171019 10月19日(木) 第4ブロック主催 第17回社会見学ツアー開催
第17回社会見学ツアーは前回に引き続き東京郊外の魅力を知る企画だ。
生憎の雨で12月中旬並みの寒い日だったが、43名の参加者を乗せたバスは8時20分に阿佐ヶ谷駅前を出発した。最初の訪問地「所沢航空発祥記念館」に向かう車中では、日本航空のパイロットだった水野健樹さん(4B)から解説があった。かつて操縦したことがある飛行機(C-46輸送機)が展示されていることもあり、体験談も交えた話はリアリティーがあった。記念館ではボランティアガイドによる説明があり、その後に館内に展示されている飛行機などを見て廻る。明治時代に日本で初めて作られた飛行場を記念して作られた施設だけあって、航空機の歴史や飛行の原理についての展示が素晴らしかった。
昼食は、料亭「川越いも膳」で前菜からデザートまで全て名物の芋を使った懐石を堪能する。
食後は太田道灌親子が築城した「川越城本丸御殿」を見学した。車中で杉並郷土史会会長の新村康敏さん(1B)から説明を受けていたので、交通の要所であった川越の歴史が理解できた。
次に、250年の歴史がある「松本醬油」の蔵を訪れ、手作り醤油の製造過程を見学する。案内人の話がすこぶる面白く楽しめた。
川越観光の最後は、重要建築物がオンパレードの蔵の町メインストリートを新村さんのガイドで散策する。帰路に“ゴールデンポーク”で有名な日高市のサイボクハムに立ち寄って買い物を楽しんだ。
今回は、水野さん・新村さん・所沢航空発祥記念館や松本醬油の案内人のお話が秀逸で、目だけでなく、耳でも楽しむ社会見学らしいツアーになった。
【参加者43名】 (1B)明石玲子、神田育子、久保田貞雄、中村昌代、新村康敏、森 淳(2B)生田明彦、桐生孝、竹田隆雄、名取義久、松本甫(3B)宇津木光一、庄司玉緒、馬場一義ご夫妻、林直矩(4B)小豆澤照男、祝裕太郎、大田忠雄、太田允康、角田宏一、柄谷隆宏、佐治恵子、佐竹孝、篠嘉子、島田文雄、田村純利ご夫妻、永山俊雄、西野正浩、服部文夫、平田久、前田研二、増田静江、水野健樹ご夫妻、安井久子、吉田貞男ご夫妻(5B)三輪正明(6B)加藤健(7B)秋山一郎ご夫妻 ※敬称略、ブロック別、50音順
[文責:柄谷隆宏、写真:西野正浩]