2011.05.08 5月8日(日)第6ブロック主催 「谷根千散策」開催
5月8日(日)、2年前(2009年5月10日)に実施した下町散策(両国~佃~月島)が好評だったので、その第2弾として、谷根千(谷中、根津、千駄木)を巡ってみました。JR鶯谷駅に、参加者19名が集合。今回は、第6ブロック以外の地区からも3人の方に参加頂きました。荻野世話人代表の挨拶のあと、各人が自己紹介をし、前回同様、案内役・金子健治さん(台東稲門会)からコースについて説明。
午前10時過ぎに鶯谷駅をスタート。ラブホテル街を通り“元三島神社”及び “八二神社”を経て“子規庵”を目指す。正岡子規はこの地に10年暮らしたが、結核とカリエスを患い35才の若さで没した。子規終焉の間や庭などを見学。子規庵を出て、“ねぎし三平堂”に着いたのがお昼。“昭和の爆笑王”初代林家三平が保存していた台本や衣装、ネタ帳などが展示されている。生前の遺品やビデオを見ながら昼食をとる。
三平堂で集合写真を撮ったあとは、1819年創業の“羽二重団子”の店で団子を賞味。そのあと、“善性寺”に向かい、早稲田出身の政治家・石橋湛山と戦前の大横綱双葉山の墓を参拝。日暮里駅南口を通り、天台宗の寺院“天王寺”に向かう。この寺は1957年に放火で消失した五重塔があったことでも有名。次に訪れた谷中霊園は、10万㎡の広さがあり、約7,000基の墓があるとか。数多くの著名人の墓があるが、中でも早稲田大学設立の最大の功労者である“小野梓”の墓があることは、意外に知られていない。日暮里駅方面から“谷中銀座”に下る坂が“”夕やけだんだん”。階段上から見下ろす夕焼けの風景は絶景ポイントとか。谷中銀座を経て、初音の森~観音寺の築地塀を経て“旧吉田屋酒店”に向かう。江戸商家の建築様式を伝える貴重な建物は、江戸時代以来の老舗で昭和61年まで営業していたとのこと。三遊亭円朝と山岡鉄舟の墓がある“余生庵”を経て、食事処 “吉里(きり)”に到着、午後5時から懇親会を開始。
荻野世話人代表の乾杯のご発声でスタート。散策のあとの生ビールが最高でした。軽妙洒脱な語りで我々を楽しませてくれた金子健治さんに改めて御礼の拍手。宴の最後は、少年時代を田端、日暮里で過ごしたという浅妻さんの締めでお開きとしました。
【出席者20名(敬称略・順不同)】
金子健治(案内役…台東稲門会)、荻野慶人、堀川皓之助、翁村和男、木村稔、加藤 健、加藤道子、佐々木高久、成瀬勝也、 勝島敏明、浅妻暉雄、野嵜正興、三浦由夫、影井恭子、吉川啓次郎、川島 格、竹田隆雄(第2B)、東美紗子(第2B)、早川敏清(第2B)、 中野さん(翁村さんのご友人)
【文/写真 川島 格】