2011.10.16 10月16日(日) 「2011稲門祭」参加
10月16日(日)開催の稲門祭は前日までの激しい雨と風がピタッと止んで、真夏のような晴天に恵まれた中で行われました。
私は3年前から稲門祭実行委員として、お手伝いをさせて頂いておりまして、キャンパス庭園本部のドリンク・樽酒コーナーの担当をしております。稲門祭は、奨学生・早稲田祭運営スタッフ・環境ロドリゲス、など現役学生にも協力してもらいながら運営されていますが、ドリンク・樽酒コーナーには毎年20~25名程度の奨学生がお手伝いとして配置されます。奨学生は校友会の奨学金を受けている間は稲門祭の手伝いをすることになっておりますが、中にはドリンク・樽酒コーナーの手伝いが2回目とか3回目のメンバーがいます。そのメンバーは要領がわかっているので、結構頼もしい存在です。記念会堂でのホームカミングデーの式典が終わると、ドリンク引き換え券を握りしめた参加者が私たちのところにやってきて、一気に慌ただしくなります。かれこれ1時間以上の奮闘が続きますが、ピークを過ぎると学生さんと話をする余裕も出来てきます。自分の息子と同じ年齢の若者と話をする機会は、なかなかありませんので彼らと話をするのは、とても楽しいです。微力ではありますが、来年もまた、稲門祭のお手伝いをさせていただきたいと思っています。
【YWS・佐藤義昭】
○『集まり散じて人は変われど』:稲門祭に運営委員として参加するのは初めての経験でした。数ヶ月前からミーティングを重ねてはいたものの、分からないことばかりで正直不安でした。けれど不安以上に多くの喜びを得ることができたように思います。中でも一番嬉しかったのは、“仲間”を得ることができたことです。準備・運営を通じて、たくさんの校友はもちろん、現役学生さんとも知り合うことができました。利害関係はなく、共通しているのは、早稲田で学び、そして早稲田を愛しているということだけ。そういった人たちが、性別を超え世代を超えて母校に集いともに稲門祭の成功を目指すというのは、「集まり散じて人は変われど仰ぐは同じき理想の光」という一節を思い出させてくれる、かけがえのない体験でした。これまで母校からは恩を受けるばかりでしたが、今回のような稲門祭での活動を通じて、そして知り合った可愛い後輩を何らかの形でサポートすることを通じて、ほんの少しずつでも恩返しをしていければいいな、と思わせてくれる秋の一日でした。
【YWS・柴田亜矢子】
【YWS・佐藤義昭、柴田亜矢子、写真/前坂靖弘、加藤健、佐藤義昭】