2021.01.12(火)会長の新年のご挨拶
会長の新年のご挨拶
杉並稲門会の会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。
2021年幕開けから第三次と言われる新型コロナ感染者数が拡大し、緊急事態宣言が一都三県に発出されるに至りました。連日メデアの報道では世界各国の悲惨な状況が報道され、残念ながら明るい材料は乏しい限りです。一刻も早くコロナ感染対策のワクチンの供給と、一方深刻な社会問題となっている医療受け入れ体制の早急な施策を願うばかりです。
昨年は、我が稲門会も大学当局・校友会の活動自粛要請の下で集会等を控え、会員の皆様にも全ての部活動の自粛をお願いしご協力をいただきました。会の主要行事である5月に予定した総会も「書面審議」と言う方法で執り行いました。
会員の皆様方に置かれましても昨年は自粛・自制の不自由な環境下で何かとストレスの溜る生活を送られたことと拝察いたしております。突然の社会環境変化で現役学生の多くが厳しい学生生活に追いやられた状況はご承知の通りです。昨年、他に先駆け早稲田大学が率先して立ち上げた「新型コロナ感染拡大に伴う学生への緊急支援金」プロジェクトに対し、杉並稲門会会員の皆様から暖かいご支援とご協力を頂きました。
『校友のご支援のお蔭で5,000人を超える経済困窮学生を救済することが出来ました』と、早稲田大学理事・校友会代表幹事萬代晃氏より新年のご挨拶とお礼のメッセージが寄せられております(詳しくは杉並稲門HPをご覧ください)。
今年も困窮学生支援の募金が行われております。引き続き皆様の暖かいご支援をお願い申し上げます。
さて、令和3年も昨年以上にコロナ禍の影響で社会生活・経済活動が変化し、コロナ以前に戻ることはないとさえ言われております。コロナウイルスの封じ込め、収束の予測のつかない今日、『WITH CORONA―如何にコロナと共存するか―』を念頭に自粛下で命と健康を最優先に生活を続けせざるを得ないのではないでしょうか。
さて、杉並稲門会は2019年度に2000年以降の卒業生を中心に新しく18名の会員を迎えました。今年の稲門会は安心安全を徹底した上で、皆様とのコミュニケーション、交流に工夫を凝らし、明るく、楽しい形に少しずつ進めていきたいと考えております。
何卒今年もご支援ご協力をお願い申し上げます。
最後になりましたが、新年にあたり当面何かと制約と不自由な情勢が続く中で、会員の皆様とご家族がどうか健康で明るくこの一年を過ごされますよう心からお祈り申し上げます。
令和3年1月吉日
杉並稲門会 会長 長谷川 將