2010.11.28 11月28日(日)第3ブロック「第6回 映画を楽しむ会」開催
11月28日(日)清水3丁目キャピタル・モータースの会議室をお借りして開催した。
今回は日米人情喜劇の競演ということで、第一部は松竹映画「男はつらいよ」の中でも評判のいい第10作(寅次郎夢枕)を観る。渥美清とマドンナ役の八千草薫、田中絹代、倍賞千恵子の芸達者が演じる下町人情喜劇は皆さんの笑いを誘いながらほろりとさせる一場面もあり、好評であった。
第二部はアメリカ映画「チャップリンのモダンタイムス」を鑑賞。1936年制作のこの作品、資本主義社会の中で人間の尊厳が失われ、機械の一部のように扱われる人間と機械化文明を皮肉ってまるで現代を占うかのようなチャップリンの傑作。セリフがほとんどないのに観客に笑いで訴えるこの芸術家の才能を改めて認識させられた。カフェでチャップリンの歌う「テイテイナ」がいい、恋人役のポーレットゴタードが何とも可愛い。74年の昔の作品ながら時を超えて観るものを離さない映画であった。映画鑑賞の後,自由参加で荻窪駅前の中華料理店(龍記)に集まり、映画を語る飲み会に移り、例によって参加の皆さんの思い入れのある映画話で盛り上がった一日でした。
【参加者名23名(敬称略・順不同)】
浅見源司郎(3B)、宇津木光一(3B)、池田芳昭(1B)、水野健樹(4 B)、星靖男(3B)、久保田貞雄(1B)、松永謙(1B)、笠原美子(1B)、田口佐紀子(1B)、加藤健(6B)、 松倉崇(3B)、小川啓介(3B)、小澤昭彦(3B)、望月衛(3B)、森淳(1B)、井口昌彦(4B)、松木一彌(3B)、山本廣資(3B)、 長谷川哲夫(3B)、小川精記(3B)、馬場一義(3B)、松尾清(3B)、長谷川将(3B)
【文・写真 長谷川将】