190219 2月19日(火) クラシック音楽愛好会第102回例会開催
~昨年亡くなった演奏家のコンサート~
毎年2月の例会は、前の年に亡くなった音楽家(演奏)の追悼コンサートである。
今月は下記の音楽家の演奏を取り上げた。LP/CDPを持っていなかったり探したが見つからなかった方々の演奏は、会員の根本氏に映像を探していただいた。
・クラウディオ・シモーネ(指揮) :ヴィヴァルディ/「調和の霊感」、「ラ・チェトラ」より(LP)・・・・会場設営時から事前にBGMとして流した。
・W.ウィウコミルスカ(ヴァイオリン):シマノフスキ/ヴァイオリン協奏曲第1番(映像) ・・・・初めて聴く曲である。第1楽章だけにするつもりであったのであるが、全曲1楽章であったので区切りがつかず、結局最後まで聴いた。やや現代音楽であったが、映像であったので最後まで聴けた(観れた?)。
・J.ロペス-.コボス(指揮):アリアーガ:交響曲第2番(第1楽章)(映像) ・・・・アリアーガはモーツアルトの生誕50年後の同じ日に生まれ、スペインのモーツァルトと言われた音楽家である。残念ながらパリ音楽院に在学中に20代半ばで夭折した。僕が持っている残された作品はなかなか良い。この曲も聴きやすく全曲聴きたかった。コポス氏の指揮も良かった。
・ヘルマン・クレバース(ヴァイオリン):ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲 ・・・・やはりLPの音はよい。コンツエルトヘボウのコンサートマスターの演奏を楽しんだ。
・G.ロジェンストヴェンスキー(指揮):チャイコフスキー/交響曲第4番(レニングラード・フィルのライブ)
この方のLP/CDは持っていると思っていたが手持ちのLPはプロコフィエフの交響曲第4,6番。CDはシューマンの交響曲全集。これではロジェヴァンの良さは分からない。 根本氏が映像を探してくれたので、上記の映像を楽しんだ。ロンドンでのライヴあったが、ロジェヴェン節満開。終了後の聴衆の拍手は大変な盛り上がり方であった。
例会参加者は14人。終了後は、荻窪駅前の「魚屋道場」で2次会。 大変楽しい例会であった。
(LP/CD、映像提供:山本、根本)
【参加者14名:敬称略・50音順】 井口昌彦、石田順康、大竹孝平、神田育子、定金京子、篠嘉子、月坂奎一郎、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、根本坦、前田研二、安井久子、山本廣資、
(文責:山本廣資)