171103 11月3日(金 ) 第6ブロック主催「」両国界隈散策」開催
今回で6回目となる第6ブロック恒例の下町散策は、両国界隈を巡った。
両国と言えば、花火と国技館くらいしか頭に浮かばないが、他にも見るべき名所が数多く点在する。
午前9時半に19名が両国駅に集合。前回同様、案内役の金子健治さん(台東稲門会)から コースの説明を受け駅をスタート。まずは、両国駅から徒歩2~3分のところにある回向院に向かう。1657年の振袖火事(明暦の大火)の焼死者10万人余を葬った万人塚が始まりであるが、関東大震災の供養塔もある。相撲発祥の地としても有名。又、ねずみ小僧次郎吉の墓の前に「お前立」があるが、墓石を削って持ち帰ると「金運」にご利益があるとの言い伝えがある。
そのあと、隅田川支流の竪川端にある小さな袋物博物館「東屋」に向かい、革製のしおりとコースターをお土産に貰う。次に向かったのは、江島杉山神社境内にある杉山鍼按治療所。日本独自の痛くない鍼を刺す鍼灸発祥の地として有名。そのあと、向かったのは、吉良上野介邸跡。忠臣蔵で有名な浅野内匠頭による刃傷事件のあと、1701年に建てられた吉良家の上屋敷で、当時は2,550坪の広大な屋敷だった。現在は、本所松坂公園になっているが、広さは、当時の76分の1しかない。
そのあと、勝海舟生誕の地や芥川龍之介生育の地などを巡ったあと、最後に両国国技館に向かった。国技館を背景に記念撮影をしたあと、駅前の食事処「ちゃんこ江戸沢」にてちゃんこ料理を賞味。和気藹々ムードの中、あっという間に時間が経過。午後3時にお開きとした。
参加者(敬称略順不同) 荻野慶人、久留島正和、影井恭子、大塚唯之、翁村和男・サト子、栗原健、葛山幸子、 清水克祐、木村稔、榎本幸子、宇都木光一、金子守、阿部正、平澤光郎、戸川達次、 中山廣文、板垣伸夫、川島格、 計19名
(文&写真) 川島 格