2013.10.08 10月8日(火) 第4ブロック主催 「第9回社会見学ツアー」開催

―静岡の食品工場と世界遺産・富士山を巡る旅―

10月に入ったのに半袖で充分な暖かい好天に恵まれ、全ブロックよりの参加者48名を乗せたバスは7時半過ぎに阿佐ヶ谷駅前を出発、静岡方面を目指す。海老名を過ぎたあたりから6月に世界遺産に登録された富士山が姿を現し、最初の目的地の富士宮市にある「アサヒ飲料富士山工場」まで、どんどん大きく迫ってくる。御殿場より第2東名を走り、バスガイドさんより新東名の説明を受ける。従来の東名と違った発想で建設された道路と知り、これも社会見学。「アサヒ飲料」では富士山の名水を使用したお茶飲料やミネラルウォーターの製造過程を、素敵なガイドさんの案内で見学する。4ブロック世話人の百地さんの早稲田大学での学友がアサヒビールやアサヒ飲料の元役員で、仲介していただいたので対応は良かった。環境に配慮した工場を見学し、お土産にアサヒビールの新製品と三ツ矢サイダーをいただく。一同感謝。富士山をバックに記念撮影もする。次に近くにある名爆「白糸の滝」と「音止の滝」を見学し、富士山を水の流れでも楽しむ。
昼食は清水魚市場内にある海鮮料理店で美味しい刺身と駿河湾名物の桜えびのかき揚げ。久保田会長の音頭で乾杯しビールも少しだが飲む。
魚市場で買い物をした後、同じく清水にある業務用冷凍食品の大手「ヤヨイ食品」を見学する。発注先の注文が多岐にわたり多品種生産になるので完全オートメ化が難しく、作業員の衛生管理を徹底しているとの話。コロッケやパスタの製造工程を見学したが、確かに手作業が多い。無人工場も良いが、このように人が手際よく盛り付けていく工場も興味深い。コロッケなどの試食会の後、冷凍食品では持ち帰れないので、地元の銘菓を土産にいただく。
最後の訪問地は、駆け込みで世界遺産登録に加えられた5万本の松が生い茂る「三保の松原」。少し暗くなってきたので松原越しの富士山は望めなかった(写真は遊び心のある写真部員が富士山を合成)が、有名な「羽衣の松」がある海岸を散策する。 帰りのバス内では社会見学ツアー恒例のドリンキング・タイム。移動時間が長いので大量の飲み物を持ち込んだが、ほとんど飲みつくし状態になる。服部4ブロック世話人代表のお礼の挨拶があり、高井戸と荻窪を経由して8時過ぎに阿佐谷に到着する。 見学した工場のホスピタリティ、今回のテーマである富士山の絶景、美味しい食事と三拍子そろった楽しいツアーとなった。

【参加者48名:ブロック(以下Bと略称)別申込順:敬称略】
(1B)田口佐紀子、久保田貞雄、森 淳、山崎武正
(2B)内田直彦、千葉明義、名取義久、青島衛、早川敏清、桐生孝、松本甫、石村誠人、坂治彦
(3B)馬場一義、馬場禎子、林直矩、松木一彌、長谷川哲夫、村上洋子
(4B)太田允康、百地健、柄谷隆宏、服部文夫、佐藤文夫、牛山洋一、水野健樹、水野幸子、井口昌彦、山路晴已、栗山欣三、森村恒夫、前田研二、栗原正彦、西野正浩、中川修一、田村純利、前坂靖弘
(5B)金沢陳樹
(6B)大塚唯之、加藤健、樋口廣
(7B)川口浩司、坂井信行、秋山一郎、秋山寿子
(地域外)林正、小野田禮一郎、板垣伸夫

【文/柄谷隆宏、写真/西野正浩】

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