2009.03.29 第6回「天沼寄席」開催
3月29日(日)、荻窪駅に近い「天沼八幡神社」のお座敷で母校の「落語研究会」の噺を聞く「天沼寄席」が開かれた。
この催しは平成15年9月に始まり今度で6回目。客席は9割が杉並稲門会のご常連だが、今回は新宿稲門会や慶応三田会からも出席があり嬉しいことである。学生の噺家さんは5人、以下の演目で登場した。
【温州亭みかん(女性):文学部2年、うなぎ】、【川柳亭遊呂:文学部4年、そこつ長屋】、【中田中田中:政経2年、ハンドタオル】、【楽枝亭北也(女性):文学部4年、やかん】、【順風亭まん丸:文学部4年、鮫講釈】。
客席は街の寄席と違って、ちょっとおぼつかない人にはハラハラしながらより熱い声援が強まり、ベテランには「ほう、やるナ」と感動の拍手が沸く。そこには約半世紀をへだてた先輩と後輩のほのぼのとしたものが流れている。会場には終演後の合評会?反省会?用に一升瓶、つの樽、にごり酒、お菓子など種々の差し入れ品が景気よくずらりと並んでいる。落語が終わり小休止の後、学生さん達は和服を普段の服に替え、ほっとした表情で、先輩たちの待つ席にやって来る。自然といくつかのグループに分かれ、差し入れの品々を中に、噺を褒めたり、専攻は何?などの質問があったり、批評があったりの交流が小一時間ほど続き、午後4時過ぎのお開きとなった。 かなり賑やかなのを神社さんが大目に見て下さるのは、世話役の一人が古くからの氏子である縁だからだと思う。神社と世話役さん双方に深く感謝します。
【参加者44名(敬称略・順不同)】
秋山一郎、青柳邦雄、赤松弘之、井口昌彦、岩堀律子、植田輝雄、内田直彦、宇都木光一、 榎本幸子、荻野慶人、小澤昭彦、大友和男、大友雄子、笠原美子、加藤健、加藤道子、加藤尚志、菊池重夫、久保田貞雄、近藤洋子、坂治彦、竹田隆雄、田口佐紀子、名取義久、服部文雄、 馬場一義、馬場禎子、長谷川将、長谷川八重、長谷川梢、星靖男、松木一弥、松永謙、松本甫、前坂靖弘、見里朝規、水野健樹、村上明、村上洋子、山口治夫、山田實、松尾清、 小林泰子(新宿稲門会)、高村潔(杉並三田会)
【村上 洋子、写真/前坂 靖弘】