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杉並稲門会 クラシック音楽愛好会

190521 5月21日(火) クラシック音楽愛好会第105回例会のご案内

〜生誕100年記念の名歌手他〜                             

令和元年5月15日
世話人代表 山本廣資
(携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp)  

令和になって最初の今月の例会は、生誕100年記念となるオペラ歌手が沢山おられるので、昨年亡くなった歌手と合わせて、歌曲・アリアを聴く会としました。小生は歌の方は手持ちのソフトが限られているので、根本さんに映像でプログラムを組み立てていただきました。ヴァラエティのある大変楽しいいプログラムです。ぜひおいでください。  

≪生誕100年の名歌手他≫  
日 時:令和元年5月21日(火) 18時30分〜  
会 場:「with 遊」ジョイントホール (167-0051 杉並区荻窪3−46−13−101、ホームページ:http://cafewithyou.web.fc2.com/)  
会 費:1,500円  
曲 目
・生誕100年の歌手
リーザ・デラ・カーザ (Lisa Della Casa,スイス・Sop)1919.02.02-2012.12.10
エルンスト・ヘフリガー(Ernst Haefliger,スイス・Ten)1919.07.06-2007.03.17
イルムガルト・ゼーフリート(Irmgard Seefried、ドイツ・Sop)1919.10.09−1988.11.24
セスト・ブルスカンティーニ(Sesto Bruscantini、イタリア、バスバリトン)1919年12.10 – 2003.05.04

・昨年亡くなられた歌手
モンセラット・カヴァリェ(Montserrat Caballé,スペイン・ソプラノ歌手、)、1933.04.12日 – 2018.10.06  

1)リーザ・デラ・カーザ :「歌に生き、恋に生き」(トスカ)、 4つの最後の歌(R.シュトラウス)
2)エルンスト・ヘフリガー:「オンボラ・マイ・フ」(ヘンデル)、 日本の歌(この道、待ちぼうけ、朧月夜「菩提樹」(シューベルト)
3)イルムガルト・ゼーフリート:5つのリュルケの詩による歌曲(マーラー)、 モーツアルトのオペラ・アリア
4)モンセラット・カヴァリェ:「卑しい神のしもべ」(チレア「A..ルクブルール」)、 「メリー・ウィドー」、ヴェルディ/歌劇「オテロ」から柳の歌〜アヴェ・マリア(1992グラインドボーン演奏会形式)
5)セスト・ブルスカンティーニ::チマローザ/歌劇「宮廷楽士」から(1970日本公演)、ドニゼッテイ/歌劇「ラ・ファヴォリータ」から(1971年イタリア歌劇日本公演)    

≪2次会≫南口の「魚屋道場」

190416 4月16日(火) クラシック音楽愛好会第104回例会開催

〜ホロヴィッツ没後30年、ラローチャ没後10年コンサート〜  

毎年4月と10月はオペラの会である。 今月はヴェリズモ・オペラを2つ、マスカーニの「kヴぁれりあ・ルスチカーナ」と、レオンカヴァッロの「道化師」を鑑賞Dした。
おずれも生葉もたことはないが、「道化師は」TVで観たことがある。 この日の映像は、
@ 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」1幕 (作曲:P.マスカーニ)  
ザルツブルク復活音楽祭 2015年 演出:P.シュテルツル、指揮:C.ティーレマン、演奏:ドレスデン歌劇場管弦楽団 出演:L.モナスティルスカ(S)、J.カウフマン(T)、A.マエストリ(Br)、A.ストロッパ(Ms)、S.トゥツィスカ(A)  
A 歌劇「道化師」2幕 (台本・作曲:R.レオンカヴァッロ(伊、初演:ダル・ヴェルメ劇場(ミラノ) 1892年)
 ミラノ・スカラ座 2011年 演出:M.マルトーネ、指揮:D.ハーディング、演奏:スカラ座管弦楽団 出演:J.クーラー(T)、O.ディカ(S)、A.マエストリ(Br)、C.アルベロ(T)、:M.カッシ(Br)  
何れも現代的演出で、若干時代にそぐわない下が、曲は十分楽しめた。 【映像提供:根本】  

【参加者15名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、大竹孝平、小澤昭彦、定金京子、篠嘉子、月坂奎一郎、平賀英彦、堀口哲夫、根本坦、前田研二、矢島章、安井久子、山本廣資、山本富士雄(武蔵野)  
全部見るために時間延長したので、2次会参加者は3人であった。  

(文責:山本廣資)

190319 3月19日(火) クラシック音楽愛好会第103回例会開催

〜ホロヴィッツ没後30年、ラローチャ没後10年コンサート〜  
この日は当初の予定を変更して、没後30年のホロヴィッツ、没後10年のラローチャの二人のピアニストの演奏を聴く(観る)こととした。  
始めに、「ホロヴィッツ・リサイタル・イン・ウィーン(1987/3)」より以下の曲(時間の都合で下記の曲より選択)
@ モーツアルト/ロンドK485、 
A シューベルト/即興曲D899−3
B シューベルト・リスト/ウィーンの夜会第6番
C  ショパン/マズルカOp.33−4
D ショパン/ポロネーズ第6番Op.57「英雄」
やはりショパンは上手い。80台の爺さまの演奏とは思えない。
  
次は「ホロヴィッツ・ドキュメンタリー(1987/3)」から、
E モーツアルト/ピアノ協奏曲・第23番K408(録音風景)  
  [C.M.ジュリーニ指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団]
つぎに、CDで
F チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番第1楽章/ワルター指揮 NYフィル。
  1948年のLIVE第。1楽章が終ると大きな拍手が入る豪快な演奏。  
ラローチは以下の曲を聴いた。
G グラナドス/スパニッシュダンスNo.1とNo.6。
H ショパン/舟歌とバラード田尾3番
I フェデリコ・モンポウ/「内なる印象」より「哀歌1〜4)(LP)  
大変盛りだくさんな内容であった。 二次会は、荻窪駅南口の「魚屋道場」で歓談した。

(LP/CD、映像提供:山本、根本)  

【参加者16名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、大竹孝平、小澤昭彦、篠嘉子、月坂奎一郎、土屋洋一、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、根本坦、前田研二、矢島章、安井久子、山本廣資、山本富士雄(武蔵野)

(文責:山本廣資)

190219 2月19日(火) クラシック音楽愛好会第102回例会開催

〜昨年亡くなった演奏家のコンサート

毎年2月の例会は、前の年に亡くなった音楽家(演奏)の追悼コンサートである。
今月は下記の音楽家の演奏を取り上げた。LP/CDPを持っていなかったり探したが見つからなかった方々の演奏は、会員の根本氏に映像を探していただいた。  
・クラウディオ・シモーネ(指揮) :ヴィヴァルディ/「調和の霊感」、「ラ・チェトラ」より(LP)・・・・会場設営時から事前にBGMとして流した。
・W.ウィウコミルスカ(ヴァイオリン):シマノフスキ/ヴァイオリン協奏曲第1番(映像) ・・・・初めて聴く曲である。第1楽章だけにするつもりであったのであるが、全曲1楽章であったので区切りがつかず、結局最後まで聴いた。やや現代音楽であったが、映像であったので最後まで聴けた(観れた?)。
・J.ロペス-.コボス(指揮):アリアーガ:交響曲第2番(第1楽章)(映像) ・・・・アリアーガはモーツアルトの生誕50年後の同じ日に生まれ、スペインのモーツァルトと言われた音楽家である。残念ながらパリ音楽院に在学中に20代半ばで夭折した。僕が持っている残された作品はなかなか良い。この曲も聴きやすく全曲聴きたかった。コポス氏の指揮も良かった。
・ヘルマン・クレバース(ヴァイオリン):ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲  ・・・・やはりLPの音はよい。コンツエルトヘボウのコンサートマスターの演奏を楽しんだ。
・G.ロジェンストヴェンスキー(指揮):チャイコフスキー/交響曲第4番(レニングラード・フィルのライブ)
この方のLP/CDは持っていると思っていたが手持ちのLPはプロコフィエフの交響曲第4,6番。CDはシューマンの交響曲全集。これではロジェヴァンの良さは分からない。 根本氏が映像を探してくれたので、上記の映像を楽しんだ。ロンドンでのライヴあったが、ロジェヴェン節満開。終了後の聴衆の拍手は大変な盛り上がり方であった。  

例会参加者は14人。終了後は、荻窪駅前の「魚屋道場」で2次会。 大変楽しい例会であった。

   (LP/CD、映像提供:山本、根本)  

【参加者14名:敬称略・50音順】 井口昌彦、石田順康、大竹孝平、神田育子、定金京子、篠嘉子、月坂奎一郎、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、根本坦、前田研二、安井久子、山本廣資、

(文責:山本廣資)

191218 12月18日(火) クラシック音楽愛好会 発会8周年記念及び例会100回記念ミニコンサート付懇親会開催

会の発足記念の親睦会は、毎年11月に行っていたが、今年は例会100回と重なるので、今月の開催となった。
会場はいつもの、With遊。演奏者2人を入れて26人が参加した。
今日の演奏はヴァイオリニストの芥川さんだけで、没後100年を記念して、 第1部はドビュッシーのヴァイオリン・ソナタ(伴奏は芥川さんの先生の飛松先生)と イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番から「バラード」。 普段あまり聴く曲ではないが、芥川さんの熱演を楽しんだ。 凄かったのは、アンコール、「独奏ヴァイオリンのための第9変奏曲」(名前は筆者が勝手につけた)であった。
第4楽章の始まりから合唱に入るまでを上手に編曲、経過句を入れてフィナーレに。 ヴァイオリンからオーケストラ全奏に至るまでの歓喜の歌のメロディーをヴァイオリン独奏にまとめた演奏もよかったが、フィナーレが特に迫力があって良かった。 作曲者を訊いたら、芥川さんの編曲との事。こちらの才能も垣間見たことである。  

第2部はパーティー。おいしい料理で盛り上がった。   年末であるので、校歌の前に第9の合唱。飛松先生の伴奏で芥川さんはソプラノ。他は合唱団で活躍しているメンバーも夫々のパートを歌って盛り上がった。締めはもちろん校歌。   2次会は荻窪駅南口の魚屋道場。芥川さんと、飛松先生も参加して、いろいろな話で盛り上がった。  

【演奏者】芥川愛子(ヴァイオリン)、飛松利子(ピアノ)
【参加者24名:敬称略・50音順】 芥川正子(芥川さん母上)、井口昌彦、石田順康、大竹孝平、小澤昭彦、後藤武司、坂治彦、篠嘉子、月坂奎一郎、鶴田俊正,根崎健一、根本坦、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、前田研二、矢島章、安井久子、山下早苗、山中治樹、山中正子,山本廣資、山本和子、山本富士雄(武蔵野稲門会)、杠一義

(文責:山本廣資)

190115 1月15日(火) クラシック音楽愛好会 第101回例会(CD/LPコンサート及び新年懇親会)のお知らせ

皆様開けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 クラシック音楽愛好会も9度目の新年となりました。皆様のおかげで、昨年の例会もほぼ盛会でした。 今年の新年の例会も、いろいろ楽しい曲を聴く(聞く?)ニューイヤーコンサートとしますが、昨年同様簡単な新年懇親会も兼ねたいと思います。
お正月の会は、定番のウインナワルツのほか、生誕200年のJ.オッフェンバック、F.スッペ、さらにポピュラー名曲や小品で構成される会ですので、いつもの例会より気楽な会になります。 皆さんと一緒に聴きたい、又は聞かせたい・見せたいCD/LP/映像ソフトをお持ち下さい。    

≪CD/LPコンサート≫

  1. 日 時:平成31年1月15日(火) 18時30分〜21時頃まで
  2. 会 場:「with 遊」ジョイントホール (167-0051 杉並区荻窪3−46−13−101、ホームページ:http://cafewithyou.web.fc2.com/)
  3. 会 費:2,000円+α(会場費、飲み物、つまみ及びその他。新年会につき若干グレードアップします)
  4. 内 容:@連絡と報告・・・新年なので、今年の例会予定の連絡、及び昨年の会計報告他を行います。 Aクラシックの小品名曲によるニューイヤーコンサート及び新年懇親会    

    ≪2次会≫飲み足りない方は、いつもの「龍 記」で行います。(状況により変更の可能性があります。)

世話人代表 山本廣資 (携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

180918 9月18日(火)  杉並稲門会クラシック音楽愛好会第97回例会開催

〜室内楽特集〜  

当会では、室内楽は年1回は取り上げることにしている。 プログラムの選定には、著名な音楽家が亡くなった際の追悼では、代表的な又は記念碑的な曲を選べばよいし、アニバーサリーイヤーノ作曲家も同様である。 室内楽は曲で選ぶので、名曲は沢山あって、どれにしようか迷う。ジャンルもいろいろある。 根本さんに連絡し、映像を選んでもらった。
開会前の、支度の段階でのBGMは、モーツアルトのVSK.305,306. 後は以下の曲を聴いた。
@ベートーヴェン/ヴァイオリンソナタ第6番(グリミオー、ハスキル)
Aシューベルト/ピアノ三重奏曲第1番第1楽章(ルービンシュタイン、ハイフェッツ、ピアゴルスキー)(映像)
Bスメタナ弦楽四重奏団引退公園より、ハイドン/「ひばり」(映像)
Cドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」(イスラエル弦楽四重奏・映像)
Dモーツアルト/クラリネット五重奏曲(うらっは、バリリ)  

2次会はいつもの優紀で、平賀さんと山本2人。平賀さんががフルトヴェングラーファンであることが分かった。  

(CD・LP・映像提供:山本、根本)  

【参加者13名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、大竹孝平、坂治彦、篠嘉子、月坂奎一郎、土屋洋一、根本坦、早川敏清、平賀英彦、前田研二、安井久子、山本廣資

(文責:山本廣資)

180828 8月28日(火)  杉並稲門会クラシック音楽愛好会第96回例会開催

「真夏の夜のクラシック/ポピュラー名曲フェスティバル」

今月の例会は21日の予定であったが、会場のWith遊の夏休みのため1週間伸びて、28日となった。
毎年の夏の例会は、ジャンルを決めないポピュラーコンサートであるが、今年は昨年のように亡くなった大物や節目となる方がいなかったので、小生持参のLPを聴いた。
・「ポール・モーリア・ラブサウンド・リフレクション18」から、オリーブの首飾り、幸は水色、エーゲ海の真珠等9曲
・「The Best of Carmen Cavallaro」から、愛情物語、ワルソーコンチェルトなど
・「TANGO BEST 20」から、ラ・クンパルシータ、エル・チョクロ、淡き光に、等々
・「3 GREAT ARTISTS EUGEN CICERO」から、ロマンティック・スィング、スウィング・バッハ その他を聴いた。  

例会の間隔が開いて、久しぶりの会となったので、参加者は19人!大変賑やかな会となった。 新入会の方も3人(2人は先月から)こられたので、皆さんに自己紹介をしていただいてお開きになった。 根本氏が用事で休会され、映像がなかったのは残念であった。  
2次会はいつもの「龍記」で行った。   (CD・LP提供:山本他)  

【参加者19名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、大竹孝平、緒方正敏、小澤昭彦、神田育子、後藤武司、坂治彦、定金京子、篠嘉子、月坂奎一郎、早川敏清、堀口哲夫、平賀英彦、前田研二、山中治樹、山中正子(新入会1976年第一文学部、6B、山中治樹氏比人)、安井久子、山本廣資、 (文責:山本廣資)  

9月18日(火) の例会は、室内楽特集とします。ご希望の曲があったらご連絡ください。

180717 7月17日(火)  杉並稲門会クラシック音楽愛好会第95回例会開催

〜アニバーサリーイヤーの作曲家の作品と、 昨年亡くなった音楽家の演奏で聴くバロック音楽の夕べ〜

今日はバロック音楽の特集である。
生誕350年記念となる、フランソワ・クープラン(大クープラン)の作品と、昨年亡くなったチェコのハープシコード奏者、ズザナ・ルージチコーヴァ女史の演奏を聴くには、2時間では勿論足りない。 以下の曲を聴いた。
例会開始前の会場設営時のBGMには、クープラン作曲の「クラヴサン奏法」と「クラブサン曲集第2週から第6オルドル(組曲)の一部を流した・ はじめに、クープランの作品。 @リュリ賛(演奏:パーヤール合奏団)、Aクラヴサン組曲より第8組曲((P)コンスタンチン・リフシッツ)、Bチェンバロ曲集より(仏・A/シャルラン LP)  
後半は、ルージチコヴァの演奏。Ne氏に演奏の映像を探してもらったが、適当なものが見つからなかったので、写真付きの下記の演奏から聴いた。 Cヘンデル:調子のよい鍛冶屋、DJ.S.バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第5番、E半音階的幻想曲とフーガ、Fフランス組曲第5番。  
連日の暑さで、参加者は12人であったが、今月も1名の新入会の方が来られたのはよかった。 なお、例会について以下の変更について出席者の皆さんの了承を得た。
@  8月例会について :8月例会日が、With遊の夏休みに当たるので、1週間延ばして、8月28日(火)とした。
A  例会発足8周年記念の、ミニコンサート付親睦会について。 :12月例会が、丁度100回になるので、12月例会を親睦会とする。    

(映像・CD・LP提供:根本、山本)  

【参加者12名:敬称略・50音順】
石田順康、大竹孝平、緒方正敏、篠嘉子、土屋洋一、根本坦、早川敏清、堀口哲夫、前田研二、山中治樹(新入会、1978大学院政治学,6B)、矢島章、山本廣資

(文責:山本廣資)  

8月28日(火)の例会は、例年通り、ジャンルを問わない音楽会とします。

180618 6月18日(火)  杉並稲門会クラシック音楽愛好会第94回例会開催

〜モーツァルトのピアノ協奏曲特集〜  

今月の例会は、昨年亡くなった音楽家の演奏を聴く会の第2回目 で、対象は指揮者ジェフリー・テイトである。テイト氏が有名になったのが、内田光子とのモーツアルトのピアノ協奏曲全集の録音であるからこれを聴かないわけにはいかない。昨年亡くなったバーンスタインにも、モーツアルトの10番台のピアノ協奏曲の演奏がある。ということで、今月はモーツアルトのピアノ協奏曲特集となった。 聴いたのは、
@ピアノ協奏曲第15番/(P・指揮)バーンスタイン
A1987年3月6日のサントリーホールのライブ演奏から、ピアノ協奏曲第27番/(P)内田光子、(指揮)J.テイト。サントリーホールが出来て間もなくの演奏。お二人とも若若しく良い演奏。NHKの放映録画であるから、初めに内田光子氏のお話があったが、これも面白かった
B同じ日の演奏で、交響曲第41番ジュピター。指揮者の演奏を偲ぶ会に、伴奏指揮だけでは失礼である。例会用に図書館で借りたCDでは、それほど特徴ある演奏ではなかったようであるが、ライブは十分満足させてくれた。最後は、
Cピアノ協奏曲第21番k.467
今年3月に亡くなられた、「浅見光彦シリーズ」の著者、内田康夫氏が療養中に詠まれた「いつの日か 終れる生命(いのち)の いとしくて 耳かたむける ケッヘル467」に一寸なんで取上げた。演奏は、もちろん上記の組み合わせ。 モーツァルトの素晴らしさを堪能した例会となった。 杉並稲門会への新入会の方2人が初参加され、サッカーワ−ルドカップの日本戦初日にもかかわらず、「サッカーよりモーツアルト」という方々が、16人の出席であった。2次会も、盛り上がった。  

(映像・CD・LP提供:根本、山本)  

【参加者16名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、大竹孝平、緒方正敏(新入会、1966法、6B)、神田育子、篠嘉子、月坂奎一郎、土屋洋一、鶴田俊正、根本坦、根崎健一、早川敏清、前田研二、松尾亨(新入会、1972政経,1B)、安井久子、山本廣資、 (文責:山本廣資)  

7月は、F.クープランの曲とルージチコヴァの演奏を聴きます。

180515 5月15日(火)  杉並稲門会クラシック音楽愛好会第93回例会開催

〜アニバーサリーイヤーの音楽家

@〜   今日はアニバーサリーイヤーの作曲家、グノー(生誕200年、没後125)と、ドビュッシー(没後100年)の曲を聴いた。始めに、グノーの作品から、 @アヴェ・マリア(キリ・テ・カナワ)、 Aセレナーデ(G スゼー)、 Bアヴェ・マリア(ヨーヨーマのチェロ演奏・映像)、 C歌劇ファウストから第1幕終わりのワルツ(映像)。根本氏が持ってきたDVDをそのまま続けて見ると、ドビュッシーとなり、 D交響詩「海」。これは2003年8月14日のルツエルン音楽祭でのアバドの指揮(映像)。 癌の手術後の病み上がりの姿はおいたわしい感じであったが、曲が進むにつれて、調子が上がってきたのはさすがであった。
LPでE小組曲、F神聖な舞曲と世俗的な舞曲(いづれもパイヤール)。 ピアノ曲で、Gベルガマスク組曲より「月の光」。 最後はHグノーの交響曲第1番で締めとなった。     (映像・CD・LP提供:根本、山本)  

【参加者11名:敬称略・50音順】 井口昌彦、石田順康、小澤昭彦、大竹孝平、定金京子、篠嘉子、月坂奎一郎、根本坦、早川敏清、前田研二、山本廣資、 (文責:山本廣資)  

次回の予定他 6月3日(日)、4日(月) 蓼科音楽ペンション合宿(申し込みは山本まで) 6月19日(火)  昨年亡くなった演奏家を偲ぶ会として、ジェフリー・テイト指揮のモーツアルトのピアノ協奏曲((P)内田光子)他を聴きます

180320 4月17日(火)  杉並稲門会クラシック音楽愛好会第92回例会開催

〜オペラを観る会(ロッシーニ作曲「トスカ」)なった演奏家のコンサート〜  

月のオペラの会は、没後150年を記念して、ロッシーニの「セビリアの理髪師」を観た。 用意されたDVDは、2011年のパルマ王立劇場の演奏と、2014年パリ・オペラ座の演奏であったが、いずれも例会場のプレーヤーとの相性が悪く、2幕目の途中で、映像が止まって先に進まない。 したがって、同じオペラの演出の違いを楽しむという会になった。
パルマ王立劇場版は昔風の演出。これはまあまあ楽しめたが、パリ・オペラ座の時代設定は現代。これはいただけない。
現代演出では、若い娘が家に閉じ込められている設定もおかしいが、何より現代衣装では登場人物の品がない。
同じ場面を見ることで、演出の違いを比較できたのは大変良かった。 終了後は、いつもの店で2次会となった。  

(映像提供:矢島)  

【参加者12名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、神田育子、坂治彦、篠嘉子、定金京子、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、矢島章、安井久子、山本廣資、 (文責:山本廣資)  

次回の予定他 5月15日(火)は、アニヴァーサリーイヤーの作曲家特集とします、 (ドビュッシー 没後100年、グノー 生誕200年・没後125年、他 ) 6月3日(日)、4日(月) 蓼科音楽ペンション合宿(申し込みは山本まで)

180220 2月20日(火)  杉並稲門会クラシック音楽愛好会第90回例会開催

〜バーンスタイン生誕100年記念コンサート〜

例年2月は,前の年に亡くなった音楽家の追悼コンサートであるが、適当な音源が見つからなかったので、今回は「バーンスタイン生誕100年記念コンサートとした。作曲家、指揮者、ピアニストのそれぞれの側面を楽しむことにした。始めにピアノ作品を聴いた。@SEVEN ANNIVERSARIES(1942〜1943)と、AFOUR ANNIVERSARIES(1948)、それなりの出来の(失礼!)小品集である。尚、彼のソロピアノ用作品は商品ばかりでLP1枚分である。もっと作曲しておいてほしかったと思った。作曲家の側面はもう一つ、Bウエストサイド物語。演奏は勿論自身の指揮でニューヨークph0の演奏。
ピアニスト側面はCガーシュインのラプソディー・イン・ブルーの弾き振りで楽しんだ。指揮者バーンスタインについては、たくさんのLP/CDがあるが、DDVD「Best of Bernstein 」のコンサート編からいろいろな有名曲のサワリを聴いた他に、レクチュアー編で、「ベートーヴェンの交響曲第5番」、「JAZZの世界」、「指揮法」、などを観た。短時間であるが特にレクチュアが良かった。全部聞きたいと思った。教育者という側面も大きいことが分かった。
尚、ベートーヴェンの交響曲第5番については、昔青少年者向きのテレヴィ番組での、≪第5番交響曲の誕生≫というレクチュアが有名である。(このレコードは持っている)この日風邪で欠席したNe氏に、この映像があるか電話したら、放送されたものをお持ちとの事。臨時例会その他で是非見たい。  

(LP/CD/映像提供:山本、井口)  

【参加者12名:敬称略・50音順】 井口昌彦、石田順康、神田育子、篠嘉子、定金京子、月坂奎一郎、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、前田研二、安井久子、山本廣資、 (文責:山本廣資、写真:平賀英彦)  

2次会はいつもの、「龍記」で行いなましたが。   次回、来年の3月20日(火)は、昨年亡くなった音楽家の特集です。

180208 2月8日 (木)  杉並稲門会クラシック音楽愛好会臨時例会開催

〜SPレコードを聴く会〜    

今年初めの杉並稲門会クラシック音楽愛好会の臨時例会は昨年と同じく「SPレコードを聴く会」である。ウィークデイの午後のひと時の集まりである。はじめにシュヴァイツァー博士の演奏による、バッハのトッカータとフーガを聴いた。 @ニ短調、Aハ長調、Bト短調(小フーガ)。SPであるが、結構オルガンらしい響きであった。
次は、カペー弦楽四重奏団による、Cベートーヴェン:弦楽四重奏曲第五番。録音の所為か、盤質の所為かは不明であるが若干貧弱な音であった。以前の持ち主が聴き込んですり減っていたのかもしれない。
びっくりしたのは、Dベートーヴェン:交響曲第8番。ワインがルトナー指揮ウィーンフィルの名盤。最新のLP/CDと比較しても引けを取らないほどの迫力ある素晴らしい音!日本コロムビアのレコードである。コルトーの演奏による、Eショパンの練習曲Op.25もいい音で、皆さん大いに満足した。

(SP提供:山本)

【参加者7名:敬称略・50音順】 明石玲子、荻田清志、神田育子、月坂奎一郎、早川敏清、山本廣資、肥沼キヨ(山本知人)

臨時例会の後は、荻窪の鳥元で歓談しました。(文責:山本廣資)  

171219 12月19日(火)  杉並稲門会クラシック音楽愛好会第88回例会開催

〜トスカニーニ特集〜  

根本さんの企画で、今月は、今年生誕150年、没後60年となる、大指揮者トスカニーニを特集として聴くことにしました。併せて、久しぶりに、ベートーヴェンの第9を取り上げてもらいました。 今回は下記のプログラムを、映像を楽しみました。  

1)ドキュメンタリー「トスカニーニの生涯」(1985年)
2)ワーグナー/歌劇「ローエングリン」第1幕への前奏曲(1951年12月29日、 カーネギーホール)
3)映画「YOUNG TOSCANINI」一部(1988年アメリカ映画)
4)ヴェルディ/歌劇「アイーダ」第2幕抜粋(1943年3月22日、NBC 8Hスタジオ)
5)ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱」第3,4楽章(1948年4月3日、NBC8Hスタジオ)
6)チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番第1楽章(ホロヴィッツ(P)(初めの部分のみ)  
*演奏はいずれもNBC交響楽団。  (映像提供:根本)  

参加者は18名【参加者18名:敬称略・50音順、病気の関係で長期欠席の方や、最近しばらく出てこられない方が見えたのは大変良かった】

井口昌彦、石田順康、大竹孝平、小澤昭彦、後藤武司、篠嘉子、定金京子、月坂奎一郎、土屋洋一、根本坦、根崎健一、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、前田研二、矢島章、安井久子、山本廣資
(文責:山本廣資、写真:平賀英彦)  

2次会はいつもの、「龍記」で行いなしたが、寒さの成果参加者は少なかった。  
次回、来年の1月17日(火)は、ニュー・イヤーコンサートです。

171121 11月21日(火)  杉並稲門会クラシック音楽愛好会発会7周年記念懇親会開催

 今年のミニコンサート付の懇親会は、いつもの例会場「with 遊」で開催されました。杉並稲門会久保田会長、前坂副会長、中野稲門会高田会長はじめ約30名の皆さんが参加されました。
昨年と同様、はじめにコンサート、その後に親睦パーティーが行われました。
第1部コンサート。昨年はモーツァルトを聴いた二で、今年はバッハを、それも無伴奏の作品を聴く会とし、下記のプログラムでピアノ、フルート、ヴァイオリンの演奏を楽しみました。  
  J.S.バッハ:クラヴィーア練習曲第1巻、パルティータ第6番より「トッカータ」
  :平均律ピアノ曲集より第2番プレリュード、フーガ。 (P) 藤川雛子さん
  :無伴奏フルートソナタ イ短調 BWV.1013 (Fl)加藤千里さん
  :無伴奏ヴァイオリンパルティータ第1番 BWV.1001   (Vn)芥川愛子さん  

第2部親睦パーティーも、会場が狭い分皆さん賑やかで和やかな集まりを楽しみました。普段来られない方も、来ていただいたのは良かったです。 校歌斉唱は昨年同様、ピアノ、ヴァイオン、フルートの伴奏でを行いました。   2次会はいつもの優記で行いましたが、演奏者二人も参加したので話が盛り上がりました。  

【参加者27名:敬称略・50音順/演奏者4名:上記参照】
出演者:芥川愛子、加藤千里、藤川雛子
会 員:井口昌彦、石田順康、大田忠雄、大竹孝平、小澤昭彦、加藤尚志、厚東健彦、篠嘉子、田口佐紀子、月坂奎一郎、土屋洋一、鶴田俊正、根本坦、長谷川副会長、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、前田研二、松本甫、矢島章、安井久子、山本富士雄、山本廣資、山本和子、杠一義、

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp)   

12月19日の例会は、トスカニーニ特集とします。 

170919 9月19日(火) クラシック音楽愛好会 第85回例会開催

〜3人の音楽家の追悼コンサート〜  
今月も先月に続いて今月も先月に続いて追悼コンサートとなった。  
はじめに取り上げたのは、富田勲(1932.4.22〜 2016.5.5)作曲の、子供のための交響詩「ジャングル大帝」。演奏は石丸寛指揮日本フィルの演奏で、日本コロンビアのLP。 曲は聴きやすいいい曲である。  
次に、ネヴィル・マリナー(1924.4.15〜- 2016.10.2)の指揮で、ハイドン作曲の交響曲のなかから、あまり聴いたことのない第43番「水星」。 映像で、会員の根本氏が持ってきてくれた中から選んだのは、モーツアルトのピアノ協奏曲第20番。ピアニストの名前がないのでおかしいなといっていたら、提示部のみで終了であった。  
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ―(1923.10.3〜2017.2.21)は、日本でも活躍しておられるので、読響の演奏で、ウエーバーの「魔弾の射手」序曲と、チャイコフスキーの「悲愴」。久々の名曲の登場で皆さん静かに目を閉じて聴いておられ、昔の名曲喫茶の雰囲気となった。  

(LP、CD、映像提供:山本、根本)  

【参加者15名:敬称略・50音順】
明石玲子、井口昌彦、石田順康、大竹孝平、小澤昭彦、神田育子、定金京子(新入会、4B)月坂奎一郎、土屋洋一、根本坦、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、安井久子、山本廣資
(文責:山本廣資、写真:平賀英彦)  

次回、10月17日(火)は、歌劇「トスカ」を映像で観ます。

170815 8月15日(火) クラシック音楽愛好会 第84回例会開催

8月15日(火) 昨年の夏のポピュラー名曲フェスティバルは、矢島さんから「JAZZの名曲」選んで聞かせていただきましたが、今年は没後25年となる、アストル・ピアソラの特集をメインとしました。
また、昨年から今年にかけて著名な日本の歌謡曲その他の歌手の方々がなくなりましたので、これらの方々を偲ぶ会としました。  

はじめに、タンゴに造詣の深い、会員の鶴田さんから、ピアソラの名曲より」としてプログラムを組んでいただきました。 聴いた曲は、
@リベルタンゴ(ヨーヨーマのチェロ演奏)
A天使のミロンガ(寺井尚子のヴァイオリン)
B追憶のタンゴ(ヨーヨーマ+ピアソラ!!)
Cブエノスアイレスの夏(日下紗矢子(Vn)+ベルリンコンツェルトハウス室内管弦楽団)
D忘却(Vn/ギドン・クレーメル)、 Eロコへのバラード(藤沢蘭子+ピアソラ五重奏団)
Fアディオス・ノニーノ(ピアソラと五重奏団/1984年のJモントリオールAZZ・Festivalの映像(Ne氏提供))と、厳選されたもの。 こういうCDが揃えられるのは、さすがにタンゴ好きですね。 鶴田さんには、ピアソラに関する資料を用意していただきました。  
後半は、CDと、根本さんが集めた映像とで、下記の皆さんの生前の活躍の一部を偲びました。 ジャンヌモローは映画「突然、炎のごとく」(1962年)中での歌
G「つむじ風」と、 映画「ビバ・マリア}(1966年)で、共演の、ブリジット・バルドーとうたった
H「パリ、パリ、パリ」。 根本さんのおかげで、珍しいものが見られました。日本の歌手の皆さんは、映像付きで下記の曲を聴きながら往年の活躍を楽しみました。
I安西愛子:「お山の杉の子」(1944)、「風はそよ風」(1946)、「朝はどこから」(1946)
Jペギー葉山:「南国土佐を後にして」、「ドレミの歌」
Kダークダックス:ともしび、雪山賛歌、北上夜曲、山男の歌(CDのみ)
L平尾昌晃:日劇ウエスタンカーニバルの映像、「ミヨチャン」、「星は何でも知っている」。  
杉並稲門会第1ブロックの暑気払いの会と重なっただけでなく、杉並区に大雨警報が出たため、参加者はいつもより少なかった。   二次会は、いつもの龍記で行った。   (CD、映像提供:鶴田、根本)  

【参加者9名:敬称略・50音順】 井口昌彦、篠嘉子、鶴田俊正、月坂奎一郎、根本坦、前田研二、安井久子、山本廣資、山本和子 (文責:山本廣資、写真:山本廣資)  

次回、9月19日(火)は、昨年10月に亡くなったネビル・マリナーと、今年2月に亡くなったスクロヴァチェフスキーの、二人の長老指揮者の演奏を偲ぶ会とします。

170718 7月18日(火) クラシック音楽愛好会 第82回例会開催

〜女性作曲家特集〜  

今月は、普段あまり耳にしない女性音楽家特集としました。 女性作曲家といえば、「乙女の祈り」の作曲者、バダジェフスカが有名ですが、その他にも女性作曲家はたくさんいます。ただ残念なことに時代の制約もあって、これらの方々の活躍は制限されたものとなりがちで、出版されることもなく埋もれて、クラシック音楽愛好家でも名前を聴いたことがないといった方々が沢山います。又それらの作品も録音されることが少なく、私たちの耳の届く機会も少ないのは残念です。
10年前、2007年夏、8月6日〜10日に、「女性作曲家音楽祭」が杉並公会堂小ホールで開催されました。小生(山本)はこのコンサートを聴いて、女性作曲家への目を(耳を?)開かされました。  
この日は以下の作曲家の作品を聴きました。
・バダジェフスカ/「乙女の祈り」
・マリー・テレーゼ・フォン・パラディス/シチリアーナ(ドゥシュキン編曲)
・ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805〜47)(F.メンデルスゾーンの姉)    /ピアノ三重奏曲作品11
・クララ・ヴィーク=シューマン(1819〜96)(ロベルト・シューマン夫人)    /ピアノ協奏曲(作品7)、ピアノトリオ作品6
・エイミー・ビーチ(1867〜1944、生誕150年!)    /ピアノ三重奏曲作品150!)

最後に「ミセス・バッハ 〜バロックの名曲は夫人によって書かれた〜」という映像を観た。最近の研究では、バッハの作品の位置の一部はバッハ夫人の策ではないかとのことで、音楽研究家や筆跡鑑定人の参加したBSドキュメンタリーである。 これが本当であれば、女性作曲家のトップにバッハ夫人が挙げられることになる。  

二次会は、いつもの龍記で盛り上がった。  

(LP、CD、映像提供:山本、根本)  

【参加者13名:敬称略・50音順】 明石玲子、井口昌彦、石田順康、大竹孝平、加藤尚志、神田育子、篠嘉子、月坂奎一郎、根本坦、平賀英彦、前田研二、安井久子、山本廣資、

(文責:山本廣資、写真:平賀英彦)  

次回、8月15日(火)は、終戦記念日ですが、例年通りの、「クラシック以外の名曲フェスティバル」とします。第1ブロックの方は、地元の暑気払いの会と重なり残念ですね。

170528  5月28日(日)〜29日(月)  杉並稲門会クラシック音楽愛好会親睦旅行会開催

クラシック音楽愛好会では、会発足当初、タンノイのオートグラフ(スピーカ名)のおいてある信州・原村の音楽ペンション「ムジカ」に一泊しクラシック音楽漬けの一夜を過ごす会を2回開催しました。「ムジカ」が廃業したので、代わりになるようなペンションを探しておりましたが、昨年オーディオ雑誌に掲載されているのを見つけたので、下記のように皆さんと親睦旅行会を行いました。  
日 時:5月28日(日)〜29日(月)  
宿泊先:長野県蓼科の森 音楽ペンション「ポストホルン」 HP:http://posthorn2015.lomo.jp/(オーナー 須山 稔氏:早稲田出身)  
参加者 :明石玲子、石田順康、大竹孝平、神田育子、根本坦、早川敏清、平賀英彦、 安井久子、山本廣資、山本和子、加藤尚志、 小川浩史氏(小平稲門会・蓼科別宅滞在中、親睦会のみ)(以上11+1名)  

28日(日)10時に荻窪駅西南口に10人が集合、車3台に分乗し蓼科に向かう。長坂の蕎麦屋「翁」で昼食。甲斐大泉から「八ヶ岳クラブ」に立ち寄ってペンションに向かった。到着後横谷温泉で入浴。ペンションにて加藤氏と小平の小川氏と合流。 食事をしながら、その後ワインやウイスキーを飲みながら24時頃まで、タンノイGRFでいろいろな曲を楽しんだ。 (詳細は小生・山本のブログ(「モーツァルティアン488y」 http://mozartian488y.blog.fc2.com/)をご覧ください)  
29日(月) 朝食後は出発まで地下のプロジェクターで出発まで映像を楽しんだ。根本さんが持ってこられた中から、ジョーン・サザーランドの引退記念のオペラを楽しんだ。1990年のロイヤル・オペラ・ハウスでのニューイヤーズ・オペラの『こうもり』に(ルチアーノ・パヴァロッティやマリリン・ホーンとともにゲスト出演したものである。 地下にある、スピーカーはJBLであり、昨晩と合わせ、2種類の名スピーカーを味わったのである。 その後、霧ヶ峰に回り、食事ののちイングリッシュガーデンによって帰郷した。  

2017.05.16 5月16日(火) クラシック音楽愛好会 第81回例会開催

〜アニバーサリーイヤーの作曲家〜  
今月は、今年がアニバーサリーイヤーとなる作曲家の中から、モンティヴェルディ(生誕450年)、ヨハン・シュターミッツ(生誕300年)、テレマン(没後250年)の3人の作曲家の作品を取り上げました。もっとも古いオペラの一つ「オルフェオ」の作曲家モンティヴェルディはヴェネチア楽派、カールの父ヨハン・シュターミッツはマイハイム楽派、ドイツバロックの作曲家としてバッハと並び称されるテレマンといった音楽史の流れを楽しむ会となりました。  
はじめに、聴いたのはテレマン。会場セッティング時には「無伴奏フルートのための幻想曲集」の前半をハインツ・ホリガーのオーボエ編曲版で、開会後はAクイケンによるフラウト・トラヴェルソ版でそれぞれの音色を楽しみました。次に木管のための協奏曲集から、Bブロックフレーテとケーレルフレーテと弦楽のための協奏曲、Cオーボエダモーレと弦楽のための協奏曲より。これは、ニコレ、ホリガー他とカメラ−タ・ベルンの演奏。 J・シュターミッツはDフルート協奏曲ト長調をリウィーンゾリステンの演奏で。Eヴァイオリンと弦楽合奏のための協奏曲ハ長調はトマス・フューリとカメラ―タベルン。このあたりを聴くと管楽器の名手の出番となりました。 モンティヴェルディはF「聖母マリアのための夕べの祈り」より、マニフィカートと、根本さんが用意したGミラノ・スカラ座のオルフェオの映像の一部を観て時間となりました。  
二次会はいつもの「龍記」で行いました。  

(LP、映像提供:山本、根本)

【参加者13名:敬称略・50音順】
明石玲子、井口昌彦、石田順康、大竹孝平、神田育子、篠嘉子、月坂奎一郎、鶴田俊正、根本坦、早川敏清、平賀英彦、安井久子、山本廣資

(文責:山本廣資、写真:平賀英彦)

次回、6月20日(火)は、昨年亡くなった音楽評論家、宇野功芳氏お気に入りの指揮者特集として、フルトヴェングラー、ワルターをはじめ、クナッパーツブッシュやカール・シューリヒトの演奏を楽しむ予定です。

2017.04.18 4月18日(火) クラシック音楽愛好会 第80回例会開催

〜オペラを楽しむ会<歌劇「カルメン」 Carmen  4幕>〜    

本年最初のオペラを観る会は、ビゼー作曲のオペラ「カルメン」を取り上げました。この映像はたくさんあるので、どれを見るか選ぶのは大変なことです。 石田さん、井口さん、根本さんのご三方から下記の映像を選んでいただきました。ミラノ・スカラ座  2009年演出・衣装:エンマ・ダンテ指揮:ダニエル・バレンボイム指揮 スカラ座管弦楽団・合唱団カルメン:アニタ・ラチヴェリシュヴィリ(MS)、ドン・ホセ:ヨナス・カウスマン(T)エスカミーリョ:アーウィン・シュㇿット(B)、ミカエラ:アドリアーナ・ダマート(S) 個人的にはカラスかシミオナートのカルメンを見たいとリクエストをお願いしたら、根本さんが二人の「ハバネラ」の画像を用意していただいたのでこれを最初に見ました。カラスのは1962年ハンブルグでのリサイタル、シミオナートのは、1958年のイタリアオペラ来日の際の映像。いずれも録音・映像は古いですが、全盛期のものだけあって十分楽しめました。 本番の映像では、演出は登場人物も多く、大胆かつ派手というか、さすがスカラ座という感じでした。歌手では、グルジア出身のアニタ・ラチヴェリシュヴィリのカルメンと、ヨナス・カウスマン(当代随一のテノール:根本氏談)のドン・ホセが素晴らしかったです。 人気の曲だけあって、参加者多数で盛り上がりました。  

二次会は、いつもの「龍記」で行いました。 (映像提供:根本氏)

【参加者21名:敬称略・50音順】
明石玲子、井口福彦(3B)、井口昌彦、石田順康、小澤昭彦、大竹孝平、後藤武司、篠嘉子、月坂奎一郎、高橋美保、高橋さんご主人、土屋洋一、鶴田俊正、根本坦、早川敏清、平賀英彦、前田研二、矢島章、安井久子、山本富士雄(武蔵野)、山本廣資、山本和子 (文責:山本廣資)  

次回、5月16日は、アニバーサリーイヤの音楽家として、モンティヴェルディ(生誕450年)、ヨハン・シュターミッツ(生誕300年)、テレマン(没後250年)の作品を楽しむ会とします。

2017.03.21 3月21日(火)クラシック音楽愛好会 第79回例会(CD/LPコンサート)開催

〜昨年亡くなった演奏家を偲ぶ会〜    

今月は、没後65年以上経って録音は古くなっても、その演奏が「レコード芸術」誌の名曲・名盤○○選に度々取り上げられている、夭折の天才、ディヌ・リパッティの生誕100年1917年3月19日〜1950年 12月2日)を記念して、そのピアノ演奏を楽しむこととしました。
聴いた曲は@ショパン:ワルツ(全曲)(独Dacapo)、A、バッハ:コラール前奏曲BWV639(ブゾーニ編、英SP)、Bパルティータ第1番(英Col.SP)、Cモーツアルト:ピアノソナタK310(ブザンソン、独Dacapo)、Dグリーグ:ピアノ協奏曲(英HMV Tresury)であった。 リパッティのSP(山本友人三木氏(品川)の持参)を聴けたのは大変良かった。SPらしい良い雰囲気であった。又LPも50年以上前に買って聴き込んだ日本コロンビア盤でなく、買いなおした外盤で聴いたせいか、良い音で聞こえた。 ShureのカートリッジM-47は、この時代の録音との相性がよい様である。  
雨天にもかかわらず参加者16人と盛会でした。 二次会はいつもの「優紀」で行いました。  
(LP、SP提供:山本、三木)

【参加者16名:敬称略・50音順】 明石玲子、井口昌彦、石田順康、小澤昭彦、大竹孝平(新入会、4B、S.38理工)、神田育子、月坂奎一郎、玉木雅治(日野)、土屋洋一、根本坦、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、三木茂(山本友人・品川)、安井久子、山本廣資、 (文責:山本廣資)   次回、4月18日は、オペラ「カルメン」を映像で楽しむ予定です。

世話人代表 山本廣資 (携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2017.02.21 2月21日(火)杉並稲門会クラシック音楽愛好会第78回例会開催

毎年2月は、昨年亡くなった演奏家を偲ぶ会としております。
今年は、昨年亡くなった演奏家の中から「中村紘子」と「ゾルタン・コチシュ」の二人ピアノ演奏を聴くこととしました。 初めにNHKの中村紘子女史の追悼番組から、N響の初めてのヨーロッパ演奏旅行で、振り袖姿で弾いた@ショパンのピアノ協奏曲を聴きました。
その後Aショパン:英雄ポロネーズ、N響と共演の、Bチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番第1楽章、Cベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番第1楽章、ソロでDバッハ:パルティータ第2番で、往年の活躍を偲びました。 ハンガリーのピアニスト「ゾルタン・コチシュ」は、同世代のシフやラーンキと共に「ハンガリーの三羽烏」と呼ばれたが、晩年には指揮者として活動した。はじめに、Eラベル:神聖な舞曲と世俗的な舞曲の指揮と、Fモーツアルト:幻想曲K475を映像で、Gモーツアルト:ピアノ協奏曲第23番をCDで楽しんだ。
この日は小平稲門会名曲を聴く会の小川浩史代表も参加され、2次会にも出席いただいて盛り上がりました。  
二次会はいつもの「優紀」で行いました。  

(映像、CD提供:根本、堀口)
【参加者15名:敬称略・50音順】
明石玲子、井口昌彦、小澤昭彦、小川浩史(小平)、後藤武司、篠 嘉子、月坂奎一郎、田中マリ、根本坦、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、前田研二、安井久子、山本廣資、 (文責:山本廣資)   来月3月21日(火)は、生誕100年を記念して、若くして亡くなった天才ピアニスト、ディヌ・リパッティの演奏を聴く会とします。

2017.01.17 1月17日(火)クラシック音楽愛好会第77回例会及び新年懇親会開催

〜ニューイヤーコンサート〜

当会の新年会は、年最初の例会の後二次会場である「龍記」で行っておりましたが、時間が遅くなって集まりが悪いので、今年のニューイヤーコンサート(NYCと略)は新年会を兼ねることとしました。
初めに昨年同様@宮城英雄のお琴で「さくら変奏曲」その他とAルネ・シュメーのヴァイオリン共演での「春の海」をバックに、昨年度の活動報告と本年度の方針を報告しました。昨年度から始まったオペラの会は4月に「カルメン」を取上げます(10月未定)。
なお7周年記念は、11月21日(火)に例会場のwith有で行うこととしました。
はじめはアーサーフィードラー/ボストンポップスの演奏でBペルシャの市場、C狂詩曲「スペイン」、D「アイーダ」大行進曲、Eワルツ「金と銀」。根本さんがお持ちの映像でジェンキンス女史の「人間の声の奇跡」からF「夜の女王のアリア」。最初ニューイヤーコンサートでも聴いたのですが、新しい会員も多く映像付きなので再度登場。皆さん抱腹絶倒の歌でした。昨年聴かなかったウインナワルツはカルロス・クライバーのウィーンのNYCの映像でG「美しく青きドナウ」とH「こうもり」序曲。C.クラウス指揮VPOの演奏で➉「アンネン・ポルカ」とJ「芸術家の生活」。続いてウィーン歌劇場管弦楽団の演奏で、K工程円舞曲、Lトリッチ・トラッチ・ポルカ、M春の声(指揮者略)。最後は宮谷美香さんのピアノでショパンのワルツN作品64-1とO作品34-2を聴いてお開きとなった。

二次会はいつもの「優紀」で行いました。

(LP、CD、映像提供:井口、根本、山本)

【参加者17名:敬称略・50音順】
明石玲子、井口昌彦、石田順康、小澤昭彦、神田育子、後藤武司、篠 嘉子、田中マリ、鶴田俊正、根本坦、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、前田研二、、山本廣資、山本和子、矢島 章(文責:山本廣資)

来月2月21日は、中村紘子氏はじめ、昨年亡くなった音楽家の演奏を聴く予定です。



 

2016.12.20 12月20日(火) クラシック音楽愛好会第76回例会開催

〜F.X.ジュスマイヤー生誕250年記念 「モーツアルト:レクイエム」〜  

今年はモーツアルト生誕260年ということもあってか、期せずして年末の3回連続でモーツアルトを聴くこととなりました。(10月・歌劇「魔笛」、11月・ヴァイオリン・ソナタ他、今月レクイエム)。 今月レクイエムを取り上げたのは、未完のまま世を去ったモーツアルトに代わり、この曲を完成させた、弟子のF.X.ジュスマイヤーの生誕250年ということもあります。
はじめに、モーツアルト僕後200年の命日に、ウィーンシュテファン大聖堂で行われたモーツアルトの追悼演奏会(ショルティ指揮ウィーンPho.他の演奏)の映像を観ました。@The Story of Requiem(レクイエム作曲のいきさつ)。A司式、司祭団入場、追悼式と、「第1曲/入祭文」迄。(このLDで演奏されているのはランドン版) 二人の聴き比べという事で、アヴェ・ベルム・コルプスをBモーツアルト作曲版、Cジュースマイヤー作曲版を。次に、ジュースマイヤーの作品から、根本さんにU-チューブで探していただいた、DVn、Vla、Vc、オーボエ、ギターの5重奏曲という珍しい曲の第1、2楽章を聴きました。 メインプログラムのレクイエムは、今年3月5日に86歳で亡くなったアーノンクールを追悼して、E彼の指揮によるコンツェトゥス・ムジクス・ウィーンのNHKホールでの来日公演をラクリモーサまで映像で聴き、最後にモーツアルトの作品でF聖体の祝日のためのリタニア 変ホ長調 K.243を聴いて今年の例会を締めくくりました。
例会のタイトルを〜F.X.ジュースマイヤー生誕250年記念〜としたためか、参加者がいつもより少なかった。  

【映像/CD/LP提供:根本、山本】
【参加者9名:敬称略・50音順】
明石玲子、石田順康、田中マリ、月坂奎一郎、根本坦、早川敏清、矢島章、安井久子、山本廣資、(芥川愛子:2次会のみ)   2次会は忘年会を兼ねていつもの「龍記」で行いましたが、芥川さんも参加して盛り上がりました。    (文責:山本廣資、写真:今回省略)  

今後の予定 平成29年1月17日(火) ニューイヤーコンサート

2016.11.28 11月28日(月) 発会6周年記念懇親会開催

今年のミニコンサート付の懇親会も、昨年と同じ杉並公会堂地下2階の「グランサロン」で開催されました。
杉並稲門会久保田会長、前迫副会長、中野稲門会高田会長はじめ約40名の皆さんが参加されました。 会の進行は昨年と同様で、当会代表世話人山本、久保田会長、高田会長の挨拶の後、はじめにコンサート、その後に親睦パーティーが行われました。総合司会は石田順康さんにお願いしました。
第1部コンサート 今回は、芥川さんの希望曲がモーツアルトのヴァイオリン・ソナタでしたので、モーツアルトの作品を選んでいただきました。 ・W.A.モーツアルト:フルート協奏曲第2番 K314 /(Fl)加藤千里さん(P)荒井美沙樹さん :ヴァイオリンソナタ第26番K.378 /(Vn)芥川愛子さん、(P)飛松利子先生 :「ああ、お母さん、お話したいの」の主題による12の変奏曲 K265 (きらきら星変奏曲 K265)/(P) 荒井美沙樹さん  それぞれの皆さんの熱演で、モーツアルトの名曲を堪能しました。 曲の解説はそれぞれの演奏者の方に行っていただきました。  
第2部親睦パーティーは杉並稲門会前迫副会長の乾杯で始まり、大勢の方の参加で賑やかな交流となって盛り上がりました。途中で、早稲田大学交響楽団の野島大誠さん(商学部3年チェロ)による、12月9日スギナも公会堂でのコンサートのPRをしていただき、当会会場の「With遊」のご主人田辺恵一さんの挨拶もありました。 昨年は、早稲田大学校歌の斉唱の際に、使用時間外となってピアノ伴奏ができなかったので、今年は使用時間をずらして、ピアノ、ヴァイオリン、フルートの伴奏で校歌斉唱を行い、松本甫さんの中締めで楽しかった会も終了となりました。 会場の設営や片付けには前田さんをはじめ、会員皆さんのお世話になりました。小林幸司さんは会の参加には間に合わなかったのですが、片づけにお手伝いいただきました。  

次回12月20日(火)は、 モーツアルトの弟子ジュースマイヤの生誕250年記念として、彼の補作による、モーツアルのレクイエムその他他を聴きます。

【参加者38名:敬称略・50音順/演奏者4名:上記参照】
明石玲子、井口昌彦、石田順康、石田英子(石田氏夫人)、大田忠雄、小澤昭彦、神田育子、久保田貞雄熊沢明(中野)、厚東健彦、後藤武司、坂治彦、篠嘉子、田口佐紀子、田中マリ、田辺恵一(「With遊」主人)、高田宜美(中野稲門会会長)、高橋美保、月坂奎一郎、土屋洋一、鶴田俊正、根崎健一、根本坦、野島大誠(早稲田大学交響楽団チェロ、商学部3年)、早川敏清、馬場一義、平賀英彦、堀口哲夫、前田研二、前坂靖弘、松本甫、矢島章、若林光(矢島氏友人)、安井久子、山本廣資、山本和子、杠一義、若菜茂 (文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp) ( 写真/久保田貞雄、、井口昌彦)

   

 

2016.10.18 10月18日(火) 杉並稲門会 クラシック音楽愛好会第74回例会開催

〜映像によるオペラを観る会第2回〜 <歌劇 「魔笛」>    

オペラを観る会の第2回目は、モーツアルトの「魔笛」を取り上げました。たくさんある映像の中から、オペラの会の方々が選んだのは、2006年7月のザルツブルク音楽祭の映像。現代風の衣装に、おとぎ話的な雰囲気の目新しい学芸会的な演出で(振付は日本人の田中泯氏)、モーツアルトの傑作をみなさんで楽しみました。
井口さんからはモーツアルトに関する資料を提供いただきました。21時まで時間延長しましたが、第1幕の一部をカットしました。  

◆当日鑑賞のDVD  2006年7月ザルツブルク音楽祭 ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団  指揮:リッカルド・ムーティ 演出:ピエール・オーディ 舞台装置:カレル・アぺル 振付:田中泯! 配役:ザラストロ/R.パーペ(B)、タミーノ/P.グローブス(T)、 パミーナ/G.キューマイア(S)、パパゲーノ/C.ゲアハーア(B)、 夜の女王/:D.ラムラウ(S)、3人の少年/ウイーン少年合唱団メンバー   (解説:石田、LP/CD/映像提供:根本)  

【参加者18名:敬称略・50音順】
明石玲子、芥川愛子、井口昌彦、石田順康、井林伸介、神田育子、坂 治彦、篠 嘉子、田中マリ、月坂奎一郎、土屋洋一、根本坦、早川敏清、平賀英彦、前田研二、安井久子、山本廣資、杠一義   台風の為、2カ月連続で2次会がなかったので、時間は遅かったのですがいつもの「龍記」で行いました。  

(文責:山本廣資、写真:今回省略)  

今後の予定
11月 9日(水)  臨時例会  ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644〜1704)作曲 「ロザリオのソナタ」
11月28日(月!! ) <クラシック音楽愛好会発足6周年記念ミニコンサート付親睦会>  於:杉並公会堂グランサロン
12月20日(火)  <ジュスマイヤー(モーツアルトの弟子)生誕150周年杵> モーツアルト:レクイエム他

2016,11.09 11月9日(水) 杉並稲門会 クラシック音楽愛好会 11月臨時例会のお知らせ

10月例会と、11月のミニコンサート(28日(月))の間隔が空いているので、 臨時例会を行うこととしました。 昼間の時間にじっくり聴く会とします。 荻田さんから以下の企画の提案がありましたので、ご連絡します。

日時: 11月9日(水) 13:30 〜 15:30 (時間にご注意)
場所: WITH 遊
会費: 500円 (会場費のみ、ノンアルコール)  
内容: 「ロザリオのソナタ」ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644〜1704)作曲    バッハの約40年前にオーストリアのザルツブルクで活躍したバロック期の作曲家でヴァイオリニスト。 宮廷楽団の宮廷楽長となって活躍しました。 ミサ曲やレクイエムなどもありますが、ヴァイオリンの技巧にすぐれていて、様々なヴァイオリンソナタも作曲しました。 なかでも「ロザリオのソナタ」はもっとも有名です。 彼のヴァイオリンの作品には当時としてはかなり高度な技術を必要とするものも多く、 この「ロザリオのソナタ」もスコルダトゥーラという調弦を変えて演奏する技巧を多用しました。 「ロザリオのソナタ」は、オルガンやテオルボの伴奏による15のヴァイオリンソナタ集とヴァイオリン独奏によるパッサカリアの16曲集からなり、 イエス・キリストの生涯を「受胎告知」、「受難」、「復活」、「戴冠」までの4部に分けて淡々と進められ、 その美しさといい、純粋さといい、本当に心打たれるすばらしい音楽です。 今回はこの曲集を、美しい絵画を各場面ごとにスライドとして投影しながら聴いていただきます。
また、最近はこの曲集に挑戦する演奏家も多く、CDもいろいろとありますので、今回は3人の演奏を聞き比べていただきます。 約2時間近くかかりますが、必ず満足していただけると思います。  

(責任者:荻田 清志)

山本 廣資 kankyo_setubi@mbr.nifty.com

2016.10.18 10月18日(火) 杉並稲門会 クラシック音楽愛好会第74回例会のお知らせ

今年から始まった、オペラを見る会の第2回です。第1回目の4月にはプッチーニの歌劇「トゥーランドット」を楽しみましたが、with遊の100インチのスクリーンによる映像は好評でした。今月は「魔笛」です。石田さんから下記のレジュメをいただきました。モーツアルトの傑作!楽しみですね。ぜひおいでください。

  • ≪映像によるオペラ≫
    日 時:平成28年10月18日(火) 18時30分〜21時頃まで(時間延長します)
  • 会 場:「with 遊」ジョイントホール(167-0051 杉並区荻窪3−46−13−101、ホームページ:http://cafewithyou.web.fc2.com/
  • 会 費:1500円(会場費、飲み物及び乾き物のつまみ付)
  • 曲 目:2幕のドイツオペラ「魔笛」 Die Zauberflote 作曲:W.A.モーツアルト作曲年代:1791年台本:E.シカネーダ初演:ウイーン(アウフ・デア・ヴィーデン劇場) あらすじ古代エジプト。魔法の笛に導かれた王子タミーノが、数々の試練を乗り越えて夜の女王の娘パミーナと結ばれるまで。 王子タミーノは、夜の女王の娘パミーナの肖像を一目みて恋に落ち、僧ザラストロに囚われているパミーナを救い出したら2人を結婚させるという女王の言葉を信じて、魔法の笛と鳥刺しパパゲーノをお供に、ザラストロの神殿へと向かう。神殿の入り口にたどりついたタミーノの前に、弁者が現れ、ザラストロが実は高徳の僧であり、夜の女王こそ悪であると告げる。 タミーノの吹く笛の音を聞きつけ、パミーナとパパゲーノが登場。ザラストロはタミーノとパミーナの愛を認めるが、その成就のためにはいくつもの試練を乗り越えなければならないと告げる。2人は魔法の笛の力を頼りに、無言の行、火と水の行などに耐え抜き、人々の祝福のうちに結ばれ、一方パパゲーノは愛らしいパパゲーナと一緒になる。 夜の女王はザラストロに復讐しようと神殿に忍び込むが、稲妻に打たれて地獄に落ちる。夜の闇が消え去り、太陽の輝くなか、一同は歓びと感謝を歌いあげる。 DVD                            2006年7月ザルツブルク音楽祭ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団  指揮:リッカルド・ムーティ演出:ピエール・オーディ 舞台装置:カレル・アぺル 振付:田中泯 ザラストロ:R.パーペ(B) タミーノ:P.グローブス(T) パミーナ:G.キューマイア(S)パパゲーノ:C.ゲアハーア(B) 夜の女王:D.ラムラウ(S) 3人の少年:ウイーン少年合唱団メンバー 今回は、時間を延長して、21時までとなります。
  • 2次会は、いつもの「龍 記」(167-0032 杉並区天沼2-4-1 T/F:03-3391-8568で行います。
    遅くなりますが、前回、前々回と台風で流れたので一応近くの方でも集まりましょう。
  • 世話人代表 山本廣資(携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2016.09.13 9月20日(火) 杉並稲門会 クラシック音楽愛好会第73回例会開催

〜2人のピアニストの生誕100年記念及び今年亡くなった指揮者のコンサート〜

先月に続いて今月も台風が近づく中、クラシック音楽を愛する会員が13名も集まり、名ピアニストの演奏と、作曲家・指揮者の指揮する演奏を楽しみました。
初めに、今年の1月5日に亡くなった、作曲家・指揮者のピエール・ブーレーズの指揮で@シェーンベルクの「淨夜」のオーケストラ版。次は生誕100年となる、ソ連・ロシアの名ピアニスト、エミール・ギレリスによるAチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番の1,2楽章/カレル・アンチェル指揮チェコフィルの1954年ライブ。1955年アメリカでの衝撃的デビューの前の演奏。B第3楽章は映像で1969年12月25日の演奏(指揮A.ウォーレンスタイン)。同じく映像でCモーツァルト:ピアノソナタK.310の第1楽章。
ギレリスと同じく生誕100年となる英国のピアニスト、モーラ・リンパニーの演奏は、Dラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番と、映像でEリスト:3つの演奏会用練習曲(S144/R5)第3曲「ため息」を聴きました。                      
作曲家・指揮者、ブーレーズの話題になった録音では、発売された際に世界で最も遅いと言われた、Fベートーヴェンの交響曲第5番「運命」1,2楽章を聴き、最後に第25回思想・芸術部門で京都賞を受賞した際の、ブーレーズのインタビュー映像を観てお開きとなりました。(LP/CD/映像提供:荻田、根本、山本、杉並中央図書館)

【参加者13名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、荻田清志、神田育子、後藤武司、篠 嘉子、月坂奎一郎、根本坦、早川敏清、堀口哲夫、前田研二、安井久子、山本廣資、 台風の為、今月も2次会はなしとなりました。 (文責:山本廣資、写真:今回省略)

今後の予定
10月18日(火) <第2回オペラの会>モーツアルト:歌劇「魔笛」(ムーティ指揮ザルツブルク音楽祭予定)
11月28日() <クラシック音楽愛好会発足6周年記念ミニコンサート付親睦会>  於:杉並公会堂グランサロン
12月20日(火) <ジュスマイヤー(モーツアルトの弟子)生誕150周年杵> モーツアルト:レクイエム他
その他、10月と11月の間が空いているので、11月9日(水)に、臨時例会を行います。
会場は確保してありますので、特別な企画がありましたらご申し出ください。

2016.08.18 8月16日(火) 第72回例会(CD/LPコンサート)開催

 「真夏の夜のクラシック/ポピュラー名曲フェスティバル」

毎年夏の例会はクラシック以外のポピュラー曲を楽しむ会としています。今年は会員の矢島さんに「JAZZ」のお話をしていただきました。なお、タンゴのお好きな村上洋子さん(第3ブロック)にお話していただく予定でしたが、台風接近とのことで、タンゴのCDをお借りするだけとしました。
初めに生誕150年となるエリック・サティの曲から、ピアノ曲@ピカデリー。オナジクサティで、聴く機会の少ない歌曲から、Aジュ・デュ・ヴー、B医者の所で、Cいいとも、ショショットを聴きました。次に、ジャックルーシェトリオの演奏でDバッハ:イタリア組曲(1,2mov.)を聴き、タンゴは初めにピアソラの曲。リベルタンゴを、Eピアソラのバンドネオン演奏と、Fヨーヨーマのチェロ及びGマリオ・ラスキン、オスカール・ミラーにのチェンバロで聴き、次にアルゼンチンタンゴから、Hラ・クンパルシータ(フランティーニ=ポンティエール楽団)、➉El Huracan(台風)(アルフレド・でアンジェリス)を聴きました。
クラシックだけでなくジャズのお好きな矢島さんは、10曲を選定し資料として曲名、解説。編成、制作と表にまとめてこられました。曲名と演奏者をあげますが、楽団名は長いので分かりやすいように省略しました。普段あまり聞くことのないJAZZの名曲、JSoftly As In A Morning Sunrise (朝日のようにさわやかに)(The Modern Jazz Quaetet)、KWhat A Wonderful World!(Louis Armstrong)、LBags' Groove(Miles Davis)、MLet's Dance〜 Sing, Sing, Sing(With a Swing)(Benny Goodman)、N Goodbye(Benny Goodman)、O4.My Funny Valentine(The Miles Davis Quintet)、PTea for Two(Thelonious Monk Trio)、QMoannin’( Art Brakey & Jazz Messengers)、RLeft Alone(Jackie McLean(As)+Trio、Sケルン・コンサート(Keith Jarrett(p))の10曲を矢島さんの解説で、台風の近づく中集まった17人の皆さんで楽しみました。  

2次会は、台風接近のため中止としました。  
(LP/CD提供:荻田、村上(3B)、矢島、山本)  

【参加者17名:敬称略・50音順】
井口昌彦、荻田清志、清水 實、篠 嘉子、田中マリ、月坂奎一郎、土屋洋一、鶴田俊正、根本坦、平賀英彦、堀口哲夫、前田研二、松本 輔、矢島章、安井久子、山本廣資、山本和子    
(文:山本廣資/写真:平賀英彦)

2016.07.29 7月29日(火) 第71回例会(CD/LPコンサート)開催

〜昨年亡くなられた音楽家とアニバーサリー・イヤーの作曲家・音楽家特集〜  
7月19日(火)の例会は、昨年亡くなった音楽家を偲ぶ会とアニバーサリー・イヤーの作曲家を聴く会としました。作曲家の後ろの(逝去)は、昨年亡くなった音楽家で、アニバーサリー・イヤーの作曲家・音楽家には(生誕/没後○○年)と記しました。   初めにエレーナ・オブラスツォワ(1939.7.7〜2015.1.13、メゾ・ソプラノ、露、75歳、武蔵野音楽大学で教鞭)の映像で、歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」(マスカーニ)から、@間奏曲、A復活祭の礼拝ミサ「ほむべきかな 主は死に給わず よみがえり給えり」(サントゥッツァ)Bアリア「ママも知るとおり」(サントゥッツァ)を聴きました。
次にCグラナドス(1867〜1916年)のスペイン舞曲をラローチャのピアノで。アルド・チッコリーニ(伊, 1925.8.15〜2015.2.1、89歳)はDショパンのノクターンOp62-1とEシューベルトのピアノソナタ変ロ長調D.960(1994.11.21東京文化会館小ホール(L))。イヴァン・モラヴェッツ(チェコ、1930.11.9〜2015.7.27、84歳)はFショパンのバラードNo3。
生誕150年のロシアのカリンニコフ(1866年〜 1901年)のG交響曲第1番は、先ごろのN響の定期演奏会でも取り上げられたいい曲なので、第1楽章を聴いた。 旧東ドイツの巨匠・クルト・マズア(1927.7.18〜2015.12.19、88歳)を偲ぶにドイツ物を外すわけにはいかない。Hブラームスの交響曲第2番の第1楽章をCDで、Iベートーベン/P協奏曲5番「皇帝」(1989年ゲバントハウスOrhサントリーホール・ライブ、ピアノ/エリザベート・レオンスカヤ)全曲を映像で楽しんだ。

(LP/CD/映像提供:根本、山本、杉並中央図書館)  

【参加者13名:敬称略・50音順】 井口昌彦、石田順康、小澤昭彦、神田育子、篠 嘉子、田中マリ、月坂奎一郎、根本坦、堀口哲夫、前田研二、松本輔、安井久子、山本廣資、   2次会は、いつもの「龍記」で行いました。    (文責:山本廣資)

2016.06.21 6月21日(火) 第70回例会(CD/LPコンサート)開催

〜ユーディ・メニューイン生誕100年記念LP/CD/映像コンサート〜  

1916年にニューヨークで生まれ、1999年に亡くなった、ユーディ・メニューインは20世紀を代表するヴァイオリニストの一人といえます。戦前から天才少年とうたわれて多くの録音を残し、戦後は初めての外国からのヴァイオリニストとして昭和26年に来日。その後もヴァイオリニスト以外にも指揮者や音楽祭の主催など多方面に活躍し、日本にも多くのファンがいます。今月はメニューインの生誕100年記念コンサートを会員でアマチュア・ヴァイオリン演奏者の芥川さんと企画しました。
はじめに師匠ジョルジュ・エネスコとの共演で、@バッハ/2台のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043、次に同じくバッハの作品で、A無伴奏パルティータ第1番。筆者が選んだのはメニューインが残した数多くの録音(100年記念CDは81枚組!)の中から、Bヴィオッティ/ヴァイオリン協奏曲第22番。 この名曲は意外と知られておらず、今日初めて聞いて「好い曲だね」とおっしゃる方が数名おられた。芥川さんの一押しは、Cモーツアルト/ヴァイオリン協奏曲第5番K.219。カラヤン・ウィーン交響楽団とのLive映像で、カラヤンとの対談や練習風景もあわせて鑑賞した。小品類の映像も多いので時間を延長して、Dバルトークの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1楽章をCDで、映像ではEウィニアフスキー/スケルッツオ・タランテラ、Fバッハのアリア、Gパガニーニのカプリース作品1-24、Hアヴェ・マリア/ウィルヘルミ編曲と大変盛り沢山な曲を楽しんだ。
(LP/CD/DVD提供:山本、芥川)  

【参加者18名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、池田芳昭、小澤昭彦、加藤尚志、神田育子、後藤武司、坂治彦、篠 嘉子、田中マリ、月坂奎一郎、鶴田俊正、根本坦、平賀英彦、前田研二、安井久子、矢島章、山本廣資

2次会は、いつもの「龍記」で行いました。  
来月7月19日(火)には、昨年亡くなられた音楽家とアニヴァーサリーイヤーの作曲家演奏家(特集以外)を取りあげます。   (文責:山本廣資、写真撮影:平賀英彦)  

2016.05.17 5月17日(火) 杉並稲門会クラシック音楽愛好会第69回例会開催

〜マックス・レーガー没後100年記念LP/CDコンサート :モーツアルトのピアノ・ソナタ管弦楽編曲版他〜

ドイツの作曲家、マックス・レーガ(1873~1916)は短い生涯にたくさんの作品を残していますが、現在では忘れられた作曲家といえるでしょう。小生がレーガーに関心を持ったのは、モーツアルトのピアノ・ソナタK.331の第1楽章に、オーケストラの変奏曲とそのまたピアノヴァージョンまで作曲していることからでした。
ということで、今月はレーガー没後100年を記念して、「モーツアルトの主題による変奏曲とフーガ」をメインに、レーガーの作品やオリジナルのモーツアルトのピアノ・ソナタK.331(トルコ行進曲付き)他の曲を聴きました。市販のレーガーの作品は少なく、杉並区の中央図書館で1枚、西荻図書館で2枚しか見つかりませんでした。
初めに、レーガー作曲の@無伴奏チェロ組曲第1番、次にピアノ曲でA6つのブルレスケを聴きました。次にBモーツアルトのピアノ・ソナタ K.331((P)ファジル・サイ)を聴いたあと、Cレーガー:モーツアルトの主題による変奏曲とフーガ(作品132)。これはK.331の第一楽章を管弦楽ように編曲した演奏時間約32分の大作。(シューリヒト/ストゥットガルト放送響)もの。同じK.331の変わった演奏として、Dグルダのライブ演奏で装飾音がたくさんついた第1楽章。Eレーガー:バッハの主題による変奏曲とフーガ((P)R.ゼルキン)、➉いろいろな演奏家による、モーツアルト作品のピアノ編曲版(詳細略)を聴いてお開きとなりました。あまり知られていない作曲家を取り上げたので、参加者が11名と最近では少なめでした。  

2次会は、いつもの「龍記」で行いました。  

(CD提供:山本、杉並図書館)  
【参加者17名:敬称略・50音順】井口昌彦、井林伸介、神田育子、後藤武司、篠嘉子、田中マリ、月坂奎一郎、鶴田俊正、土屋洋一、前田研二、山本廣資、   来月6月21(火)には、ヴァイオリニスト、ユーディ・メニューイン生誕100年記念のコンサートとを芥川さんに企画していただきます。    

(文責:山本廣資)

2016.04.19 4月19日(火) 杉並稲門会クラシック音楽愛好会第68回例会開催

〜映像によるオペラ第1回:歌劇「トゥーランドット」 TURANDOT 3幕〜

今年から、4月と10月の例会は年2回オペラを見る会を、石田さん、井口さん、根本さんにお願いすることとしました。ご三方が選んだ第1回目は、プッチーニの歌劇「トゥーランドット」 TURANDOT全3幕を、下記のようにメトロポリタンオペラ (1987年)のLIVE映像(若き日のドミンゴ主演!映像提供:根本さん)で楽しみました。 例会の司会・解説は石田さんにやっていただき、井口さんからはプッチーニに関する資料が配布されました。  

曲 目:歌劇「トゥーランドット」 TURANDOT 3幕  作曲:G.プッチーニ G.Puccini ( 未完、F.アルファーノにより1924年に完成) 台本:L.アダミ、 G.シモーニ (伊語、 原作 C.ゴッツィ) 初演:1926年 ミラノ・スカラ座  

鑑賞映像:メトロポリタンオペラ (1987年) 演出、装置:F.ゼッフェレッリ 指揮:J.レヴァイン/ メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団 トゥーランドット姫:エヴァ・マルトン(S) 皇帝アルトゥム:ユグ・キュエノー(T) ティムール(退位したダッタンの王):ポール・プリュシュカ(BS) カラフ(名を秘めたタタールの王子):プラシド・ドミンゴ(T) リュー(タタールの女奴隷):レオーナ・ミッチェル(S)    オペラの後は、第3幕のアリア「誰も寝てはならぬ」を、@3大テノール(ドミンゴ、カレーラス、パバロッティ)の分担独唱で、@ドミンゴ/カラヤンのCDで、B最後に、デル・モナコの映像で、と名唱を楽しみました。皆さんこれだけ「寝てはならぬ」を聞かされては次の日は寝不足となったことでしょう。  

2次会は、いつもの「龍記」で行いました。   (映像提供:根本、CD提供:平賀)  

来月5月17日(火)は、5月17日(火) マックス・レーガー没後100年記念として、モーツアルトのピアノ・ソナタK.331のピアノ原曲と、レーガー編曲オーケストラ版、その他を聴く予定です。  

【参加者17名:敬称略・50音順】井口昌彦、石田順康、小澤昭彦、井林伸介、後藤武司、篠嘉子、田中マリ、月坂奎一郎、根本坦、平賀英彦、堀口哲夫、前田研二、松本輔、安井久子、矢島章、山本廣資、山本和子

(文責:山本廣資、写真撮影:平賀英彦、山本廣資)

2016.04.04 4月4日(月)  クラシック音楽愛好会 花見会開催

クラシック音楽愛好会では以下のように花見の会を行いました。  
4月4日(月)14:00に、日大二高 正門前に集合し、昨年とは逆に以下のようなコースで、天沼・清水の櫻を楽しみました。

@   日大二高正門前の桜 ⇒ A蓮花寺の櫻 ⇒ B天沼児童遊園(都営天沼アパート脇)の櫻 ⇒ C   妙正寺川日向上橋脇の小公園で休憩 ⇒ D下松橋から落合橋までの妙正寺川両河岸の枝垂桜(若干早かったです)⇒ D   妙正寺公園の櫻 ⇒ E妙正寺の櫻 ⇒ Fすぎなみ正吉苑の櫻(隣の富岡寓の櫻含む。見ごろでした。写真あり) ⇒  G清水2丁目住宅の6本櫻 と回り、 近くの山本宅で歓談の一時を持ちました。   添付写真は、妙正寺川の枝垂桜です。例年はもっときれいなのですが、ちょっと早かったようです。   参加者7名:明石玲子(途中参加)、石田順康、神田育子(途中参加)、清水實、根本坦、松本甫、山本廣資。  

(文責:山本廣資、写真:近所の方)

2016.04.19 4月19日(火) クラシック音楽愛好会 第68例会(映像によるオペラ )のご案内

映像によるオペラ  〜歌劇「トゥーランドット」 TURANDOT 3幕〜

今年から、4月と10月の例会は年2回オペラを見る会としました。第1回目はプッチーニの歌劇「トゥーランドット」 TURANDOT 3幕を見ることとしました。
石田さんから下記にレジュメをいただきました。
with遊の100インチのスクリーンで見るのは初めてで、楽しみですね。ぜひおいでください。  

≪映像によるオペラ≫
日 時:平成28年4月19日(火) 18時30分〜20時30分頃まで
会 場:「with 遊」ジョイントホール (167-0051 杉並区荻窪3−46−13−101、ホームページ:http://cafewithyou.web.fc2.com/
会 費:1500円(会場費、飲み物及び乾き物のつまみ付)
曲 目:歌劇「トゥーランドット」 TURANDOT 3幕  
作曲:G.プッチーニ G.Puccini ( 未完、F.アルファーノにより1924年に完成)
台本:L.アダミ、 G.シモーニ (伊語、 原作 C.ゴッツィ)
初演:1926年 ミラノ・スカラ座  

メトロポリタンオペラ (1987年)
演出、装置:F.ゼッフェレッリ
指揮:J.レヴァイン  メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
トゥーランドット姫:エヴァ・マルトン(S)
皇帝アルトゥム:ユグ・キュエノー(T)
ティムール(退位したダッタンの王):ポール・プリュシュカ(BS)
カラフ(名を秘めたタタールの王子):プラシド・ドミンゴ(T)
リュー(タタールの女奴隷):レオーナ・ミッチェル(S)  

<あらすじ>  
北京の街では、またも処刑が行われようとしていた。冷酷な姫君トゥーランドットが、 求婚者に三つの謎をかけ、解けなければ首を切ってしまうのだ。  
人ごみの中で、放浪するダッタンの王子カラフが、奴隷女リューに手を引かれた父親と 再会する。リューはカラフを慕い続けていた。しかしこの時、トゥランドットを一目見て夢中に なったカラフは、求婚の銅鑼を鳴らしてしまう。見事に謎を解いたカラフだったが、ためらう トゥーランドットに、自分の名がわかるなら命をさし出すと告げる。  
名を知るため、トゥーランドットに拷問されたリューは、自害する。その死によって、 トゥーランドットは愛に目ざめ、カラフと結ばれる。

2次会は、いつもの「龍 記」(167-0032 杉並区天沼2-4-1 T/F:03-3391-8568で行います。

2016.03.15 3月15日(火) クラシック音楽愛好会 第67例会(CD/LPコンサート)開催

〜ベートーヴェンの作品1番〜

3月15日(火) 、今月は若きベートーヴェンの作品を取り上げることにしました。 作品番号では138(レオノーレ序曲第1番)番が最後となりますが、実際に作品番号の付いている曲数は150曲以上あります。それは若い時代の作品には、同じ番号に数曲がまとまっているからです。弦楽四重奏曲などは、作品18の中に6曲も入っています。沢山のジャンルの作品に番号を付けたということは、その後の大変な創作意欲が感じられます。
ということで、今月はベートーヴェンの各ジャンル(交響曲、ピアノ協奏曲、ピアノソナタ、ヴァイオリン・ソナタ、弦楽四重奏曲、ピアノ三重奏曲、弦楽三重奏曲)の作品から、第1番を取りあげて聴くこととしました。
初めに、彼のすべての作品中の1番である、@
ピアノ三重奏曲第1番Op.1-1(ボザール・トリオ)。作品1では3曲まとめて発表しています。次にAピアノソナタ第1番Op.2-1(P:バックハウス)。Bチェロソナタ第1番Op5-1(カザルス)。C弦楽三重奏曲変ホ長調 Op.3は40分近くの大曲なので第1楽章(ムター、ジュランナ、ロストロポーヴィッチ)のみ。D弦楽四重奏曲第1番Op.18-1(ヴェーグ)。Eピアノ協奏曲第1番Op.15はルビンシュタインとバレンボイムのLPで第1楽章を。F交響曲第1番Op.21を、カラヤン/ベルリンフィルの映像でと、若書きにしては充実した作品群を楽しみました。終わりは、最後の作品番号138のレオノーレ序曲第1番としました。意外と大作が多く、時間延長でもヴァイオリン・ソナタ第1番Op.12-1を割愛したのは残念でした。
なお、根本さんの指摘で、持参の弦楽三重奏曲Op-3は、LPには第1番の記載はなく、小生が図書館で借りてきたCDでも(第1番)となっていたので、1曲だけの番号付けのため、当初は第1番とはなってなかったようです。  
手持ちの中から見つからなかった、Op.1-1とOp.3については、皆さんからいろいろなCDを持ってきていただきありがとうございました。  
2次会は、いつもの「龍記」で行いました。 (LP、CD、映像提供:荻田、鶴田、根本、堀口、山本)  

来月4月19日(火)は、ヴェルディのオペラ「トゥーランドット」を映像で楽しむ予定です。ご期待ください。  

【参加者22名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、井林伸介、荻田清志、神田育子、坂治彦、篠 嘉子、田中マリ、月坂奎一郎、土屋洋一、鶴田俊正、根本坦、早川敏彦、平賀英彦、保坂幸寛、堀口哲夫、前田研二、松本輔、安井久子、矢島章、山本廣資、杠一義

(文責:山本廣資、写真撮影:平賀英彦)

2016.02.16 2月16日(火) クラシック音楽愛好会第66回例会開催

〜室内楽特集〜

毎年2月は、昨年亡くなった演奏家を偲ぶ会としておりましたが、昨年亡くなった方は少ないので、別の月に回すこととし、昨年取り上げなかった室内楽の特集としました。
今回は特にシューベルトの「鱒」を、デュプレ他の豪華メンバー(後述)の演奏を映像で楽しめたのは幸せでした はじめに二重奏で、@モーツアルトのヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調K301とA第28番ホ短調K.304、Bシューベルトのアルペジオーネ第3楽章、Cウェーバーのフルート・ソナタ第3番、D第6番(ヴァイオリンソナタの編曲版)。次に本格的室内楽でEシュマン/ピアノ四重奏曲の第1,2楽章、Fモーツアルト/弦楽四重奏曲第19番K.465「不協和音」。珍しい演奏でGブラームス/弦楽六重奏曲の第二楽章をサイトウキネンオケのメンバー!で聴いた後は同じブラームスHのピアノ四重奏曲第四楽章。ここまではLP及びCD。
最後は、1969年8月30日 クイーン・エリザベス・ホール、ロンドンの映像で、IF.シューベルト/ピアノ五重奏曲”ます”の2、3,4楽章。演奏はバレンボイム(P)、パールマン(Vn)、ズーカーマン(Vla)!・デュ・プレ(Vc)!ズービン・メータ(DB)!皆さん若々しくいい演奏でした。 写真は、根本さんのヴィデオのジャケットからとりました。

2次会は、いつもの「龍記」で行いました。

(LP、CD、映像提供:根本、平賀、保坂、山本)  

来月3月15日(火)の予定は、ベートーヴェンの各ジャンルの作品から、第1番(交響曲、ピアノ協奏曲、ピアノソナタ、ヴァイオリン・ソナタ、弦楽四重奏曲、ピアノ三重奏曲)を取りあげて聴く予定です。これらの曲をお持ちの方ご持参ください。特にピアノ三重奏曲作品1-1.  

【参加者18名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、神田育子(新入会、1B、1986法)、厚東健彦、後藤武司、篠 嘉子、田中マリ(新入会、3B、1969、社会)月坂奎一郎、土屋洋一、鶴田俊正、根本坦、平賀英彦、保坂幸寛、堀口哲夫、前田研二、安井久子、矢島章、山本廣資

2016.01.19 1月19日(火) クラシック音楽愛好会第65回例会開催

1月19日(火) 〜ニューイヤーコンサート〜 数日前からの寒波と雪でしたが、当日は雪も解けて、いつものようなニューイヤーコンサートが行われました。
初めに昨年同様お琴の音色をバックに、昨年度の活動と本年度の方針を報告しました。本年度からは例会にオペラも取上げることとし、石田さんに世話人をお願いしました。(井口さん、根本さんも協力)。4月と10月をオペラの会としますのでご期待ください。
なお6周年記念は、11月28日(月)となりました。
初めは村山勝美のヴィオラ演奏で@シューベルトのセレナードとAドリーゴのセレナード。ハイフェッツのヴァイオリンでB「ツィゴイネルワイゼン」とC「ハバネラ」(サンサーンス)と弦楽器の演奏が続き、同じく弦楽器(?)ギター曲からD「アランフェス協奏曲」第2楽章。少し変わった曲で、Eショスタコーヴィッチの「ジャズ組曲」から、No.2−7,8。ショスタコもこんな曲も作っているんだと皆さん感心。ソヴィエト当局ににらまれそうな曲ではないな、というのが小生の感想。全部聞きたかった。
オーケストラの楽しい曲では、カラヤン指揮で、F「ホフマンの舟唄」、G歌劇「椿姫」第3幕前奏曲、H「カバレリア・ルスチカーナ」間奏曲。いずれも昭和40年ごろ購入した50年前のレコードからでしたが、十分楽しめる音でした。クレメールがヴァイオリンを弾いた➉ベートーヴェンの協奏曲の第3楽章。これはカデンツァにピアノが加わるという面白い演奏。再びカラヤンの演奏で、歌劇「ジョコンダ」からJ「時の踊り」。最後にシュトラウスのKピッチカートポルカと、Lトリッチ・トラッチ・ポルカを聴き、ウインナワルのないニュー・イヤー・コンサートとを閉会しました。 2次会は、いつもの「龍記」で行いました。  

(LP、CD提供:山本)

【参加者15名:敬称略・50音順】 井口昌彦、石田順康、坂 治彦、篠 嘉子、月坂奎一郎、土屋洋一、鶴田俊正、根本坦、保坂幸寛、堀口哲夫、前田研二、松本 甫、安井久子、山本廣資、矢島 章       (文責:山本廣資)  

 

2015.12.15 12月15日(火) クラシック音楽愛好会第64回例会開催

〜スヴャトスラフ・リヒテル生誕150周年記念〜  

今月は20世紀最大のピアニストの一人と称された、ソヴィエト連邦のスヴャトスラフ・リヒテル(1915.03.20〜1997.08.01)の生誕100年を記念したコンサートとしました。  生誕100年という事で、あちこちのレコード会社から特集が出ています。  今回は、今までの例会で取り上げられていない曲と、コンサートなどで聴くことが少ない曲を取りあげました。
初めは@ベートーヴェンの初期の名曲ピアノソナタ第7番、名演といわれているAグリーグ:ピアノ協奏曲、Bシューベルトのピアノソナタ遺作、最後に1970.9.15 バルシャイ指揮N響とのLIVEでCモーツアルト/ピアノ協奏曲第22番K.482を楽しみました。
その後時間を延長して打ち合わせ会を行い、山本から会の運営について説明ののち皆さんからのいろいろな意見がありました。内容としては、「5周年記念の感想と反省〜今後どうするか」、「通常例会:プログラムの構成、:例会当日の役割分担」などでした。

 (LP、CD提供:山本)

【参加者13名:敬称略・50音順】 井口昌彦、石田順康、小澤昭彦、後藤武司、篠 嘉子、月坂奎一郎、堀口哲夫、平賀英彦、前田研二、松本 甫、安井久子、山本廣資、渡辺祥子 (文責:山本廣資)  

来年、1月19日(火)は、ニューイヤーコンサートで楽しい曲を聴く会とします。

2015.11.16 11月16日(月) クラシック音楽愛好会 「発会5周年記念懇親会」開催

毎年秋に行われる、当会発足記念のミニコンサート付の懇親会は、昨年第4回はたくさんの参加者に7名の出演者が加わり、会場のWith遊は賑やかさを通り越してかなり混雑状態になりました。今年は5周年と云う事もあり、より多くの参加者が参加できるようにと、杉並公会堂地下2階の「グランサロン」を会場としました。ここは演奏会場ではありませんが、オーケストラや、リサイタルの練習場としても使われており、音響的には申し分ない会場です。  
会の形は昨年と同様に、はじめにコンサート、その後に親睦パーティーとしました。 初めは加藤尚志さんの総合司会で、当会世話人代表山本の挨拶、杉並稲門会久保田会長の挨拶、杉並公会堂後菊池館長の挨拶後、第1部コンサートを根本坦さんの楽曲解説で以下の演奏を楽しみました。今回は、芥川さんの希望曲がブラームスの作品でしたので、昨年出演の皆さんに3大Bの作品を選んでいただきました。

1)J.S.バッハ   チェンバロ協奏曲第1番BWV1052より第1楽章(ピアノ独奏版) (P)金子沙緒里さん
2)ベートーヴェン  セレナーデ(作品41)より、第1,3、6,7楽章 (Fl)加藤千里さん (P)天野あき子さん
3)ブラームス  ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 (V)芥川愛子さん、(Vcl)大木翔太さん、(P)飛松利子先生  

会場は、公会堂出演者の練習場ということもあって響きが良く、またピアノが当館自慢の3大ピアノの一つベヒシュタインなので、より一層音楽を楽しむことができました。  
演奏会の後、昨年から出席いただいている西原春夫先生からご挨拶をいただき、杉並稲門会長谷川副会長の乾杯で第2部親睦パーティーが始まり、大勢の方の参加で賑やかな交流となって盛り上がりました。  
中締めの前に、芥川さん、大木さんの二重奏で昨年演奏した、ヘンデル作曲、ハルヴォルセン編曲のパッサカリアを聴きましたが、大変よく響いたいい演奏でした。 恒例の早稲田大学校歌の斉唱は、応援団の指揮はありませんでしたが、ヴァイオリン、チェロ、フルートの伴奏で盛り上がり、松本甫さんの中締めで楽しかった会も終了となりました。
会場の設営や片付けには前田さんをはじめ、会員皆さんのお世話になりました。  
また、2次会はジョナサンで行いました。    

【参加者45名:敬称略・50音順/演奏者6名:上記参照】
明石玲子、芥川正子(芥川さん母上)、井口昌彦、石田順康、井林伸介、岩堀律子、小川啓介(3B)、小澤昭彦、加藤尚志、金子敦子、久保田貞雄(杉並稲門会会長)、熊沢明(中野)栗原健、厚東健彦、後藤武司、小林中(日本電気稲門会)、小林幸司(3B)、坂治彦、篠嘉子、柴山三朗、園部智子(世田谷)、月坂奎一郎、土屋洋一、鶴田俊正、徳田直子(世田谷)、西原春夫(杉並稲門会名誉会員)、根崎健一、根本坦、長谷川将(杉並稲門会副会長)、早川敏清、平賀英彦、福田晴美、保坂幸寛、堀口哲夫、前田研二、松本甫、矢島章、矢島典明、矢島為久子、安井久子、山本廣資、山本和子、杠一義、若菜茂(1B)、渡辺祥子。

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

次回12月15日(火)は、 リヒテル生誕100年記念コンサートです。

2015.10.20 10月20日(火) クラシック音楽愛好会第62回例会(CD/LPコンサート)開催

「生誕・没後150年、100年、50年、25年記念の作曲家から」

10月20日(火) 10月例会では、生誕・没後150、100、50、25年記念の作曲家の作品を取り上げました。 以下のようにたくさんの作曲家がいるので、取り上げられないかたもいました。
 ・生誕150年:ニールセン(1865 〜 1931),グラズノフ(1865 〜 1936)、デュカス(1865 〜 1935)/生誕125年:マルティヌー(1890.〜1959)、イベール(1890〜1962)/没後175年:パガニーニ(1782〜1840)/没後100年:スクリャービン(1872 〜 1915)、タネーエフ(1856〜1915)/没後 50年:山田耕筰(1886 〜 1965)/没後 25年:アーロン・コープランド(1900〜1990)

初めに、畑中良輔氏が「栗本尊子の声は、日本音楽界の奇蹟です!」と評した、85歳!での初デビューCDで、山田耕筰の@赤とんぼ、Aからたちの花、Bこの道を聴いた。
現在93歳(CDのコンサート時80歳以上)でなお現役のメゾ・ソプラノ栗本尊子の歌う日本のうたは、皆さんの心に響きました。 Cグラズノフはヴァイオリン協奏曲 ⒱オドノポゾフ、とD/四季。Eデュカスの「魔法使いの弟子」は、昔のディズニー映画「ファンタジア」(ストコフスキー指揮)で懐かしの映像を楽しみました。名前をあげましたが、持ってくる方がいないかと思っていた、タネーエフはF弦楽四重奏曲第1番の第1楽章を聴きました。時間があったらもっと聞きたい曲でした。
没後100年のスクリャービンは、ホロヴィッツの1965年カーネギーホールコンサートから、Gソナタ第9番とポエム。ついでに同じレコードに入っていたHショパンのマズルカOp.30-4。➉パガニーニのヴァイオリン協奏曲はフランチェスカッティのヴァイオリンで聴き、コープランドはドラテイ指揮の➉サロン・ド・メヒコと盛りだくさんな名曲の夕べでした。   二次会はいつもの「龍起」で行いました。  

(映像・LP・CD提供:荻田、根本、堀口、山本)

【参加者16名:敬称略・50音順】 石田順康、荻田清志、後藤武司、坂 治彦、篠嘉子、月坂奎一郎、鶴田俊正、土屋洋一、根本坦、早川敏清、保坂幸寛、堀口哲夫、前田研二、松本甫、安井久子、山本廣資   (文責:山本廣資)

  

2015.09.15 9月15日(火)   クラシック音楽愛好会第61回例会(CD/LPコンサート)開催

「カラスとテバルディの聴き比べ」

今回は、NHKで放映された”世界のドキュメンタリー「マリア・カラス VS. レナータ・テバルディ」”(2015年6月11日ーBS1)が大変見ごたえがあったことと、折しも9月16日がマリア・カラスの命日であったので、’50〜’60年代に活躍した2大ソプラノ歌手を取り上げ、二人の人生、オペラ歌手としての違いなどを当時の映像(オペラ、リサイタル)を元に比較・鑑賞しました。
マリア・カラス(1923〜1977)のオペラの映像は断片的なものを除いて、ほとんどありません。唯一、プッチーニ/歌劇「トスカ」第二幕があるのみです。かたや、レナータ・テバルディ(1922〜2004)はNHKが招聘したイタリア歌劇(1960〜1970)の「トスカ」、ジョルダーノ/歌劇「アンドレア・チェニエ」(いずれも全幕)、他があります。 マリア・カラスは、オペラの歌を聴かせるだけではなく、演技を見せるということにも才能を発揮しています。特に「トスカ」第二幕の終幕近くの5分位は歌もセリフもない のですが、演技だけで聴衆を引きつけています。  
以下、当日見ていただいた映像のデータです。 
1.BS世界のドキュメンタリー “マリア・カラス VS レナータ・テバルディ”(48分、NHK−BS1、2015−06−11)
2.プッチーニ/歌劇「トスカ」第二幕抜粋(R.テバルディ、 G.ジャコモ・グェルフィ(17分、東京文化会館 1961−10−22)
3.プッチーニ/歌劇「トスカ」第二幕抜粋(M.カラス、 T.ゴッビ、 ロイヤルオペラ 1954)
4.“ママも知るとおり” 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」(4分,  R.テバルディ  ニューヨーク  1967)
5.“ある晴れた日に” 歌劇「蝶々夫人」 (4分、R.テバルディ、NY・TVスタジオ)  
6.“ロジーナのアリア” 歌劇「セビリアの理髪師」(7分、M.カラス、 パリ・オペラ座  1958)   
7.“ハバネラ” 歌劇「カルメン」(4分、M.カラス、ハンブルグ  1962)   
8.“M.カラス  ライフ & アート” (17分、ドキュメンタリー&東京NHKホールのコンサート 1974) 

[以上、全2H01M]   (映像提供:根本)

【参加者14名:敬称略・50音順】
井林伸介、小澤昭彦、後藤武司、坂 治彦、篠嘉子、月坂奎一郎、土屋洋一(初参加,2B、`75法)、根本坦、早川敏清、平賀英彦、堀口哲夫、前田研二、松本 甫、山本和子   (文責:根本坦)

今後の予定
10月20日(火) 生誕・没後150年、100年、50年、25年記念の作曲家から
11月16日(月) 当会発足5周年記念ミニコンサート(於:杉並公会堂グランサロン)
・この会のお手伝いしていただく方を募集します。 ・山本まで連絡ください。(携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp
12月15日(火) リヒテル生誕100年記念コンサート

2015.08.15 8月18日(火)  クラシック音楽愛好会第60回例会(CD/LPコンサート)開催

「真夏の夜のクラシック/ポピュラー名曲フェスティバル」

例年の夏の例会は「真夏の夜のクラシック・ポピュラー名曲フェスティバル」として、ジャンルを問わず楽しい音楽を記子こととしています。たくさん聞いたので曲名だけ上げます。初めに冗談音楽・クラシックのパロディーで有名な@ホフナング音楽祭のプラハでのLIVE映像を荻田さんの解説で見ました。今年2月に亡くなったアルド・チッコリーニは、パリのサロン音楽、エリック・サティのピアノ曲の演奏が評判なので、Aジムノベッテイ   で偲びました。以下B旅立ちの歌:海上自衛隊&三宅由佳莉(映像)、Bセンチメンタル・ジャーニー、Cスター・ダスト(ローランド・ハナ)、D黒いオルフェ、E虹のかなた、FG煙が目に染みる、Hラ・クンパルシータ(ピアソラ)、➉ラ・クンパルシータ(F.カナロ)、Jピアソラ:「四季」から「夏」/庄司沙也加&ベルリン室内管、Kベルリンフィル野外コンサートから「アイ・ガット・ア・リズム」とLリンケ:ベルリンの風/いずれも指揮小澤征爾、と盛り沢山な曲を楽しみました。皆様大勢の方からLP・CD・映像を提供いただきました。ありがとうございました。  

二次会はいつもの「龍起」で行いました。  

今後の予定
9月15日(火)「カラスとテバルディ」の聴き比べ(根本坦さん)
10月20日(火) 生誕150年、100年、50年、25年記念の作曲家から
11月16日(月)当会発足5周年記念ミニコンサート(於:杉並公会堂グランサロン)
12月15日 (火) リヒテル生誕100年記念コンサート10月20日(火)

世話人代表 山本廣資 (携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp)  

2015.07.21 7月21日(火)  クラシック音楽愛好会第59回例会(CD/LPコンサート)開催

〜ヤン・シベリウス生誕150周年記念〜  

今年は北欧の巨匠シベリウス生誕150周年になりますので、7月21日(火)の例会はこれを記念して、ヤン(ジャン)・シベリウスの音楽を楽しむこととしました。
初めは、2011年ヘルシンキ新音楽ホールのこけら落としに演奏された、@フィンランディア(ヘルシンキフィル、指揮サラステ)の映像。次に、ムターのヴァイオリンでAヴァイオリン協奏曲とBセレナーデ第1番。バックはプレヴィン指揮のドレスデンシュターツカペルもの演奏。C交響詩「春の歌Op.16」は、シベリウスの隠れた名曲としてホームページで紹介されていた曲で、オスモ・ヴァンスカ指揮のラハティS.の演奏でした。本命の交響曲はD第2番をオーマンディ指揮のフィラデルフィアO.の演奏。1960年代録音のLPが迫力ある音で響きました。最後は.Eトゥオネラの白鳥を渡邉暁雄指揮日本フィル(1968年東京文化会館)暁雄の映像で偲びました。
2次会はいつもの「優記」で行いました。

(LP、CD、映像:根本、山本)

【参加者14名:敬称略・50音順】
井林伸介、小沢昭彦、厚東健彦、篠嘉子、月坂奎一郎、鶴田俊正、根本坦、堀口哲夫、前田研二、増子邦雄、安井久子、山本廣資、杠一義、渡辺祥子 (文責:山本廣資)

尚、8月18日(火)は、ジャンルを問わないポピュラーコンサートとします。

2015.06.16 6月16(火) クラシック音楽愛好会第58回例会(CD/LPコンサート)の開催

〜ハンス・クナッパーツブッシュ没後50年記念〜  
6月の例会は、没後50年を記念してドイツや日本では「クナ」の愛称で親しまれた、ハンス・クナッパーツブッシュ(1988.03.12~1965.10.25)の演奏を聴くこととしました。193smの長身でいかつい顔のこの指揮者はワグナー、ブルックナーを得意としています。世話人・山本にとっては学生時代(昭和37年・1962年)にNHK第2放送で1週間近くにわたって放送された、バイロイト音楽祭でのワグナー作曲ニーベルングの指輪を全曲!聞いたのが思い出です。この時は卒論で遅れた設計課題をまとめるため、授業に出ないで自宅で製図版に向かって聞いたわけです。この時はクナの名前も記憶していないし、「指輪」も騒々しい音楽だなというのが印象でしたから耳ができていなかったとはいえ、実に勿体ない話でした。  
この日の演奏は、@ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」から初めました。ピアノはバックハウスで1953年ベルリンフィルとのライブです。次にワグナー/「神々の黄昏」からA《夜明けとジークフリートのラインへの旅》とB《ジークフリートの葬送行進曲》。同じくワグナーでC「タンホーザー」序曲とD「ワルキューレの騎行」。最後はEブラームス/交響曲第2番(ミュンヘンフィルライブ)で締めました。 今回の演奏はすべてLPでしたが、普通の演奏会では聞けないような個性的かつスケールの大きい演奏を大きな音で楽しむことができました。時間が足りなくてブルックナーはパスとなりました。希望者があれば、例会の番外編として10月25日ころ(命日)に、クナのブルックナーをジックリ聴く会を持ちたいと思いますがいかがでしょうか?

参加者は通常例会の最高の24人でした。 2次会はいつもの「優記」で行いました。   尚、来月は、シベリウス生誕150周年記念コンサートとします。   (LP提供:平賀、山本)

【参加者24名:敬称略・50音順】 芥川愛子、井口昌彦、池田芳昭、石田順康、小沢昭彦、加藤尚志、川口和宏、後藤武司、坂 治彦、篠嘉子、月坂奎一郎、根崎健一、根本坦、早川敏清、平賀英彦、保坂幸寛、堀口哲夫、前田研二、松本甫、矢島典明、安井久子、山本廣資、杠一義、渡辺祥子

(文責:山本廣資)

2015.05.19 5月19日(火) クラシック音楽愛好会   第57回例会(CD/LPコンサート)の開催

〜昨年亡くなった音楽家を偲ぶ会第3回(ロリン・マゼール)と、 没後25年の演奏家(レナード・バーンスタイン)〜  

平成27年のプログラム案では、今月5月の例会は昨年7月13日に84歳で亡くなったロリン・マゼールを偲ぶ会の予定でしたが、没後25年記念となる レナード・バーンスタインも追加することにしました。マゼールのLP/CDをあまり持っていないのと全部マゼールではしんどいなという考えからでした。(ただし、最近手持ちの海賊版CDに、ヴァイオリン協奏曲第5番の弾き振りを見つけました。いつか聞きましょう)  
マゼールでは、@チャイコフスキー:交響曲第4番第1楽章を聴き、Aワーグナー:Ring without WordはBluelayでの映像を楽しみました。
バーンスタインは、Bウエストサイドストーリーからシンフォニックダンス他、C佐渡裕バーンスターンを語る、D古澤巌の語るバーンスタイン、Eマーラー:交響曲第5番第1楽章を観・聴きした後、演奏前にソリスト(グレン・グールド)との解釈の違いを解説したFブラームス:ピアノ協奏曲第1番(第1楽章途中まで)を聴いてお開きとしました。
最後の曲は時間延長しても聴きたい演奏でした。   2次会はいつもの「優記」で行いました。   尚、来月は、クナッパーツブッシュ没後50周年コンサートとします。   (LP・CD・映像提供:平賀、根本、山本)

【参加者15名:敬称略・50音順】 井口昌彦、後藤武司、坂 治彦、篠嘉子、月坂奎一郎、根本坦、早川敏清、平賀英彦、福田晴美(新入会:域外・武蔵野)、保坂幸寛、前田研二、松本甫、安井久子、山本廣資、杠一義     (文責:山本廣資)

2015.04.21 4月21日 (火)杉並稲門会クラシック音楽愛好会第56回例会開催

〜昨年亡くなった音楽家を偲ぶ会第2回 :ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスと名歌手たち 及びデル・モナコ〜  

今月4月21日(火)の例会は昨年亡くなられた音楽家の第2回目として、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスと昔の名歌手3人を取り上げたほか、生誕100年記念となる声楽家デル・モナコの活躍を偲ぶ会としました。
デ・ブルゴスは,スペインの指揮者で、1933.09.15日に生まれ、昨年6月11日に亡くなりました。欧米各地のオーケストラの音楽監督や客演指揮を歴任、読売日本交響楽団へは1974年に初登場し、1980年には読売日本交響楽団の4代目の常任指揮者を務め、その後も同団の名誉指揮者(1990年 - )となり、同団での公演回数は169回にもなったとの事(以上wikipedia)で、この方の指揮ぶりを目にされた方も多いと思われます。記念の曲としては、@カール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」を取り上げました。
メインの曲が世俗カンタータなので、後半は歌手の方々の活躍を偲ぶこととしました。
根本さんがYouTubeで探し、纏めて頂いたいろいろな映像で、後のモナコとあわせ、下記ご三方の活躍の跡を偲びました。リチア・アルバネーゼ(アメリカ、8月15日没105歳):A ヴェルディ/歌劇「椿姫」第二幕より、ヴィオレッタのモノローグ、Bプッチーニ/歌劇「蝶々夫人」より「ある晴れた日に」、Cレオンカヴァレロ/歌劇「道化師」より「鳥の歌」。カルロ・ベルゴンツィ(イタリア、7月25日没90歳):Dイタリア民謡「忘れな草」(日本リサイタルでのアンコール)Eヴェルディ/歌劇「アイーダ」第一幕より「清きアイーダ」Fプッチーニ/歌劇「トスカ」第三幕より「星は光りぬ」。クリスティーナ・ドイテコム(オランダ、8月7日没82歳):Gモーツァルト/歌劇「魔笛」から「夜の女王のアリア」、Hドニゼッティ/歌劇「ランメルモールのルチア」より「狂乱の場」、Iモーツァルト/歌劇「後宮からの誘拐」より、Jヨハン・シュトラウスU「春の声」。  
生誕100年記念のマリオ・デル・モナコ(テノール、1915-1982)は、Kレオンカヴァレロ/歌劇「道化師」より「衣装を着けろ」と、Lイタリア民謡「オ・ソレ・ミオ」(日本リサイタルでのアンコール)を聴きました。  
「カルミナ・ブラーナ」の日本初演を聴いた後藤さん、モナコの日本公演を観た石田さんなど話が盛り上がりました。欠席された清水さんからはモナコの初来日のプログラムを提供していただきました。ドイテコムの「春の歌」をはじめ、珍しい映像を見聞き出来、YouTubeの情報量の大きさを知らされました。   うれしいニュースです。井口さんが例会に復帰されました!(早く帰られたので写真には写っていません)   2次会はいつもの「優記」で行いました。    

(LP・CD・映像提供:根本、山本)
【参加者16名:敬称略・50音順】
井口昌彦(!)、井林伸介、石田順康、小澤昭彦、後藤武司、坂 治彦、篠嘉子、月坂奎一郎、根本坦、早川敏清、平賀英彦、保坂幸寛、前田研二、矢島典明、安井久子、山本廣資

(文責:山本廣資)

2015.03.31 3月31日 (火)杉並稲門会クラシック音楽愛好会 平成27年花見の会開催

昨年から始めた花見を兼ねた親睦会を今年も行いました。今年は、善福寺公園の櫻を楽しみました。現役・準現役の方には申し訳なかったですが、混雑を避け3月31日(火)のウィークデイ開催としました。
14:00に善福寺公園バス停留所に集合、満開の桜を見ながら、善福寺公園下池一周 ⇒善福寺公園上池半周 ⇒善福寺とまわり、「とんでん練馬関町店」で会食・歓談の時を過ごしました。近くにお住いの久保田会長も参加され盛り上がりました。  

【参加者9名(敬称略、50音順)】明石玲子、久保田貞雄 月坂奎一郎、根崎健一、根崎夫人、根本坦、早川敏清、松本甫、山本廣資

2015.03.17 3月17日(火) クラシック音楽愛好会   第55回例会(CD/LPコンサート)開催

〜アニバーサリーイヤーの作曲家第1回 :ヴァーゲンザイルと初期ウィーン楽派の音楽〜  

今月は生誕300年になるヴァーゲンザイルとオーストリー帝国のマリア・テレジアの時代にウィーンで活躍した音楽家(初期ウィーン楽派、前期古典派とも言われる)の作品を取り上げました。
ヴァーゲンザイル(1715−1777)は、マリア・テレジアの音楽教師、宮廷内の礼拝堂オルガニストなどをつとめた人物で、モーツアルトが5歳の時にマリア・テレジアの前で午前演奏した際に譜めくりをしたというエピソードがあります。
はじめに@ツィンマーマンのシンフォニアハ長調。Aヴァーゲンザイルのシンフォニアニ長調。ベートーヴェンの先生であったBアルブレヒツベルガーの4声のフーガハ長調、映画「アマデウス」で有名になった、Cアントニオ・サリエリのヴァイオリン、オーボエとチェロのための協奏曲ニ長調、いずれもトマス・フューリ指揮 カメラ―タ・ベルンの演奏(LP)でした。Dサリエリの曲はもう一つ、フルートとオーボエのための協奏曲ハ長調をニコレ、ホリガーのCDで聴きました。いずれも古典派に近い作曲家の作品なので初めて聞いても耳になじみやすい曲でした。
最後に1995年シュヴェツィンゲン音楽祭からEサリエリ作曲の歌劇「ファルスタッフ」の第1幕の一部を見ました。(アルノルト・エストマン(指揮)シュトゥットガルト放送交響楽団(SWR)、ミヒャエル・ハンペ(演出))ということで、今回はサリエリ特集となってしまいました。  
2次会はいつもの「優記」で行いました。   (LP・CD・映像提供:根本、山本)

【参加者20名:敬称略・50音順】 芥川愛子、井林伸介、石田順康、石垣貴千代、荻田清志、小澤昭彦、加藤尚志、国本順子、厚東健彦、後藤武司、坂 治彦、篠嘉子、月坂奎一郎、根本坦、早川敏清、前田研二、松本甫、安井久子、山本廣資、杠一義 (文責:山本廣資)

今後の予定 ・第56回例会(4月21日(火)):昨年亡くなった音楽家第2回として、ラファエル・フリュベック・デ・ブルゴスによる「カール・オルフ:カルミナブラーナ」、及びその他の音楽家(声楽家)の活躍を偲びたいと思います。   

2015.02.17 2月17日(火) クラシック音楽愛好会   第54回例会(CD/LPコンサート)開催

〜昨年亡くなった音楽家を偲ぶ会第1回〜  

杉並稲門会の「新会員強化キャンペーン」では、100名以上の会員が新しく入会されました。新入会員名簿には希望する趣味の会の欄がありますので、クラシック音楽に興味のある方には、毎月の例会案内を送ることとしました。昨年の4周年記念ミニコンサート以来毎月のように新会員が参加されております。
今月も三人の新入会員を迎え、常連さんが数人欠けても、寒い日にもかかわらず出席者19人と大変な盛会でした。
今月の例会は、前の年に亡くなった音楽家の皆さんの活躍を偲ぶ会の第1回目として、アバド、ホグウッド、ブリュッヘンを取り上げました。
はじめにブリュッヘンのブロックフレーテ演奏で、@コレルリ:ブロックフレーテと通奏低音のための「ラ・フォリア」による変奏曲、Aヴァン・エイク:パタリ、Bロバート・カー:イタリア風グラウンドによるディヴィジョン〜アルト・ブロックフレーテと通奏低音のための「愉快な仲間」より〜、Cヴァン・エイク:涙のパヴァーヌ〜ジョン・ダウランドの「涙のパヴァーヌ」による4つのフィギュレーション〜。伴奏はバロックチェロがアンナー・ビルスマ、チェンバロがレオンハルトとおなじみの古楽器演奏者たちでした。
ホグウッドと言えば1980年ころに発売された、モーツアルト交響曲全集が(好き嫌いはともかく)当時のモーツアルト演奏を一新するものとして話題となりました。この日はこの中から、Dシンフォニート短調K.173dB(交響曲第25番K.183)を聴きました。
アバドはたくさんの録音を残していますが、ホグウッド指揮の交響曲25番にあわせて最近発売されてレコード芸術で評判の高いEモーツアルト:ピアノ協奏曲第25番/(P)マルタ・アルゲリッチ、を取り上げました。最後に2014年2月10日にアバド追悼で放映された、2012年ルツェルン音楽祭より、Fベートーヴェン:エグモント序曲、Gモーツアルト:レクイエム(途中まで)を聴いて3人の活躍を偲びました。  
2次会はいつもの「優記」で行いました。   (LP・CD・映像提供:根本、山本)

【参加者19名:敬称略・50音順】 井林伸介(新入会、1960政経、1B)、石田順康、加藤尚志、後藤武司、坂 治彦、佐治恵子、篠嘉子、月坂奎一郎、根本坦、早川敏清(新入会、1969理工、2B)、平賀英彦(新入会、1981法、7B)、前田研二、増子邦雄、松本甫、安井久子、山本廣資、山本和子、杠一義、渡辺祥子

(文責:山本廣資)  

今後(新年度)の予定他
第55回例会(3月17日(火)):アニバーサリーイヤーの作曲家(1)   生誕300年になるヴァーゲンザイルと初期ウィーン楽派の音楽

2015.01.20 1月20日(火) クラシック音楽愛好会   第53回例会(CD/LPコンサート)開催

1月20日(火) 毎年初めての例会は、ニューイヤーコンサートとして、楽しい曲を聴いています。連日の寒さで出足が心配されましたが、最近入会された方々もおいでになり、賑やかな例会となりました。初めに@「さくら変奏曲」((琴)宮城道雄他)をBGMにして世話人山本から新年の挨拶と昨年の活動報告、今年の方針の説明を行いました。その後「春の海」を、A(Vn)シュメー、(琴)宮城道雄の演奏と、B(Fl)ランパル、(Hp)ラスキーヌの演奏で聴き、12月の例会で一部しか聴けなかった、CR.シュトラウスの「2600年祝典曲」をN響演奏の映像で鑑賞しました。ウィンナワルツは、以下の演奏で。昨年亡くなったロリン・マゼールがウィーンフィルのニューイヤーコンサートを振った、D「<こうもり>序曲」とE「南国のばら」、リタ・シュトライヒの歌うF「春の声」。変わったところで、Gマックス・レーガー作曲の「『美しく青きドナウ』による即興」。Hバーバーの「アダジョ」の後は、Music of love longing & lamentより➉「13世紀の囚人の歌より」、J英国のダンス、L「あぁ、美しきバラ (O Lovely Rose)」という珍しい曲。没後記念の作曲家からは、25周年に当たるバーンスタイン作曲指揮のMウェストサイドストーリーから「シンフォニック・ダンス」と、没後100年記念となるワルトトイフェルのN「スケーターズワルツ」とOワルツ「女学生」を聴いてお開きとなりました。(写真:失念)  
その後、中華料理店「龍記」で新年の懇親会を行いました。                 

(CD/LP提供:荻田、根本、保坂、松本、山本)
【参加者15名:50音順、敬称略】
石田順康、荻田清志、加藤尚志、厚東健彦、月坂奎一郎、根本坦、保坂幸寛、前田研二、増子邦雄、松本甫、矢島章、山本廣資、山本和子、杠一義、渡辺祥子  

 (文責 山本廣資)

2014.12.16 12月16日(火) クラシック音楽愛好会   第52回例会(CD/LPコンサート)開催

〜リヒアルト・シュトラウス生誕150周年コンサート〜

今月はアニヴァーサリー・イヤーの音楽家、生誕150年となるリヒアルト・シュトラウスの作品から、下記の曲を楽しみました。
まず、カラヤン指揮ベルリンフィルの「アルプス交響曲」を聴き、次に歌劇「ばらの騎士」を、ドレスデン歌劇場来日公演、クライバーのウィーンオペラ、根本さん提供のザルツブルグと三つの公演を映像で鑑賞しました。 時間が足らず、訳詩を紹介した「夕映えの中で」は割愛、「紀元二千六百年祝典曲」も冒頭の部分だけとなりました。また機会があれば取り上げたいと思います。
今回は、山本さんをはじめ常連で来られない方もおられましたが、西原春夫元総長が出席入会されるなど新しい方が見えて18名の参加者で盛会でした。 二次会は、いつもの「優記」で行いました。  

(映像提供:石田、根本)

【参加者18名:敬称略・50音順】
芥川愛子、石垣貴千代、石田順康、荻田清志 加藤尚志、厚東健彦、後藤武司、坂 治彦、、篠嘉子、月坂奎一郎(新入会、1966政経)、西原春夫(新入会1956大学院法、1B)根本坦(新入会、1968理工、2B)、保坂幸寛、前田研二、松本甫、矢島章、安井久子、渡辺祥子

(文責:石田順康)  

今後(新年度)の予定他
・1月17日(土)早稲田交響楽団ニューイヤーコンサート(練馬稲門会主催、詳細連絡済、申込は前坂杉並稲門会副会長y-maesaka@rstokyo.co.jpまで)
・第53回例会(1月20日(火)):ニューイヤーコンサート
・第53回例会(2月17日(火)):昨年亡くなった音楽家を偲ぶ会

2014.11.18 11月18日(火) クラシック音楽愛好会   発会4周年記念懇親会開催

当会も発足4年を迎え、例年通り11月例会をミニコンサート付の懇親会としました。
今回は杉並稲門会名誉会員になられた、早稲田大学第12代総長西原春夫先生にもご出席いただき、会を盛り上げていただきました。今回は出演者・出席者とも大勢になったため、コンサートとパーティーを分けることとしました。
初めは加藤尚志さんの総合司会で、当会世話人代表山本の挨拶、杉並稲門会久保田会長の挨拶後、第1部 コンサートを荻田さんの楽曲解説で以下の演奏を楽しみました。(詳細はチラシ参照)

1.コンチェルティーノ : セシル・シャミナーデ     Fl. 加藤千理 Pf.天野あき子 :加藤尚志さんのいとこの御嬢さんの千里さんのフルートはしっかりしたいい音色の演奏でした。
 
2.オン・ブラ・マイ・フ:G.F.ヘンデル/オ・ソレ・ミオ:エドアルド・デ・カプア/誰も寝てはならぬ:ジャコモ・プッチーニ  Ten.相山潤平 Pf.金子沙緒里 :イタリア留学から帰られた相山さんは、金子さんの友人。皆さんの聴きなれた曲は目の前で聴くと大変迫力がありました。

3.カルメン幻想曲   :パブロ・サラサーテ      Vn. 芥川愛子 Pf.飛松利子

4.アダージョとアレグロ:ロベルト・シューマン     Vc. 大木翔太 Pf.飛松利子

5.パッサカリア    :ヘンデル=ハルヴォルセン   Vn. 芥川愛子 Vc.大木翔太  :3,4、も良かったですが、5は初めて聴く曲で大変素晴らしい演奏でした。 演奏会の後、懇親会(パーティー)の開演前に、西原名誉会員からは、カラヤン来日の際のエピソードなど、興味深いお話を伺いました。

杉並稲門会加藤幹事長の乾杯でパーティーが始まり、普段こられない方や初参加の方も多く賑やかな交流となって盛り上がりました。を深めました。参加者は昨年と同じ程度でしたが新入会の方々や、盛り上がりました。 「With 遊」支配人の挨拶のあとに、加藤千理さんから感謝の1曲として、グルックのオルフェオから「精霊の踊り」!!3月例会ではグルック生誕300年を記念して、オケ版、フルート版、ハープ版、ピアノ版で聴いたのでフルート演奏があるならぜひ生で聴きたいと、小生(山本)がリクエストしたもの。やはり目の前で聴く生は良いですね! その後、ピアノ、チェロ、ヴァイオリン、フルートの伴奏で、早稲田大学校歌の斉唱。坂治彦さんの 中締めで楽しかった会も終了となりました。 加藤、池田、荻田、佐治さんの幹事の皆様や、クラッカーとチーズのカナッペづくりをお手伝いいただいた、井村、渡辺、篠、安井さんにもお世話になりました。  記念撮影は、写真部会の前坂副会長にお願いしました。全体写真に撮影者が入っているなんてところはさすがですね。   また、2次会はいつもの龍記で行いました。  

【参加者37名:当会会員で杉並稲門会役員は敬称略・50音順/演奏者7名:上記参照】
芥川愛子、池田芳昭、石垣貴千代(初参加)、石田順康、井村楊子、小澤昭彦、岩堀津子、荻田清志、加藤幹事長、加藤尚志、加藤あゆみ、金子守、金子敦子、杉並稲門会久保田会長、栗原健(杉並稲門会新入会、初参加)、厚東健彦、後藤武司、小林中(芥川さんの会社の先輩)、坂治彦、佐治恵子、篠嘉子、柴山三朗、清水實、鶴田俊正、西原名誉会員、根崎健一、保坂幸寛、前坂靖弘、前田研二、松本甫、安井久子、山下早苗、山田名誉会長、山本廣資、山本和子、杠一義、渡辺祥子。

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp)  

 尚、来月12月16日(火)には、R.シュトラウス生誕150年を記念して、石田順康さんに映像による「ばらの騎士」その他のお話をしていただく予定です。

2014.10.21 10月21日(火) クラシック音楽愛好会   第50回例会(CD/LPコンサート)開催

毎月休まず続けてきた例会は、第50回となりました。今月はアニヴァーサリー・イヤーの音楽家のうちから、生誕100年となるカルロ・マリア・ジュリーニの演奏を楽しみました。ジュリーニファンの松本輔さんには、ADを選曲いただいた他、ジュリーニについての解説をしていただきました。
初めは@ヴェルディ作曲「椿姫」。カラス(Sop)、ステファノ(Ten)他とミラノ・スカラ座合唱団・管弦楽団による1955年のライブ(第1幕のみ)。次はAシューベルトの交響曲第9番「グレート」。シカゴ交響楽団のゆったりとした厚い響きにより、小さなホールなのに大ホールで聴いているように感じました。Bベートーヴェン:交響曲第1番の第1楽章と、C交響曲第8番の第1楽章。この2曲は皆さんご持参のCDから、ジュリーニがどんな演奏をするか聴きたいというリクエストにこたえたものです。Cの方がジュリーニらしい感じがしました。最後はDモーツアルトのレクイエム・ミサ曲。これもなかなかの名演で改めてジュリーニを見直しました。  
今回も19名の参加者で、盛会でした。 二次会は、いつもの「優記」で行いました。  

(CD・LP提供:松本、山本、井口)

【参加者20名:敬称略・50音順】
芥川愛子、池田芳昭、井口昌彦、石田順康、井村楊子、小澤昭彦、加藤尚志、厚東健彦、後藤武司、坂 治彦、佐治恵子、篠嘉子、堀口哲夫、増子邦雄、前田研二、松本甫、山本廣資、安井久子、渡辺祥子、 (文責:世話人代表 山本廣資(携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp))  

今後の予定他
11月18日(火)は、4周年記念例会として例年通り芥川さんその他の方々によるミニ・サロン・コンサートの予定です。
12月16日(火)リヒアルト・シュトラウス生誕150周年コンサート。

2014.09.16 9月16日(火) クラシック音楽愛好会   第49回例会(CD/LPコンサート)開催

9月16日(火)第49回例会は、当会発足以来の最高の20名の参加者(記念ミニコンサートを除く)でした。皆さんがたくさんのCDを持ってこられたので、予定プログラムは最初と最後だけで、あとは室内楽名曲シリーズとなりました。
取上げた曲を上げると、
@モーツアルト:フルート四重奏曲、
A同:ピアノ三重奏曲K.496、1st,2ndmov、
B同:セレナード第11番1st,2ndmov、
Cメンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲1stmov、
Dブラームス:弦楽6重奏曲第1番、1st,2ndmov、
Eチャイコフスキー:「アンダンテ・カンタービレ」、
F同:弦楽6重奏曲「フィレンツェの思い出」1stmov、
Gベルク:弦楽四重奏曲第1番1stmov、
Hボロディン:「ノクターン」、
Iシューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」(全曲)、と大変盛りだくさんでした。「死と乙女」は、ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団による、米ウエストミンスターのモノラル盤でしたが、いい音で鳴っていました。 3重奏曲以上が多く、二重奏曲がありませんでしたが、次回には取り上げたいと思います。  
二次会は、いつもの「優記」で行いました。   (CD・LP提供:井口、荻田、保坂、堀口、山本)

【参加者20名:敬称略・50音順】 明石玲子、池田芳昭、井口昌彦、石田順康、井村楊子、岩堀律子(見学参加:1968文、1B)小澤昭彦、厚東健彦、後藤武司、坂 治彦、佐治恵子、篠嘉子、保坂幸寛、堀口哲夫、増子邦雄、前田幸男、松本甫、山本廣資、渡辺祥子、杠一義

 今後の予定他
10月21日(火)、カルロ・マリア・ジュリーニ生誕100周年記念。
11月18日(火)は、4周年記念例会として例年通り芥川さんその他の方々によるミニ・サロン・コンサートの予定です。
12月16日(火)リヒアルト・シュトラウス生誕150周年コンサート。

世話人代表 山本廣資 (携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2014.08.19 8月19日(火)クラシック音楽愛好会   第48回例会(CD/LPコンサート)開催

会員の平均年齢が高い当会なので、暑さのために出席を見合わせる方もおられましたが、先月、先々月新入会の方々の出席もあって、14人のメンバーが、「真夏の夜のクラシック/ポピュラー名曲フェスティバル」を楽しみました。たくさん聞いたので曲名だけ上げます。
はじめは、@舘野泉のピアノで、「愛情物語」、「サバの女王」その他。AOK牧場の決闘などTVウェスタン・メドレー。Bスーパー・ギター・トリオ (ジョン・マクラフリン、アル・ディメオラ、パコ・デ・ルシア)による、「アスパン」と、「オリエント・ブルー組曲」。 Cローリンド・アルメイダのクラシック・ギターを中心とした、ジャズ・カルテット、LA4による「家路」とギターの響きを楽しんだ後は、懐メロで、Dパーシ―フェイスの「シンシアのワルツ」。本日集まったメンバーの御歳にふさわしい懐メロは、川田正子、孝子愛唱歌集よりE「みかんの花咲く丘」「蛙の笛」「里の秋」「はなかげ」(川田正子)、「月の砂漠」(川田孝子)。昭和20年代後半の録音ですが、皆さんの耳に残っているNHKラジオ放送の音は大変懐かしいものでした。with遊のご主人の推薦で、Fポール・アンカの大阪城フェスティバルホールでのライブから<ポール・アンカ・ヒットメロディー>これも懐メロでした。新しい曲では、G<アナと雪の女王>から、松たか子の歌う「ありのままで Let it go 」。タンゴも聴きたいとHアルフレッド・ハウゼの「ラ・クンパルシータ」と「エル・チョクロ」。Iイ・ムジチとホリガーによる<日本の四季>から、「早春譜」、「城ケ島の雨」。Jフランス民謡≪オーベルニュの歌≫から、「バイレロ」と「3つのブーレ」。ネタニア・ダヴラツのソプラノが大変綺麗に響いたCDでした。K最後はメキシコの作曲家レブエルタスの作品<マヤ族の夜>から、「魔術の夜」でお開きとなりました。
例年と同様いろいろなジャンルの曲を聴いて楽しい例会でしたが、B、C、Kなどはもっとじっくり聞きたいなというのが感想でした。 芥川さんも出席されて、11月の4周年コンサートのきれいなパンフレット(案)を持ってこられました。後日決定版を送ります。
また、3年ぶりに渡辺祥子さんが来られました。 二次会は、いつもの「龍記」で行いました。 (CD・LP提供:井口、荻田、堀口、山本)

【参加者14名:敬称略・50音順】
明石玲子、芥川愛子、井口昌彦、荻田清志、小澤昭彦、厚東健彦、後藤武司、佐治恵子 、篠嘉子、堀口哲夫、前田幸男、安井久子、山本廣資、渡辺祥子

 (文責:世話人代表 山本廣資(携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp))  

(写真は集合写真でなくスナップ写真としましたので、映っていない方もいます)  

今後の予定他 :
次回の9月16日(火)は、室内楽を聴く会を予定しています。
10月21日(火)、カルロ・マリア・ジュリーニ生誕100周年記念。
11月18日(火)は、4周年記念例会として例年通り芥川さんその他の方々によるミニコンサートの予定です。
12月16日(火)リヒアルト・シュトラウス生誕150周年コンサート。

2014.07.15 7月15 日(火)クラシック音楽愛好会   第47回例会(CD/LPコンサート)開催

7月15日(火) 先月はアニバーサリーイヤーの指揮者の演奏を楽しみましたが、今月は生誕100年記念のピアニスト(ホルヘ・ボレット(スペイン)、アニー・フィッシャー(ハンガリー)、ロザリン・トゥーレック(米)と、没後50年記念のピアニスト(ヘンリーク・シュトンプカ(ポーランド、)の演奏を楽しみました。
はじめに、グレングールドが影響を受けたピアニストとして有名なトゥーレックの演奏で
@バッハ:平均律ピアノ曲集第1番
Aパルティータ第1,3番
アニー・フィッシャーの演奏で
Bモーツアルト:ピアノ協奏曲第20番K.466.このCDでは弟子フンメルのカデンツァを聴きました。
1927年第1回ショパンコンクールにてマズルカ賞受賞のシュトンプカの演奏は勿論
Cショパンのマズルカから、珠玉の第20番から25番を選びました。
スペインの名ピアニスト、ボレットの演奏は小品集で、
Dリスト編曲のワグナー/タンホイザー序曲と
Eモシュコフスキー/女道化師(幻想曲集より)
Fルビンシュテイン/エチュードよりスタッカート
Gラフマニノフ編曲リムスキーコルサコフ/くまん蜂の飛行
Hラフマニノフ編曲クライスラー/愛の悲しみ等を楽しみました。 ギレリス、リヒテルなどの大先生であるハインリッヒ・ネイガウス(ロシア)と、スペインのチェリスト、ガスパール・カサド夫人の原智恵子(日本)の演奏が聴けなかったのが残念でした。(LP/CD提供:山本)

2次会はいつもの龍記で行いました。  

【参加者14名:敬称略・50音順】
明石玲子、井口昌彦、石田順康、井村楊子、荻田清志、小澤昭彦、坂治彦、佐治恵子、篠夫人、保坂幸寛、増子邦雄、前田研二 (新入会:1969 商 4B)安井久子、山本廣資

(文責:世話人代表 山本廣資(携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp))

2014.06.17 6月17日 (火) クラシック音楽愛好会  第46回例会(CD/LPコンサート)開催

100年前の1914年は、1912年と同様、指揮者、ピアニストの当たり年でした。
指揮者では、カルロ・マリア・ジュリーニ(2005歿)、ラファエル・クーベリック(1996歿)、キリル・コンドラシン(1981)、ヴィトルト・ロヴィツキ (1989)、フェレンツ・フリッチャイ(1963) が生誕100年でした。今回は、このうちから、クーベリックとフリッチャイを聴くこととしました。チェコの指揮者クーベリックは晩年はバイエルン放送交響楽団の首席指揮者として、マーラー交響曲全集の録音が知られています。筆者の若いころは、何と言ってもウィーンフィルを指揮した新世界交響曲で知られていました。初めは@マーラーの交響曲第8番を途中まで聴きました。新世界は上記のLPで、A第1、第2楽章を、B第3楽章はベルリンフィルを指揮したCDで聴き、C第4楽章は同じオケのLPで聴きました。期せずしてCD/LPの聴き比べとなりましたが、Cは皆が吃驚するほどいい音でした。CDもいい音ですが、聴き比べるとやはりLPが、実感されました。その後井口さんのDVDで、1991年プラハでのコンサートライブ映像から、Dモーツアルトの交響曲第38番「プラハ」の第1楽章と、E新世界交響曲の第2,4楽章を映像で楽しみました。 フリッチャイの時間が無くなり、Fクララ・ハスキルの共演の名演、モーツアルトのピアノ協奏曲第27番の第1、第2楽章を聴きました。締めはGスメタナのモルダウで、クーベリック/バイエルンの演奏でした。  
フリッチャイの前に、小生のお気に入りの、E`ターリッヒ指揮新世界の第一楽章を入れさせてもらいました。2次会はいつもの龍記で行いました。 (LP/CD/DVD)提供:井口、荻田、松本、山本)  

【参加者17名:敬称略・50音順】
明石玲子、井口昌彦、池田芳昭、石田順康、井村楊子、荻田清志、小澤昭彦、加藤尚志、後藤武司、坂治彦、佐治恵子、篠夫人、堀口哲夫(新入会:S62理工卒、4B)増子邦雄、松本甫、安井久子、山本廣資

(文責:世話人代表 山本廣資(携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp))  

今後の予定
7月15日(火) 生誕100年・没後50年記念のピアニストたち  (ネイガウス、シュトンプカ、ボレット、アニー・フィッシャー、 原智恵子、ロザリン・トゥーレック)
8月19日(火) 第4回ポピュラーコンサート 9月16日(火) 室内楽特集
10月21日(火)4周年記念ミニコンサート
11月18日(火)生誕100年記念の指揮者(ジュリーニ他)(松本さん)
12月16日(火)リヒアルトシュトラウス特集(ばらの騎士他(石田さん)
(9,10,11月は入れ替わる可能性もあります)

2014.05.20 5月20日 (火) クラシック音楽愛好会  第45回例会(CD/LPコンサート)開催

5月20日 (火) 今月の前半は、今年がアニヴァーサリーイヤーとなるロシアの2人の作曲家の作品を取り上げました。
初めに生誕175周年となる、ムソルグスキーの作品から、アバド指揮のCDでバス・バリトン・児童合唱とオーケストラのための珍しい編曲版による@「はげ山の一夜」とA歌劇「ホヴァンシチーナ」前奏曲、「蚤の唄」。没後100年リヤードフからは、C交響詩「ババ・ヤガー」とD「8つのロシア民謡」(いずれもアンセルメ/スイスロマンド管)。E「展覧会の絵」は前半リヒテルのピアノで、F後半はメータ/NYphoで聴き、G<キエフの大門>をスタンリー・ブラック/ロンドン・フェスティバルoで締めました。後半は、先月話題になった、モーツアルト:ピアノソナタK331の聴き比べを行いました。 はじめに、Hラフマニノフ(1Mov)、I内田光子(3,1Mov)、Jグレン・グールド(3,1Mov)、Kファジル・サイ(1Mov)、Lホロヴィッツ、Mグルダと聴いて時間切れになりました。それぞれ甲乙はつけがたい演奏でしたが、この中で皆さんに1番評判が悪かったのがグールドの演奏でした。  
井口さんからは、インターネット上での、多数のK331の演奏評のコピーをいただきました。(LP/CD提供:井口、荻田、増子、山本)  

2次会はいつもの龍記で行いました。   6月の例会は、生誕100年記念の指揮者の演奏を楽しみたいと思います。 1914年も指揮者の当たり年で、クーベリック、コンドラシン、ジュリーニ、フリッチャイ、ヤンソンスと錚々たるメンバーです。  

【参加者13名:敬称略・50音順】
井口昌彦、池田芳昭、井村楊子、荻田清志、後藤武司、坂治彦、佐治恵子、根崎健一、篠夫人、保坂幸寛、増子邦雄、松本甫、山本廣資

(文責:世話人代表 山本廣資(携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp))

早稲田大学交響楽団  Early Summer Concert2014 についてはこちらをクリックください

2014.04.15 4月15日 (火) クラシック音楽愛好会  第44回例会(CD/LPコンサート)開催

今月はモーツアルト特集としました。常連の方々からは、モーツアルトは大好きなのに参加できなくて残念!というメールがありました。皆さんのお気に入りの曲がたくさんあるので、時間を延長して盛り沢山な名曲を楽しみました。
@ディヴェルティメント第17番K.334(パイヤール/同室内管)
A交響曲第1番K.16(レヴァイン/ウィーンPho)
B交響曲第25番K.183(ケルテス/ウィーンPho)
Cフルートとハープのための協奏曲K.299
Dピアノ協奏曲第21番(2mov.)(P/バレンボイム/イギリス室内管)
E同第2楽章(サン・サーンス編曲)(Vn!西崎崇子、+管)
F弦楽5重奏曲ト短調K.516(1Mov)(グリュミオー他)
G弦楽4重奏曲第17番<狩>K.458(1,2mov)(ジュリアード)
Hアイネ・クライネ・ナハトムジーク(1,2mov)(ワルター/コロンビア)
Iトルコ行進曲K.331(P/バレンボイム)
全曲を聴けなかった曲もありましたが、楽しいひと時でした。 明石さんと、保坂さんが初参加でした。  

【参加者11名:敬称略・50音順】 明石玲子(初参加、1B)、井口昌彦、井村楊子、荻田清志、後藤武司、坂治彦、保坂幸寛(初参加5B)増子邦雄、安井久子、山本廣資、杠一義

世話人代表 山本廣資 (携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

 

 

2014.03.18 3月18日 (火) クラシック音楽愛好会  第43回例会(CD/LPコンサート)開催

3月18日(火)、今年がアニヴァーサリーイヤーとなる作曲家はたくさんおられます。今月はヨーロッパ各国のバロック音楽家の代表が、C.P.E.バッハとグルック(独/生誕300年)、ロカテッリ(伊/没後250年)、J=P.ラモー、J=M.ルクレール(仏/没後250年)とそろっていますので、これらの方々の作品その他を取り上げました。
バロック音楽ということで、甲東さんが持ってこられた、ライプチヒの聖トーマス教会でのバッハ作曲のオルガンのライブ録音@前奏曲とフーガ、Aアリアと変奏曲から今月の会が始まりました。バッハの息子C.P.E.バッハは、Bマクサンス・ラリューのフルートでフルート協奏曲イ短調Wq166、Cロカテッリ:INTRODUZIONE TEATRARE OP.4-5(マリナー:アカデミー合奏団)。Dルクレールからは、H・M・リンデのブ゙ロックフレーテ演奏でソナタ作品11-11。
この後は気分を変えて、増子さんが持ってこられた、1970年の日本万国博覧会を記念して発売された、「世界の音楽(万国博シリーズ)」(London、Phase4stereo)のE「ロシアのスタンリーブラック」から、「美しき草原」(レフ・クニッヘル作曲)(ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団と合唱団)を楽しみました。
ラモーからはコンセールのクラヴサン曲集から第1番を、F荻田さんのLPで、ブリュッヘン、S&Wクイケン、レオンハルトの演奏と、G筆者の愛聴盤、ドレイフュス、ラルデ、ラミィの演奏。Gを聴きなれた筆者にとってFの演奏は別の曲に聴こえました。 グルックは、歌劇「オルフェオ」から有名な「精霊の踊り」がいろいろな形で編曲されていますので時間を延長してそれらを楽しみました。初めにオリジナルで、HHainz Panzer指揮ケルンフィルの演奏、次にIゴールウエーのフルート独奏(ピアノ伴奏)、Jロジェ・ブルダンのフルートとアニーシャランのハープによる二重奏、最後にKアール・ワイルドのピアノと、夫々原曲、編曲によるメロディーの美しさをじっくり味わいました。時間が足りず、ヴァイオリン編曲版を聴けなかったのが残念でした。 (LP/CD提供、甲東、荻田、増子、山本)   2次会は、いつもの中華料理店「龍 記」にて行いました。  

【参加者12名:敬称略・50音順】 井口昌彦、池田芳昭、石田順康、井村楊子、荻田清志、小澤昭彦、厚東健彦、坂 治彦、佐治恵子、増子邦雄、安井久子、山本廣資

(文責:世話人代表 山本廣資(携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp))  

尚、クラシック音楽愛好会では4月1日(火)に花見の会を行うことにしました。 関東バスの五日市営業所停留所付近で13時30分に集合、善福寺緑地から、善福寺川沿いに散策予定です。参加者希望者は山本まで連絡下さい。

2014.02.18 2月18日(火) クラシック音楽愛好会  第42回例会(CD/LPコンサート)開催

2月18日(火)、 記録的な大雪の連続でどうなることかと心配しましたが、皆さんが動き回れる程度には天候も回復し、本年第二回目の例会は12人の方々が集まって賑やかな例会となりました。
今回は佐村河内守のゴーストライター事件が大きな話題として盛り上がりました。 例年2月は、昨年逝去された音楽家を偲ぶ会としておりますが、今年は以下の曲を楽しみました。
はじめに
@バッハの組曲第2番、パイヤール指揮パイヤール室内管弦楽団の演奏で、フルートはマクサンス・ラリューJ.P.ランパル。このレコードは筆者(山本)が、昭和38年社会人となって最初の冬のボーナスでステレオセットを購入した際に、初めて買ったステレオレコードです。その前の装置はモノーラル用で、レコードはもちろんモノーラル盤しかもっていませんでした。50年以上前の録音にしてはなかなかいい音が広がりました。
Aバッハ:無伴奏チェロ組曲第2番:(Vc)ヤーノシュ・シュタルケル。
Bバッハ:オルガン協奏曲BWV592、コラール前奏曲<我ら唯一なる神を信ず>BWV740、他/(Org)マリー・クレール・アラン。C三善晃:子供の季節/若杉指揮日本合唱教会。
DCと同じCDに入っていた、間宮芳生:子供の領分。最後に
Eブラームス:交響曲第3番/サヴァリッシュ指揮ロンドン交響楽団。サヴァリッシュのブラームスは後藤さん、井村さんや筆者がN響の演奏会で度々耳にして感激していたもの。なくなったのは残念でしたが、良い音でサヴァリッシュを偲ぶことができたのは幸せでした。 (LP/CD提供、荻田、松本、山本)。

2次会は、いつもの中華料理店「龍 記」にて行いました。 来月の例会は、今年がアニバーサリーイヤーとなる作曲家の作品を取り上げます。

【参加者12名:敬称略・50音順】
井村楊子、荻田清志、小澤昭彦、川口和宏、厚東健彦、後藤武司、佐治恵子、根崎健一、増子邦雄、松本甫、矢島章、山本廣資

(文責:世話人代表 山本廣資(携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp))

2014.01.21 1月21日(火)クラシック音楽愛好会  第41回例会(CD/LPコンサート)開催         

1月21日(火) 、今年初めての例会ということで、ニューイヤーコンサートとして、明るく親しみやすい曲をLPやCDで聴きました。寒い毎日が続いているためか、残念ながら出席者はそれほど多くありませんでしたが、参加された皆さんは元気いっぱいで、約2時間の会合を大変楽しく過ごすことが出来ました。演奏の合間に、会長の山本氏から新年の挨拶と今年の方針、演奏会の案内などがありました。また、ちょうどこの日の朝の新聞などで、イタリアの名指揮者クラウディオ・アバド氏が80歳で亡くなったことを知り、この指揮者の演奏する曲も取り入れ、その功績を偲びました。  

1.ラベル作曲「ボレロ」(アバド指揮シカゴ交響楽団)
2.ヨハン・シュトラウス作曲「春の声」(シュトラウス指揮)
3.ツィーラー作曲「歌え、笑え、踊れ」(ツィーラー指揮)
4.オーストリアの民族音楽(ミクラウス兄弟とツルーストの演奏)
5.ロッシーニ作曲「ウイリアムテル」序曲(アバド指揮ロンドン交響楽団)
6.ルービンシュテイン作曲「天使の夢」(フィードラ指揮ボストンポップス管弦楽団)
7.シュトラウス作曲「ウィーンの森の物語」(フィードラ指揮ボストンポップス管弦楽団)
8.シュトラウス作曲「芸術家の生涯」(クレメンスクラウス指揮ウィーンフィルハーモニー)
9.ファリャ作曲「スペインの庭の夜」から(アルヘンタ指揮)
10.ファリャ作曲「三角帽子」から(アルヘンタ指揮)
11.ミヨー作曲「四季」から春、夏(ミヨー指揮ラムルー管弦楽団)
12.フォーレ作曲ピアノ連弾曲「ドリー」から(コラー、リグット ピアノ)    

2,3は1894年に録音された作曲者自身の指揮による大変珍しいCDでした。また、6は、この曲が入っているLP(CDには未収録)を、昨年ネットオークションでようやく入手したものです。また、7でアメリカ風の、8で本場のウィンナワルツを聴きましたが、フィードラ指揮ボストンポップスも大変ゴージャスで良い雰囲気の演奏でした。最近はアメリカ本国でもフィードラはあまり注目されておらず、CD復刻も今ひとつでとても残念です。  会合が終わって外に出ると、予報通りに雨が降っていました。その後、6名の皆さんがいつもの中華料理店「龍記」に集まりました。               

(文責 荻田清志)  

【参加者12名:50音順、敬称略】 井口昌彦、池田芳昭、井村楊子、小澤昭彦、荻田清志、厚東健彦、坂治彦、佐治恵子、柴山三明、増子邦雄、松本甫、山本廣資、

 

2014.02.11 クラシック音楽愛好会からのお知らせ 2月11日(火・祝)東京ルフトアンサンブル演奏会のご案内

石川梓さん(2009年政経卒・早稻田大学交響楽団2008年度コンサートマスター)が、コンサートマスターを務める東京ルフトアンサンブル第8回定期演奏会が、次のとおり開催されます。
案内はがきをご覧ください。(正確には、コンサートミストレス)

日時 2月11日(火・祝)14:00開演 13:30開場
場所 杉並公会堂 大ホール
曲目 シューマン 交響曲第1番「春」、交響曲第3番「ライン」
入場無料 全自由席

従来、石川梓さんのヴァイオリン弾き振りでしたが、今回は、指揮者・志賀信雄さんを迎え、指揮者付きの演奏となります。 団員は、早慶明東大など大学オーケストラのOB・OG、年2回、杉並公会堂大ホールで定期演奏会を開催、クラシック音楽愛好会も支援し、会員何名か聴きに行っています。
祝日に当たり、お出掛けし易い日、入場無料、お気軽に来場してください。従来から五分の入りで着席できます。

(クッラシック音楽愛好会・井口昌彦)

案内はがきはここをクリック

2013.12.17 12月17日(火)クラシック音楽愛好会  第40回例会(CD/LPコンサート)開催

本年最後の例会は、1813年生誕、今年が200年記念となる、リヒアルト・ワーグナーを聴く(観る?)こととしました。お話をお願いした石田順康さんは、ワーグナーの数ある作品の中から「指輪」4部作を選んでいただきました。石田さんの用意したDVD、BDによる4夜の演奏は、下記のように、それぞれ劇場、指揮者が違っており、もちろん演出の違いもあって、大変楽しい一夜でした。

曲目:舞台祝祭劇「ニーベルングの指輪」4部作   
 
・序 夜「ラインの黄金」 2010(DVD)メトロポリタン歌劇場  J.レヴァイン
・第1夜「ワルキューレ」 2010(BD)  ミラノ・スカラ座   D.バレンボイム    
・第2夜「ジークフリート」2009(DVD)ヴァレンシア交響楽団    Z.メータ    
・第3夜「神々の黄昏」  2013(BD) N響ガラコンサート   P.オーギャン  

また、石田さんからは、ワーグナーの人と作品や、「指輪」の人物相関図をまとめたレジュメを配布され、それぞれの作品の概略のストーリーの解説で大作の概要をつかむことが出来ました。4夜の演奏を2時間でまとめていただき、石田さんは大変ご苦労様でした。  
2次会は、いつもの中華料理店「龍 記」にて行いました。
新年1月の例会は、いつものように、ニュー・イヤー・コンサートとします。

(文責:世話人代表 山本廣資  (携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp))

2013.11.19 11月19日(火) クラシック音楽愛好会「発会3周年記念懇親会」開催

杉並稲門会 クラシック音楽愛好会は9月に発足3年を迎えました。今年は演奏者の都合で11月の例会(第39回)を、3周年を記念のミニコンサートつき懇親会としました。いつもと同じ会場<「with 遊」ジョイントホール>で、杉並稲門会久保田会長の挨拶後、杉並稲門会加藤幹事長の乾杯で会が始まり、パーティー形式で交流を深めました。
参加者は昨年と同じ程度でしたが新入会の方々や、普段こられない方も見えて盛り上がりました。司会は加藤尚志さんで昨年同様、懇親会・コンサート・懇親会という構成としました。
受付は井村さん、池田さん、会計は池田さん、寿司とつまみの手配は加藤さん、ワインとチーズは佐治さん、クラッカーとチーズのカナッペづくりは佐治さんと荻田さん、会場設営は皆さんのお世話になりました。
今年の演奏者には金子さん、芥川さんの他に、芥川さんのお友達河島玲奈さんのフルートが加わり、昨年よりも華やかなミニコンサートをバックに、おいしいワインとつまみで大変楽しい会となりました。

演奏曲目 
・ラベル/ソナチネ        (P) 金子沙緒里
・テレマン/カノンソナタ ニ長調 (Vl)芥川愛子、(Fl)河島玲奈
・プーランク/愛の小径、     (P) 金子沙緒里、(Fl)河島玲奈
・サンサーンス/白鳥       (P) 金子沙緒里、(Fl)河島玲奈
・ウィニアフスキー/ヴァイオリン協奏曲第1番 第1楽章(ピアノ伴奏版) (Vl)芥川愛子、(P伴奏)飛松 利子
中締めは坂さんにお願いし、2次会は時間を延長し、同じ会場で残り物を囲んで、音楽談義を楽しみました。 それでも足りない方は、久保田会長を囲んで計7名が、いつもの龍記で三次会を楽しみました。
次回は12月17日(火)、石田さんからワグナーについてお話していただきます。

【参加者25名:敬称略・50音順】
杉並稲門会久保田会長、杉並稲門会加藤幹事長、芥川愛子、井口昌彦、池田芳昭、石田順康、井村楊子、小澤昭彦、荻田清志、加藤尚志、金子佐緒理、金子敦子、厚東健彦、後藤武、坂治彦、佐治恵子、根崎健一、松本甫、安井久子、山下早苗、山本廣資、杠一義、河島玲奈(Fl)、飛松利子(P伴奏)、飛松さん母上

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

 

2013.10.15 10月15日(火) クラシック音楽愛好会  第38回例会(CD/LPコンサート)開催

10月15日(火)今月は、台風28号の接近、関東地方への上陸ということで、不参加のメールが多かったです。ただ、中止のメールをしても時間的に全員に連絡をとれるか不明なので、参加者がいなかったら中止しようとwith 遊に赴きました。
初めは厚東さん、井口さんと三人、後から芥川さんも顔を出し、全員で4人と、当会発足以来最少の参加者でした。
初めに、先日杉並公会堂で聴いた、コンチェルトシリーズの指揮をした、若手指揮者山田和樹/横浜シンフォニエッタの演奏で、ビゼーの若書きの交響曲第1番。1曲しか作曲していないのに第1番ということは、もっとたくさん作るつもりだったのでしょう。ビゼーにはもっと長生きして交響曲もたくさん作って欲しかったなと思わせる名曲の、若々しい好演でした。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲の聴き比べは下記の盤を取り上げました。す。キーシン/カラヤン:BPO、ベルマン/岩城:NHKSOLive、ホロヴィッツ/セル:NYpho。最後にホロヴィッツ/ワルターの1944年Live演奏を聴きお開きとしました。  
2次会は台風のため中止としました。
来月(11/19)の例会は3周年記念パーティーです。芥川さん、金子さんのミニコンサートがあります。

文責:世話人代表 山本廣資(携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2013.09.17 9月17日(火) クラシック音楽愛好会  第37回例会(CD/LPコンサート)開催

毎年秋には室内楽を聴く会としていますが、9月の例会では以下の曲を楽しみました。

  1. ハイドン/弦楽四重奏曲「皇帝」
  2. モーツァルト/ヴァイオリン・ソナタK.377
  3. ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」
  4. ドビュッシー:フルート、ハープ、チェロのためのソナタ
  5. ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第8番「ラズモフスキー第2番」
  6. ドボルザーク/ピアノ三重奏曲「ドゥムキー」

今月は安井久子さん(4B、S62文)が初参加されたほか、清水さん、堀さんが久しぶりにこられました。  

2次会は、例によって中華料理店「龍 記」にて行いました。 10月15日は何か名曲の聴き比べ、11月19日は3周年記念の例会(ミニコンサート)、12月17日は石田さんにワグナーのお話をしていただく予定です。  

【参加者12名:敬称略・50音順】
井口昌彦、池田芳昭、石田順康、厚東健彦、後藤武司、坂治彦、佐治恵子、堀厚子、増子邦雄、松本甫、安井久子(初参加)、山本廣資

 (文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp)  

2013.08.20 8月20日(火) クラシック音楽愛好会  第36回例会(CD/LPコンサート)開催

「真夏の夜のクラシック/ポピュラー名曲フェスティバル」  

今年の8月例会もいつものように「真夏の夜のクラシック・ポピュラー名曲フェスティバル」としてジャンルを問わないポピュラー名曲を聴く会としました。今年は昨年以上にジャンルが入り乱れて、皆さんにとって初体験も多かったようです。いろいろ聴いたので曲名を羅列します。

  1. ある愛の詩
  2. めぐり逢い
  3. 男と女
  4. 白い恋人たち
  5. シェルブールの雨傘(以上(P)ピエール・ブルゾン)
  6. エネスコ/ルーマニア舞曲(H.アンドレスカ:ナショナル・ラヂオ・オーケストラ)
  7. 小さい秋見つけた
  8. 春の風
  9. 真っ赤なけし(以上磯部淑指揮フレーベル合唱団「ぼくらの演奏会」から)
  10. タンゴ「小さな喫茶店」
  11. ロジータのセレナーデ(以上Fred Raymond楽団)
  12. Dancing Qeen
  13. Knowing me, Knowing you(以上ABA!)
  14. チゴイネルワイゼン
  15. マタイ受難曲より「神よ、哀れみたまえ」(以上(P)オイゲン・キケロ)
  16. 碧空
  17. オレ・グァッパ
  18. 真珠採り(以上アルフレッド・ハウゼ楽団
  19. 鼓動(Koyo煌響)
  20. トルネード
  21. 西へ東へ(ヨーロッパから極東へ)(チャンチキ・トルネード)
  22. George LewisとNew Orleans in Tokyoより(曲名不明)
  23. チェコのJAZZ(Hot Dance Music)
  24. マドンナの宝石
  25. さよなら、(以上、ニニ・ロッソ)
  26. 恋のアランフェス(レーモン・ルフェーブル)
  27. 高原列車は行く
  28. 白い花の咲く頃(以上岡本敦郎)

(CD/ LP提供は大勢の方からでした。名前を挙げ忘れると失礼になるので提供者名は省略します。また曲名のミスがあるかもしれません。) 以上盛り沢山な曲を楽しみました。時間も30分オーバーしました。
2次会は、例によって中華料理店「龍 記」にて行いました。  
次回の9月17日(火)は、室内楽を聴く会を予定しています。
3周年記念の例会予定は、芥川さんの都合で11月19日(火)となりました。
10月は内容未定。12月は石田さんにワグナーのお話をしていただく予定です。  
【参加者12名:敬称略・50音順】
井口昌彦、池田芳昭、井村楊子、荻田清志、小澤昭彦、加藤尚志、厚東健彦、後藤武司、佐治恵子、柴山三明、松本甫、山本廣資

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2013.07.16 7月16日(火) クラシック音楽愛好会  第35回例会(CD/LPコンサート)開催

4月にラフマニノフ(1873~1943:生誕140年、没後70年記念)を取り上げたので、今月は、同じロシアの作曲家プロコフィエフ(1891~19536:没後60年記念)の作品を聴くこととしました。
初めに、セル/クリーブランドSOの演奏で、@組曲「キージェ中尉」、次にチェリビダッケの若い頃の演奏でA交響曲第1番「古典交響曲」を、そして第1楽章のメロディーが印象的な交響曲第7番「青春」をロストロポーヴィッチ/フランス国立O.の演奏で聞きました。
その後、話題の演奏家としてウィーンフィル始まって以来の女性のコンサートマスター(コンサートミストレル)、ブルガリア出身のアルベナ・ダナイローヴァ(Albena Danailova)のヴァイオリンでモーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第5番を聴きました。皆さんには「やはり聴きなれた曲はいいね」と好評でした。(LP,CD提供:山本)

2次会は、例によって中華料理店「龍 記」にて行いました。

【参加者14名:敬称略・50音順】
井口昌彦、池田芳昭、石田順康、井村楊子、小澤昭彦、厚東健彦、後藤武司、坂治彦、佐治恵子、篠紘弥、篠夫人、増子邦雄、松本甫、山本廣資。

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

今後の予定: 次回の8月20日(火)は、昨年と同様、音楽ジャンルを問わない楽しい曲を聴く会を予定しています。9月は室内楽。        
10月は、3周年記念例会とします。

2013.06.13 6月18日(火) クラシック音楽愛好会  第34回例会開催

〜良い音を楽しむために  厚東健彦〜

6月18日(火) 厚東健彦さんから、「良い音とは何か、自宅でよい音を楽しむためには」というテーマでお話ししていただきました。
厚東さんは昭和33年に第一理工学部電気通信学科を卒業され(専門は計測工学)、東芝に入社。その後会社から早稲田に派遣され、伊藤毅教授のもとで音響工学を学ばれました。昭和42年には伊藤教授等音響工学のエンジニアの皆さんと一カ月半米欧の視察をされました。
筆者にとっては東芝のオーレックスブランドでは、プリアンプのΛ88とパワーアンプΛ99がいい音で鳴っておるのを聴いたことがあります。
人間の耳の特性に始まり、よい音を楽しむには、よい音とは、再生系に必要なことという基本的なお話から、演奏会場としての必要事項、演奏家にとって演奏しやすいホールと聴衆にとって聴きやすいホール、自宅で音楽を楽しむための装置などなど、豊富な経験に裏付けられたお話は大変楽しい参考になるものでした。質問も沢山あり、お話の内容はここには書ききれないので省略します。

6月例会用の厚東さんのレジュメがありますので、ほしい方は、山本までメールでお申し込みください)

聴いた曲は、@伊藤毅名誉教授作曲!のピアノ・ソナタ第2番、Aヘンデル/シャコンヌHWV435、Bバッハ/ライプチッヒの聖トーマス教会のオルガン曲、Cモーツァルト/ピアノソナタ((P)リリー・クラウス)、Dモーツアルト/ピアノ協奏曲第21番((P)遠山慶子)でした。(CD/LP,提供:厚東、山本) 2次会は、例によって中華料理店「龍 記」にて行いました。   次回は7月16日(火)の予定です。

【参加者17名:敬称略・50音順】
井口昌彦、池田芳昭、石田順康、井村楊子、荻田清志、小澤昭彦、加藤尚志、川口和宏、厚東健彦、後藤武司、坂治彦、佐治恵子、篠紘弥、篠夫人、柴山三明、松本甫、山本廣資。

 (文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2013.05.21 5月21日(火) クラシック音楽愛好会  第33回例会開催

〜ヴェルディ生誕200年記念DVDコンサート〜   

今月は、井口昌彦さんの企画で、ヴェルディのオペラを映像で楽しみました。@初めにポラシド・ドミンゴ指揮!による椿姫。2002年ジュゼッペ・ヴェルディ劇場(ブッセート)におけるライブで、ステファニア・ボンファデッリのヴィオレッタ、スコット・パイパーのジェルモンその他のメンバーの歌と、アルトゥーロ・トスカニーニ財団管弦楽団と合唱団の演奏で、第1幕から第3幕までの聴きどころを取り上げました。途中で切り上げて次の場面に移るのは皆さん一寸残念そうでした。次にアイーダの第2幕凱旋行進の場面を次の3つの公演で楽しみました。A2001.1.27ジュゼッペ・ヴェルディ劇場(ブッセート)、B2006.12.7ミラノ・スカラ座、Cサンフランシスコ・ウォー・メモリアルオペラハウスの3公演で、それぞれの演出の違いがよくわかって大変面白かったです。演出の違いが分かると、オペラの楽しみはより深くなるようです。  延長時間が余ったので、イル・トラヴァトーレのアンヴィルコーラスと、リゴレットの女心の歌(カルーソー)を聴いてお開きとなりました。 井口さんからは、ヴェルディに関する、主な作品と耳になじんだ曲、オペラや映画の本年度公演スケジュール、椿姫とアイーダこの日の映像の出演者等の表と曲のリスト、MET Live Viewing一覧表のレジュメをいただきました。(DVD,CD,提供:井口、山本)
2次会は、例によって中華料理店「龍 記」にて行いました。  

次回の6月18日(火)の例会は、厚東健彦さんから、「良い音とは何か、自宅でよい音を楽しむためには」というテーマでお話ししていただきます。

【参加者15名:敬称略・50音順】
井口昌彦、池田芳昭、石田順康、川口和宏、後藤武司、坂治彦、佐治恵子、篠紘弥、篠夫人、根崎健一、増子邦雄、松本甫、山本廣資、山本和子、杠一義。

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

写真は会場の雰囲気を見て頂くためのスナップ写真としました。

2013.04.19 4月19(金) サントリーホール・バックステージツアーに参加

杉並稲門会クラシック音楽愛好会では、会員の川口和宏(1983一文社会卒)さんの紹介で、 サントリーホール・バックステージツアーに参加しました。
4月19(金)午後3時10分サントリーホールに集合、初めに当日演奏のシベリウスの交響曲第4番の練習風景を客席で見学。 その後、ホールの裏方を見学、食事ののち、シベリウスの上記と交響曲第2番を楽しみました。  

参加者:井口、石田、井村、小澤、川口、厚東、鶴田、松本、山本廣資、山本和子

2013.04.16 4月16日(火) クラシック音楽愛好会第32回例会(CD/LPコンサート)開催

今回は、今年が生誕140年と没後70年記念となるラフマニノフ(1873~1943)と、生誕200年記念のアルカン(1813~1888)を取り上げました。
開会前から映像でラフマニノフのピアノ協奏曲第2番(ルビンシュタイン)がながれていました。初めに軽い曲で@ラフマニノフピアノ演奏の編曲物(真夏の夜の夢より「スケルッツオ」、「Lullaby」(チャイコフスキー)、「愛の喜び」、「バッハ:ヴァイオリンパルティータより組曲」(P)ギャリック・オールソン)、続いてAパガニーニの主題による変奏曲と狂詩曲((P)ルビンシュタイン、サバタ:ニューヨークpho.1950Live!)。Bピアノ協奏曲第2番は先ごろ亡くなったクライバーン(ライナー/シカゴso)のピアノで第1,第2楽章を、第3楽章はラフマニノフのピアノで聴きました。ピアノ以外の作品では、C晩祷(Vespers)をケンブリッジ・キングス・カレッジコーラスの合唱で数曲。ということで時間が足りなくなり、Dアルカンは48のエスキース(Op63)をS.オズボーンの演奏で聴いてお開きとなりました。
川口さんからの、19日にサントリーホールでのゲネプロとホール裏方の見学+日本フィルの演奏会のお誘いには、出席者のうち7人が行くことになりました。(後日報告)
5月はヴェルディを、井口さんにお願いしております。
(LP,CD,提供:荻田、山本)

2次会は、例によって中華料理店「龍 記」にて行いました。

【参加者14名:敬称略・50音順】
池田芳昭、石田順康、井村楊子、荻田清志、川口和宏、黒田純一、厚東健彦、佐治恵子、篠紘弥、篠夫人、鶴田俊正、増子邦雄、松本甫、山本廣資

 (文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2013.03.19 3月19日(火) クラシック音楽愛好会第31回例会(CD/LPコンサート)開催

初めに、@バッハのカンタータBWV148を聴きました。石田さんがスイスにスキーに行ったのち立ち寄った、ライプチッヒで聴いたセントトーマス協会の合唱団の演奏でした。その後は昨年亡くなった音楽家の演奏の続きとして、井本さんがお持ちの諏訪根自子のバッハ無伴奏ヴァイオリン曲集のLPから、Aパルティータ第2番。キングのLPでいい音の演奏をじっくり楽しみました。厚東さんからはからは、「良いLPですね。大切にお楽しみください」と、お宝に認定されたようでした。フィンランドの指揮者パーヴォ・ベルグンドを聴くならやはりBシベリウス、聴きなれた交響曲第2番が大変いい演奏で、全曲聴いてしまいました。
この日の聴き物は最近話題のC佐村河内守作曲(2003年)の大作、交響曲第1番「HIROSHIMA」!全曲80分の大曲なので第1楽章、第2楽章は途中までとし、第3楽章は最後まで聴いて、30分の延長となりましたが、皆さん今世紀!の邦人!作品の出来映えを十分堪能できました。「生で聴きたい」が皆さんの意見でしたが、全曲聴く機会を例会と別にもう一度持ちたいと思います。 被爆2世で聴覚障害のある佐村河内氏については、3月31日夜にもNHKテレビで特集されました。  
来月は、生誕140年、没後70年に当たるラフマニノフ(1873-1943)の作品を取り上げる予定です。 5月はヴェルディを井口さんに、6月はオーディオ開発のお話を厚東さんにお願いしております。
(LP,CD,提供:石田、井村、荻田、松本)
2次会は、例によって中華料理店「龍 記」にて行いました。

【参加者10名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、井村楊子、荻田清志、小澤昭彦、厚東健彦、後藤坂治彦、佐治恵子、佐野伸江、篠紘弥、篠夫人、鶴田俊正、増子邦雄、松本甫、山本廣資。この他4Bの安井夫人(?)が最初だけ参加されました。

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp)  

2013.02.28 2月28日(木)早稲田大学交響楽団創立100周年記念演奏会クラシック音楽愛好会参加

早稲田大学交響楽団は創立100周年を迎え、述べ5回に亘って記念演奏会を行っている。
2月28日(木)その第4回目にあたる今回は、R.シュトラウスのアルプス交響曲と交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」がサントリーホールで演奏された。
杉並稲門会宛に招待の申し出があったので、クラシック音楽愛好会のメンバー11人が参加した。めったに聴けない曲もあって、参加者は大いに満足した。アマチュアオケでこんな難しい曲をよく演奏したな、というのがみんなの偽らざる感想であった。こんな演奏を無料で聞かせていただいては申し訳ないと、皆さんで些少ながら寄付をさせていただき、喜ばれた。  

【参加者11名:敬称略・50音順】
井村楊子、小澤昭彦、小澤婦人、加藤健、熊澤明(中野稲門会)、坂治彦、松本甫、同弟氏、山本廣資、山本和子、杠一義

(文責:世話人代表 山本廣資)  

2013.02.19 2月19日(火)クラシック音楽愛好会第30回例会(CD/LPコンサート)開催

今年も例年同様、2月のコンサートは昨年亡くなられた音楽家を偲ぶ会としました。先月紹介した方々の中から、以下の方々の演奏を取り上げました。
・ドヴィ・エルリ(1928.11.05〜2012.02.07、83歳、仏・ヴァイオリニスト、1955ロン・ティボー国際音楽コンクール第1位):@パガニーニ/カプリース第1番、第4番、Eラロ/スペイン交響曲

・ミッシェル・シュヴァルベ(1919.10.27〜2012.10.09、92歳、ポーランド出身の仏・ヴァイオリニスト、カラヤン時代のベルリン・フィルの第一コンサートマスター):Aメンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲

・ルッジェーロ・リッチ(1918.07.24〜2012.08.06、94歳、米・ヴァイオリニスト、録音多数、代表盤はパガニーニの《カプリース》全曲:Bウィニアフスキー/ポロネーズニ長調、Obertass Mazurkaマズルカ風に、Kuyawiak、スケルッツォ・タランテラ、Cサラサーテ/ツィゴイネルワイゼン

・フランス・クリダ(1932.11.29〜2012.5.17、79歳、仏・ピアニスト、F・リスト・ピアノ作品集LP24枚(68~72)が国際F・リスト賞を受賞):Dリスト/巡礼の年第2年イタリアから2曲  

・ラヴィ・シャンカール(19〜2012.12.11、92歳、インド・シタール奏者):Fラガートゥーリ 最後の曲Fは、遅れて出席された芥川さんが、I・PADで受信し、オーディオ装置につないで鳴らしたもので、こんなことも出来るんだと年配者一同大いに感心した。  

今回は、先日の新年会での申し込みなど新入会の方々が多く参加され、例会では始まって以来の18人の参加となりました。

(LP,CD,DVD提供:井口、荻田、山本) 2次会はいつもの「龍記」で行いました。

【参加者18名:敬称略・50音順】
芥川愛子、井口昌彦、井村楊子、荻田清志、小澤昭彦、厚東健彦、後藤武司、佐治恵子、佐野伸江(3B、新)、篠紘弥、篠夫人、柴山三明(2B、新)、高橋美保、根崎健一、松本甫、山本友(7B、新)、山本達子(7B、新)、山本廣資

2013.01.15 1月15日(火)クラシック音楽愛好会第29回例会(CD/LPコンサート)及び新年懇親会開催

発足以来3回目のニューイヤーコンサートでしたが、前日来の大雪のため、「足元が危ないので・・・」とか「雪かきで腰を痛めた」とか、「滑って腰を痛めた」など稲門会の平均年齢にふさわしい障害で常連の方々が不参加でしたが、8名の参加者で新しい年のコンサートを迎えました。
はじめに、新年にふさわしく@「春の海」、A「みだれ」/(尺八)山本邦山、(琴)沢井忠夫、からはじめ、Bスケーターワルツ(ピアノ版)の後、D 年前の小沢征爾指揮のニュー・イヤー・コンサートを映像で数曲楽しみました。その後シェーンベルク編曲のE南国のバラ、F皇帝円舞曲、Gケテルビー:修道院の庭にて、Hヘンデル:ハープ協奏曲のあとは、カラヤン指揮で「ラデツキー行進曲」でお開きとなりました。

(LP,CD,DVD提供:井口、荻田、坂、増子、山本)

新年会は、例によって中華料理店「龍 記」にて行いました。

【参加者10名:敬称略・50音順】
井口昌彦、池田芳昭、荻田清志、厚東健彦、坂治彦、佐治恵子、増子邦雄、山本廣資、 尚、

  • 本年度の例会案として、以下のようなプログラムを考えております。
    昨年亡くなった演奏家を偲ぶコンサート
  • 今年が、生誕または没後記念となる作曲家・演奏家のコンサート  
    ダウランド(1563年-1626)生誕450年/ヴェルディ (1813-1901) 生誕200年/ヴァーグナー (1813-1883) 生誕200年/アルカン(1813年-1888年)生誕200年/マスカーニ (1863-1945)   生誕150年/ブリテン (1913-1976) 生誕100年/ルトスワフスキ(1913-1994)生誕100年/ヒンデミット(1895-1963)没後50年/プーランク (1899-1963) 没後50年 ラフマニノフ(1873-1943)生誕140年、没後70年/プロコフィエフ(1891-1953)没後60年
  • 特にヴェルディ、ワグナーは映像で観る会としたい。⇒ 愛好者を探す
  • 話題となった、演奏、CDの紹介 ・  「私の一枚」の紹介・・・会員の発表会(約1時間) ・有名作曲家の特集・・バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン等々を取り上げる。

    (文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp)

2012.12.18 12月18日(水)クラシック音楽愛好会 第28回例会(CD/LPコンサート)開催

今月は『百年祭の巨匠たち』を取り上げました。1912年には以下の名指揮者が誕生し、「レコード芸術」誌12月号の特集でも取り上げられました。

  • ギュンター・ヴァント(1912.1.7~2002.2.14)
  • エーリッヒ・ラインスドルフ((1912.2.4~1993.9.11)        
  • フェルディナント・ライトナー(1912.3.4~1996.6.3)
  • フェリックス・プロハスカ(1912.5.16~1987.3.29)
  • セルジュ・チェリビダッケ(1912.6.28~1996.8.14)
  • イーゴル・マルケヴィッチ(1912.7.27~1983.3.7)
  • クルト・ザンデルリンク(1912.9.19~2011.9.18)
  • 山田一雄(1912.10.19~1991.8.13)
  • ゲオルグ・ショルティ(1912.10.21~1997.9.5)

今回は、以下の曲を聴きました。まずはチェリビダッケの若き日の演奏で、モーツアルト/交響曲第25番(1948年ロンドンPho)。次に同じくモーツァルトの交響曲第37番!LP初期にラインスドルフが録音したモーツァルト交響曲全集の中の1曲。この曲はM.ハイドンの曲の冒頭部にモーツァルトが加筆したものと分かり、最近はあまり演奏されることはなく、CDもわずかしかありません。珍しい曲なので取り上げました。なかなかいい曲でした。ショルティはLONDON STEREO LABORATORYシリーズのLPから、幻想交響曲の第1楽章。イーゴル・マルケビッチは度々来日しており、日本フィル指揮のDVDが残されています。新入会の川口和宏さん(日フィル事業部長)提供のDVDで、1965年4月15日の第98回定期演奏会(上野文化会館)での、ラベル/ダフニスとクローエ演奏の映像を楽しみました。最後にドヴォルザーク:チェロ協奏曲を、名手)ジャックリーヌ・デュ・プレ!!のチェロと、チェリビダッケの指揮(スウェーデン放送so(LIVE))をじっくり聴いて本年の例会の聞き納めとしました。(DVD、CO,LP提供:川口、山本)  

2次会は、「龍記」で忘年会となりました。 今回は、松本甫さん、厚東健彦さん、川口和宏さんが初参加で、オブザーバーとして井口福彦さんが参加され、常連の欠席にもかかわらず14人の参加者でした。井口さんはJAZZがお好きなので、JAZZの愛好会を立ち上げたらと、先日の第3Bの忘年会で小生に言われて会場の様子を見に来たものです。 当会に鶴田さんや矢島さんなどJAZZがお好きな方もおられます。3B新入会の長尾唱さんはライブをされているそうです。そのうちに新しい愛好会が出来るでしょう。 JAZZ愛好会があったら参加したい、または愛好会を立ち上げたいと思われる方は、とりあえず山本まで連絡ください。
来年は、1月15日(火)で、ニュー・イヤー・コンサートとします。 本年もいろいろお世話になりました。 皆様、よいお年をお迎えください。  

【参加者10名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、井村楊子、荻田清志、小澤昭彦、川口和宏(新入会)、厚東健彦(初参加)、佐治恵子、篠紘弥、篠夫人、松本甫(新入会)、山本廣資、杠一義、井口福彦(オブザーバー)

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2012.11.14 11月14日(水)クラシック音楽愛好会 第27回例会(CD/LPコンサート)開催

11月14日(水)、今月は、第3ブロックの清水實さんから「オペレッタの楽しみ」というタイトルで、例会場「with遊」で映像を見ながらお話を伺いました。
清水さんは昭和38年商学部卒、グリークラブOB、現在でもコーラスに参加されておられるとのことです。(財)日本オペレッタ協会の事務局長さんをやっておられるので、上記のお話をお願いしました。 はじめに、清水さんの自己紹介で、私の音楽人生。次にオペレッタとはということで、オペラやミュージカルとの違いを話され、後は(財)日本オペレッタ協会の紹介と30周年記念の記録から、「微笑の国(フランツ・レハール)」、「こうもり(ヨハン・シュトラウスU)、「あんたが大将(ジャック・オッフェンバック)」、「ヴェニスの一夜(ヨハン・シュトラウスU)」、「メリーウイドウ(フランツ・レハール)」の見所、聴き所の抜粋をDVDで楽しみました。
「こうもり」や「メリーウイドウ」だけでなく、他にも楽しい曲があるのがわかりました。  

【参加者10名:敬称略・50音順】
池田芳昭、井村楊子、加藤尚志、後藤武司、篠紘弥、篠夫人、清水實(講師)、鶴田俊正、山本廣資、山本和子

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp)  

≪お知らせ≫
12月の例会から開催日を変更し「毎月の第3火曜日」とします。従って12月は18日(火)となります。お間違えのなきようご注意下さい。時間はいつもと同じ18時30分からです。

2012.11.03 11月3日(土)、4日(日)クラシック音楽愛好会親睦旅行会開催              

本年度の親睦旅行会は、11月3日(土)、4日(日)と行楽の季節でもあり、参加者は7名と少なかったですが、原村のペンション「ムジカ」で、クラシック音楽漬けの夜と朝を過ごしました。
八ヶ岳山麓の紅葉はちょうど見頃での時期で、ドライブの景色もした。
11月3日(土): 10時に、井草八幡の駐車場で待ち合わせ、加藤車(加藤さん夫妻)、山本車(山本夫妻+荻田)で出発しました。篠さん夫妻は電車で直接「ムジカ」に直行。高速道路の事故渋滞で少し遅れましたが、去年と同様に長坂の「翁」でおそばを食べ、カフェ・アマデウスで、モーツァルトを聴きながらコーヒーを楽しみました。柳生博「八ヶ岳クラブ」に立ち寄り、夕方に篠さん夫妻の待つ原村のペンション「ムジカ」到着。  「ムジカ」ではCDを聞きながら夕食、その後は夜遅くまでLP/CDを聞きながら、歓談。女性が3人もそろったので話が弾んでいたようです。 LPレコードはタンノイ「オートグラフ」で、CDはサブシステム(SP・AR-3)で聴きましたが、どちらもまあまあの音でした。
11月4日(日): 午前中はのんびりと、CDを聞きながら歓談で過ごしました。その後、加藤さんは早く帰京したので、篠夫妻も一緒に八ヶ岳農場に立ち寄って、きれいな青空の下、八ヶ岳の秋の景色を楽しみました。篠夫妻がもう一泊する八ヶ岳美術館ソサイエティのホテルで昼食をとり、帰宅しました。  

【参加者7名:敬称略・50音順】
荻田清志、加藤尚志夫妻篠紘哉夫妻、山本廣資夫妻

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2012.10.10 10月10日(水)クラシック音楽愛好会発会2周年記念懇親会(第26回例会)開催

クラシック音楽愛好会は9月に発足2年を迎えました。2周年を記念して、昨年と同様10月の例会(第26回)は、ミニコンサートつき懇親会としました。
いつもと同じ会場<「with 遊」ジョイントホール>で、杉並稲門会久保田副会長、中野稲門会高田副会長(会員)の挨拶後、杉並稲門会加藤幹事長の乾杯で会が始まり、立食パーティー形式で交流を深めました。参加者は昨年と同じ程度でしたが新入会の方々や、普段こられない方も見えて盛り上がりました。司会は加藤尚志さんで懇親会・コンサート・懇親会としましたが、BGMが聞えないほどの賑やかな会となりました。
受付は井村さん、会計は池田さん、CD係は荻田さん、中締めは坂さんにお願いしましたほか、皆さんで会を盛り上げていただきました。
ミニコンサート演奏者は昨年と同じ金子さんのピアノと、芥川さんのヴァイオリン。いづれも素晴らしい演奏で、響きのよいホールでいつもと違った生の音を楽しみました。芥川さんは昨年と同じベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の第1楽章!(昨年第3楽章)。ピアノ伴奏版とはいえ、この大曲へチャレンジでしたが、皆さんに楽しんでいただきました。やはり生の音、それも目の前で聴くのはいい音でした。

演奏曲目 
・ ピアノ演奏    金子佐緒里(第2B金子守氏息女)
            ショパン:24の前奏曲より 作品28-15 変二長調《雨だれ》
            リスト :ウィーンの夜会( シューベルトの「ワルツ・カプリス」の編曲)                      

・ヴァイオリン演奏 芥川 愛子
            ベートーヴェン : ヴァイオリン協奏曲 第1楽章(ピアノ伴奏版) 
            (P伴奏)飛松 利子

2次会は時間を延長し、同じ会場で残り物を囲んで、音楽談義を楽しみました。  
次回は11月14 日(水)18:30から、「(仮称)オペレッタの楽しみ」ですが、11月3日(土)、4日(日)で旅行会を行います。  

【参加者25名:敬称略・50音順】
杉並稲門会久保田副会長、中野稲門会高田副会長、杉並稲門会加藤幹事長、芥川愛子、井口昌彦、池田芳昭、石田順康、井村楊子、小澤昭彦、荻田清志、加藤尚志、金子佐緒理、金子さん母上、後藤武、坂治彦、篠紘弥、篠夫人、鶴田俊正、増子邦雄、矢島章、山下早苗、山本廣資、杠一義、飛松利子(P伴奏)、飛松さん母上

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

 

2012.09.12 9月12日(水)クラシック音楽愛好会 第25回例会(CD/LPコンサート)開催          

9月12日(水) 、秋の夜長は室内楽のじっくり聞くのに良い季節ですが、今年は例会の都合で、暑さの残る9月に室内楽を聴くこととしました。
沢山やったので、曲目だけあげます。
レナー弦楽四重奏団:小品集/チャイコフスキー:弦楽セレナーデからワルツ/ベートーヴェン:大公トリオ(ケンプ、フルニエ、シュナイダーシュナイダーハン)/ベートーヴェン:「魔笛」主題による変奏曲/ベートーヴェン:弦楽三重奏曲「セレナーデ」/ショーソン:ピアノ四重奏曲第1楽章/フォーレ:ピアノ五重奏曲/ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番作品131(バリリstqr)/モーツァルト:弦楽四重奏曲K.421(巌本真理stqr)と盛りだくさんでした。
初参加は黒田純一(1971(社会)、7B、写真部会世話人)さんでした。  2次会は「龍記」ど行いました。

(LP/CD提供:nショーの、井口、荻田、坂、鶴田、山本)  

 【参加者12名:敬称略・50音順】
井口昌彦、池田芳昭、荻田清志、加藤尚志、黒田純一(新)、後藤武司、坂治彦、篠紘弥、篠夫人、、鶴田俊正、増子邦雄、山本廣資

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2012.10.10 10月10日(水) クラシック音楽愛好会  発会2周年記念懇親会のお知らせ

前略 残暑はまだまだ厳しいですが朝晩は過ごしやすい季節となりました。 さて、杉並稲門会 クラシック音楽愛好会は一昨年9月に発足し、2年周年を迎えました。クラシック音楽を愛する皆様のご協力のおかげといえます。会員も増えて、最近の例会では、参加者が10人を越えています。
2周年を記念して、10月の例会は、昨年と同様ヴァイオリンとピアノのミニコンサート付き懇親会を催すことといたしました。立食パーティー形式で、皆様との交流を深めたいと思います。会長以下杉並稲門会の幹部の方々にも出席をお願いしました。 ご多忙中いろいろご都合がおありでしょうが、ぜひご出席下さい。    

月 日:平成24年10月10日(水)   
時 間:18時30分〜20時30分頃まで  
会 場:「with 遊」ジョイントホール (167-0051 杉並区荻窪3−46−13−101  Tel:03-6661-2336 ホームページ:http://cafewithyou.web.fc2.com/
会 費:4,000円(男性会員でお酒を飲まれる方)    :3,000円(女性会員及びお酒をのまれない男性会員)  
内 容:立食パーティー形式    
    :BGM クラシックの楽しい曲
    :演 奏 ・ヴァイオリン演奏  芥川愛子さん
     ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲第1楽章 (昨年同曲の第3楽章を演奏された芥川さんは、今年は第一楽章に挑戦します)          
     ・ピアノ演奏 金子沙緒里さん 曲目  未定   連絡事項 

@今回は外部に発注するものがありますので、出欠については必ずメールまたは電話で連絡下さい。
連絡先は、山本廣資 hyk488@ybb.ne.jp 宛てにお願いします。      

Aなお、当日都合の付く方は、できる範囲でご協力お願いいたします。(BGM・CD係、会場セッティング及び片付け、受付等・・・・。司会と幹部への連絡は加藤さん、会計は池田さん、名札作成は佐治さんにお願いしました。)

杉並稲門会 クラシック音楽愛好会 世話人代表 山本廣資 (携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2012.08.12 8月12日(日) 「東京ルフトアンサンブル第6回定期演奏会」に行きました

7月11日および8月8日の例会に出席された「東京ルフトアンサンブル」のコンサートマスター石川梓さん(平成21年(2009年)政経卒のOGで、早稲田交響楽団2008年度コンサートマスター)のお誘いで杉並稲門会クラシック音楽愛好会のメンバーが大勢聴きに行きました。
曲目は、マーラー/花の章、プロコフィエフ/交響曲第1番「古典」、メンデルスゾーン/交響曲第3番「スコットランド」で、若い皆さんの指揮者なしでの熱演でした。当愛好会の耳年増の一言ウルサイメンバーが一様にほめていたいい演奏でした。これで会費の無料はかわいそうなので寄付をしました。
参加者多数でアフターコンサートの会場がなかったのですが、オケの打上げ会場に貸切予約されていた「ジュノン」に小澤さんが交渉して、井口昌彦、池田芳昭、石田順康、熊沢明(中野)、高田宜美(中野)、山本廣資、杠一義、松本さんで予約前の45分間軽く一杯となりました。オケのメンバーが入ってくると拍手で迎え、極めて短時間でしたが交歓が出来ました。石川さんは大変喜んでいました。  そのほか、荻田清志夫妻、篠紘弥夫妻、国本さんと会場で会いました。井村さんは友人と一緒でした。  

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp)  

2012.08.08 8月8日(水)クラシック音楽愛好会 第24回例会(CD/LPコンサート)開催      

夏といえば、ヨーロッパでは各地で音楽祭が開かれます。日本でも草津や松本で音楽祭が開かれています。
都会の人間も楽しい音楽会をやろうということで、今回はジャンルを問わないコンサートとしました。
初めは井口さん持参のDVDで、「ブラスの祭典2006」より。シング・シング・シング/メインストリートで/マンボNo.5/アフリカンシンフォニー/ショスタコーヴィッチ:交響曲第5番/星条旗よ永遠なれ。 佐渡裕指揮のシエナウインドオケのブラスが、会場に響きました。 次に、鶴田さんの選んだ夏にちなんだ名曲。ダークダックスのコーラスで、青葉城恋歌/夏の思い出。 ジャズでは、ガーシュイン作曲のサマータイムを、エラ・フィッツジャラルド&ルイアームストロング+バンド演奏と、ヤングメン&オールズの器楽演奏で。Moonlight in Vermontをバド・パウエルトリオの演奏と、エラ・フィッツジェラルドのボーカルで。 荻田さんのEPで、映画「南太平洋」から、バリハイとア・ワンダフル・ガイを。Manuel VolingtonのアコーディオンでFrisch drauflos/Wenglast Boarishen/Der alte Jager。シャンソンはCoin de rueとC'est un mauvais garçon。自動オルガン演奏でSuppeの軽騎兵序曲と盛り沢山。  その後はポピュラー名曲の懐メロ特集。グレンミラーorch(Moon Light Serenade/Texede Junction/Star Dust)、ザビア・クガート(マイショール/マイアミビーチルンバ/エストレリータ)、トリオ・ロス・パンチョス(ベサメ・ムーチョ/キエンセラ)、ペレス・プラド(闘牛士のマンボ/セレソ・ローサ/マンボ・No5/ある恋の物語)とクラシック好きも聴いたことのあるスタンダードナンバーのオンパレード。時間も延長したので、アンディ・ウイリアムスの「シャレード」、パティ・ペイジの「テネシーワルツ」、エラ・フィッツジャラルドの「Mack the Knife」で楽しいひと時を閉じました。
2次会は少人数なので、南口の居酒屋「  」。「龍記」の前で待っていた加藤さんから「どこにいるの?」と連絡あり、合流しました。

(EP/LP/CD/DVD提供:井口、鶴田、荻田、山本)  

【参加者10名:敬称略・50音順】
井口昌彦、井村楊子、石川梓(東京ルフトアンサンブル)、小澤昭彦、荻田清志、篠紘弥、篠夫人、鶴田俊正、山本廣資、杠一義

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp)  

来月例会は9月12日(水)です。 久しぶりに室内楽を取り上げたいと思います。 10月10日はクラシック音楽愛好会発足2周年記念ミニコンサートです。出演の芥川さんは、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の第1楽章の練習に励んでおられるとのことです。

2012.07.11 7月11日(水)  第23回例会(CD/LPコンサート)開催

7月11日(水)、今年の5月は一週間ぐらいの間に音楽家・音楽関係者が続けて亡くなりました。中でも5月18日に亡くなったディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン歌手86歳)はファンも多いので、今月は美声を偲ぶ会としました。
 はじめはジェラルド・ムーアの伴奏によるシューベルトの歌曲集から、「憩いなき恋」、「野ばら」、「魔王」、「連祷」、「幸福」、「さすらい人」、「死と乙女」、「楽によす」、「ます」をCD盤で聴きました。DFDの「冬の旅」の正式録音は7種類ありますが、今回はその3回目の録音(1965年、DG)、イェルク・デムス伴奏のLPで、第1曲「おやすみ」から第8曲「流れの上」でまでを楽しみました。歌曲集も合わせ、さすが良い声でした。「魔王」には、「18人の名歌手によるシューベルト:魔王」という珍しいLP/CDがあるのでこの中から魔王・父親・子供(ボーイソプラノ)の3人が歌ったものと、E・シュワルツワルツコップの独唱を聞きました。 DFDはシューベルトだけではないので、亡き子を偲ぶ歌(マーラー)をベーム/ベルリンphoとの演奏で聴きましたがこれもなかなか良かったです。インターネットで調べたらベームのマーラー録音はこれだけとか。
後半は、同じシューベルトで、交響曲第8番「未完成」。生誕100年記念の指揮者ギュンター・ヴァントがベルリンフィルを指揮したライブ!新しい録音だけあって非常に良い音で、さすがヴァントという感じでした。ヴァントの指揮は別にN響を指揮した第9番もあり、これも聴きたいということで、30分の延長となりました。 そのほかに、鶴田さんからは「冬の旅」の歌詞のコピーと、日経掲載の「生誕100年の大指揮者たち」のコピーをいただきました。(LP/CD提供:井口、荻田、鶴田、山本)  
今回は、中野稲門会から、高田宜美幹事長(副会長)(昭37教育)と、筆者の高校時代の同級生熊沢明氏(昭37商)が初参加で参加者多数で盛り上がりました。 その他に、「東京ルフトアンサンブル」の石川梓さん(平21政経OG、早稲田交響楽団2008年度コンサートマスター)が、8月12日のコンサートのPRにこられました。このオーケストラは、早稲田、東大、慶応、明治の各大学オケのOB/OGの集まりで、杉並区を中心に活動中とのこと。石川さんはこのオケのコンサートマスターと大変な立場です。このコンサートのことは別途案内しますが、入場無料なので是非聴きに行ってあげてください。
2次会はいつもの「龍記」で行いました。

(参考:DFDの「冬の旅」録音は以下の7種類です。こんなに沢山録音しているとは知りませんでした。後になるほど、ソリストとして著名なピアニストと競演していますが、出来は如何なのか興味があります。 @1955年 P:ムーア EMI、A1962年 P:ムーア EMI、B1965年 P:デムス DG、C1971年 P:ムーア DG、D1979年 P:バレンボイム DG、E1985年 P:ブレンデル 旧PH、F1990年 P:ペライア sony)  

来月例会は8月8日(水)です。 夏休みなので、軽音楽など気楽なコンサートにしたいと思います。  

【参加者14名:敬称略・50音順】
井口昌彦、池田芳昭、石川梓、石田順康、荻田清志、熊沢明((新)中野)、坂治彦、篠紘弥、篠夫人、高田宜美((新)中野)、鶴田俊正、根崎健一、増子邦雄、山本廣資、

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2012.06.13 6月13日(水)  第22回例会(CD/LPコンサート)開催

クラシック音楽愛好会の発足以来2年近くなりますが、フランス音楽の特集は初めてです。
フランス音楽といえば、印象派となりますが、今年はその代表的作曲家のアニバーサリーイヤーということで、ドビュッシー(生誕150年)とラベル(没後75年)の作品から以下の曲を聞きました。
@D:管弦楽のための小組曲(パイヤール:パイヤール室内管)
AD:神聖な舞曲と世俗的な舞曲((Hp)ラスキーヌ、パイヤール:パイヤール室内管)
BR:ピアノ協奏曲((P)アルゲリッチ、アバド:ベルリンフィル)
CD:ベルガマスク組曲((P)メジューエワ)
DD:交響詩「海」(セル:クリ−ブランドSO)
ER:亡き王女のためのパヴァーヌ
FR:「ボレロ」(ラベル!:コンセール・ラムルー管)
GR:「ボレロ」(一部のみ)(小澤:ボストンSO)
HD:牧神の午後への前奏曲(ロザンタール:フランス国立歌劇場管)

と盛り沢山な作品でした。ラベルの自作自演版は約80年前の録音にもかかわらずそれなりの音で聴けました。マスネーも没後100年でしたが、聴くのを忘れてしまいました。 そのほかに、井口さんからは「ドビュッシーの美学 前奏曲集全曲」のコピーをいただきました。 細谷正文(新)さんが初参加でしたが、都合で顔見世程度しか参加できず残念な様子でした。 (LP、CD提供:井口、矢島、山本) 二次会は、少人数だったので、近くの居酒屋としました。 来月例会は7月11日(水)です。 鶴田さんと井村さんからのお申し出でで、5月19日に87歳で亡くなったディートリヒ・フィッシャー=ディースカウをシューベルトの歌曲で偲ぶこととします。  

【参加者13名:敬称略・50音順】
井口昌彦、池田芳昭 石田順康、井村楊子、小澤昭彦、加藤尚志、金子夫人、坂治彦、篠紘弥、篠夫人、増子邦雄、矢島章、山本廣資、(細谷正文(新))

 (文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2012.05.09  5月9日(水) 第21回例会(CD/LPコンサート)開催

クラシック音楽で使われる楽器は、弦楽器、管楽器、打楽器等々数多くありますが、西洋音楽史の中にうずもれて現在ではほとんど使われない楽器もあります。荻田清志さんはそれらの珍しい楽器のLP/CDを沢山お持ちとのことです。今月はその中から、「珍しい楽器によるクラシック音楽」というタイトルで、普段あまり聴くことのない楽器の音を楽しみました。
手持ちのLP/CDから選んだ楽器は、例会案内で紹介したものより多く、@カリヨン、Aヴィオール、Bヴィオラ・ダモーレ、Cクラヴィコード、Dペダル・ピアノ、Eフルート・トラベルソ、Fリラ・オルガニザータ、Gオーボエ・ダ・カッチャ、Hダルシマー、Iオンド・マルトノ、Jグラスハーモニカ、Kアルペジョーネで、曲目も予定より多くなりました。荻田さんの解説付きということもあって、いつもよりは若干まじめに聞いていた雰囲気でした。 残念ながら時間の都合で、グラスハーモニカによるモーツァルトの曲と、シューベルトのアルペジオーネソナタは聴けませんでしたが、どちらも名曲であり、またいつか取り上げる機会もあると思います。 荻田さんからは、楽器の写真入の7ページもの解説書を配布いただきありがとうございました。

井村楊子さん(1B)、清水實さん(3B)、矢島章さん(3B)、が初参加でした。(LP、CD提供:荻田) 二次会はいつもの中華料理店「龍 記」で行いました。 来月例会は6月13日(水)です。  

【参加者12名:敬称略・50音順】
井口昌彦、石田順康、井村楊子(新)荻田清志、加藤尚志、篠紘弥、篠夫人、清水實(新)、増子邦雄、矢島章(新)、山本廣資、杠一義

世話人代表 山本廣資 (携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp)  

2012.04.11 4月11日(水)クラシック音楽愛好会   第20回例会(CD/LPコンサート)開催

今年の春は櫻の開花が遅く、例会のすぐ前の土曜日・日曜日が見頃でした。例会当日もまだ残っているところもあり、今月のテーマである「春」にふさわしい雰囲気でした。
最初はガッツェローニのフルートで宮城道雄の「春の海」。「春というよりお正月の雰囲気だな」というのが皆さんの感想。次も同じ宮城道雄作曲の「さくら変奏曲」。春といえばヴィヴァルディの「四季」から「春」を、井口さんご持参のCDで、川畠成道のヴァイオリンとボローニャミュナーレ劇場室内o.の若々しい演奏を聞きました。なかなかいい音でした。珍しい四季は、タンゴの好きな鶴田さん推薦のピアソラ作曲の「ブエノスアイレスの四季」!から「ブエノスアイレスの秋、春」の2曲。演奏は日本の若手バンドネオン奏者の三浦一馬!曲の良さもさることながら、こんな若手(20歳!)演奏家がいるのかと皆さん感心したことでした。 ベートーヴェンの「スプリングソナタ」は没後50年を記念してクライスラーの演奏で。
メインプログラムのストラヴィンスキー作曲「春の祭典」は、小沢征爾指揮ボストン交響楽団の演奏。生演奏では聴き分けられないような音も良く聴き取れ、会場の装置の良さを改めて感じました。この曲の解説には、井口さんから読売日響で聴いたストラヴィンスキーの3部作(火の鳥、ペトルーシュカ、春の祭典)のプログラムのコピーを提供していただきました。最後はクライスラーのヴァイオリン演奏でロンドンデリーの歌・ユモレスクなどを聴いてお開きとなりました。
(LP、CD提供:井口、鶴田、山本)
二次会はいつもの中華料理店「龍 記」でした。   来月5月9日(水)は、1月の例会でオルゴール演奏の曲を紹介していただいた荻田清志さんから「珍しい楽器によるクラシック音楽」という題名でお話していただきます。お楽しみに。  

【参加者11名:敬称略・50音順】
井口昌彦、池田芳昭、加藤尚志、後藤武司、篠紘弥、篠夫人、鶴田俊正、根崎健一、増子邦雄、杠一義、山本廣資

世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

 

2012.03.14 3月14日(水)クラシック音楽愛好会   第19回例会(CD/LPコンサート)開催

3月14日(水)3月の例会は、没後50年(1962年2月17日歿85歳)を迎えた指揮者ブルーノ・ワルター(Bruno Walter, 1876年9月15日生れ)の演奏を取り上げました。初めは若いころはピアニストを目指したワルター75歳の録音から、ショパン:ワルツOp.64-2、J.シュトラウス:ウィーン気質、ウィーンの森の物語その他。
次に練習風景からベートーヴェンの第4番の第2楽章。ハイドンの交響曲100番「軍隊」の聴き比べは、ウィーンフィルとのとの戦前SPの復刻盤と、コロンビアSOとのステレオ盤。音の違いもあってだいぶ違った演奏に聞こえた。ステレオの名盤ではマーラーの交響曲第1番から第1楽章と第3楽章。本日新入会の増子氏が持ってきたのは、ベートーヴェンの交響曲第9番の、ニューヨークフィル盤CD。モノーラルLPの復刻にもかかわらず非常にしっかりした音になっており、ワルターの「第9」がこんなに良かったのかということで、先月に続いて第4楽章を全部聴いてしまいました。このCDはフランスCBS盤で、輸入盤店でもあまり見かけないものです。最後はベートーヴェンの交響曲第7番のRAIローマSOとのライブで第1、2楽章を聴きました。(LP、CD提供:荻田、増子、山本)   その後、二次会はいつもの中華料理店「龍 記」にて行いました。  

【参加者7名:敬称略・50音順】
池田芳昭、石田順康、荻田清志、後藤武司、篠紘弥、篠夫人、鶴田俊正、増子邦雄(新入会)、山本廣資

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2012.02.08 2月8日(水)クラシック音楽愛好会   第18回例会(CD/LPコンサート)開催

2月8日(水)2月の例会は、前年に亡くなった演奏家の活躍を偲ぶコンサートとしております。
昨年はクルト・ザンデルリンク、五十嵐喜芳、松浦豊明、大賀典雄、ヨゼフ・スーク、レギーナ・スメジャンスカ、タチアナ・シェバノワ、ニコライ・ペトロフ、ペーター・ホフマン、マーガレット・プライス、宇宿充人他の演奏家の方々が天寿を全うされました。
今年は1月16日になくなったということで、荻田さんがお持ちになったグスタフ・レオンハルト演奏のブックステフーデ:前奏曲とフーガを含め以下の曲を聴きました。
(順不同)ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第3番(スーク)、モーツァルト:幻想曲(ペトロフ)、ショパン:ノクターン遺作(ホ短調、ホ長調)(スメジャンスカ)、ショパン:ノクターン(シェバノワ)、ベートーヴェン:田園(ザンデルリンク/ベルリン交響楽団1991.12.02LIVE)。
最後に井口さんが持参されたソニーの元社長大賀典雄氏によるベートーヴェンの第9!しかもベルリンフィルのLIVE。これが意外と(大賀さん失礼!)良かったので、1,2、楽章をつまみ聞きして、時間を延長し第⒋楽章を全部聴いてしまいました。
芥川さんが遅れてこられ、芥川さんがヴァイオリンを弾いているオケの演奏会※に井口さん、篠さんご夫妻が行くことになりました。 その後、中華料理店「龍 記」にて、二次会を行いました。  

※追伸:2月18日(土) 午後のパソナグループ、チャリティコンサートには、上記3人のほかに鶴田さん、根崎さんご夫妻、山本がオペラシティに集まり、ベートーヴェンのエグモント序曲、ヴァイオリン協奏曲((Vn)川久保賜紀!)、田園交響曲(以上の指揮:末廣誠)の演奏を楽しみました。  

【参加者7名:敬称略・50音順】
芥川愛子、井口昌彦、荻田清志、加藤尚志、篠紘弥、篠夫人、山本廣資

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

 

2012.01.11 1月11日(水)クラシック音楽愛好会   第17回例会(CD/LPコンサート)開催

1月11日(水),クラシック音楽愛好会が発足して二度目のニュー・イヤー・コンサートを迎えました。
今回は、第4ブロックの篠紘弥さん(昭和38年第一商学部卒)ご夫妻が初参加されました。前回初参加の荻田さんが持ってこられた珍しいLPを含め以下のような小品の名曲を楽しみました。
はじめはニキタ・マガロフのピアノで@ワルツ(モシュコフスキー)、A悲しきワルツ(シベリウス)、B舞踏への勧誘(ウェーバー/タウジッヒ編曲)。
次は作曲者レハール指揮!ウィーンフィルによるC金と銀、Dメリー・ウィドーより、とワルター/Col.S.O. MonoLPのEアイネ・クライネ・ナハト・ムジーク。荻田さん持参LPのうちの1枚は、F田谷力三の唄う懐かしの浅草オペラ。勝利の歌・恋のために・ベアトリ姐ちゃん・恋はやさし野辺の花よ・君恋し。もう1枚は、小生も含め皆さんが初めてきいた、GWound-up Opera Played Rare Antique Music Boxというオルゴール演奏の曲を集めたもの。荻田さんはこの種のLPを200枚もお持ちとの事。こんなレコードがそんなに発売されているとは知りませんでした。
その後はH美しき青きドナウ(ワルター指揮LP)Iドリーブ:「コッペリア」前奏曲(カラヤン)、Jウィンザーの陽気な女房たち、Kトリッチ・トラッチポルカ、Lツィーラー:ウィーン市民(以上3曲クナッパーツブッシュ指揮、Mカルメン幻想曲(フバイ編曲!(Vn)リヴィア・ソーン)、N長崎の鐘((Sop藍川由美)と、30分延長することになりました。
その後、中華料理店「龍 記」にて、新年会を行いました。  

次回の例会は2月8日(水)です。昨年亡くなられた音楽家(クルト・ザンデルリンク、ヨゼフ・スーク、松浦豊明、五十嵐喜芳その他)を偲ぶ会とします。  

【参加者8名:敬称略・50音順】
池田芳昭、井口昌彦、荻田清志、加藤尚志、篠紘弥、篠夫人、鶴田俊正、山本廣資、

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2011.12.14 12月14日(水)クラシック音楽愛好会   第16回例会(CD/LPコンサート)開催

12月14日(水)開催。 今年は生誕125周年を記念して、フルトヴェングラーの主要な録音がEMIでSACD化されて再発売されました。何か一つ取り上げるなら、たくさんある名演の中でもベートーヴェンの交響曲第9番。ということで12月の例会は世間の風潮に従って「第9」を聞くことにしました。
はじめは、シュナ−ベルの演奏でモーツァルトのピアノ・ソナタ第12番K.332。協奏曲はモーツァルト:ピアノ協奏曲第21番K.467。演奏は、ピアノ:遠山慶子、デーラー指揮ウィーンフィルメンバー。 第9の聴き比べは、時間の関係でクーベリック:バイエルン放送交響楽団のライブCDと、井口さん持参のピアノ盤。後者はワグナーの編曲!で4人の歌手付(合唱も4人で)という珍しいもの。ピアノは小川典子。 両盤とも、聴き比べとしてちょっとだけ聞くのはもったいない感じでした。 フルトヴェングラーの「第9」は、たくさん出ている演奏のうちの、1951年のバイロイト祝祭管弦楽団&合唱団の演奏。「With遊」ではCDヴァージョンで聴きましたが、60年前の録音とは思えないほど良い音でした。面白かったのは、皆さんがお話をあまりせずに、じっくり聴いていたことで、昔のレコードコンサートを彷彿とさせるような感じでした。さすがフルヴェンの第9!です。
新入会は、理工学部数学科卒で、私立高校の数学の先生をしておられる、荻田清志(第3B)さん。二次会は「龍記」荻田さんを囲んで盛り上がりました。   次回は、1月11日(水) 18:30〜、ニューイヤーコンサートの予定です。  

【参加者8名:敬称略・50音順(室内楽のためか参加者は少なかった)】
井口昌彦、石田順康、荻田清志、加藤尚志、後藤武司、佐治恵子、根崎健一、山本廣資、

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2011.11.26 11月26日(土)クラシック音楽愛好会親睦旅行会開催

当初の9月4日〜5日(月)の予定が台風のためながれてしまったので、11月26日(土)、27日(日)、に変更、参加者は少なかったですが、クラシック音楽漬けの一夜と、八ヶ岳山麓の秋の終わりの景色を楽しみました。
11月26日(土) 10時に、高井戸ガード下で待ち合わせ、加藤さんのマセラッティに石田さん、杠さんは山本の車で出発。高速道路の事故渋滞で少し遅れましたが、予定通り長坂の「翁」でおそばを食べ、カフェ・アマデウスで、モーツァルトを聴きながらコーヒーを楽しみ、建築家の杠さんのため小淵沢のホテル・リゾナーレに立ち寄ったのち、夕方に原村のペンション「ムジカ到着。 
 「ムジカ」ではCDを聞きながら夕食、その後は夜遅くまでLP/CDを聞きながら、歓談。 メインシステムのCDプレーヤー故障中のため、タンノイ「オートグラフ」でLPレコードを、CDはサブシステム(SP・AR-3)で聴いたが、どちらもいい音でした。 11月27日(日): 午前中はのんびりと、CDを聞きながら歓談で過ごしました。その後、ペンション近くの白樺林経由で八ヶ岳農場に立ち寄って、八ヶ岳の景色を楽しみました。近くのカナディアンファームで昼食後、帰りは杠さんもマセラッティに分乗し帰宅しました。  

【参加者4+1名:敬称略・50音順】
加藤尚志、石田順康、山本廣資、杠一義、(山本和子)

(文責:世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp

2011.11.09 11月9日(水)クラシック音楽愛好会 「1周年記念懇親会(第15回例会)」開催

11月9日(水)18時30分~21時 於:「with 遊」。
杉並稲門会・クラシック音楽愛好会は9月に発足1年を迎えました。1周年を記念して、11月の例会(第15回)は、ミニコンサートつき懇親会としました。
会長以下杉並稲門会の幹部の方々にもご出席いただき、立食パーティー形式で交流を深めました。女性会員で初めての参加の方も含め、普段来られない方もお見えになりました。
司会は加藤尚志さんでコンサートを挟んで懇親会としましたが、BGMが聞えないほどにぎやかで盛況でした。受付は高橋さん、会計は池田さん、名札作成は佐治さんにお願いしましたほか、皆さんで会を盛り上げていただきました。 コンサート曲目は、ピアノ独奏とヴァイオリンでしたが、やはり生の音、それも目の前で聴くのはよ い音でした。

・ピアノ演奏    金子佐緒里(第2B金子守氏息女)
リスト      : 愛の夢
ドビュッシー :月の光        
ショパン    : 軍隊ポロネーズ  

 ・ヴァイオリン演奏 芥川 愛子
イザイ          :無伴奏ヴァイオリンソナタ第4番 第1楽章アルマンド
ベートーヴェン : ヴァイオリン協奏曲 第3楽章(ピアノ伴奏版) (P伴奏)太田千尋  
J.S.バッハ     : 無伴奏パルティータ第3番よりガボット  

2次会は、時間延長の会場で残り物を囲んで、芥川さんお気に入りの若手ヴァイオリニスト、ジャニーヌ・ヤンセンのヴァイオリンでベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲第一楽章を聴きました。
3次会(!)はいつもの「龍記」で行いました。  
次回は12月14日(水)18:00からですが、11月26(土)、27日(日)で旅行会を行います。  

【参加者24名(敬称略・順不同)】
山田實会長、久保田貞雄副会長、清水雅明副会長、加藤健幹事長、竹田隆雄幹事、松尾清第3B世話人、(会員・他)芥川愛子、太田千尋(P伴奏)、井口昌彦、池田芳昭、石田順康、加藤尚志、金子佐緒理、金子敦子(金子さんの母上)、後藤武司、国本順子、坂治彦、佐治恵子、高橋美保、馬場一義、山下早苗、山本廣資、山本和子(山本夫人)、杠一義

 

2011.10.12 10月12日(水)第14回例会(CD/LPコンサート)開催

10月12日(水)18:30〜20:30 於:With 遊

パイオニアの名機「EXCLUSIVE P3」が手に入ったので、今回はLP主体で聞きました。皆さんが集まるまでマズルカその他を、マリサ・ロブレスの繊細なハープで楽しみました。室内楽のはじめは、ハイドンの「ひばり」(スメタナ弦楽四重奏団Ang盤)、次にモーツァルトのクラリネット五重奏曲(Cl.L..ウラッハ+ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団)、いづれもLPで。CDは杠(ゆずりは)さん持参のCDでJ.S.バッハ:トリオソナタ、テレマン:オーボエソナタ、クヴァンツ:ヴァイオリンソナタ(いずれもパリ弦楽四重奏団+独奏者、DENON)。初期CDであったが、聴きやすいいい音。最後にクララ・シューマン!のピアノ・トリオ第1番を聴き、その後1周年記念親睦会の打ち合わせを行った。  

次回は、11月9日(水) 18:30〜、クラシック音楽愛好会発足1周年記念親睦会の予定です。  

【参加者5名(敬称略・50音順):室内楽のためか参加者は少なかった】
池田芳昭、石田順康、(加藤尚志)、後藤武司、山本廣資、杠一義  

○世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp  

【山本廣資】

2011.09.14 9月14日(水) 第13回例会(CD/LPコンサート)開催

9月14日(水)18:30〜20:30 於:With 遊にて開催。
例会会場「With 遊」では、LPレコードが聴けるのがいいところです。ここのプレーヤーはジャケットサイズですが中々良い音です。これを良くすればもっと良い音になるのだがと考えておりましたが、このたびパイオニアの名機「EXCLUSIVE P3」が手に入り、お願いして会場に置かせていただけることになりました。世話人山本の連れ合いの従姉妹のご亭主が亡くなり、家をリニューアルするので、LP関係の機器類を処分するとのことで小生が頂くこととなりました。ということでどんな音がするか聞きたいと、今回の例会には、山本の妻女(和子)も参加しました。女性の参加がなかったのでちょうどよかった感じです。
始めに、プレーヤーの試聴でいろいろなLPの聞きかじりを行いました。その後は、鶴田さん持参のCDで、モーツァルトK.387、ベートーヴェン/ラズモフスキー第1番(いずれもアルバンベルク弦楽四重奏団)、シューベルト/「鱒」(ウィーン弦楽四重奏曲他)。杠さん持参の、ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第6番(?・ベートーヴェン自身によるヴァイオリン協奏曲のピアノ編曲版)(P.ゼルキン、小澤征爾/ニューフィルハーモニア)を聞きました。
その後、中華料理店「龍記」にて、二次会を行いました。  

○次回は、10月12日(水) 18:30〜の予定です。  

【参加者6名(敬称略・50音順)】
加藤尚志、後藤武司、鶴田俊正、山本廣資、杠一義、山本和子

■世話人代表 山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp  

【山本廣資】

2011.08.17 8月17日(水) 第12回例会(CD/LPコンサート)開催

8月17日(水)18:30〜20:30 於:With 遊。例会のお知らせには、「真夏の夜のクラシックポピュラー名曲フェスティバル」と銘打ったのですが、皆さんが面白いCDを持ってきていただいたので、めったに聞けない曲が聞けて楽しい集会でした。
始まりは、例によって軽い曲(失礼!)からで、杉並区在住のヴァイオリニスト天満敦子のヴァイオリンで、鳥の歌、アヴェマリア(カッチーニ・グノー)、主よ人の望みの喜びよ、ラルゴ(ヘンデル)、アルビノーニのアダージョ、夢のあとに(フォーレ)。続いては、井口さんがお持ちした、「JAZZで聞くベートーヴェン」で、トーマス・ハーディントリオによる、運命・田園・月光。ついでにチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番!
その後、タンゴのお好きな鶴田さんの解説で、ラ・クンパルシータから始まって、ピアソラまで聞かせていただいた。後藤さんからのタンゴのリクエストもありました。
ショパンの幻想即興曲とノクターンを挟んで、歌曲のお好きな佐治さんからは、サラ・ブライトンで3曲、最後は<キリ・テ・カナワ コールポーターを歌う>から「夜も昼も」でお開きとなりました。 最近は、多少の時間遅れは気にせずに来てくれる方が多くなり、毎回10名近くの出席者で盛り上がっているのはいい傾向であると思います。
その後、中華料理店「龍記」にて、二次会を行いました。  

次回は、9月14日(水) 18:30〜の予定です。  

【参加者10名(敬称略・50音順)】
井口昌彦、池田芳昭、石田順康、加藤尚志、後藤武司、佐治恵子、鶴田俊正、根崎健一、山本廣資、 杠一義

暦世話人代表 山本廣資 (携帯電話090-4724-5593 e-mail:hyk488@ybb.ne.jp)  

 

2011.07.13 7月13日(水)  第11回例会(CD/LPコンサート)の開催

7月13日(水)18:30〜20:30 於:With 遊にて開催。
今回は没後100年を記念して「マーラー特集」としました。長大な交響曲作品が多いので、集まりがどうかなと心配しておりましたが、新入会、初参加を含め11名の方が出席されました。
井口さんは、バーンスタイン指揮ニューヨークフィル演奏の全曲をご持参されました。全部聴いて見たいところですが、先ず交響曲第4番を取り上げました。この全集は1960年台に録音され、マーラー人気のきっかけとなったものです。次に第1楽章でトランペットのソロの朗々とした響きで始まる交響曲第5番。インバル指揮フランクフルト放送響の演奏で、インバルは最近チェコフィルと同じ曲を録音しており評判になっています。そのほか、杠さん持参の交響曲「大地の歌」を取り上げました。 芥川さんは始めての参加。井口さんの紹介で第5ブロックの石田順康さん(1959・第一政経)が入会されました。
二次会は例によって中華料理店「龍記」で行いました。  

■お知らせ:   
@1周年記念は、11月9日(水)となりました。 会員参加型の例会にしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
A親睦旅行<蓼科(原村)の音楽ペンションでタンノイのオートグラフの音を楽しむ会>     
 予定日:9月4日(日)〜5日(月) 
 申し込みは山本まで (世話人代表:山本廣資 携帯電話:090-4724-5593、e-mail:hyk488@ybb.ne.jp)  

次回は、8月17日(水)18:30〜 会場:「With 遊」の予定です。  

【参加者11名(敬称略・50音順)】
芥川愛子、井口昌彦、池田芳昭、石田順康、小澤昭彦、加藤尚志、後藤武司、坂治彦、佐治恵子、 山本廣資、杠一義

【文・写真 山本廣資】