2008.07.26 ラストゲーム最後の早慶戦」の試写会&対話会に参加

7月26日(土)東京都杉並区スポーツ振興財団主催の上記映画試写会と対話会がセシオン杉並に於いて、一般区民・スポーツ青少年を対象に開催され、杉並稲門会並びに杉並在住の早慶OB も多数参加した。
映画は65年前の戦時下、敵性スポーツとして政府から弾圧を受ける中、学徒出陣を前にした学生達へ、‘出陣学徒壮行早慶戦’の実現に向けてさまざまな壁を乗り越えて学生達を力強く支援する飛田穂洲先生、慶応側小泉信三塾長の姿が画かれていて感銘を受けた。
試写会のあと同早慶戦の生き証人である慶応野球部OB松尾俊治氏から当時のお話を聴くことができ又、飛田先生から直接薫陶を受けられた元早大野球部監督石井連蔵氏からは、飛田先生が身を挺して「野球の灯を消さない」と学生達へのはなむけに、この早慶戦の実現にこぎつけ、彼等に送った「生きてホーム(国)を踏む」願いが戦後の学生野球へと連がり、どれほど多くの感動と生きる喜びを与えたかの話を紹介していただき感動した。
多くの野球少年がこの映画を観て対話会に参加していた。自由な恵まれた環境で野球に打ち込める自分達が幸せだとコメントする姿には感心もした。
イベント終了後、同じく杉並区から参加された三田会の皆さんとの懇親会では先輩諸氏の昔の絆にあやかり熱いエールを交換できた。

【杉並三田会との懇親会/杉並稲門会参加者(敬称略・順不同)】
山田實、山口治夫、久保田貞雄、前坂靖弘、加藤健、秋山一郎、大友和男、小澤昭彦、 森典秋、岩堀律子、中島武、村上明、村上洋子、松尾清、長谷川将

【長谷川 将、写真/前坂 靖弘】

 

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