2019.12.17(火) クラシック音楽愛好会第112回例会(オペラを観る会)のお知らせ

今年のオペラの回は、年末となりましたが、オッフェンバック生誕200年を記念して、
オペラ 『ホフマン物語』 Les Contes d’Hoffmannを観る会としました。

≪オペラを観る会≫
日 時:令和元年12月17日(火) 18時30分~20時30分頃まで
会 場:「with 遊」ジョイントホール(167-0051 杉並区荻窪3-46-13-101、会 費:1500円(会場費、飲み物及び乾き物のつまみ付)
曲 目:ジャック・オッフェンバック/オペラ『ホフマン物語』

解 説:
ジャック・オッフェンバック Jacques Offenbach  1819-1880
ドイツ・ケルン近郊で生まれる。父はユダヤ教会の合唱指揮者。パリで学びチェロ奏者として頭角を現すと、オペラ・コミック座の管弦楽団員となった。
1853年に喜歌劇の作曲をはじめる。その後、小劇場を買い取りブッファ・パリジャン劇場として営業。軽妙な作風に加え、斬新な旋律や機知にとんだ台本で、第二帝政期フランスをえがいた作品が多いが、そこには時代に対する批判も込められている。
「天国と地獄」など90以上の喜歌劇を作曲したが、唯一の本格的オペラ「ホフマン物語」の作曲には長年を費やした。オッフェンバックが亡くなり未完となったが、残された楽譜をもとにエルネスト・ギローがオーケストレーションなどを補筆し完成させた。

歌劇『ホフマン物語』全3幕 プロローグ、エピローグ付き
作曲:ジャック・オッフェンバック  原案:E.T.A.ホフマンの短編小説から
公演:コヴェント・ガーデン王立歌劇場  1981年1月2日ライブ収録 150分
指揮:ジョルジュ・プレートル    演出:ジョン・シュレシンジャー
< 配役 >
ホフマン:プラシド・ドミンゴ(T) オランピア:ルチア―ナ・セラ(S)
ジュリエッタ:アグネス・ヴァルツァ(Ms) アントニア:イレアナ・コトルパス(S)
コッぺリウス:ゲライント・エヴァンス(Br)
< あらすじ >
プロローグ: ルーテルおやじの酒場
歌姫ステラに想いを寄せるホフマン。その姿を見た芸術の精ミューズは、ホフマンの友人ニクラウスに変身する。酒場でステラを待つ間、ホフマンは自分のこれまでの恋物語を語る。
第1幕: オランピア
科学者スパランツァーニは娘オリンピアを社交界にお披露目しようとしている。ホフマンは彼女に恋をしているが、実は彼女はゼンマイ仕掛けの人形。お客の前でアリアを歌うが、途中でゼンマイが切れてしまいそうになる。彼女の眼を提供した人形作りコッペリウスが代金を請求しにやって来るが、スパランツァーニともめて、オリンピアを壊してしまう。ホフマンは人形に恋していたことを知って呆然とする。

第2幕: ジュリエッタ
ヴェネツィアの運河に面した豪奢な娼館。この館で女王のように君臨する娼婦ジュリエッタはホフマンを誘惑して、彼の影を盗むかわりに、ダベルトゥット船長の手に輝くダイヤを手に入れたいと願う。ジュリエッタの懇願に影を差しだしたホフマン。しかし、ジュリエッタはダベルトゥットに裏切られ、ホフマンの腕の中で息を引き取る。
第3幕: アントニア
ミュンヘン。クレスペルの娘アントニアにホフマンは恋している。父は娘に「母と同じように死んでしまうから、歌わないように」と言い聞かせる。しかし、ミラクル博士が現れ、彼女をそそのかす。彼女の母親の亡霊が現れ、それにあおられるようにアントにアは歌い始め、倒れる。ホフマンは医者を呼ぼうとするが、ミラクル博士が登場し、アントニアの死を宣告する。
エピローグ: 再び酒場
ホフマンが学生たちと飲んでいると、そこに歌姫ステラが登場する。酩酊しているホフマンにはステラがオランピアなど、かっての恋人に見える。去って行くステラ。ひとり残されたホフマン。そこにミューズが現れ、ホフマンを詩人として蘇らせる。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です