2023.07.18(火)第29回 映画を楽しむ会 開催
7月18日(火)に「第29回 映画を楽しむ会」を開催しました。
鑑賞した映画は、『南の島に雪が降る』(1961年作品 加東大介主演)。
主演の加東大介は、昭和18年10月に召集を受けニューギニアに向かいますが、そこは
主力部隊から脱落し見放され、救援物資も届かない最果ての地。戦友たちは飢えとマラリアで
バタバタと死んでゆく。いつ戦争が終わるかもわからない、希望が全くない戦場でした。
そんな状況の中で加東は、上官からの命令で演芸分隊を立ち上げ、ジャングルの真ん中に
日本の舞台を作り、三味線弾き、脚本家、スペイン舞踊の教師、舞台美術・衣装担当の友禅職人
など、実に個性的なメンバーと共に公演を始めます。
いつ本土に帰れるかもわからない日本兵にとって、それは夢でした。希望そのものでした。
雪景色の舞台に、数百名いた兵隊がなぜか皆、涙を流す。なぜなら彼らの部隊は皆東北出身
兵隊たちだったのです。そうしたラストシーンに、思わず目頭が熱くなる名作を堪能した映画の
会となりました。
映画鑑賞の後は全員で記念撮影、その後は場所を変えての懇親会と、猛暑の夏を吹き飛ばす
有意義な集いとなりました。
【参加者(敬称略・順不同)】明石玲子・宇都木光一・加藤 健・北川原宜夫・久留島正和・近藤洋子
迫田泰尚・田中康資・田中マリ・長谷川 将・馬場一義・平澤光郎・水野健樹・山下さん・山本廣資
杠 一義・山本和子・古望髙芳 以上18名 【文・写真/古望髙芳】
映画を楽しむ会 代表世話人 古望 高芳 さま
第一ブロックの山口博正と申します。
小生も以前同会に入会していました(会場がキャピタルモータース会議室のころ)。今回、改めて会員申し込みをさせて
頂きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。