世話人代表 山本廣資(携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp))

今後の予定
7月15日(火) 生誕100年・没後50年記念のピアニストたち  (ネイガウス、シュトンプカ、ボレット、アニー・フィッシャー、 原智恵子、ロザリン・トゥーレック)
8月19日(火) 第4回ポピュラーコンサート 9月16日(火) 室内楽特集
10月21日(火)4周年記念ミニコンサート
11月18日(火)生誕100年記念の指揮者(ジュリーニ他)(松本さん)
12月16日(火)リヒアルトシュトラウス特集(ばらの騎士他(石田さん)
(9,10,11月は入れ替わる可能性もあります)

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